ヒュドラ


まえがき
この作品は「UNDEAD CASINOⅠ ハルピュイアの羽」の続編にあたります。
先にそちらを遊んでいただくことをおすすめします。
単独で遊ぶことも可能ですが、その場合は初期の審判のメダル所持数は、一〇枚からはじめて下さい。(うち五枚はウィル・オー・ウィスプのジョンから預かった分になります)
前作とはうって変って、なぜか海洋アドベンチャー風になってしまいました。
メモのご準備してから、始めてください。
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プロローグ

潮の匂いが充満していた。
不思議な感覚だった。
洞窟の中にいるはずなのに、ドアの向こう側は、気持ちよい風が吹いている。
洞窟内とは思えない、とても広い空間だった。
はるかに高い天井は、ヒカリゴケが群茂しており、空洞全体を薄い赤に照らしていた。
まるで夕暮れ時の空の色のようだ。
あなたは、先へと歩を進める。

地面は数メートルで終わりを向かえ、大きな湖が広がっていた。
波止場があり、数隻の舟が暗い水面に揺れていた。
水面は波打ち、まるで時化の海を思わす。

「ここがヒュドラ地底湖だ」

ウィル・オー・ウィスプのジョンが言った。
ジョンとは、ここにくる前の遊技場「ハルピュイアの羽」で出会った。
骸骨に肉体を奪われ、霊魂だけの存在となってしまったらしい。
あなたは、ジョンに審判のメダル五枚を預かり、かれの分もメダルを増やすことになったのだった。

「ここで行われる遊戯は、平たく言うと、釣りだ」

ジョンは、光の尾をなびかせ、先へと進んだ。
かれの行き先には夜店のような小さな建物があり、その店先に、蛇の仮面をつけたタキシードの男がいた。
キングコブラのかま首を精巧に模した仮面だった。
それをかぶる男は、長身で、腕も足も細長い。

「ようこそ、ヒュドラ地底湖へ」

あなたに気が付くと、男は、低い声で近寄ってきた。1

 

 

 

 

 

 

1
蛇の仮面の男は、この地底湖の管理人だった。
管理人の説明によると、遊戯の内容は、ジョンの言ったとおり、釣りだった。
しかし、釣るのは魚ではない。

「ヒュドラ地底湖には、独自の進化をした爬虫類が生息している。
ワタシが貸与する舟と釣り道具を使って、それらを釣ってきたまえ。
向こうの岸には、ワタシの兄弟がいる。
かれらが、おまえが釣った獲物を、審判のメダルで買い取ってくれるだろう。
珍しい蛇ほど、たくさんのメダルを支払ってくれる。
ワタシたちは地底湖の管理者であり、蛇のバイヤーでもあるのだ。
ワタシはこちらの岸で同じようなことをしている」

舟と釣竿などの道具一式は、ただで貸してくれる。
しかし、蛇を釣るためのエサは、ここで審判のメダルを使って買っていかなくてはならないそうだ。

波止場には、向こう側からたどり着いた死霊がいた。
キングコブラの管理人は、そちらに向かい、死霊が捕らえた蛇を査定し、メダルと交換していた。

死霊に、地底湖の道中をたずねる172
管理人に蛇の相場を尋ねる27
管理人からエサを買う15
 

 

 

 

 

 

2
あなたは、氷のレイスにかけて、と豚鼻のグールを罵ってみた。
が、何の反応もなかった。
相手は気にも留めていない。

蛇を交換してもらうなら179
先へと急ぐなら149
 

 

 

 

 

 

3
あなたは、舟に竿を固定した。
風は比較的穏やかで、波も低い。

「おい、寝るなよ」

横になって、浮きが沈むのを待とうとしていたら、ジョンが釘をさした。
しかし、しばらくたっても浮きは沈む気配がない。

「風が強くなってきたな。あきらめるか?」
ジョンが聞いてきた。

あきらめる101
もう少し粘ってみる82
 

 

 

 

 

 

4
「もう、わたしは何も釣る気はないわ。全部もって行きなさい」
バンシーはエサ箱ごとあなたに渡した。
中には、海老団子牛肉燻製がひとつずつ入っていた。
あなたはそれらを自分の持ち物に加えることができる。

別れ際に、白髪のバンシーは教えてくれた。

「蛇団子という、海老団子によくにたエサがあるらしいわよ。
そしてそれは、この地底湖で手に入れることができる」

お互いの健闘を祈って、あなたたちは逆方向にわかれた。116
 

 

 

 

 

 

5
「よし。じゃあ、よく聞け。
青い蛇は水の生き物を食べる。
海老団子をエサにするんだ。
そして竿をゆっくり動かして、誘うんだ。
針にかかったら、しばらく泳がせて、疲れさせてから、舟にあげればいい」

ジョンは、そう言うと、得意げに炎を赤くたなびかせた。85

 

 

 

 

 

 

6
「一角獣兵団のブラック」
首のない騎士は、あなたの告げた言葉に、ぴんと来ない様子だった。
しかし、それでもあなたの気遣いに、感銘を打たれた様子だった。

「少しだが、元気が出た。
とりあえず、そなたの言うように、蛇を釣ってみよう」

首のない騎士はゆっくりと動き出して、自分の舟に乗った。
あなたたちは、お互いの健闘を祈って、島をあとにした。13
 

 

 

 

 

 

7
あなたは、竿をしっかり舟に固定し、糸を垂らして、舟を前進させた。
舟は波を乗り越えるたびに、大きく揺れ動いた。

しばらくして、釣竿が大きくしなった。
なにか獲物が引っかかったようだ!

「やばいな、竿が折れそうだぞ!」
ジョンがあわてて、あなたを見る。

糸を切り、獲物をあきらめる162

このままぶんばり、獲物を捕らえる16
 

 

 

 

 

 

8
「へへへ、なかなか面白いゲームだったな」
シックスゲームを終えて、フーパーの表情には余裕が感じられた。

「ここに来る前にドラゴンライダーレースっていう遊戯があったんだ。
最初は、戸惑ったが、よく考えたら単純な計算ができれば、なんてことはなかった」

かれのいう単純な計算とは、あなたにとっても簡単なのかどうかは疑問だった。
ひょうきんな口調で、おどけた仕草もみせるが、その瞳には聡明さがうかがえる。
「きっと、このあとの遊戯も似たようなものなんだろ?」
かまをかけられたような気がした。
あなたは、いけばわかるさ、とだけ答えた。
「ふーん」
フーパーは、あなたの心を推し量ろうとするかのような上目遣いだ。
「まあ、お互いがんばろうぜ」
そう言うと、手を振って、フーパーはヒュドラ地底湖へと続く洞窟へとすすんでいった。
あなたも、かれに背を向けて、歩き出す。75
 

 

 

 

 

 

9
「ナイルの蛇か。
珍しいと言われるが、結構釣ったものは多い蛇なんじゃよなあ」
そう言って黒蛇の管理人は考え込んだ。

「そうだな、メダル七〇枚で引き受けよう」
あなたはメダル七〇枚を受け取ることができる。33
 

 

 

 

 

 

10
白髪のバンシーは号泣していた。
わざとじゃないか、と思えるほど大げさに肩を震わせ、嗚咽を漏らしている。
どうしたのか、声をかけると、彼女は両手を下ろし、あなたを見た。
痩せ細り、青白い精気のない表情だ。
乾燥した目で、値踏みするようにあなたを凝視している。

「じつは、燃料がなくなってしまったのです」
バンシーは、ふたたび顔を両手で覆って泣きながら言った。
「救助船をよんでやろうか?」
ジョンがそう言うと、彼女は激しく首をふる。
「そんなことをしたら、せっかく手に入れた獲物がすべて没収されてしまうわ。
それだけはダメ、早く現世に生き返りたいの!」
バンシーは両手のすきまからあなたを見つめ、懇願した。

「どうか、お願い、一ビンでいいから、わたしに燃料を分けてくれない?」

燃料をわけるのなら78
わけるほど燃料が残っていない、もしくはわける気がないなら、丁重に断って先へ進む116
 

 

 

 

 

 

11
「さあ、もういいだろう。チームに分かれたまえ」
山羊のディーラーが言った。
星と月のデザインをしたカード代を、それぞれテーブルの左右に置く。

まず巨漢のフォラスが動いた。
星のカード台に自分のカードを指す。
それに続いて、豚鼻のグールがかれと同じ星のカード台にカードを指した。

もう星のカード台はひとり分しかない。
星のカード代を選ぶなら88
月のカード代を選ぶなら153
 

 

 

 

 

 

12
あなたは、海竜ヒュドラにかけて、と豚鼻のグールを罵ってみた。
が、何の反応もなかった。
相手は気にも留めていない。

蛇を交換してもらうなら179
先へと急ぐなら149
 

 

 

 

 

 

13
進路には、激しい波が逆巻いた。
気を抜くと、舟は流れに押し戻される。

「この激流では、燃料の負担が大きすぎる。
いったん引き返すか?
流れに乗れば、燃料を使わずに双子島の反対側にまで戻れて、島の右側にすすむこともできそうだが」
ジョンが提案してきた。

このまま進む17
流れにまかせて引き返し、島の左側へ170
 

 

 

 

 

 

14
さて、あなたの選んだエサはなんだったろうか?

雑魚煮干 79
海老団子 94
野鼠干物 51
牛肉燻製 177
 

 

 

 

 

 

15
「さあ、エサがないとヒュドラ地底湖の蛇は釣れない。
海のものから山のものまで四種類とりそろえている」

蛇の管理人は、小屋の中へあなたを招いた。110
 

 

 

 

 

 

16
ぎりぎりと竿がしなった。
舟が左右に揺れる。
あなたはつっかえ棒のように舟板にふんばった。
全身で、竿を握る。

「下流へ回り込め!」

ジョンの声にしたがって、舟を獲物の下流まで流した。
蛇は上流に逃げようとする。
負担が軽くなった。
それでも、かかった蛇はそう簡単にあきらめなかった。
舟を牽引するように、上流へ逃げようとする。

しかし、やがてその勢いも力尽きた。
あなたは、みごとにアナコンダを釣り上げた!
巨大な体躯が舟で暴れないように、薬で眠らせてから、獲物入れにねじ込む。
あなたは、アナコンダを獲物に加えることができる。
しかし、この格闘で燃料を一ビン失った。
燃料を一本減らすこと
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

あなたは新しい針を取り付けて、舟を進める。
しだいに波は穏やかになり、島の迂回に成功した。
島の反対側の水面は、泥土のように赤茶けていた。144
 

 

 

 

 

 

17
激流の中、燃料の消費が早かった。
燃料ビンを、二本がすぐに空になった。
燃料を二本減らすこと
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

燃料が残っているならば、向こう岸が見えてくる。
ゴールはもうすぐのようだ。

「最後の釣りポイントがある。
そこで大物をつってやろうぜ」

ジョンの言葉にうなづいて、あなたは舟を進める64
 

 

 

 

 

 

18
さて、どのエサをつけよう?
雑魚煮干 39
海老団子 140
野鼠干物 181
牛肉燻製 59
もうエサがなければ、向こう岸へ向かう。133
 

 

 

 

 

 

19
黄色い目をした生き物は、あなたのエサにまんまと食いついた。
頭部が大きく、比べて尾の短い蛇だった。
おたまじゃくしのようだ。

「ああ、それはナイルモドキだ。
蛇かどうかもあやしい…。
買い取ってもらえるかわからないが、一応持っていこう」

あなたはナイルモドキを獲物に加えることができる。
この釣りはあっという間におわったので、燃料は消費しなかった。
あなたは舟を先へ進める122
 

 

 

 

 

 

