Overview作品概要

媒体 | Kindle |
---|---|
作者1 | 古森匣樹太郎 |
作者2 | |
出版社 | |
ジャンル | |
パラグラフ数 | |
必要なもの | |
書評・感想 |
古の昔から「十音の海」と呼ばれる森には、黒き裂け目の底の魔を封じる為に一本の聖樹が立っていると伝えられている。 現にその森は、森と幻影の魔法を司るエルフと、石と大地の魔法を司るドワーフと、歴史を歌で語り、星の運行を占う人間達が集うドルイドの聖地の一つとされてきた。 だが日蝕の日、ドルイド達が崇める聖の森を、地震と疫病が襲った。 ドルイド達は聖樹復活の儀式を執り行う為、魔法の宿り木を求めて旅に出た。 一年後、魔法の宿り木を手にして森に帰ってきたドルイド達は、森が邪悪な紫の茨に囲まれ封鎖されている事を知る。 次々に熱病に倒れ、満足に動けるドルイドは君一人しか居ない。 君はドルイドの中でも落ちこぼれで、何年経っても使える魔法は1つ、「地面を耕し畑に変える魔法」しか使えない落ちこぼれだ。 君の師匠と兄弟子達は、魔力の籠もった品物を全て君に託し、禁断の植物を枯らす魔法を使って、君を森の中に送り込んだ。 君は命に代えても、聖樹の元に魔法の宿り木を届けなくてはいけない。 |