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ゲームブック サイキックJK麻美 -灯油通り魔事件!
ゲームブック サイキックJK麻美 -灯油通り魔事件!
媒体 Kindle
作者1 代々木丈太郎
作者2
出版社 GameBook.xyz
ジャンル
パラグラフ数 189
必要なもの
書評・感想
概要
189パラグラフ。サイコロ、アドベンチャーシート不要のゲームブックです。

■はじめにお読みください -プロローグに代えて-

ゲームブックの体裁をしている本書だが、そんじょそこらのゲームブックとは二味違う。

「まあ、二味って微妙ね」
ん? 麻美か。ちょうど良かった。筆者の代わりに説明してくれたまえ。
「え? バイト料って出るんですか?」
! あなた仮にも架空の人物でしょ!? そんな事言わないの!
「はいはい。分かりましたー。済みません」
ほらほら、読者の皆様にご挨拶して
「ああ、はい。皆さん初めまして。『サイキックJK麻美』シリーズの主人公、有村麻美です。この春から男女塾学園高校1年生です。趣味はースポーツ全般で、うーんと……」
いや、麻美。自己紹介はそれくらいでいいからゲームのルールとか世界観とかの説明をして欲しいんだが。
「ルール? セカイカン? え、あの、えと……」
「その辺は僕が代わりにやりますよ」
おお。翔か。いいところに出てきてくれた!
「はい。同校1年菊池翔です。まずルールなんですが、この読み物はゲームブック。通常の小説の様に順番に読み進めるのではなく、その場で提示されている選択肢を読者が選び、それ如何で物語展開が変化するゲームの醍醐味を味わえるエンターテイメントとなっています。選択によってはゲームオーバーとなるのでよく考えて、ヒントを手繰り寄せながらハッピーエンドを目指し、楽しんでいただきたいと思います」
おお。流石元T駒。上手な説明だ。続いて世界観を……
「それはさやかちゃんにやってもらっては? 脇役扱いも可哀想ですよ」
「嬉しい事言ってくれるねー。こんにちはー。ビリでギャルのさやかです。麻美とは幼なじみで彼女の秘密能力を知る数少ない存在です」
「能力は僕も知っているよ」
「えーでもそれは『サイキックJK麻美 -Preparatio Time-(ゲームブック投稿サイトにあるので探してみてね)』で初めて知ることになるんでしょー」
「うん、そうだけど」
「ま、つまり『サイキックJK麻美 -Preparation Time-(ゲームブック投稿サイトにあるので探してみてね)』をプレイしてもらえれば世界観はバッチリです!」
「あ、麻美……。あたしが言おうとしたのに何ひょうひょうと出てきてんのよ」
「(てへぺろっ)ごめん」
「まあ、無料なんだしネット環境がある読者の皆さんは是非(ゲームブック投稿サイトにあるので探して)プレイしてみてください。短編なので気軽に楽しんで頂けると思います」
「「お願いします」」
「それと、筆者が言っていた『二味も違う』と言うのは、ゲームブックは通常『主人公はあなた』なんですけど、このゲームブックは『主人公はあなたじゃない』んです。僕と麻美くんが主人公なんです」
「どうせあたしは脇役よ……」
「まあまあさやか、あなたも重要人物なんだからがっかりしないで」
「はは。で、僕を視点とした展開と、麻美くんを視点にした展開を冒頭で選べるんです。例えば僕を視点とした物語をクリアしたあと、麻美くんを視点とした物語はまた、別の内容になっているので、物語の深みを楽しんで頂けると思います」
「一粒で二度美味しい、ということなのね」
「読者の皆さんは主人公二人を駆使してミッションをクリアして下さいね」
「以上で説明を終わりますが、いいですか」
いいよいいよ。みんな協力しあって無事にプロローグを取り仕切ってくれたね。(バイト代は出せないけど)感謝しているよ。じゃあ、みんな持ち場に戻って読者の方が来たら手はず通りに頼むよ
「「「はい。失礼します」」」(登場人物3人一旦退場)
はい。改めて読者の皆様、おおよそ分かって頂けたでしょうか。それでは『サイキックJK麻美 -灯油通り魔事件!-』心ゆくまでお楽しみください。
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