見える、つながり － ちょっと変わった視点のファンタジーゲームブックシリーズの序章

昔、「ゲームブック」という本で遊んだ経験のおありでしょうか。著者は、ゲームブックの魅力に取りつかれ、今でもゲームブックの新作を同人誌で頒布しています。次回作作成のための印刷代を捻出するために電子書式として頒布を開始いたしました。ぜひご覧ください。

この「冒険者の街にも朝が来た」はファンタジーのゲームブックシリーズとして企画されました。
たいていのファンタジーでは、一人の主人公（と数人の仲間）で悪を倒したり、新たな秩序を求めたりしますが、このシリーズでは、主人公は「冒険者ギルド」に所属するいち冒険者として、活躍の場を求めていきます。端的に言うと、ファンタジー版「細うで繁盛記」と言いましょうか。

#0では、あなた（主人公）は、冒険のタネを求めて、「冒険者の街」と言われるカレーストンという街を訪れます。ギルドへの登録が非常にシステマチックになっており、戸惑いを隠せませんが、更に渡された初仕事が「依頼者を探してほしい」というもの。さてあなたは無事に依頼者を見つけ出せるのでしょうか？