スペクター ~フロム マーテルノウェム~

貴方は脳を端末化した未来世界において、眠れる人々の生命を守る立場にある、総統括官という最高責任者の立場にある。
ある日、システムの管理者と言える人物から依頼を受けることから話が始まる。

ゲーム前の準備→始めるにあたりに移動
直ぐに本題に→始まりに移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
始めるにあたり

 
 
サイコロひとつが必要!って言いたかったのだけど、何も必要ありません。
今回、相当にごちゃごちゃした話になるので、面倒くさいのが嫌いな人はやめておいたほうがいいかも。

直ぐに本題に→始まりに移動
ついでだから前書きと言う名の言い分を見てやる→前書きに移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
前書き

 
 
今回の話は前回の続きのようなところがあるので、是非、前作の「マーテルノウェム」のTRUE ENDを見てきてね。
前回の最後の辺り、これをあんな形だけで終わらせるのは面白くないな、と思い始めたのが始まり。
まぁだから、本当に書き上げる直前に思いついた。
時間的には1ヶ月ほど前になるのだろうか。
今回のも試験導入的な意味合いが大きいが、テストで終わらせずにくみ上げるつもり。
ラインディフェンス程にはシステムを構築する必要はないので。
ただ、すっごい分かり辛くなる可能性がある、ということで準備段階でお断りを入れておいた。
自分の頭が持ちますように。

では本編へどうぞ→始まりに移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
始まり

 
 
貴方は眠れる人類の保護する機関の最高責任者、総統括官である。
しかし今、少々困惑する事態に直面している。

「しかしあれだね。
 ここは客に茶も出さないのかね?」

・・・来るなり嫌味な事をのたまうこの人物は補佐官。
何の、と言うのは最近分かって来た。
以前は実働部隊の補佐的な役割だと思っていた。
しかし実際は、この人類の脳を端末化したシステムの考案、及び構築者の完全なコピー、クローンだという事だ。
よって、総統括官である貴方よりはるかにシステムに詳しく、介入も容易に行う厄介な人物だ。
前任者が良く言っていた。

「補佐官とだけは対立するな。」

当初は何でもこなす高い身体能力や博学さを指して言っているのだと思っていた・・・が、

「さっきから何を難しい顔をしているのかね?」

そういう当人は・・・10人、目の前にいる。
当然、完全なコピーのクローンだから同じ顔、同じ口調、同じ声、同じ威圧感・・・が10人。
なるほど・・・はなから相手になってないのか・・・。

「そろそろ本題に入っても良いかね?
 お茶も出そうにないしね。」

ええどうぞ→96に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
4

 
 
「おっけぇ。じゃあ次は直接対面やねぇ。
 次が正真正銘ラストチャンスやから。」

その言葉に緊張が走る。
人一人の命が掛かる、重大な責務だ。

では相手との対面に→7に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
5

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

育った作物を一つ一つ丁寧にチェックする。
虫が居たら丁寧に捕獲し、何かしらの瓶に放り込んでいく。
あらかた虫の掃除がすむと、瓶を片手に農場脇の大きな木に向かう。
大きな木の根元には、何やら箱があり、開いて何やら取り出す。
取り出したものを袖に通し、裏にある洞に近づく。
木の洞には、何か鳥の雛がぎゃーぎゃー騒いでいる。
その雛たちの口に、先程捕まえた虫をつまんでは突っ込んでいく。
それが済むと、また農場へ戻り、作物の根元に施肥していく。
なんと言うこともない普通の農家の仕事だが、妙に鮮明に記録されている。
彼にとってはこうしたことが幸せなのだろう。

・・・ザー・・・ブツン。

まさに農家の一日、という感じだった。
細かすぎてかえって印象に残らないように思う。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
6

 
 
Cの見る夢に干渉・・・。

Cは書類整理をせっせと片付けると、定刻ぴったりで直ぐ役所を後にした。
何やら急いでいるようだ。
Cは誰かを探しているのか、あちこちをうろうろしながら移動している。
ようやく見つけたのか、一人の人物に急いで駆け寄り、肩を叩く。
A、女性 看護師 43 20世紀、だ。

「あら、Cさん。こんばんは。」

「こんばんは。今お帰りですか?」

「はい、そうです。何だか変な日ねぇ。
 こんなにも呼び止められるなんて。」

「え?そうなんですか?誰にです?」

「仕事の帰り間際、同僚に、とか。
 つい先程はBさんに、とか。
 ほら、この野菜、Bさんからなの。」

「・・・そうなんですか。」

「あ、それで御用って?」

「ああ、それなんですが・・・。」

この後の二人は、これといって印象に残るような会話はしていなかった。
結局何のために呼び止めたのか、それさえも分からないような内容だった。
会話も途切れ、別れを告げると、Aはまっすぐ家のほうへと帰っていく。
Cの方も家に帰ろうとした、が、こちらを見る視線に気付き、足を止める。
B、男性 農家 62歳 19世紀、だ。
こちらへの距離を詰めてきている。

「・・・」

「・・・」

やがて二人は、互いの顔がはっきり分かる距離まで近づいた。

「・・・」

「・・・」

それ以上は近付かず、お互い何も言わず、睨み合ったまま時が過ぎる。
やがてどちらからともなく、離れていった。
Cはその後、商店に寄り、度数高めのアルコールを買い、家に戻った。
家に着いた後は、あおる様に酒を飲み、酔えずに夜を過ごした。

結論を出すために戻ろう→75に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
7

 
 
さて、誰に目星をつけただろうか?