20
豚鼻のグールはぶうぶうとうるさかった。
どうも、あせっているように見える。
もしくは意味もなく威張っているようにみえる。
あなたの言葉を聞く気はなく、一方的にまくし立てている。
しかし、なんとも理解しがたかった。
豚鼻のグールは、鎖帷子の巨漢に対してはへこへことしている。
かれと組みたいようだ175
 

 

 

 

 

 

21
さて、あなたのつけたエサはなんだっただろうか。

雑魚煮干 53
海老団子 55
野鼠干物 3
牛肉燻製 184
 

 

 

 

 

 

22
舟をあやつり、地底湖を進んだ。
穏やかな波に、気分も落ち着いてくる。
燃料ビンが一本なくなったので、燃料を減らすこと
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

島を回り込むと、向こう岸がみえてみた。
ゴールはもうすぐのようだ。

「この先に、最後の釣りポイントがある。
そこで大物をつってやろうぜ」

ジョンの言葉にうなづいて、あなたは舟を進める64
 

 

 

 

 

 

23
「そうね。一番大事なのは情報。
あなたはそれをよくわかっているのね。たいした人」
白髪のバンシーはそう言った。
「本当にいいのか? なにかもらったほうがいいんじゃないか」
ジョンの言葉をバンシーはさえぎった。
「だまりなさい。
遊戯で勝てずに、肉体をすべて失ったウィル・オー・ウィスプ」
彼女は指を三本たてた。

「ひとつ、地底湖の主ヒュドラは双子島の中央にいる。
けっして釣ることは出来ない。
だけど、ツチノコの毒はヒュドラの巨体をも麻痺させる。

ひとつ、蛇の管理人のうちのひとり、黒蛇の仮面に会うことできない。
双子の兄、音楽好きの白蛇の仮面のみが、かれの居場所をしっている。

ひとつ、ドラゴンライダーたちに必要なものはドラゴンの素養だけではない。
情報と敵の癖をしることで、勝利への道は開かれる」

白髪のバンシーは呪術でも唱えているかのように、朗々と詠った。
「なんだよ、まったく意味不明じゃないか」
ジョンは、怒ったように、赤く燃え上がる。

あなたも、意味はあまりつかめなかったが、よく覚えておくことにした。
バンシーは舟をあなたとは逆方向に向けた。

「最後のは、この地底湖のことではないけど」

そういい捨てて、彼女は去っていった。
あなたも、舟を先へと進める116
 

 

 

 

 

 

24
内海はおだやかだが、主がいるせいか他に生き物のいる気配はなかった。
燃料ビンが一本なくなったので、燃料を減らすこと
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

やがて、双子島を抜けて、向こう岸が見えてきた。
ゴールはもうすぐだ。

「この先に、最後の釣りポイントがある。
そこで大物をつってやろうぜ」

ジョンの言葉にうなづいて、あなたは舟を進める64
 

 

 

 

 

 

25
青い目をした生き物は、あなたのエサにまんまと食いついた。
頭部が大きく、それに比べて尾の短い蛇だった。
まるでおたまじゃくしのようだ。

「ああ、それはナイルモドキだ。
蛇かどうかもあやしい…。
買い取ってもらえるかわからないが、一応持っていこう」

あなたはナイルモドキを獲物に加えることができる。
この釣りはあっという間におわったので、燃料は消費しなかった。
あなたはそれ以上、獲物を探すことをあきらめて、舟を先へ進めた122
 

 

 

 

 

 

26
あなたのさそいに、首のない騎士は、素直に従った。
残ったダークエルフのユーグリッドが、ディーラーに促されて、星のカード台にカードをさす。

「では、オープン!」

山羊のディーラーの掛け声で二つのカード台は開示された。

星のカード台は、フォラスが、豚鼻のグールが、ユーグリッド、の合計
対して月のカード台は、あなたが、フーパー、首のない騎士一一の合計二〇

月のカードのチームの勝利だった。
豚鼻のグールが、フォラスとユーグリッドに文句言っているようだった。

ディーラーから勝利の報酬として、審判のメダル二〇枚が渡された。
メダルの数を増やすこと。
勝負が終わると、次のメンバーが集められた。
ゲームはまだまだ続くようだが、あなたはその場をあとにした。 93
 

 

 

 

 

 

27
「蛇の相場はここでは教えられない。
というのも管理人の裁量で決まるからだ。
ワタシと同じ枚数であちらの岸の弟が交換するとは限らない」
しかし、とバイヤーは付け加えた。
「たくましい蛇や珍しい蛇を高く交換するのは間違いない。
たくましい蛇はアナコンダやキングコブラやガラガラヘビだ。
珍しい蛇は、双頭蛇やナイルの蛇だ」
あなが、蛇の管理人と話しているあいだに、氷のレイスは波止場をあとにしたようだ。15
 

 

 

 

 

 

28
「ああ、オレが売ったので一番高く売れたのはキングコブラさ。
この管理人の仮面と同じだ。
ただし、向こう岸の管理人が同じものをかぶっているとはかぎらないぜ」
氷のレイスは、何枚で交換してくれたかまでは教えてくれなかった。
もちろ向こう岸の管理人の仮面がなんであるのかも。
「べつに意地悪をしているわけではないぜ。
向こう岸の管理人が一人とは限らない。
おまえがめぐり合う管理人がどの仮面をかぶっているか、おれにはわからぬこと」
そういうと、レイスは波止場をあとにした。
ジョンがあなたの前に出てくる。
「かれの言ったことは本当さ。
ヒュドラには七つの首があるように、管理人も全部で七人いるらしい」15
 

 

 

 

 

 

29
「どうもそのエサには、興味がないみたいだ」
ジョンが、水面を観察しながら、言った。
それでも、しばらくあなたは糸を垂らしていたが、ジョンがゆっくりと舟へと戻ってきた。

「もう無駄だ。蛇はどこかへ消えたし、エサも流れてしまった……」
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

30
「そうねえ、ほんとはあげたくはないけど、仕方がないわ」
といって、白髪のバンシーは獲物を一匹網ですくってあなたに差し向ける。
網の中には、キングコブラが暴れまわっている。
あなたは、キングコブラを獲物に加えることができる。

「燃料一本としたら、かなり高価な蛇のはずよ。
文句はないでしょ?」

バンシーは舟をあなたとは逆方向に向けた。
「わたしはナイルの蛇を釣ったの。
だからキングコブラ程度ならあげるわ」

そういい捨てて、彼女は去っていった。
あなたも、舟を先へと進める116
 

 

 

 

 

 

31
「もちろん、エサと蛇には相性がある。
海色の蛇は海のものを好む。
山色の蛇は地のものを好む。
それ以外の蛇はそれ以外のものなのだろう」
氷のレイスの瞳が冷たく光った。
「教えられるはここまでだ」
かれはそういうと波止場をあとにした。15

 

 

 

 

 

32
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部二102
頭部三180
頭部四138
頭部五148
頭部六167
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するなら165165
 

 

 

 

 

 

33

以下の獲物を所持していれば、それぞれの項目へ進むことができる。

太った蛇46
双頭蛇91
ナイルの蛇9
ヒュドラの鱗159

もし選択肢の獲物がなければ、黒蛇の管理人はあなたに興味を示さない。
ここに用はないので、いったんガラガラヘビの小屋へ帰るなら160
それとも、もうすべての取引が終わったのなら83
 

 

 

 

 

 

34
あなたは、ゆっくりと竿を左右に振ってみた。
ジョンは水上から、蛇の様子をうかがっている。

「ああ、動きを警戒して、蛇が泳いでいってしまった」

驚いたように、ジョンが言った。
その場でくるくると回っている。
あなたは、竿をあげた。
エサはぼろぼろに崩れ、もう使い物になりそうにない。
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

35
以下の獲物を所持していれば、それぞれの項目へ進むこと。

アオダイショウ143
ミズヘビ120
アオウミヘビ111
太った蛇61
ハクジャ129
キングコブラ57
アナコンダ62
双頭蛇127
ナイルの蛇156
ナイルモドキ137
ヒュドラの鱗164

もし、他のバイヤーを知っているなら、この項からそこへ移動すること。
すべての取引が終わったら83
 

 

 

 

 

 

36
「悪運の神??」
首のない騎士は、あなたの告げた言葉に、ぴんと来ない様子だった。
しかし、それでもあなたの気遣いに、感銘を打たれた様子だった。

「少しだが、元気が出た。
とりあえず、そなたの言うように、蛇を釣ってみよう」

首のない騎士はゆっくりと動き出して、自分の舟に乗った。
あなたたちは、お互いの健闘を祈って、島をあとにした。13
 

 

 

 

 

 

37
「だめだだめだ!! ここはオレさまの釣り場だ!!
オレさまが釣り終わるまで、入ることはならーん」

豚鼻のグールは、動物のような鳴き声を発したが、ジョンには聞き取れたようで、通訳をしてくれた。
自分の大きな舟で入り江の入り口をふさぎ、あなたの舟が入れないようにしている。

「しかし、ここであったのもなにかの縁だ。
おまえの釣った蛇をみせてみろ。
なんなら蛇の管理人たちより、高く買ってやるぞ。
と、言っているが」

豚鼻のグールは、舟の上で胸を張って、あなたたちを見下した。
蛇を交換してもらうなら179
断って、先へと急ぐなら149
それとも、なにかひとこと言って、グールを怒らすなら100
 

 

 

 

 

 

38
釣り針は、しっかりと蛇のあごに食い込んでいるようだ。
しばらく、水中で蛇は動き回った。
あなたはその動きに合わせて、力加減を変える。

「蛇は、弱ってきているぞ。もういいんじゃないか?」

ジョンの言葉を信じて、あなたは蛇を釣り上げた。
舟に上げる瞬間、ぐいっと最後の抵抗をされたが、あなたはふんばった。

あなたは、見事にアオダイショウを釣り上げた!
釣った蛇として、アオダイショウをメモしておくこと。
この釣りで燃料ビンを一本消費してしまう。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

39
残念ながら、雑魚煮干を好む蛇はこの水中には、棲んでいないようだ。
燃料を一本失う。燃料を減らすこと。
もし、ここで燃料が尽きるのならば、余力でなんとか向こう岸までたどり着くことはできる133
まだ燃料もエサも残っているなら18へもどってもいい。
 

 

 

 

 

 

40
あなたは、ガラガラヘビの店を抜けて、五ブロック進んだ。
みすぼらしい、ぼろぼろの小屋がある。
中に入ると、黒蛇の仮面をつけた小男がいた。

「めずらしいな、客か」

黒蛇の管理人は、あなたのエサ箱の前に身を乗り出した。

「白蛇の紹介か。
わしは、なんでもかんでもは買わんぞ。
しかし、良いものなら、値は弾むつもりだ」

あなたはエサ箱のふたを開けた。33
 

 

 

 

 

 

41
「お、ちょっと興味を示し始めたぞ」
ジョンが、そう教えた。
「うーん、食べられそうか、うかがっているようだ」
それから、太った蛇はずいぶん迷っているようだった。

「ちょっと行動を起こしてみるか?」
あなたは竿を手に取った。

竿を小刻みに揺らす60
竿をゆっくり動かす73
やっぱりそのまま静止させておく107
 

 

 

 

 

 

42
ジョンの案内で舟を移動する。
「この下だ」
ジョンが水上を飛んで、蛇のいる位置を教えてくれた。
「ここに白い蛇がいる」
あなたは、釣り針にエサを取り付けなければならない。

「ん? 白い蛇を釣った経験はある。
オレが指南してやろうか?」

ジョンが、水上から声をかけた。

ジョンに頼ってみる118
自分でやってみる98
 

 

 

 

 

 