A 女性 看護師 43 20世紀 の視界→74に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の視界→17に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の視界→39に移動
D 女性 主婦  50 未来  の視界→15に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の視界→13に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
8

 
 
「何しに来たんですか貴方は。
 よりによって私に目星をつけて・・・。
 使えない人ですねぇ、貴方は。」

・・・え?何この口調。
もしかして・・・?

「もしかしなくても補佐官です。
 貴方を良く知っている方の。」

・・・。

「別の同輩がこの役目を負っていますが、無理を言って今日は譲ってもらいました。
 残念なことにその甲斐がありました。」

・・・面目ない。

「もう一度だけチャンスをあげましょう。
 と言うか、そのための交代です。
 今から私はある人物と会います。
 貴方は、その会話を聞いていなさい。
 勿論隠れてね。」

・・・仰る通りに。

させて頂きます→87に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
9

 
 
A 女性 看護師 43歳 20世紀
Aの記録を見ることにした。
時間帯は?

朝→34に移動
昼→53に移動
夜→36に移動
深夜→49に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
10

 
 
B 男性 農家 62歳 19世紀
Bの記録を見ることにした。
時間帯は?

朝→21に移動
昼→5に移動
夜→12に移動
深夜→62に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
11

 
 
注意点はあるかどうか聞いてみた。

「せやねぇ・・・見るべきは違和感かな?
 人々が安全に、幸せを最大限感じれる世界、それがシステムの見せる夢や。
 人によって、幸せの形はちゃうけどな。
 僕みたいに、闘争の中にあって喜びを感じる変人も居る。
 でもまぁ、そういうのは大抵一人だけの世界に閉じこもっとぉ。
 何人もが共有する世界で、戦いだの軋轢だのストレスだのは無いやろな。」

サインのひとつというわけか。
留意しておこう。

さぁ、ではまず誰の記録を見よう?

A 女性 看護師 43 20世紀 の記録→9に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の記録→10に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の記録→68に移動
D 女性 主婦  50 未来  の記録→77に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の記録→90に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
12

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

夕方に差し掛かるまで、ずっと作物の世話をしていたようだ。
この人物にとって、こういう作業は喜びなんだろう。
一通り見て周ると、道具をまとめて家路に就く。
途中、商店を利用する、A 女性 看護師 43歳 20世紀、を目にし、離れて様子を伺う。
Aが買い物を済ませ、商店からさほど離れていない家に着くまで、じっと見ていたようだ。
家に帰ったのを確認してからまた歩き出した。
途中、C 男性 公務員 33歳 21世紀、を見かけ、先程と同じく遠目に様子を伺っていた。
視界からCが外れたために、またすぐ歩き出す。
また、D 女性 主婦 50歳 未来、ともすれ違うが、お互い会釈するに留まる。
この時、このBという人物が、気難しい性格だとの予備情報が流れ、近所付き合いは良い方ではないと推測できる。
さらにE 男性 牧師 45歳 17世紀ともすれ違うが、Eの丁寧な挨拶にはぶっきらぼうに返していた。
家に帰るとなにやら調理し、さっさと食べてしまうが、相当に早く流れたので、彼にはどうでも良いことの様だ。
食事後、念入りに農具の手入れをしていた。
こちらは食事の前後と比べて非常に細かく記録されていた。

・・・ザー・・・ブツン。

人によってかなり態度も変える人のようだ。
気になる行動も幾つかあった。
それより何より、農業が心から好きだということだけは確からしい。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
13

 
 
今回は直接夢の中の世界で会いに行くため、現在潜行中・・・。

・・・
・・

気がつくと、目の前には17世紀頃の世界観が広がっていた。
それぞれの人の脳が最も心地よいと思う世界を構築するのが、この仮想空間だ。
とは言え、多種にわたる時代が違和感無く交われるのは不思議としかいえない。

この人物の世界は最も古い時代のものだが・・・感慨深いものがある。
細かいディテールまでこだわりぬかれているような気さえする。
っと、感慨に耽っていてどうする。
Eを探さないと・・・。

「私を探してどうするんです?」

え!?→8に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
14

 
 
「おかえりぃ。視界を借りとぉ人を選び直せるけど、どぉするぅ?」

昼の部、視界を借りるべき相手は?

A 女性 看護師 43 20世紀 の視界→92に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の視界→59に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の視界→33に移動
D 女性 主婦  50 未来  の視界→69に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の視界→28に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
15

 
 
今回は直接夢の中の世界で会いに行くため、現在潜行中・・・。

・・・
・・

気がつくと、目の前には未来の世界観が広がっていた。
それぞれの人の脳が最も心地よいと思う世界を構築するのが、この仮想空間だ。
とは言え、多種にわたる時代が違和感無く交われるのは不思議としかいえない。

それにしても、貴方が以前居た夢の世界と比べ、相当に進んだ世界だ。
現実世界で活動するようになった、貴方が見ている超技術が垣間見られる。
・・・と、感慨にふけっていても仕方ない。
Dは何処に居るのだろう?
やはり自宅付近だろうか?
等と思案しながら、その家の近くまで来た。
すると出かけようとするDを発見。

慌てて声をかける→88に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
16

 
 
「ほんならぁ・・・気は進まんのやけど。
 補佐官ずどもがあらかじめ記録してた記録調査から行っとこぉか?」

仕事が速いというべきだろうか、あの人らしいというか。
どうやら異変の起こりそうな記録を既にとっているようだ。
というか、わざわざ報告しているのだから、異変が見受けられた記録なのだろう。
悩むまでもなく、まずは見てみよう。

「まずは記録に出てくる登場人物を予習しとこかぁ。」

名 性別 職業  歳 主観年代
A 女性 看護師 43 20世紀
B 男性 農家  62 19世紀
C 男性 公務員 33 21世紀
D 女性 主婦  50 未来
E 男性 牧師  45 17世紀

「こんな感じやね。」

見事にばらばらだな。5人だけなのだろうか?