43
「オイラはフーパーってんだ」
小男は名乗った。

「このゲームは一見、半々のようにみえるけど実は違うよね?
自分のカードがわかっている以上、その時点で勝ち負けの確率はわかっているんだ」
そのあと、かれは小声になった。
「あの大男とグールはあせっているようにみえるけどね。それとたぶん、きみも」
フーパーは余裕の笑みを浮かべる。
この小男は、情報戦に長けているかもしれない。175
 

 

 

 

 

 

44
雑魚煮干では満足できなかったようで、ヒュドラは口を広げたまま、あなたの舟に近づいてくる。
あなたは、あわてて舵を切る。
ヒュドラは深追いはしなかった。
燃料を減らしながらも、かろうじて逃げ出すことができた。165
 

 

 

 

 

 

45
「ドラゴンライダー?」
首のない騎士は、あなたの告げた言葉に、ぴんと来ない様子だった。
しかし、それでもあなたの気遣いに、感銘を打たれた様子だった。

「少しだが、元気が出た。
とりあえず、そなたの言うように、蛇を釣ってみよう」

首のない騎士はゆっくりと動き出して、自分の舟に乗った。
あなたたちは、お互いの健闘を祈って、島をあとにした。13
 

 

 

 

 

 

46
「おお、それはもしや、ツチノコではないか?」
黒蛇の管理人は、興奮しているようだ。
「ガラガラヘビのやつはわからなかったろう?
おまえは、幻の蛇をよう手にいれたな」

「メダル二〇〇枚で引き受けよう」
あなたはメダル二〇〇枚を受け取ることができる。33
 

 

 

 

 

 

47
「釣れるポイントはそう多くはない。が、穏やかな水面よりは波立った水面の下に、たくましい蛇が泳ぐだろう」
それと、と氷のレイスは付け加えた。
「針の島は右側のポイントがおすすめだ。
岩に隠れた穴場がある。
しかし、一隻しか舟が入ることは出来ない」
レイスは、そういうと波止場をあとにした。

ジョンがあなたの前に出てきて言った。
「本当に信用できるのか?
ただで教えてくれるなんてことがあるか?」
かれは、氷のレイスの言葉に、疑心暗鬼のようだ。15
 

 

 

 

 

 

48
胴体のある水面へエサをなげると、ヒュドラの動きが止まった!
ヒュドラの周りの水が泡立つ!
腹部が左右に割れたかと思うと、鋭利な牙と長く太い舌が現れた。
ヒュドラの口は胴体にあったようだ。
よくみると、七つの首と思っていたものは、首によく似た触手で、擬態のように動いているだけだ。
ヒュドラは、あなたの投げたエサに食いついた。
しかし、その瞬間に糸は、ぷちんと切れて、竿とたもとを分かつ。

さて、あなたのつけていたエサはなんだったろうか?

雑魚煮干 44
海老団子 84
野鼠干物 50
牛肉燻製 66
 

 

 

 

 

 

49
あなたは、岸辺に近づいて、首のない岸に声をかけた。
甲冑には、角の生えた獅子も紋章がある。

「どうやら、かれは自分がここでなにをしているか、わからなくなってしまったらしい」

首がないので、どうやって意思をはかったのかわからないが、ジョンには理解できたようだ。
「オレも口もなにもないぞ。兄さんは、どうやってオレと意思疎通してたんだ?」
そういわれて、あらためて首のない騎士の方を見ると、不思議とかれの言いたいことが理解できた。
ジョンの言うとおり、なんのためにこの地底湖に舟を浮かべて釣りをしていたのか、わからなくなってしまったらしい。

この地底湖で、かれがやるべきことを教える174
それならば、もうエサや燃料は不要だろうから、譲ってもらう109
それとも、かれとは関わりなりたくないので、先を急ぐ13
 

 

 

 

 

 

50
野鼠干物では満足できなかったようで、ヒュドラは口を広げたまま、あなたの舟に近づいてくる。
あなたは、あわてて舵を切る。
ヒュドラは深追いはしなかった。
燃料を減らしながらも、かろうじて逃げ出すことができた。165
 

 

 

 

 

 

51
ナイルの蛇は、あなたのつけた野鼠干物には、見向きもしなかった。
そのまま蛇は、ジグザグの跡を水面につけながら、泥土水を渡っていく。
その速度はあまりにも速く、舟で追いつくことはとてもじゃないが難しい。

まるで稲妻のようなその動きに、あなたとジョンはあっけにとられた。
あなたはそれ以上、獲物を探すことをあきらめて、舟を先へ進めた122
 

 

 

 

 

 

52
あなたは、双子島の左側へ舟をすすめた。
水の流れは、逆流していた。
荒波に、燃料を二本も使用しなければならない。
燃料を二本、減らすこと
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

島の岸辺に、一艘の舟が停留していた。
首のない騎士が、岸に腰をおろして、呆然としている。

近づいて話をする49
無視して、先を急ぐ13
 

 

 

 

 

 

53
「どうもそのエサには、興味がないみたいだ」
ジョンが、水面を観察しながら、言った。
それでも、しばらくあなたは糸を垂らしていたが、ジョンがゆっくりと舟へと戻ってきた。

「もう無駄だ。蛇はどこかへ消えたし、エサも流れてしまった……」
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

54
「どうですか、人間。
まだ、本気で勝負する気でいるの?」
ダークエルフは、吊り上った目であなたを観察した。

「この先にあるドラゴンライダーレースは、知覚と運動能力を必要とするわ。
わざわざ、メダルを減らしにいくようなものよ」

ユーグリッドは、助言とも皮肉ともとれるようなことを言った。
あなたも、少し皮肉をいってみたが、彼女の表情は変わらない。
淡々と、目的を達成するために行動しているようだ。

「ワタシには女王の森を守る使命があるの、
遅れてもらっては困るわよ」

そう忠告すると、彼女はヒュドラ地底湖へと続く洞窟へとすすんでいった。
あなたも、彼女に背を向けて、歩き出す。75
 

 

 

 

 

 

55
「どうもそのエサには、興味がないみたいだ」
ジョンが、水面を観察しながら、言った。
それでも、しばらくあなたは糸を垂らしていたが、ジョンがゆっくりと舟へと戻ってきた。

「もう無駄だ。蛇はどこかへ消えたし、エサも流れてしまった……」
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

56
あなたが参加を表明すると、次々と残りの五名も決まった。

鎖帷子を着た巨漢。
吊り目のダークエルフ。
軽装の小男。
豚鼻のグール。
それに首のない騎士だ。

「では、ひとりずつ引きたまえ。
お互いカードの数字を教えてはならない。
しかし、それ以外の会話はしてもいいぞ」

あなたは、カードを引いた。175
 

 

 

 

 

 

57
「キングコブラか、大物だな。
メダル二〇枚で引き受けようじゃないか」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたはメダル二〇枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

58
あなたは、竿をゆっくり動かした。
しばらくやってみたが、水上から観察しているジョンからは、いい返事がない。

「もう、あきらめるか?」
ジョンが聞いてきた。

あきらめる99
もう少し粘ってみる187
 

 

 

 

 

 

59
あなたはの釣り針に赤い目の蛇がかかった。

「おお、ナイルの蛇!?」

と、ジョンがいうので勢いよく竿を引いたが、釣れたのは頭部の割りに尾の短い、おたまじゃくしのような生き物だった。

「ああ、ナイルモドキか」

ジョンは落胆した。
あなたはナイルモドキを獲物に加えることができる。
この釣りで燃料を一本失う。燃料を減らすこと。
もし、ここで燃料が尽きるのならば、余力でなんとか向こう岸までたどり着くことはできる133
まだ燃料もエサも残っているなら18へもどってもいい。
 

 

 

 

 

 

60
「あ!」
水上から獲物の様子を眺めていたジョンは、そう叫ぶと、しょんぼりして舟に戻ってきた。

「竿の動きに驚いて、砂の中にもぐってしまったよ」

あなたは、竿をあげた。
エサはぼろぼろに崩れ、もう使い物になりそうにない。
あまり時間を浪費していないので、燃料ビンはあまり減っていない。

「ん? あっちになにかいるようだ。いってみるか?」
ジョンが左側の水面になにかの気配を判じたようだ。
そちらへ向かうなら151
それとも、ここでの釣りはあきらめて先へ進むなら67
 

 

 

 

 

 

61
「その太った蛇は買う価値がない」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
この蛇をメダルと交換することはできない35
 

 

 

 

 

 

62
「そのアナコンダはなかなかにでかいな。
うむ。メダル三〇枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたはメダル三〇枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

63
「やったな、さすが兄さん。オレの見込んだ男だ」
ジョンはうれしそうにあなたの周りを飛び回った。
「約束だ。メダル一〇枚はいただくぜ」
審判のメダルを一〇枚減らすこと

これからどうするのか、たずねると、とりあえずこれで戻せる肉体を戻すのさ、とジョンは答えた。
審判のメダル一〇枚でなにができるのだろう?
「先に聞かせてもらうぜ」
そう言うと、ウィル・オー・ウィスプのジョンは、急いで扉をくぐりぬけていった。
去り際に、
「楽しかったぜ! またどこかで会おう」
一瞬、赤く燃え上がって、あなたに笑ったような気がした。
波止場を振り返ると、変わらぬ地底湖の水面が広がっている。
感慨にふける必要もないと、あなたも続けて、ヒュドラ地底湖をあとにした。
ドアの向こうは、ふたたび薄暗い洞窟だ147
 

 

 

 

 

 

64
「このあたりは、蛇も豊富に泳いでいるらしい」
そう言って、ジョンは、あたりを飛び回る。

「水中はみえないが、とりあえずエサを投げとけば、なにかかかるだろう。」

まだエサに余裕があれば、釣りを始めよう18
もうエサがなければ、向こう岸まですすむ133
 

 

 

 

 

 

65
「うむ。まあ、こうなっていまったら、どちらでも結果は同じだろう」
ユーグリッドは、そうつぶやいて、月のカード台にカードをさした。
残った首のない騎士が、ディーラーに促されて、星のカード台にカードをさす。

「では、オープン!」

山羊のディーラーの掛け声で二つのカード台は開示された。

星のカード台は、フォラスが、豚鼻のグールが、首のない騎士一一の合計一八
対して月のカード台は、あなたが、ユーグリッド、フーパー、の合計一一

星のカードのチームの勝利だった。
豚鼻のグールが、数字が一番低いあなたを大げさに笑った。
ダークエルフと小男からの冷たい視線を感じて、あなたは、肩身のせまい思いで、その場から逃げ出した。93
 

 

 

 

 

 

66
牛肉燻製では満足できなかったようで、ヒュドラは口を広げたまま、あなたの舟に近づいてくる。
あなたは、あわてて舵を切る。
ヒュドラは深追いはしなかった。
燃料を減らしながらも、かろうじて逃げ出すことができた。165
 

 

 

 

 

 

67
最初の釣り体験が終わり、あなたは舟をすすめた。
水面ははじめこそ穏やかだったが、前方の島に近づくにつれ、激しくなってきた。
島は、たくさんの針のようにとげとげしい岩がそびえており、そこにぶつかる大波のしぶきも高い。
正面からは、とても近づけそうもない。
島は地底湖の中央に位置しており、どちらかに迂回をして進まなくてはならない。

「島の右から荒い流れが来ている。
左は、穏やかにみえるが……水の色が悪い。
獲物がいるかどうか」

眼前の景色に圧倒されたのか、ジョンの口調も、自信なさげに聞こえる。
島の右側へ舵を取る95
島の左側へ舵を取る90
 

 

 

 

 

 