「嫌味なあいつらのこっちゃから、しぼっておいてあげましたよ、見たいなこっちゃろ。
 ・・・いつかシメたる。」

やめなさいってのに→11に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
17

 
 
今回は直接夢の中の世界で会いに行くため、現在潜行中・・・。

・・・
・・

気がつくと、目の前には19世紀頃の世界観が広がっていた。
それぞれの人の脳が最も心地よいと思う世界を構築するのが、この仮想空間だ。
とは言え、多種にわたる時代が違和感無く交われるのは不思議としかいえない。

感慨にふけるのはこのくらいにして、Bを探さないといけないな。
農場に行けば居るだろうか・・・?
そんなことを考えながらふらふらと農場の方向へと移動していく。
すると、農場に着くより先にBを、彼の家の付近で見つけられた。

よし、直撃するぞ→93に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
18

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

夕方、既に役所を後にして、歩いているシーンから始まった。
家路に就いている・・・というよりは、ぶらぶら歩いている感じだ。
夜が訪れる頃、商店へと向かっていった。
・・・が、何故か手前で止まり、そこで1時間ほど何かをしていたようだ。
補助情報で1時間経ったことが表示された。
これがなければ普通に商店の前から買い物までスムーズに進んだと思っていただろう。
何をしていたかは、プライベートな部分なのか、どうでも良いことかは不明だが。
なんにせよ、ようやく買い物を済ませて家路に就いた。
・・・が、ここからはまたも映像が途切れている。

・・・ザー・・・ブツン。

彼の行動はよく映像が途切れる。
非常にオンオフがはっきりしているみたいだ。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
19

 
 
しばしの沈黙が流れ、Cが額の汗を、手にしたハンカチで拭う。
緊張でもしているのか、Cはそのハンカチを落としてしまう。
ぽとりと落ちるかと思いきや、ハンカチはひらひらと貴方の方へ舞い降りる。
・・・Cの姿は何処?

「お前がその犯人そのものか?
 それともBの差し金なのか。
 いずれにせよ排除させてもらう。」

いつの間にか背後に立っていたCに、背中を刺されてしまう。
ナイフを隠し持っていたようだ。
その刹那、視界がぐにゃりと歪む。
強制排出が掛かったようだ。

・・・
・・

「おかえりぃ・・・あかんかったね。
 やばいとこ刺されてたから強制かけたんやけど、アレは・・・駄目かなぁ。」

駄目って・・・何が?

「彼も処分対象だ、と言うことですよ。
 貴方を刺してしまったがためにね。
 貴方は何がしたかったのです?
 対象者を増やしに行ったのですか?」

クローンず・・・。
に、返す言葉も無く・・・。
秘書君は威嚇してるけど・・・。

「もう貴方はすっこんでいなさい。」

反論も出来ず、彼らもそれ以上は何も言わず、ただ退出していった。
後には、無力さに打ちひしがれる貴方と、まだ威嚇している秘書君だけが残った。

(犠牲者増大END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
20

 
 
Bの見る夢に干渉・・・

がばっ!!飛び起きるシーンから始まった。
荒い息遣いに酷い寝汗、悪夢を見たようだ。
しかし何故だろう。
システムの影響下にある夢の中で、ストレスを感じるようなことがあるのだろうか?
呼吸を整えると起き上がり、納屋に向かう。
そこから色々引っ張り出して確認する。
・・・銃や刀剣の類だ。
ただ、鎖でがんじがらめに封印してある。
それらを見てため息をつき、又しまう。
次に、金槌や釘、板などを引っ張り出してきて、ひとまとめにしておく。
他にも農具をひっぱりだしてきて、点検を終えると、そちらもまとめておく。
それが終わると風呂でシャワーを浴びる。
浴びてる間、体中の古傷をさすっている。
・・・軍人、だったのだろう。
浴室から出て身支度を整えると、戸棚からパンを引っ張り出し、朝食を作る。
といって、パンを適当に切り、チーズやハム、野菜を挟んだだけ。
ソレを布でくるみ、先程ひとまとめにした農具も担いで農場へと急ぐ。
農場に着くとまずは朝食にかぶりつく。
食べるというより押し込んで、水でもって流し込む感じだ。
食べ終わる頃、日がようやく昇ってきた。
朝日を見てから雑草を刈り始める。
暫くして、人の往来が多くなる頃、農具を片付け家に戻る。
先程の農具から必要なものだけ取り出し、金槌や釘などをまとめたものと一緒に担ぐ。
夜明け前に作業した場所とは少し別の場所へと向かっているようだ。
目的地と思わしき場所が見えてきた頃、脇目に病院も見えてきた。
すると、荷物を降ろして休憩を始めた。
何かを待っているのだろうか。
暫くすると、彼に目には二人の人物が映る。
A、女性 看護師 43歳 20世紀、とC、男性 公務員 33歳 21世紀だ。
二人の会話を遠目にじっと見ていると、Cと目が合った。
とたんにCは会話を切り上げ、その場を後に足早に去っていった。
Cが見えなくなる頃、荷物を又担ぐ。