68
「おい! 早く逃げるんだ!
こんなのどうしようもねえよ!」
ジョンは、あなたをおいてさっさと後方へ飛んでいった。

さて、あなたはエサをどこに向かって投げよう?
頭部一32
頭部二102
頭部三180
頭部四138
頭部五148
頭部六167
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
 

 

 

 

 

 

69
首のない騎士は、当然何も話すことができなかった。
しかし、ウィル・オー・ウィスプのジョンと話していたあなただった。
なんとなく、かれの気持ちが伝わってきた。

「この数字は、わたしを象徴する数字だ」

首のない騎士は、カードを見ながら、そんなことを考えているようだ。175
 

 

 

 

 

 

70
「あああああ!」
首のない騎士は、自分の名を思い出しようだった。
「そうだ! わたしはブルース
悪の魔法使いを倒すべく立ち上がった一角獅子団のリーダー、ブルース!」
自分が生き返らなくていけない理由も思い出したらしい。
その姿に、とたんに精気がみなぎりだした。
「ありがとう」
ブルースはあなたに手をさしのべる。
「このアンデッドカジノで、ふたたび出会うときは、必ずそなたの力になろう。
わたしを象徴する数字は一一だ。
よく覚えておいてくれ」

あなたは、手を握り返し、その言葉に感謝した。
あなたたちは、お互いの検討を祈って、島をあとにする。13
 

 

 

 

 

 

71
しだいに波は穏やかになり、島の迂回に成功した。
島の反対側の水面は、泥土のように赤茶けていた。144
 

 

 

 

 

 

72
「ああああ」
ジョンが悲鳴をあげて、飛び回る。
竿をあげると、エサはなくなっていた。

「エサは流れるし、蛇は逃げてくし、なにしてるんだよ」

残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

73
「あ!」
水上から獲物の様子を眺めていたジョンは、そう叫ぶと、しょんぼりして舟に戻ってきた。

「動きに驚いて、砂の中にもぐってしまったよ」

あなたは、竿をあげた。
エサはぼろぼろに崩れ、もう使い物になりそうにない。
あまり時間を浪費していないので、燃料ビンはあまり減っていない。

「神経質な蛇だ。
おや? あっちになにかいるようだ。いってみるか?」
ジョンが右側の水面になにかの気配を判じたようだ。
そちらへ向かうなら42
それとも、ここでの釣りはあきらめて先へ進むなら67へ 

 

 

 

 

 

74
「どうもそのエサには、興味がないみたいだ」
ジョンが、水面を観察しながら、言った。
それでも、しばらくあなたは糸を垂らしていたが、ジョンがゆっくりと舟へと戻ってきた。

「もう無駄だ。蛇はどこかへ消えたし、エサも流れてしまった……」
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

75
洞窟は、分岐路にたどり着いた。
いきなり、多方向に小さい洞穴が続いている。
さて、どこをどう進めばよいものやら、あなたが思案していると、

「おい、兄さん。
ここからは、恐ろしいクモの巣迷宮だ」

ふりむくと、左腕が、地面を這ってきた。
あなたは、驚いて退く。

「おい、オレだよ。
ジョンだよ。
ウィル・オー・ウィスプだった、ジョン」

左腕は、たしかにそう言った。
ジョンは、あなたにもらった審判のメダルで、骸骨から左腕だけ返してもらったという。
かれはあなたの肩に這い登った。

「このクモの巣迷宮ならオレに案内させてくれ。
初めてなら迷って出られなくなるぜ。
おお、それにしても兄さん、あんたメダルをいっぱい集めたよなあ」

自然な仕草で、ジョンはあなたのメダルの入った巾着を触った。
あなたはすっかり気をゆるしてしまった。
一瞬の出来事だった。
ジョンは、巾着を取ると、一目散でクモの巣迷宮の中へ駆けていった。

「すまないな! オレにはどうしてもメダルが必要なんだよ!」

あなたは、慌ててあとを追ったが、迷宮はすぐに分岐した。
運に任せ、道のひとつを選ぶと、すぐに道はまた枝分かれする。
もはやジョンがどの道に逃げたか、まったくわからなかった。
それでも、あなたは、ジョンの名を叫びながら、先へ先へと必死に進んだ。
やがて、迷宮を脱出した。

あなたは、とても疲労困憊していた。
とくに精神的なダメージははかり知れない。
審判のメダルはゼロになってしまった。
しかし、いつかジョンに会い、メダルを奪い返せるかもしれない。
ジョンに盗まれたメダルの数をひかえておくこと。190
 

 

 

 

 

 

76
「兄さんみたいなセンスのないのは初めてだったよ。
まさかオレのメダルを減らしちまうとはな」
ジョンは大きなため息をついた。
「まあ、楽しい遊戯ではあった。
だが、そのメダルは全部オレがもらいうけるぜ。
もともと五枚を倍にする約束で預けたんだからな。
こんなかんたんな遊戯で、原資を割るとは思わなかったぜ」

ウィル・オー・ウィスプのジョンは、あなたから審判のメダルをすべて奪い取った。
「また、どこかで会おうぜ」
そう言って、かれは踵を返し、地底湖へと戻っていく。
また別な誰かにメダルを託すのだろうか?
審判のメダルがゼロとなったあなたは、とぼとぼとヒュドラ地底湖をあとにする185
 

 

 

 

 

 

77
あなたは、ハルピュイアの羽にかけて、と豚鼻のグールを罵ってみた。
が、何の反応もなかった。
相手は気にも留めていない。

蛇を交換してもらうなら179
先へと急ぐなら149
 

 

 

 

 

 

78
「おお、ありがとう。やさしい人」
あなたは舟を近づけて、白髪のバンシーに燃料の入ったビンを渡した。
燃料を一本減らすこと。

「お礼をさせて」
彼女は、燃料を舟に装着すると、あなたに言った。
「あなたが欲しいのはなに? エサ? 蛇? それともこの先の情報?」

さて、あなたは白髪のバンシーの申し出になんと答えよう?
エサが欲しい4
獲物の蛇を譲って欲しい30
この先の情報が欲しい23
 

 

 

 

 

 

79
ナイルの蛇は、乾燥煮干になど見向きもしなかった。
そのまま、ジグザグの跡を水面につけながら、泥土水を渡っていく。
その速度はあまりにも速く、舟で追いつくことはとてもじゃないが難しい。

まるで稲妻のようなその動きに、あなたとジョンはあっけにとられた。
あなたはそれ以上、獲物を探すことをあきらめて、舟を先へ進めた122
 

 

 

 

 

 

80
あなたの答えに、白蛇の管理人は満足そうだった。

「メダルはいらない、全部もっていけ」

そう言って、エサ箱から、海老団子野鼠干物牛肉燻製を一個ずつ取り出した。
あなたは、それらを持ち物に加えることができる。

しばらく歓談したあと、あなたは白蛇の小屋をあとにした。
そうして道を引き返し、地底湖の航海へともどる22
 

 

 

 

 

 

81
「アオダイショウなら、審判のメダル三枚と交換してくれるそうだが」
ジョンが通訳した。
豚鼻のグールは、メダルを手に取り、あなたにみせびらかす。

交換するなら、獲物からアオダイショウを消して、審判のメダル三枚を加えること。
交渉が終わっても、豚鼻のグールは釣り場をあけ渡すつもりはないようだ。
あなたは入り江をあとにして、先を急ぐ149
 

 

 

 

 

 

82
あなたは、もう少しねばってみようと、ジョンに答えた。

「そうだな。あきらめるにはまだ早いかもしれない」
燃料を一本減らして152
 

 

 

 

 

 

83
あなたは、ジョンとともにヒュドラ地底湖の出口へ向かった。
さて、審判のメダルは何枚になっただろうか?

四枚以下76
五~九枚176
一〇~一九枚63
二〇枚以上136
 

 

 

 

 

 

84
海老団子では満足できなかったようで、ヒュドラは口を広げたまま、あなたの舟に近づいてくる。
あなたは、あわてて舵を切る。
ヒュドラは深追いはしなかった。
燃料を減らしながらも、かろうじて逃げ出すことができた。165
 

 

 

 

 

 

85
「青い蛇が泳いでいるのは、この下だ」
あなたは、釣り針にエサを取り付けなければならない。
所持しているエサをひとつ選んで、持ち物から消すこと。
もしもエサがひとつもなければ、ジョンが岸まで飛んでいって、雑魚煮干を持ってきてくれる。
あなたは、竿を投げ、水面に糸を垂らした。

竿を小刻みに揺らす124
竿をゆっくり動かす104
そのまま静止させておく106
 

 

 

 

 

 

86
蛇団子では満足できなかったようで、ヒュドラは口を広げたまま、あなたの舟に近づいてくる。
あなたは、あわてて舵を切る。
しかし、ヒュドラは急に身悶え始めた。
蛇団子には、ヒュドラに対して強力な毒性があるようだ。

しばらく湖の上でのた打ち回っていたが、やがて眠るように水面の上で動かなくなった。
あなたは、地底湖の主ヒュドラを、見事しとめたのだ!

ウィル・オー・ウィスプのジョンが、三人の蛇の管理人を連れてきた。
救助のつもりだったのだろうが、動かないヒュドラをみて、ジョンは口笛を吹いた。
管理人たちも驚いている。

「見事だ」
「うむ。ヒュドラをしとめたとみなそう」
「麻痺しているようだが、それで充分だ」

あなたはアオダイショウの管理人から、ヒュドラの鱗を渡された。
「このまま、まっすぐ抜けると向こう岸が見えてくる」
「そうしてもいいし、一度引き返して、双子島を左右から回りなおしてもいい」
「おまえの好きにするがいい、燃料は補給しよう」
ミズヘビの管理人が燃料を補給してくれた。
内海で失った分と差し引いても、五本分の燃料を補給することができた
燃料に加えること。

さて、ヒュドラの鱗を手にしたあなたはどちらへ向かおう。

内海を抜ける24
双子島の左側へ52
双子島の右側へ170
 

 

 

 

 

 

87
あなたがこれまでに獲物を所持していても、アナコンダの管理人にすべて没収されてしまう。
審判のメダルも一枚すらない。
ジョンがあなたにあきれて去っていった。

救助船に牽引され、向こう岸の波止場につくと、ナイルの蛇の仮面をした管理人に引き渡された。
かれに、舟と釣り道具一式をすべて回収された。

バイヤーの小屋によることもなく、あなたはヒュドラ地底湖を出た。
ドアを抜けると、洞窟が続いてた。
暗いが、ところどころに松明が掲げられて、完全な闇ではないようだ。
何人かの死者とすれ違ったが、ジョンのように陽気なものはいなかった。
次の遊戯に関する有効な情報は聞けなかった。

洞窟の途中で、山羊の仮面をかぶったディーラーによって、シックスカードというゲームが開催されていた。
三つの遊戯のひとつではないらしい。
しかし、参加するためには、メダルが必要だったため、あなたは長居せずに先を急いだ。

そのあと、クモの巣のように、入り組んだ迷路に入り込んだ。
何度も道を誤りながらも、あなたは迷路の出口をみつけた。
最後の遊技場にたどり着いたようだ。190
 

 

 

 

 

 

88
あなたが、星のカード台を選んだ。
必然的に残りの三人は月のカード台に入った。

「では、オープン!」

山羊のディーラーの掛け声で二つのカード台は開示された。

星のカード台はあなたが、豚鼻のグールが、フォラスがの合計
対して月のカード台はユーグリッド、フーパー、首のない騎士一一の合計二一

月のカードのチームの圧勝だった。
豚鼻のグールが、数字が一番低いあなたにわめきちらした。
おまえらも似たり寄ったりだろうと思いながらも、あなたは、肩身のせまい思いで、その場から逃げ出す。93
 

 

 

 

 

 

89
あなたは、悪運の神デッドサムにかけて、言ってから豚鼻のグールを罵った。
みるみるうちに相手の顔が紅潮してきた。

豚鼻のグールは怒りにまかせ、舟を突進させてきた。
あなたは、舵を切り、それをするりとかわす。
豚鼻のグールの白い舟は、大きい分、旋回にも時間がかかった。
操船もあまりうまくないようで、高い波にてこずっている。
あなたはそのすきに入り江に入った。
そして、さきほどグールの舟があったところに停留し、今度はグールの舟が入り江に入れないようにする。

豚鼻のグールが、舟上から激しくあなたを罵っている。
「通訳しようか?」
と、ジョンが言ったが、あなたは断った。
しばらく睨み合っていたが、やがて豚鼻のグールはそこにいても燃料を消費するだけだと気付いて、しぶしぶ去って言った。

入り江に生息する蛇は、食いつき放題だった。
エサは使わずとも、かんたんに以下の蛇を釣ることに成功した。
オアダイショウ、ハクジャをそれぞれ一匹ずつ、アオウミヘビを二匹だ。
獲物に加えること。
この釣り場で、燃料ビンを一本消費した。
燃料を一本減らすこと。
「大量だな」
ジョンも満足そうだ。
これ以上燃料を失いたくもないので、あなたは舟を入り江から出して、先へと急いだ。149
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

90
島の左側の水面は、徐々に、にごった茶色に変色していった。
油臭く、本当に生き物が棲んでいるのどうかあやしい。
それでも波は穏やかで、舵をとるのに苦労は強いられなかった。

釣り場をさがして水面をすすんでいくと、進行方向に、一隻の舟が、なにもせずにたたずんでいる。
ここまで進むのに、燃料ビンを一本消費していた。
燃料を一本減らして186へ進め。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

91
「ははあ、双頭蛇か。
なるほど、それならば買い取らねばのう」
そう言って黒蛇の管理人は考え込んだ。

「そうだな、メダル五〇枚で引き受けよう」
あなたは獲物一匹につきメダル五〇枚を受け取ることができる。33
 

 

 

 

 

 

92
あなたは、道具箱からナイフをとり、太った蛇をさばいた。
あまっていた片栗粉で丸めて固める。
太っていたわりに、使える身は少なく、四つしか作れなかった。
「海老団子ならぬ、蛇団子だな」
あなたは、蛇団子を四つ、持ち物に加えることができる。
今後、エサの確認の選択肢に、蛇団子はでてこない。
蛇団子をエサとして使用している場合、海老団子の項に二を加えた項へ進まなければならない。

この釣りで燃料ビンを一本消費してしまう。
燃料を一本減らして、先へ進む。67
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

93
シックスカードの人だかりから外れると、声をかけられた。
振り向くと、そこにいたのはあなたの競争相手だ。

フォラスなら145
ユーグリッドなら54
フーパーなら8
競争相手が、わからないなら126
 

 

 

 

 

 

94
ナイルの蛇は、あなたのつけた海老団子に見向きもしなかった。
そのまま、ジグザグの跡を水面につけながら、泥土水を渡っていく。
その速度はあまりにも速く、舟で追いつくことはとてもじゃないが難しい。

まるで稲妻のようなその動きに、あなたとジョンはあっけにとられた。
あなたはそれ以上、獲物を探すことをあきらめて、舟を先へ進めた122
 

 

 

 

 

 

95
水の流れは、完全に舟の逆方向だった。
それでも、波にもまれるように、あなたは舵を取り、舟をすすめる。
燃料ビンを、二本消費した。
燃料を二本減らして154へ進め。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

96
ナイルの蛇は、あなたのつけた蛇団子に見向きもしなかった。
そのまま蛇は、ジグザグの跡を水面につけながら、泥土水を渡っていく。
その速度はあまりにも速く、舟で追いつくことはとてもじゃないが難しい。

まるで稲妻のようなその動きに、あなたとジョンはあっけにとられた。
あなたはそれ以上、獲物を探すことをあきらめて、舟を先へ進めた122
 

 

 

 

 

 

97
燃料が燃えて、舟は湖面へと推進していく。
ゆっくりだが、力強い。
前方には岩だらけの大きな島があり、しばらく進んでから左右のどちらか迂回する必要があるだろう。
浅瀬をすすんでいくと、ジョンから提案があった。

「ここらはまだ水面が透明だ。
オレが近くと飛び回って、獲物が泳いでいないか探してみよう」

なるほど、ウィル・オー・ウィスプのジョンは空飛ぶ人魂だ。
舟は関係なく地底湖を徘徊できる。

ジョンに辺りを探してもらうなら134
自分で獲物を探すなら171
 

 

 

 

 

 

98
ジョンの案内で舟を移動する。
「この下だ」
なるほど、純白の蛇が、白い水面の下にとぐろを巻いている。
あなたは、ここで、釣り針にエサを取り付けなければならない。
所持しているエサをひとつ選んで、持ち物から消すこと。
もしもエサが切れてしまっていれば、ジョンが岸まで飛んでいって、雑魚煮干を持ってきてくれる。
水面に釣り糸を垂らした。

竿を小刻みに揺らしてみる72
竿をゆっくり動かす34
そのまま静止させておく21
 

 

 

 

 

 

99
あなたは、蛇をあきらめて竿をあげた。
エサは、使い物にならなくなっている。
この釣りで燃料ビンを一本消費してしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

 

100
なにを言って、グールを怒らそう?

ハルピュイアの羽にかけて77
海竜ヒュドラにかけて12
悪運の神デッドサムにかけて89
氷のレイスにかけて2
 

 

 

 

 

 

101
これ以上、やっても時間の無駄だろう。
あなたは、あきらめて竿をあげた。
エサは、使い物にならなくなっている。
燃料を一本減らすこと。67
 

 

 

 

 

 

102
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部一32
頭部三180
頭部四138
頭部五148
頭部六167
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するならへ165

 

 

 

 

 

 

103
「お、うごいた!」
ジョンが状況を報告した。
そのとき、浮きが沈んだ。
あなたは慌てて竿を握る。
重みに竿がしなったが、獲物はエサから離れなかった。
顔と尻尾は小さいが、胴体が丸太を思わす太さだ。
「へんな奴だな。ほんとに蛇か?
買い取ってもらえるか心配だ」
獲物を入れるバケツの上で、ジョンは不安げにもらした。

「いっそ、切身にして、エサとして使ってはどうだ?」
ジョンは、あなたにそう助言した。

切身にしてエサにするなら92
獲物として保管するなら141
 

 

 

 

 

 

104
さて、あなたのつけたエサはなんだっただろうか。

雑魚煮干 58
海老団子 117
野鼠干物 29
牛肉燻製 74
 

 

 

 

 

 

105
さて、エサはなんだっただろうか?

雑魚煮干 55
海老団子 184
野鼠干物 103
牛肉燻製 41
 

 

 

 

 

 

106
あなたは、竿をじっと保ちながら、その場で根気よく待ち続けた。

「おい、もう蛇はどこかへ逃げてしまったぞ」

あきれるように、ジョンが言った。
竿をあげると、エサもぼろぼろに崩れ、もう使い物になりそうにない。
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと。67
 

 

 

 

 

 

107
「んー、こいつなかなか動きやがらない」
舟に竿を固定して、あなたは根気よく浮きの動きに目をこらした。
ジョンが、水上から蛇の様子を伝えてくれる。
しかし、なかなか成果があらわれなかった。
燃料ビンを一本消費してしまう。
燃料を一本減らすこと。

このまま続ける119
あきらめて先へ進む67
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

108
泥土水の中を、探るように舟を移動させる。
しかしにごった水の中で、獲物を探すことは困難だった。
燃料を一本減らすこと。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

「おや、あそこに青い目の生き物がいるようだ」

ジョンがなにかみつけたようだ。
その生き物を釣ってみるなら、エサを選んで減らしてから25
他を探すなら128
 

 

 

 

 

 

109
あなたの言葉に、首のない騎士は、素直に従った。
「ホントにいいのか?」
ジョンは後ろめたいのか、確認をする。
しかし、騎士にとって、もう釣りはどうでもいいようだった。

あなたは、燃料五本と、海老団子牛肉燻製を手に入れた。
首のない騎士に礼をいって、あなたは島をあとにした。13
 

 

 

 

 

 

110
管理人の小屋に入ると、先に釣竿を渡された。
あなたは軽く振ってみる。
竹細工で使い古されてはいるが、頑丈そうだ。
そして、浮きや錘などの釣り道具を渡された。
道具箱には、大きな蛇を眠らせるための薬も入っている。
これらは、すべてただで貸与してくれる。

「では、メダルと交換だ」
蛇の管理人がエサの入った箱をあなたの前に並べる。
「雑魚煮干でもかまわないから、最低でも四個は持っておいたほうがいい」
ジョンは、あなたにそう助言した。

同じエサをいくつ持ってもかまわないので、合わせて四個は持つこと。
以下に従って、エサを所持する分だけメモして、審判のメダルを減らすこと。
ただし、エサの所持数は、最大一〇個までとする。今後遊戯の途中で手に入れそれ以上になるときは、不要なものを捨てなければ、ならない。

雑魚煮干           ただ

海老団子        メダル一枚と交換

野鼠干物        メダル二枚と交換

牛肉燻製        メダル三枚と交換

交換が終わったら169
 

 

 

 

 

 

111
「アオウミヘビはメダル四枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたは獲物一匹あたりメダル四枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

112
「だめだ、こいつ鈍すぎる。ぜんぜん動きやがらない」
あなたはあくびをがまんして、浮きから目を離さぬように努力する。
ジョンは、水上で面白くなさそうにくるくる回っている。
やはり成果があらわれなかった。
燃料ビンを一本消費してしまう。
燃料を一本減らすこと。
「もう、あきらめよう」
ジョンが言った。

このまま続ける105
あきらめて先へ進む67
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

113
蛇の管理人たちは、あなたを内海へと通した。
「すべてを失うぞ」
「勇敢と馬鹿は紙一重だ」
「エサはおまえ自身か?」
あなたは、かれらの言葉に耳を貸さず、舟をすすめた。

内海は双子島の影で、薄ら寒く、冷え切っていた。
突然、季節が変わったかののように、水上に霧が立ち込めてきた。
あなたは慎重に舟をすすめる。
音を立てるのも恐ろしかった。

突然、霧に、巨大な影が映る。
七つの長い首が、うごめいた。
あなたの背丈の三倍以上は高いところから、七つの首は牙をむいた。
あなたは急いで、釣り針にエサをとりつける。

エサが決まったら、持ち物から消して68
 

 

 

 

 

 

114
「もう帰るのかね?」
白蛇の管理人はどこか名残惜しそうだ。

世間話をしていくなら158
それとももう用事がなければ、道を引き返し、地底湖の航海にもどる22
 

 

 

 

 

 

115
あなたはジョンの提案に従った。
水の流れにそって、進路を引き返した。
燃料をつかわずとも、舟は勢いよく流れていき、あなたは舵だけを丁寧にさばいた。
やがて、島の中央までもどると、左側の穏やかな水面を目指して、燃料に火を点し直す。90
 

 

 

 

 

 

116
バンシーの舟をあとにして、先へ進むと、水の色は、さらに赤みがかかってきた。
水質も泥土のように、にごりが強い。
あなたの舟は島の迂回に成功した。144
 

 

 

 

 

 

117
あなたは、竿をゆっくりと動かす。
左右へ慎重に続けていると、

「お! うまく誘われたぞ」
ジョンが水上から喜びの声をあげる。
「食いついた!」
その言葉とともに、強い引きがあった。

あなたは、
竿を強く引き上げる121
しばらく蛇を泳がせる38
 

 