「おはようございます。今日は大きな道具をお持ちなんですね?」

そこへAが声をかけてきた。

「親鳥が怪我をしてしまった影響で、育児放棄にあった雛共が居てな。
 最近では、最初に親鳥がこさえた巣よりでかくなっちまってね。
 ちゃんとした土台を作ろうと思ってな。」

「ええ?育てられているんですか?」

「薬を使わず育てた野菜にゃ、奴らの餌なんざわんさといるのでな。
 なぁに、物のついでだよ。」

「今度見せて下さいねぇ。」

「ああええとも。童共も連れてくるとええ。
 遠くから見る分には大丈夫だろう。」

そう会話を交わして手を振り、お互いの目的地へと歩き始める。
少し離れるとBは歩を止め、Aの方を見る。
Aが病院に辿り着いたのを見届けてから、改めて農場へと向かった。
農場に着く頃、昼の部に移った。

一度戻ろう→14に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
21

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

記録は朝から始まるはずだが、まだ暗い内のようだ。
道具の確認だろうか、納屋から色々引っ張り出してきている。
この辺りの映像の流れは速い。
重要ではないからだろう。
一通り用意を済ませると、一度風呂に入るようだ。
シャワーを浴びている。
・・・。
デフォルメされてはいるが、どうもこの男性の体は傷が多い。
退役軍人なのではないだろうか?
身支度を整えると、さっさと農場へと向かう。
農場に着くと、まずサンドイッチを食べ始めた。
どうやら作ってあったようだが、そのシーンは飛んでいる。
作業の前に食べるのは重要でも、作るのはどうでもいいのだろう。
やがて日が昇ってきて明るくなると雑草を刈り始める。
・・・こういう部分がしっかり映像に出るのは何だろう、地味な作業が好きなのだろうか?
やがて日がしっかり昇り、人の往来も多くなってくる。
そこでBは一度家に戻り、別の農具を担いでまた農場に向かう。
先程とは少し場所が違うようだ。
途中、A 女性 看護師 43歳 20世紀、とすれ違い、会話が始まる。

「これからお仕事ですか?」

「仕事なのか趣味なのか、わからないがね。
 今度また取れた物でも持っていくよ。」

「わぁ、ありがとうございます。」

「気をつけてお行き。」

Aが病院に向かう姿をしばらく眺め、また農場へと歩を進める。

・・・ザー・・・ブツン。

ここまでのようだ。
人によってはどうでも良く見えることも、その人にはどう映っているかは別、ということだろう。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
22

 
 
補佐官殿は何も言わず、貴方の顔をじーーーっと見つめる。
そしてニコッと笑ったかと思うと、

「帰れ、ぼけなす。」

強制送還された→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
23

 
 
現実世界に戻ってみると、秘書君と補佐官殿がこちらを覗き込んでいた。
・・・余りぞっとしない絵だ・・・。

「おかえりぃ。」

「待っていたよ。」

・・・ん?おや?思ったより和やか?だ。

「ん?もしかして又喧嘩しとぉ思たぁ?」

「知らぬ間柄では無いですしね。
 無理に喧嘩なんてしませんよ。」

んん~??

「あ~・・・分かったわ。
 この補佐官は、僕らが以前所属してた、マーテルノウェムのチームの人やで。」

ん??あー・・・なるほど?

「察しの悪い人ですね。
 以前貴方が救われ、そのまま所属することになったチームに居た者ですよ。」

おー・・・なるほど?

「・・・せやから。この前の補佐官ずは、僕らと面識無かった人らな。
 この人は、僕のことは良く、君の事はある程度知っとぉ人や。
 おぉけぇ?」

ぉ・・・おおおお、おおけぇ。

「私は彼が非常に有能であること。
 そしてシステム維持に、とても有益な人材だと言うことを良く知ってます。
 彼らは目の当たりにしていないので、彼の異端振りしか知らないのです。」

とにかく喧嘩は無いということのようだ。

「・・・」

「・・・」

冷たい視線を感じる・・・。

話を調査に戻しませんか?→76に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
24

 
 
Bの見る夢に干渉・・・。

夕暮れ時、Bは農場で、色んな野菜をせっせと収穫しているようだ。
日が落ちきる前に、できる限り多種類の収穫を済ませようという感じだろうか。
ようやく手を止めると、手早く袋に詰める。
足早に農場を後にし、通りまで出てくると、キョロキョロと辺りを見回している。
誰かを探しているのだろうか。
どうやら見つけたようで、見回すのをやめ、野菜の袋を担ぎ足早に移動を始める。
その人物、A、女性 看護師 43 20世紀、の近くまで駆け寄り、肩を叩く。

「あらBさん、こんばんは。」

「やぁこんばんは。今、帰りかね?」

「ええ、お買い物して帰ろうかと。」

「丁度ええ、これもってけ。」

「あら!こんなに沢山。良いんですか?」

「ええよ。病院には改めて持って行くでな。
 これはAさんちで使うとええ。」

「有難うございます。助かります。」

BはAの笑顔を見て満足気だ。
その後他愛無い話を少し交わし、別れた。
Aの帰る後姿を眺めつつ、内容は分からなかったが、何やらぶつぶつ呟いた。
その後直ぐ帰るのかと思いきや、またしてもキョロキョロし始める。
今度は誰を探しているのだろう。
見つけたのだろう。
先程と同じく動きを止め、Aの帰っていった方向をじっと見やる。
AがC、男性 公務員 33 21世紀、と出会ったようだ。
その様子を近づきもせず、遠目にじぃ・・・っと見続けている。
程なく二人が別れると、ゆっくりとCに近づいていく。