 

 

 

 

118
「白の蛇は、慎重だ。
ただ、じっと静かに待つんだ。
そして釣るときは、一気に引くんだ。
白蛇は、もともとは木造の家や森を住まいとする。食事もそのときの習性を覚えている」98
 

 

 

 

 

 

119
「んー、こいつちっとも動きやがらない」
あなたは粘り強く水面に目をこらした。
ジョンは、水上でじっとしている。
しかし、なかなか成果があらわれなかった。
燃料ビンを一本消費してしまう。
燃料を一本減らすこと。

このまま続ける112
あきらめて先へ進む67
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

 

120
「ミズヘビはメダル三枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたは獲物一匹あたりメダル三枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

121
竿を強く引き上げた瞬間、蛇も激しく抵抗し、竿がぐいとしなった。
あなたが負けじと力を込めると、ぷちっと糸が切れた。

「ああああ」
ジョンがため息ともつかない悲鳴をあげた。

残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと。67
 

 

 

 

 

 

122
泥土水の一帯はほどなくして、終わりをむかえた。
水の色は、透明とまではいかないが、濃い青に変わってくる。
その色から、海底までの距離が深くなっていることが察せされた。
前方の島が近づいてきた。
泥土地帯を抜けてからここまでで、燃料を一本消費したので、減らすこと。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

「あれは、双子島だ。
その間の内海には、地底湖の主が棲むと言われている」

巨人の角のように、まがまがしく島はそびえている。
島の中央を進むこともできるし、左右を迂回するように進んでもいい。

左へ迂回する52
右へ迂回する170
中央の内海へすすむ130
地底湖の主について聞く123
 

 

 

 

 

 

123
「この地底湖の名を持つ海竜だ。
七つの首を持ち、巨体はとてもこの舟には積むことが出来ない。
間違っても釣ろうなんて考えちゃいけない」
ジョンはそう答えた。

左へ迂回する52
右へ迂回する170
中央の内海へすすむ130
 

 

 

 

 

 

124
「ああああ」
ジョンが悲鳴をあげて、飛び回る。
竿をあげると、エサはなくなっていた。

「エサは流れるし、蛇は逃げてくし、なにしてるんだよ」

残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと。67
 

 

 

 

 

 

125

「そうか、エサがみたいか。
では、ここまできたんだから、ちょっと割安ししとこう」
白蛇の管理人は、温厚な老人のような風情がある。

雑魚煮干           ただ

海老団子        メダル一枚と交換

野鼠干物        メダル一枚と交換

牛肉燻製        メダル一枚と交換

交換が終わったら114
 

 

 

 

 

 

126
あなたは、ここで競争相手を決めなくてはならない。
次の遊戯の終了後、審判のメダルをより多くもっていた方の勝ちとなる。
さて、あなたのライバルは、

フォラス145
ユーグリッド54
フーパー8
 

 

 

 

 

 

127
「それは、双頭蛇か。
めずらしい。メダル二五枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたは獲物一匹あたりメダル二五枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

128
あなたは舟をゆっくりとすすめた。
泥土水から下は何もみえない。
生き物のいる気配は感じられない。

「あそこを見ろ!」

あきらめかけた頃に、ジョンが叫んだ。
泥土の上をジグザグの紋様が走っていた。
その先端に赤い目が光る!

「ナイルの蛇だ!」

あなたはエサ箱を探り、針に取り付ける。
エサを選んで14
 

 

 

 

 

 

129
「ハクジャはメダル一〇枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたは獲物一匹あたりメダル一〇枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

130
島の中央を進むと、三隻の舟が進路を塞いでいた。
それぞれに、アオダイショウ、ミズヘビ、サンドパイソンの仮面をつけた男たちが立っている。

「この先は、海竜ヒュドラの棲家となっている」
「勝手に近づくことはならない」
「ヒュドラを釣ることはできない」

交互に、蛇の管理人たちは説明した。

「しかし、どうしても挑戦したければ、するがよい」
「もしヒュドラをしとめたことを示せれば」
「証として、ヒュドラの鱗を渡そう」

さて、ヒュドラ釣りに挑戦するなら113
あきらめて、双子島の左側を迂回する52
双子島の右側を迂回する170
 

 

 

 

 

 

131
「ハクジャなら、審判のメダル七枚と交換してくれるそうだが」
ジョンが通訳した。
豚鼻のグールは、メダルを手に取り、あなたにみせびらかす。

交換するなら、獲物からハクジャを消して、審判のメダル七枚を加えること。
交渉が終わっても、豚鼻のグールは釣り場をあけ渡すつもりはないようだ。
あなたは入り江をあとにして、先を急ぐ149
 

 

 

 

 

 

 

 

132
釣り針は、かろうじて蛇のかごに引っかかっているようだった
白い蛇は、器用に動き回って、針をはずした。
水面からの手ごたえが、急に消えてしまう。

「蛇は、泳いでどこかへいってしまった…」

ジョンは嘆きながら、舟に戻ってきた。
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67

 

 

 

 

 

 
 

133
あなたの舟はぼろぼろになりながらも、なんとか波止場にたどり着いた。
「よく来たな」
波止場で出迎えたのは、ナイルの蛇の仮面をつけた管理人だ。
ひさしぶりの大地に、足元がふらいついた。
「まずは余った燃料を買い取ろう」
ナイルの蛇の管理人は言った。

もし燃料が残っていれば、一本につき、審判のメダル一枚と交換することができる。

舟と釣竿をはじめとする道具一式を返却し、エサが残っていても、管理人によってすべて廃棄される。
ナイルの蛇の管理人が、あなたに指示をする。

「あの小屋にバイヤーがいるから、行くがいい。
もし、他のバイヤーに買い取ってもらいたくとも、まずあのガラガラヘビの小屋からだ」

小屋というには、あまりに謙虚だろう。
ナイルの蛇の管理人が指差した建物は、大きな商店くらいはあった。
あなたはガラガラヘビの小屋へ歩き出した。160
 

 

 

 

 

 

134
「よし、まかせてくれ!」
ジョンはそう言うと、光の尾をなびかせて、周囲を散策した。
あなたは燃料の量を心配しながら、その場で待った。

やがて、ジョンが帰ってきた。
自慢げにあなたに結果を伝える。

「三匹ほど珍しい蛇を見つけたぜ。
青くて長いのと、白くて小さいのと、まだらの太い奴だ。
あまり欲張るなよ。燃料にも限りがあるからな」
さて、どれを釣りに行こう?

青くて長い蛇151
白くて小さい蛇42
まだらの太い蛇150
 

 

 

 

 

 

135
「なにも聞かぬとは、意地を張る奴よ。
おまえみたいな奴が、海竜を前にして、何もできずに、天を仰ぎ、悲鳴をあげるのだ。
そして気がつかないのだ、海竜の口が上ではなく、下にあることを」
レイスは怒ったとも楽しんだともわからぬ不適な笑みを浮かべて、その場をあとにした。15

 

 

 

 

 

 

136
「やったな、さすが兄さん。オレがみてきた中でも最高の男だ」
ジョンはうれしそうにあなたの周りを飛び回った。
「約束だ。メダル一〇枚はいただくぜ。
本当はもっといただきたいところだが、約束は約束だ」
審判のメダルを一〇枚減らすこと。

これからどうするのか、たずねると、とりあえずこれで戻せる肉体を戻すのさ、とジョンは答えた。
審判のメダル一〇枚でなにができるのだろう?
「先に聞かせてもらうぜ」
そう言うと、ウィル・オー・ウィスプのジョンは、急いで扉をくぐりぬけていった。

去り際に、
「楽しかったぜ! またどこかで会おう」
一瞬、赤く燃え上がって、あなたに笑ったような気がした。

波止場を振り返ると、変わらぬ地底湖の水面が広がっている。
感慨にふける必要もないと、あなたも続けて、ヒュドラ地底湖をあとにした。
ドアの向こうは、ふたたび薄暗い洞窟だ147
 

 

 

 

 

 

137
「ナイルモドキか」
ガラガラヘビの管理人は、つまらなそうだ。
「メダル枚で一枚だな」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたは獲物一匹あたりメダル一枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

 

138
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部一32
頭部二102
頭部三180
頭部五148
頭部六167
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するならへ165
 

 

 

 

 

 

139
あなたの答えに、白蛇の管理人はショックを受けたようだった。
しかし、同時に感銘を受けていた。
いままで、率直に感想を言ってくれたものはいなかったらしい。

「じつは自分でもわかっていたんだ。
そんなに演奏がうまくないことは。
ここに来る者たちはエサ代を値切ろうと思うって、褒めてくれているだけだということも」

白蛇の管理人はあなたに、特別なことを教えてやろうと言った。

「ガラガラヘビの管理人の小屋の五ブロック先にわしの弟の小屋がある。
ガラガラヘビの管理人が買ってくれない獲物をそこでは高額で買い取ってくれるだろう」

弟は黒蛇の仮面をかぶっているらしい。
黒蛇の小屋に行きたいときは、ガラガラヘビの小屋に入ってから、五加えた項へすすむこと。

もっとうまくならなければ、そう言って白蛇の管理人は、演奏に没頭し始めた。

あなたは静かに白蛇の小屋をあとにした。
道を引き返し、地底湖の航海へともどる22

 

 

 

 

 

 

140
あなたはの釣り針にミズヘビがかかった。
ミズヘビを獲物に加えることができる。
この釣りで燃料を一本失う。燃料を減らすこと。
もし、ここで燃料が尽きるのならば、余力でなんとか向こう岸までたどり着くことはできる133
まだ燃料もエサも残っているなら18へもどってもいい。

 

 

 

 

 

141
あなたは太った蛇を獲物に加えた。
燃料ビンをさらに、一本消費してしまった。
燃料を一本減らして、先へ進む。67
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

142
あなたはの釣り針にミズヘビがかかった。
ミズヘビを獲物に加えることができる。
この釣りで燃料を一本失う。燃料を減らすこと。
もし、ここで燃料が尽きるのならば、余力でなんとか向こう岸までたどり着くことはできる133
まだ燃料もエサも残っているなら18へもどってもいい。

 

 

 

 

 

143
「アオダイショウはメダル五枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたは獲物一匹あたりメダル五枚を受け取ることができる。35

 

 

 

 

 

144
「この水面では、なにも釣れないよなあ」
ジョンがつぶやく。
「だが、この泥土の水の中に、ナイルの蛇と呼ばれる珍しい蛇がいるらしい。
オレは釣ったことがないが」

泥土の水面は、地底湖を帯のように横断している。
前方には、同じかたちのふたつの島がみえるが、そこまでは、この泥土水は続いていないらしい。

泥土水を前進して、すぐに抜けるなら166
しばらく泥土水の一帯を探索するなら108
 

 

 

 

 

145
「おい、調子はどうだ?」
巨漢の男は、上からモノを言う性格のようだ。
「オレさまは、この先のドラゴンライダーレースで、だいぶ稼がせてもらった。
このあとも楽しみだ」
そうは言っているが、ワニの鱗のような鎖帷子は、だいぶ傷を負っているように見えた。
とはいえ、あなたの姿のほうが、かれから見たら、ぼろぼろだったのかもしれない。
「まあせいぜい、メダルがなくならないようにするんだな。
勝負が面白くなくなるってもんだ」

大きく笑い声を立てて、フォラスはヒュドラ地底湖へと続く洞窟へとすすんでいった。
あなたも、かれに背を向けて、歩き出す。75
 

 

 

 

 