「・・・」

「・・・」

やがて二人は、互いの顔がはっきり分かる距離まで近づいた。

「・・・」

「・・・」

ただ、無言で睨み合う。
どれ位の時が経ったか、やがてどちらからとなく離れていった。
Bは家に帰るとまっすぐ納屋に向かい、鎖で縛り上げられた箱の前に座る。
そこから夜になるまで、ずっと納屋でその箱を睨み続けていた。

結論を出すために戻ろう→75に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
25

 
 
「そうですね。
 これから会いに行くといいでしょう。
 ただし、アプローチの方法を間違えてはいけませんよ。
 逃げられてしまうので。
 そうなれば今までの全てが無駄です。
 我が同輩達からの風当たりも、尋常ではなくなるでしょう。」

ひい・・・とにかく行ってきます。

この後、Aを探しに病院方向へと移動を開始し、程なくしてAを発見。

声をかける→40に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
26

 
 
「どやったぁ?」

秘書が問いかけてくる。
長い間、人の夢の中を覗いていた気分だ。

「時間的には1時間ちょいかなぁ。」

濃密な情報を、細かく読み取る技術というのは素晴らしい。
5人分の1日の記録を見るのに、読み返しがあったとしても、たった1時間とは。

「目星ついとぉ?」

そういわれて少し固まる。
実際、怪しいかと問われると難しい。
細かい違和感は点在するが・・・。

怪しいと思う人物が居る→82に移動
怪しい人物は見受けられなかった→45に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
27

 
 
「あら・・・じゃあCさんかDさんね。」

と困ったように笑みを浮かべる。
最近狙われているように思っていることについて詳しく聞くことにした。

「狙われているのかどうか・・・説明しにくいんですけれど・・・。
 狙われていると言うよりは、成り代わろうとされている?
 そういう言葉のほうがしっくり来る気がします。」

成り代わり?

「・・・私の知らないことが多いんです。
 Aさん、何処何処で見かけましたよ、とか、あの日はどうも、とか。
 私、身に覚えが全く無いんです。」

とすると、Aさんに化けた何者かが居る?

「Dさんにね。狙われてるかも!なんて話、実はしていないんですよ。
 でも彼女は確かに私から聞いたし、切羽詰った様子だったと。」

・・・なるほど。
これらのことから推測するに、彼女以外のAが存在することになりそうだ。
Aには引き続き、別人のAについて調べ上げてご報告します、と別れを告げた。

「宜しくお願いいたします。」

繰り返し振り返り、頭を下げていった。
さてどうしよう・・・と思っていると、突然ぐるぐると視界が回りだす。
おや?強制排出をうけた・・・の?
しかし何時まで経っても現実に戻らない。
一向に止まらない、回転する視界に酷い眩暈を覚え始め、強く目を閉じる。
・・・
・・

ようやく回転する感覚が治まり、気付くと真っ暗な部屋で椅子に縛られていた。
何事だろう?というかデジャヴ?
辺りを見回すとかすかに人の気配が・・・。

誰だ!→95に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
28

 
 
Eの見る夢に干渉・・・。

昼まで礼拝堂で、礼拝に来る人々や、悩みを抱えた人々の相手をしていた。
人の足が絶えた時は、祈りを捧げている。
それにしても、ずいぶんと熱心だな。
昼に一度、礼拝堂を閉めて食事に出かけ、戻るとまた祈ったり、人々の話を聞いていた。
そうこうするうちに夜の部に移った。

一度戻ろう→23に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
29

 
 
「んー・・・。
 そうは言うても、もう時間無いで?
 あのクローンずは、次で結論でなかったら、直接出向くゆーとったし。」

困ったことだ。
こうなれば当てずっぽうでも構わずに、行くべきだろうか?

「まぁ・・・5分の1やしね。
 やらんよりましか?
 ただ、クローンずは今回のことを“精神汚染”ちゅーとったからなぁ。
 もしかしたら、選択次第で危険な目に遭うかも知らんよ?
 夢の中の死は現実の死に直結しとぉから気ぃつけぇや?」

・・・了解→7に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
30

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

・・・ザー・・・ブツン。

予備情報に、寝ているわけではないらしいことだけ表示されている。
それが1~2時間程度続いているが、プライバシー関連のようだ。
映像はなかった。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
31

 
 
「え?・・・あ!あらやだ、ほほほ。」

口では笑うも、表情は引きつっている。
ここは畳み込むべきか。
先日の喫茶店での出来事を、できるだけ詳しく聞かせて欲しいと畳み込む。
理由については、報告書を作る必要があるとか話しをでっちあげた。

「しかた・・・ないわねぇ・・・。
 内緒よ?絶対内緒だからね!?」

その後、Dが話してくれた内容はこうだ。
Aは最近誰かの視線を常に感じると、ポロリともらしたことがあるそうだ。
そこで、Aは人妻だが、好意を寄せていると思われる二人に相談した。
一人は農夫のB、軍隊上がりの無骨者だが、頼りになりそうと言う理由で。
もう一人は役所勤めのC、物腰柔らかく、人と接するのが好きそうという理由で。
で、昨日の件だが、二人がAを巡って取り合いになって喧嘩するんじゃ!?
そういう甘い期待を我慢し切れなかった話に至るまでを長々と聞かされた。