146
双子島を進むと、あなたたちは、小屋にたどり着いた。
孔雀の羽や蛇の皮で奇天烈に装飾されている。

小屋の前に、白い蛇の仮面をつけた男がいた。
白蛇の管理人だ。
白蛇の管理人は、チェロのような楽器をもっていて、一心不乱に奏でている。

「ん? おや、気がつかなかった。
なにかようかね?」

白蛇の管理人はここで、エサを売ってくれるらしい。
エサを買うなら125
世間話をするなら158

 

 

 

 

 

147
洞窟内をひとりで歩き続けた。
途中の岩壁に松明がつけられおり、完全な闇はまぬがれている。
何人かの死者とすれ違ったが、ジョンのように陽気なものはいなかった。
次の遊戯に関する有効な情報は聞けなかった。

しばらくすすむと、広間があった。
路地占いのように机に男が座っており、その周りを死者たちがかこんでいる。
座っている男は、灰色のローブを身にまとっており、山羊の仮面をかぶっていた。
山羊のディーラーだ。

「ここでは、かんたんなゲームをしている。
参加するにはメダル一〇枚が必要だ。
一度に参加できるのは六人まで。

まずカードを一枚ずつ引く。
カードには一から一三までの数字が書かれている。
そして参加者六人は、三人ずつ二つのチームに分かれるんだ。

月と星のチームに。

三人のカードの合計が大きいチームの勝ちだ。
メダル二〇枚が報酬として与えられる。
つまり、勝てば倍になって帰ってくるというわけだ。

どうだ? 簡単だろう?
名づけてシックスカードだ」

山羊のディーラーが説明している。
このゲームは、骸骨の言った三つの遊戯のひとつではないらしい。

シックスカードに参加するなら、メダルを一〇枚支払って56
メダルが足りない、やる気がないなら93
 

 

 

 

 

148
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部一32
頭部二102
頭部三180
頭部四138
頭部六167
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するなら165
 

 

 

 

 

149
進路には、激しい波が逆巻いている。
気を抜くと、舟は流れに押し戻される。

「この激流を進むと、燃料の負担が大きすぎるぞ。
いったん引き返すか?
流れに乗れば、燃料を使わずに島の中央にまで戻れて、反対方向にすすむこともできそうだ」
ジョンが提案してきた。

このまま進む157
流れにまかせて引き返す115
 

 

 

 

 

150
ジョンの案内で舟を移動する。
「この下だ」
あなたは、釣り針にエサを取り付けなければならない。
所持しているエサをひとつ選んで、持ち物から消すこと。
もしもエサが切れてしまっていれば、ジョンが岸まで飛んでいって、雑魚煮干を持ってきてくれる。

「しかし、こいつは本当に蛇か? なまこの仲間じゃないだろうな?」
ジョンは自信なさげにつぶやく。

あなたは、水面に釣り糸を垂らした。
竿を小刻みに揺らす60
竿をゆっくり動かす73
そのまま静止させておく107
 

 

 

 

 

151
ジョンの案内で舟を移動する。
「この下だ」
ジョンが水上を飛んで、蛇のいる位置を教えてくれた。
「ここに青い蛇がいる」
あなたは、釣り針にエサを取り付けなければならない。

「じつは、まだ体があったころ、青い蛇を釣った経験はあるんだ。
よかったらオレが指南してやろうか?」

ジョンが、水上から声をかけた。

ジョンに頼ってみる5
自分でやってみる85
 

 

 

 

 

152
あなたは、竿を固定したまま、水面に目を凝らした。
しかし、変わらぬ風景にあくびがでてくる。

「お!波が出てきて、エサが動いた。それに蛇が反応したぞ!」
ジョンが水上から喜びの声をあげる。
「食いついた!」
その言葉とともに、竿に強い引きがあった。

あなたは、
竿を強く引き上げる173
しばらく蛇を泳がせる132
 

 

 

 

 

153
あなたが、月のカード代にカードをさす。
すると、オイラもこっちだなといって、フーパーが月のカード台にさした
残るは二人だった。

ユーグリッドは沈黙している。
首のない騎士は、しゃべれない。

ユーグリッドをこちらへ誘う65
首のない騎士をこちらへ誘う26
かれらの自由にさせる188
 

 

 

 

 

154
「おい、あっちに舟が停まっているぞ!」
ジョンが、島の岸辺に、一隻の舟が停まっているをみつけた。
岩石に囲まれ、小さな入り江ができており、そこだけ波が入ってこない。
白に金箔がほどこされており、目立つ舟だった。
あなたの舟より、ひとまわり大きく、外装も上等だ。
燃料タンクも大きく、この荒波でもものともしないだろう。

ジョンが偵察してから、戻ってきた。

「どうやら、グールが乗っているようだ。
豚鼻の強欲そうなやつだぞ。
穴場なのかもしれないが、どうする?
行ってみるか?」

行ってみる37
無視して先を急ぐ149
 

 

 

 

 

155
「オレはフォラスだ」
巨漢は名乗った。

「まあ、この体に応じて、それなりの数字をひくよな
オレさまの場合は」
自信たっぷりに言う姿は、同時になにか隠しているように感じられる。
「おまえもいい数字をひいたんだろ? オレと組むが勝ちだぞ」
フォラスは自分の数字のことばかりをアピールしている。175

 

 

 

 

 

156
「ナイルの蛇を釣ったか。
たいしたものだ。メダル五〇枚で引き受けよう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたはメダル五〇枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

157
激流の中、燃料の消費が早かった。
燃料ビンを、二本がすぐに空になった。
燃料を二本減らすこと。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

集中して舟を操っていると、ジョンが言った。
「この荒波だ。
もしかしたら、エサをつけずとも針を湖に落としながらすすめば、一匹くらいひっかかるんじゃないか?
竿が折れてしまう危険もあるかもしれないが」

針や糸は余分にあるが、竿に予備はない。
折れたり、流れてしまったら、この遊戯も終わってしまう。

竿を固定し、湖に針を落として進んでいくなら7
何もせずに進むなら71
 

 

 

 

 

158
白蛇の管理人は、気さくな老人ようだった。
地底湖の水の流れは、S字にながれていること、流れにのれば燃料を使わず引き返すこともできると教えてくれた。
また音楽は、かれの趣味らしい。
この小屋までたどり着くものは少ない。
この場所へ人を誘うためと、暇つぶしでずっと楽器を弾いているらしい。

「ところでだ、わしの演奏の腕前はどうだった?」

白蛇の管理人は聞いてきた。
さて、どう答えよう?

たいへん上手だった80
聴くに耐えがたい139
答えをごまかして、エサをみせてくれと頼む125
 

 

 

 

 

159
「ヒュドラの鱗…本物か」
そう言って、黒蛇の管理人は、手に取った。
「本物のようじゃ、わしもひさしぶりに目の当たりにしたわ」
黒蛇の管理人はしばらく考え込んだ。

「メダル一五〇枚で引き受けよう」
あなたはメダル一五〇枚を受け取ることができる。33
 

 

 

 

 

160
「ようこそ」
痩躯の管理人だった。
ガラガラヘビの仮面をつけている。
仮面のデザインのせいか、その下に光る目が、狡猾そうに見えてしまう。
「オレはバイヤーだ。
地底湖で釣れた蛇を、審判のメダルで買い取っている」

建物の中は、生きたままの蛇を飼う水槽や、観葉植物で満たされていた。
天井から、蛇を乾燥させたものが、ベルト上に吊り下げられている。
極彩色のカーペットの上で、あなたたちは向かい合った。

「であは、おまえの釣った蛇をみせてくれ」

ガラガラヘビの管理人が言った。
あなたはカーペットの上に、エサ箱を広げてみせる。35

 

 

 

 

 

161
さて、首のない騎士の名はなんであったろう?

一角獅子団のブルース70
一角獣兵団のブラック6
ドラゴンライダーのシャイン45
悪運の神デッドサム36
 

 

 

 

 

162
あなたは、糸を切って、獲物を放した。
釣竿は大丈夫のようだ。

「大きな獲物だったかもしれないなあ」
ジョンがほっとしたような、しかし名残惜しそうな口調で言った。

あなたは新しい糸を取り付けて、舟を進める。
しだいに波は穏やかになり、島の迂回に成功した。
島の反対側の水面は、泥土のように赤茶けていた。144
 

 

 

 

 

163
「少しだが、元気が出た。
とりあえず、そなたの言うように、蛇を釣ってみよう」

あなたの励ましに、首のない騎士はゆっくりと動き出して、自分の舟に乗った。
あなたたちは、お互いの健闘を祈って、島をあとにした。13
 

 

 

 

 

164
「それは本物か?」
そう言って、ガラガラヘビの管理人は、ヒュドラの鱗を手にとって調べた。
「どうやら本物のようだな。
メダル一〇〇枚を払おう」
ガラガラヘビのバイヤーは言った。
あなたはメダル一〇〇枚を受け取ることができる。35
 

 

 

 

 

165
管理人たちがあなたを向かえた。
「やはり、おめおめ逃げ帰ってきたな」
「だが、仕方がない。誰でもそうだ」
「挑戦した心意気に免じて、失った分の燃料を補給しよう」
そう言って、ミズヘビの管理人が燃料を補給してくれた。
内海に入る前と同じだけを補給してくれたので、ここで増減はない。

さて、もう内海へすすむことはできない。
双子島の左側へ52
双子島の右側へ170170
 

 

 

 

 

166
なるべく燃料を減らさないように、あなたは船を直進させた。
それでも、ナイルの蛇がいないかと、ジョンはあたりを探っている。

「お! なにか黄色に目が、水面に浮かんでいるぞ!
ナイルの蛇じゃないか?」

ジョンがなにか見つけたようだ。

釣ってみるなら、取り付けるエサを選んで、減らしてから19
無視するなら122
 

 

 

 

 

167
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部一32
頭部二102
頭部三180
頭部四138
頭部五148
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するなら165
 

 

 

 

 

168
「なんだ、その生き物は」
豚鼻のグールの反応は、ジョンの通訳とは裏腹だった。
「そんなゴミのような蛇は本来価値などなどないが、特別に」
ジョンの声は、驚いていた。
「メダル三〇枚と交換してやろう」
豚鼻のグールは、巾着を取り出し、中のメダルをじゃらじゃらとみせびらかす。

交換するなら、獲物から太った蛇を消して、審判のメダル三〇枚を加えること。
交渉が終わっても、豚鼻のグールは釣り場をあけ渡すつもりはない。
あなたは入り江をあとにして、先を急ぐ149
 

 

 

 

 

169
「それでは、舟を用意しよう」

蛇の管理人は波止場に停留している小舟に案内した。
オークの木でできている。
ところところ外装がはげていて、古びた印象がいなめない。

「なあに、溺れる心配はいらないさ。
どうせオレたちは、死にかけてるんだ」

ジョンは軽口をたたくと、宙に浮いたまま、舟の上へと移動する。
蛇の管理人が、舟の後方にある板を取り外した。
中に、蜂蜜色の液体の入ったビンを設置する。
全部で一〇本、入れ込むと、あなたに説明した。

「このビンの液体が舟の燃料だ。
移動するたびに燃料は減る。
なくなってなってしまったら、舟は進むことも、戻ることもできない」

そうなったらどうなるのだと管理人に質問すると、

「安心しろ。航行不能になったら、救助船がやってくる。
それで、向こう岸までは送り届けてやる」

出発時の燃料は一〇本だ。メモを取っておくこと。

「何も釣れないまま、燃料だけ消費するということがないうようにな」
蛇の管理人は、あなたに舵の操作を教えながら、そうアドバイスした。
あなたとジョンは、薄暗いヒュドラ地底湖へと、出航する。97
 

 

 

 

 

170
双子島の左側は穏やかな水面だった。
心地よい風が吹いている。
燃料を一本消費したので、その分を減らすこと。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183

風にまぎれて、なにか音楽が流れてくるのが聞こえた。
どうやら、島の方角からだ。

「あそこに舟がつけられそうだ」

ジョンのすすんだ先に、岸があり、岩道が続いていた。

岸に舟をつけ、島へ上陸する178
かまわず、さきを急ぐ22
 

 

 

 

 

171
あなたは、舟の舵を取りながら、水面に眼をこらす。
浅瀬はたしかに透明感があるが、死の海のように生き物の姿はない。
しばらく探索を続けたが、時間だけが過ぎていった。
燃料を確認すると、一本空になってしまっている。
燃料を一本減らすこと。

ジョンが、ふたたびオレが探しに行こうかたずねたので、あなたはうなずいた。134
 

 

 

 

 

172
死霊は、白いフードをまとい、凍える息を吐いていた。
冷めた目で、あなたを見つめる。
「この氷のレイスに声をかけるとは、いい度胸だ」
氷のレイスは言葉を続けた。
冷気が辺りを取り巻き、ひえっと悲鳴をあげて、ジョンがあなたの背中に隠れる。
「本来なら、情報とメダルを交換といきたいところだが、今回の遊戯でかなりの枚数を手に入れた。
少しくらい、教えてやろう」
さて、氷のレイスになにをたずねよう?