「だけど変なのよ。
 Aさん、誰かに監視されているかのように話していたのにね。
 不意に肩を叩かれても、怯えるどころかびっくりもしないのよ。
 それも二人ともによ?」

・・・それは確かに。
だがそうなるとこの人は犯人では無い。
そう確信した瞬間、視界が揺らいできた。
強制排出をかけられたようだ。

残念無念・・・→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
32

 
 
Aの見る夢に干渉・・・

朝、目覚めの時間だ。
ご飯の用意をすると、家族を起こし、朝食を済ませるように促す。
朝食を済ませると、夫の身支度を整えて送り出し、子供達も学校へ送り出す。
地震も身支度を済ませると、勤め先へと向かう。
道中、C 男性 公務員 33歳 21世紀、出会い声をかける。

「おはようございます。良い天気ですね。」

「おはようございます。そうですね。」

何時もの朝の挨拶なのだろう。

「お母さんの具合はどうですか?」

「ええ、おかげさまで・・・あ、急ぎますので失礼します。」

「あ、すみません、呼び止めてしまって。」

Cは気にしないでとばかりに手を振り先を急いでいってしまった。
足早に去るCを少しの間見送ると、又歩き出す。
病院手前辺りで、農具を担いだB、男性 農家 62歳 19世紀、とも出会う。

「おはようございます。今日は大きな道具をお持ちなんですね?」

「親鳥が怪我をしてしまった影響で、育児放棄にあった雛共が居てな。
 最近では、最初に親鳥がこさえた巣よりでかくなっちまってね。
 ちゃんとした土台を作ろうと思ってな。」

「ええ?育てられているんですか?」

「薬を使わず育てた野菜にゃ、奴らの餌なんざわんさといるのでな。
 なぁに、物のついでだよ。」

「今度見せて下さいねぇ。」

「ああええとも。童共も連れてくるとええ。
 遠くから見る分には大丈夫だろう。」

そう会話を交わして手を振り、お互いの目的地へと歩いていった。
Aが病院に着いた所で昼の部に移った。

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33

 
 
Cの見る夢に干渉・・・。

今日の彼の仕事は主に書類整理のようだ。
非常にてきぱきと整理を行っている。
が、機械的な仕事ぶりから察するに、この業務を彼は好んでいないようだ。
やがて雑務を済ませ、書類を別の部署へ届けるため、席を立つ。

「あら、Cさん、今日は受付じゃないの?」

声をかけられ振り向くと、D 女性 主婦  50 未来、がそこに居た。

「ええ、そうなんですよ。
 今日は例の件でですか?」

「そうなの、今終わったところ。
 貴方の言うようにしたら、とてもスムーズに担当部署へと通されたわ。
 ありがとう。」

「お役に立ててなりよりです。」

どうやら何かをアドバイスしたことがあり、功を奏したらしい。

「ああ、そうそう。例の件だけどね。
 まだ気になるそうよぉ。」

「・・・そうですか。
 又気をつけておきます。」

「そうね・・・それがいいわ。
 じゃあ、今日は私はこれで。」

「はい、ご利用ありがとうございました。」

Dはにこやかに手を振り、役所を後にした。
その後のCには特に何かあったわけでなく、黙々と作業をこなしていく。
そして夜の部に移った。

一度戻ろう→23に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
34

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

女性Aは朝、いつものように目覚めた。
夫を見送り、子供達を学校に送り出し、身支度を済ませて病院へ向かう。
勤め先はこじんまりとした小さな病院だ。
道中、C 男性 公務員 33歳 21世紀、と挨拶を交わし、
農具を担いだ、B 男性 農家 62歳 19世紀、とも出会う。
Bは気難しい人物だが、以前入院したことがあり、その時に打ち解けたらしい、という予備情報も表示された。

「これからお仕事ですか?」

「仕事なのか趣味なのか、わからないがね。
 今度また取れた物でも持っていくよ。」

「わぁ、ありがとうございます。」

「気をつけてお行き。」

Aはお辞儀をして病院へと向かう。

・・・ザー・・・ブツン。

おや、これだけか。
プライベートなことが混じっているのだろうけど、思った以上に見れないものだな。
彼女にとって大事なことだけが特にピックアップされているのかもしれない。
もしくはこれが人の見る夢ということなのか。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
35

 
 
Bの表情が固まり、次いで真っ赤に染まり上がっていく。
おもむろに走り出し、納屋の中に駆け込む。

・・・
・・

「おかえりぃ・・・てか、あかんやろ。
 アレはやったらあかんわ・・・。」

どうやらBはその後、納屋にある銃火気の類を持ち出してきていたようだ。

「無様ですね。
 貴方は被害を広げたかったのですか?」

う・・・クローンず。

「彼は結論、元凶ではありません。
 ただ、既に相当に攻撃的になっています。
 別の世界に隔離して調整の後、改善が見られなければ、彼も処分対象です。」

・・・。

「ご苦労でした、相当に無能な人。
 あ、いえ、総統さん。」

がっくりとうなだれる貴方を尻目にクローンずは去っていった。
立ち直れるだろうか・・・。

(大失敗END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
36

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

夕方近くまで働き、仕事を終えると家路に就いた。
帰りに商店に立ち寄り、夕飯の材料を買っているようだ。
この辺りはまばらで、料理のシーンも飛び飛びだった。
家族の団欒は特にもやがかかっていた。
プライバシー、か。

・・・ザー・・・ブツン。

プライバシーが絡むと短いな。
もっとも、他の重要人物との触れ合いでもない限り、問題にはならなそうだ。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
37

 
 
直接調査は、自分で仮想空間に赴き、異変の調査を行うもの。
自分の感覚で調査を行うことができる反面、完全に新しい登場人物であるため、信頼を得にくいこと。
異変が特定の個人によりもたらされている場合、相手を警戒させてしまう恐れがあること。
更に、そこに生活する人々が、どういう世界観を持っているかも不明だ。
若干デメリットが多いように感じた。

他も聞く?→81に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
38

 
 
補佐官殿はじっと貴方の顔、と言うか額を見つめる
すると急に手を目の前に上げたかと思うと・・・。
バチコーン!
いってえええええええ!
デコピンされた!

「・・・」

冷たい視線を浴びながら強制送還されるのを感じた。

しくしく・・・→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
39

 
 
今回は直接夢の中の世界で会いに行くため、現在潜行中・・・。

・・・
・・

気がつくと、目の前には21世紀頃の世界観が広がっていた。
それぞれの人の脳が最も心地よいと思う世界を構築するのが、この仮想空間だ。
とは言え、多種にわたる時代が違和感無く交われるのは不思議としかいえない。

感慨にふけるのはこのくらいにして、Cを探さないといけないな。
役所に行けば会えるだろうか・・・?
そんなことを考えながらふらふらと町中を役所の方向へと移動していく。
すると、同じようにふらふらと歩いていたCを発見することが出来た。

よし、直撃するぞ→78に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
40

 
 
「あら、おはようございます。
 ・・・ええと、どちら様でしょう?」

さて、どう答えよう?

「貴方が犯人ですか?」→54に移動
「調査会社のものです」→27に移動
「以前患者だったものです」→63に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
41

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

夜遅くまで、何かしら書物を開いたり、日記を書いたり、細々とした何かをしていた。
深夜に差し掛かる頃、ようやく手を止め、祈りの後眠りに就く。

・・・ザー・・・ブツン。

神学に関わる本だろうが、非常に細かい。
日記の内容は流石にプライバシーに関わるので見れないが、とにかく詳細まで分かる。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
42

 
 
記録調査は、異変の起こりそうな場所を、人数分丸ごと夢を記録する手法だ。
つまりその場所の1時間を、色々な人物の視点から見ることができる。
ただし、プライベートが尊重されるため、非常にデフォルメされた映像になる。
質の悪いクレイアニメや、パラパラ漫画のようなものと思えばいい。
更には、記録がある当人が大事で無いものについては、場合によっては省略される。
ただ、人の意識の濃淡は、あるのが普通。
ある人の視点では見れなかったものが、他の人の視点からは見れるかもしれない。
リアルタイムでは無いため、異変を発見したとしても、それは既に過去である。
メリットは多いが、決定力にかけるというところか。

他も聞く?→81に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
43

 
 
Dの見る夢に干渉・・・。

朝早くから目覚ましも使わずに起き、手早く身なりを整え家の周りの掃除を始める。
隣にある公園を見、水溜りがあちこちにあるのを確認し、ため息をつく。
掃除を済ませると、今度はちゃんと身支度をし、朝食の用意を済ませる。
そして、夫を起こし、身支度を整えさせ、仕事へと送り出した。
この時、視界の端にC、男性 公務員 33 21世紀、を目にする。
が、距離があったため、声はかけていない。
その後、食事の片づけを済ませ、軽く家の中の掃除を終わらせる。
そして戸締りを確認し、朝の診療を受けに病院に出かけるところで昼の部に移った。

一度戻ろう→14に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
44

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

夕方前位に商店に立ち寄り、夕飯の支度だろうか、色々買い込んでいる。
やけに詳しく記録されていて、彼女にとっては幸せの一環のようだ。
家路に就く途中はさっと流れ、家に着いてからは、又鮮明になる。
全ての用意が済んだ頃、夫から連絡が入り、どうやら遅くなるようだ。
がっかりするかと思いきや、特に落ち込む様子もなく、夫の帰りを待つ。
夫が帰ってから、食事がまだだと聞けば、冷めた料理を温め二人で食事。
絵に描いたかのような幸せな夫婦だ。

・・・ザー・・・ブツン。

彼女には夫が全てのような世界に見える。
何も不満は感じ取れない。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
45

 
 
「んー?も一度見直すぅ?」

どうしよう?見直すなら以下から選ぼう。

A 女性 看護師 43 20世紀 の記録→9に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の記録→10に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の記録→68に移動
D 女性 主婦  50 未来  の記録→77に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の記録→90に移動
やっぱり怪しいと思う人物が居る→82に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
46

 
 
「紹介って・・・どなたのですか?」

その問いには答えず、最近何か不審なことが起きていないか聞いてみた。

「不審なこと・・・ですか。
 貴方は何をご存知なのですか?」

お。食いついてきた。
出来るだけ細かく、知ってることを伝える。

「私が言えるのは少ないのですが、Bは危険だということです。
 私は密かに、Aさんを探っているらしい、不審者を見つけようとしていました。
 そんな折、Bとニアミスしたのです。
 正に一触即発でした。ただ・・・」

ニアミスて・・・。ただ?何?