釣れたポイントを聞く47
高価な蛇を聞く28
エサと蛇の相性を聞く31
やはりなにもたずねない135
 

 

 

 

 

173
あなたは、一気に竿を引き上げた。
針の先に、細長い、白い蛇が食いついている。

「白い蛇はめずらしい! 高く売れるかもしれない!」

ジョンが喜びの声をあげて、あなたの周りを飛び回る。
あなたは、見事にハクジャを釣り上げた!
釣った蛇として、ハクジャをメモしておくこと。
この釣りで燃料ビンを一本消費した。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

174
あなたは、首のない騎士に、ここで蛇を釣り、審判のメダルと交換してもらうことを伝えた。
なんのために?
騎士の声にならない声が届く。
メダルを入手して、ふたたび現世に生き返るためだ、とあなたは答える。
しかし。
騎士は、力なく続ける。
わたしは、自分の名も現世のこともなにも覚えていない。
何のために、メダルを集めて、現世に帰らねばならないのかもわからない。
首のない騎士は、動く気力もなく、銅像のようにその場にたたずむ。

もしあなたが、かれの名前を知っていれば、教えてあげてもいい161
かれのことはよく知らないが、さらに励ますのなら163
それとも、もうかれとは関わりなりたくないので、先を急ぐ13
 

 

 

 

 

175
なんと、あなたのひいたカードは一だった。
戦力としては最弱だ。
なんとしても、高い数字のカードを持つものを仲間に加えなければならなくなった。
あなたは、チーム選ぶ前に、それぞれの参加者と話をすることができる。

鎖帷子の巨漢155
吊り目のダークエルフ182
軽装の小男43
豚鼻のグール20
首のない騎士69

すべて話し終えたなら11
 

 

 

 

 

176
「いまいちだったな。マイナスでなかった分はよかったが」
ジョンはため息をついた。
「まあ、楽しい遊戯だったぜ。
だが、そのメダルは全部オレがもらいうける。
もともと五枚を倍にする約束で預けたんだからな。
もうちょっとなんとかしてくれると思ったよ」

ウィル・オー・ウィスプのジョンは、あなたから審判のメダルをすべて奪い取った。
「また、どこかで会おうぜ」
そう言って、かれは踵を返し、地底湖へと戻っていく。
また別な誰かにメダルを託すのだろうか?
審判のメダルがゼロとなったあなたは、とぼとぼとヒュドラ地底湖をあとにする185
 

 

 

 

 

177
まるで、稲妻に襲われた気分だった。
エサが泥土水に着水する間もなく、蛇は牛肉燻製に食らいついた!
激しく、竿がしなり、舟が揺れる!
すばやい動きで、ナイルの蛇は舟の回りをぐるぐるまわる。

蛇は力強かったが、あなたはなんとか持ちこたえた。
やがて、ナイルの蛇の赤い目が薄くなってくる。

「やった!
ナイルの蛇を釣ったぞ!」

ジョンが喜びの声をあげる。
泥土と同じ赤茶色をした蛇だった。
尾が細く長く、鋭利なひれがついている。
あなたはナイルの蛇を獲物に加えることが出来る。
暴れまわらないように、薬で眠らせると、長い尾をたたんで獲物入れに入れた。
ジョンとあなたは、意気揚々とした気分で、泥土水を抜け、先へと進む122
ただし、燃料を一ビン消費したので、減らすこと。
もしもここで舟の燃料がつきてしまったら、この項をひかえて183
 

 

 

 

 

178
岸に舟を停留させると、岩だらけの道を進んだ。
急な勾配を進むにつれ、音楽の音も大きくなる。

「なんだか、気味が悪い。
引き返そう」

弦楽器のようだが、調律がゆがんでいるようで、ひずんだ音がする。
なにか、不穏な生き物の声だとしでもおかしくない。

このまま進む146
引き返して、地底湖を先へ急ぐ22
 

 

 

 

 

179
さて、あなたが釣った獲物はどれだろう?

アオダイショウ81
ハクジャ131
太った蛇168
もし、まだ何も釣ってなければ37へ戻り、選びなおすこと。
 

 

 

 

 

180
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部一32
頭部二102
頭部四138
頭部五148
頭部六167
頭部七189
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するなら165
 

 

 

 

 

181
あなたの釣り針に、ミズヘビがかかった。
と、思ったが、その蛇の首は二股に分かれており、頭が二つあった。
双頭蛇だ。

「これは、めずらしい。高く売れるだろう」

ジョンもうれしそうだ。
双頭蛇を獲物に加えることができる。
この釣りで燃料を一本失う。燃料を減らすこと。
もし、ここで燃料が尽きるのならば、余力でなんとか向こう岸までたどり着くことはできる133
まだ燃料もエサも残っているなら18へもどってもいい。
 

 

 

 

 

182
「ワタシはユーグリッド
ダークエルフは名乗った。

「ワタシは、あなたがカードを引く瞬間をよくみていたわ。
あなたはとても残念そうな顔をした」
あなたはポーカーフェイスをきめこんだつもりだが、エルフの視力はごまかせないのだろうか。
彼女は、あなたのカードについてだけ、一方的に聞いてきた。
自分のには自信がないのか?
と問うと、
「どうかしら?」
無表情で答えた。175
 

 

 

 

 

183
燃料が尽きると、舟は推進力をうしなった。
その場ですすむことも、戻ることもできない。
「しかたないなあ、人っ飛びしてくる」
ジョンがそう言って、岸のほうまで飛んでいった。
やがて、ジョンに導かれて、救助船がやってきた。

蛇の管理人が漕艇している。
その仮面はアナコンダだ。
大きな顎の下から、低い声がする。

「もし燃料を補給したければ、一本につき審判のメダル一枚支払う必要がある。
最大一〇枚まで交換可能だ。
もし払う気がないときは、向こう岸までは送り届けてやる。
ただし、その代わりこれまで捕らえた獲物はすべて没収となる」

審判のメダルが残っていなければ87
審判のメダルが残っていて、燃料と交換できるのなら、それぞれを増減して、下記のリストから、もとの項に戻ること。

戻る項16
戻る項17
戻る項22
戻る項89
戻る項90
戻る項92
戻る項107
戻る項108
戻る項112
戻る項119
戻る項122
戻る項141
戻る項170
戻る項177

 

 

 

 

 

184
「どうもそのエサには、興味がないみたいだ」
ジョンが、水面を観察しながら、言った。
それでも、しばらくあなたは糸を垂らしていたが、ジョンがゆっくりと舟へと戻ってきた。

「もう無駄だ。蛇はどこかへ消えたし、エサも流れてしまった……」
残念ながら、ここでの釣りは失敗に終わってしまった。
燃料を一本減らすこと67
 

 

 

 

 

185
洞窟内をひとりで歩き続けた。
途中の岩壁に松明がつけられおり、完全な闇はまぬがれている。
何人かの死者とすれ違ったが、ジョンのように陽気なものはいなかった。
次の遊戯に関する有効な情報は聞けなかった。

しばらくすすむと、広間があった。
路地占いのように机に男が座っており、その周りを死者たちがかこんでいる。
そこには山羊の仮面をつけたディーラーがいて、シックスカードと呼ばれるゲームに興じていた。
しかし、メダルのないあなたには関係ことだった。
先へすすむと、洞窟は分岐した。
クモの巣ののような迷宮だった。
疲労困憊しながらも、あなたはなんとか出口を探し出した。190
 

 

 

 

 

186
舟には、長い白髪の女性が乗っているようだ。
嗚咽でもしているかのように、肩をゆらし、顔を両手で覆っている。

「あれは、バンシーだ。
伝説によると、彼女をみたあとには、必ず身のまわりに死者がでるという」
ジョンは、神妙に言ってから、
「まあ、ここでは関係ないが。
全員、死者のようなもんだ」

白髪のバンシーに近づく10
それともバンシーの舟は避けて、先へ進む116
 

 

 

 

 

187
あなたは、もう少しねばってみようと、ジョンに答えた。

「そうだな。あきらめるにはまだ早いかもしれない」
しかし、ここまでで燃料ビンを一本使い切ってしまった。
燃料を一本減らして117
 

 

 

 

 

188
「うむ。まあ、こうなっていまったら、どちらでも結果は同じだろう」
ユーグリッドは、そうつぶやいて、月のカード台にカードをさした。
残った首のない騎士が、ディーラーに促されて、星のカード台にカードをさす。

「では、オープン!」

山羊のディーラーの掛け声で二つのカード台は開示された。

星のカード台は、フォラスが、豚鼻のグールが、首のない騎士一一の合計一八
対して月のカード台は、あなたが、ユーグリッド、フーパー、の合計一一

星のカードのチームの勝利だった。
豚鼻のグールが、数字が一番低いあなたを大げさに笑った。
ダークエルフと小男からの冷たい視線を感じて、あなたは、肩身のせまい思いで、その場から逃げ出した。93
 

 

 

 

 

189
頭部にエサを投げたが、ヒュドラは見向きもしない!
まだエサが残っているのなら、試してみてもいい。
エサを選んだら、どこになげるのか決めよう。

頭部一32
頭部二102
頭部三180
頭部四138
頭部五148
頭部六167
あるいは、ヒュドラの胴体のある水面へ48
あきらめて、撤退するなら48
 

 

 

 

 

190
クモの巣迷宮の終わりには、金色のドアがあった。
派手な装飾で「ドラゴンライダーレース」と書かれている。
ドアの奥から、喧騒が聞こえた。
本物のギャンブルの熱狂が、地鳴りのようにドア越しに響いてくる。

あなたは審判のメダルをすべて失ってしまった。
そのような状態で、このドアの向こうへ行って、なにができるのだろう?
しかし、落ち込んでいる暇はなかった。
ライバルは、あなたが落ち込んでいるこのあいだにも、遊戯でメダルを増やしているのだ。
入ってみれば、メダル一枚くらいを獲れるチャンスがあるかもしれない。
とどまっていても、なにも生まれない。

あなたは「ドラゴンライダーレース」のドアを開け、中へ踏み出した。
 
to be continue…
 

 

 
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あとがき
本当に終わるんだろうかと不安になりながらも、なんとか完成しました。
前作よりはわかりやすくしたつもりですが、いかがだったでしょうか?
引き継いだメダル数でも変動しますが、作者のテストプレイでは二八五枚が最高でした。(最後にゼロにはなりますが)
次作「ドラゴンライダーレース」で完結予定です。気長にお待ちください。