「不審者と言うのはこっそり付け狙うようなものでしょう?
 なのに彼は堂々と、それどころか私こそは不審者だと言わんばかり。
 そんな人がAさんを狙っているんでしょうかねぇ?」

んー・・・謎が深まる。

「今日はそこらへんのことを、これから牧師に相談しに行くところでした。」

そうなんだ・・・。
ついていきたいな、と思った矢先、視界が歪み始める。
どうやら強制排出が掛かったようだ。
完全に意識が途切れる間際、

「それにしても彼女は何故?
 狙われているはずなのに・・・。」

悔しいな・・・何も成果が無い。

残念無念→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
47

 
 
「不審なことねぇ・・・。」

Dは腕を組み考え込んでしまった。
えらく結論が出ないので、こちらからAさんの周りでは?と付け足した。

すると・・・→83に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
48

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

役所から礼拝堂へと戻ると、そこからは夕方位まで詰めていたようだ。
午後は人の出入りもまばらなようだ。
にもかかわらず、彼の記憶というか記録は細部まで鮮明だった。
夕方になり、礼拝堂を一通り清掃し終えると、ぶらぶらと散歩に出かける。
彼にとっては、人々と出会い、挨拶や会話を交わすのが目的のようだ。
夜に差し掛かる頃にB、男性 農家 62歳 19世紀、を見かけ話しかける。

「こんばんは。ご機嫌いかがですか?」

「・・・どうも。死んでやしないよ。」

「今度お暇な時にでもどうでしょう。一緒にお祈りしませんか?」

「・・・暇はしていないよ。」

その後も色々アプローチをかけるも、Bは一向に取り合わない。
Bは何故か、信仰に関して否定的なようだ。
Eが話しかけようとも、拒否とも取れる態度であしらい、離れていった。
Eはその後、一通り周辺を回ると礼拝堂へと戻っていった。
祈りを捧げた後、夕食をとった。

・・・ザー・・・ブツン。

彼の一日はとにかく細かい。
どんな些細なことも大事にしているようだ。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
49

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

・・・ザー・・・ブツン。

・・・何も映し出されない。
就寝してしまうと記録には残るものはないということだろうか。

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50

 
 
で、肝心の話は夢の中の異変でしたよね?

「・・・まぁ良いにしておこう。
 思想の異端は淘汰される、というのは知っているね?」

補佐官が秘書のほうをジロリと横目に見ながら問いかけてきた。
というのも、秘書は元々異端側の人物だからだ。
秘書は秘書で鼻をフンと鳴らしている。

「人々の夢は共有されたりしているからね。
 異端な思想を持つ者が混じっていると、思想の汚染が広がる可能性がある。」

補佐官はシステムの維持こそが最重要であるという立場であるので、極端な物言いだ。
が、貴方達、歴代の総統括官はそうではない。
異端思想に傾倒した原因を排除、または理解して、危険かどうかを注視しつつ見守るべきだ、との立場だ。
だから貴方も抗議しようとしたが、

「君達の見解を尊重してこのような依頼という形で妥協してあげたのだよ。
 感謝してもらいたいものだね。」

・・・ときた。
つまり、こちらで排除してやっても良いが、君達の立場上許さないだろうから自分達でも調査しな、ってことらしい。
となれば調べるしかないようだな。

「注意事項は秘書君に確認したまえ。
 私は忙しいので失礼するよ。」

そう言うと補佐官(達)は秘書の方を睨みながら退室していった。

「いっぺんシメたる。」

やめなさいってば→52に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
51

 
 
補佐官殿に肩をぽんぽんと叩かれた。
お・・・?当たり?と思いきや・・・
ギュウウウウウウウウウウウウウ
痛い痛い痛いイタイイタイイタイィぎゃああああああああああああああああああああ
もげますもげてしまいます!肩の肉!

「あっても無くても良い人の何をもいだら問題になるんです?」

うわぁ・・・目がマジだ、ってか痛い!
助け舟を出されるかのように、視界が歪んでいく・・・強制送還だ!
・・・けど
ギュウウウウウウウウウウウウウ!!!!
力が更に篭ったああああああ!

早く帰らせて!→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
52

 
 
「えーと、ほな仮想現実内の調査するんやな?」

そうなるね。注意事項は聞いておけとのことだったけど。

「いくつか方法があるからなぁ。
 なるべく無駄な調査はさせとぉないし。
 まずはおさらいからいっとこぉかぁ?」

・人々は眠りに就いて、夢を見ている。
・夢の中で人々は、それぞれ普通に生活している。
・生活する夢であるため、この夢の中では実現不可能なものは出てくることはない。
・いわゆる普通の夢は、夢の中で見る夢、と言うちょっと不思議な状態だが見ることはある。
・夢の中の感覚は、世界観、時代、国、距離、時間、様々な物が全て、人によって異なっている。
・ずれた感覚は、冗長的に統合されている。

等という説明を改めて受ける。
興味深いのは、中世の夢を見ている人が、未来の夢を見ている人を夢を共有した場合などだろう。
お互いが隣町に住んでいた場合、会いに行くのに1時間かかかるという事実があるとする。
その場合、未来では百数十~数百kmの距離離れているだろう。
しかし、中世ならせいぜい十数kmとなる。
冗長的に統合された場合、1時間かかるという事実が重要視され、距離の概念が軽くなり、離れた距離が変わる。
重要な部分が何か、そこからぼやかしていいものは何か、という具合だ。
技術的な差異は、魔法だとかで埋めるのだろうか。

「基本的にはそんなもん。
 自分の見る仮想空間は結構鮮明になんで。
 だって、その夢は生活しとぉ場所やからな。
 あとは・・・方法?」

方法?→81に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
53

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・
女性Aは昼間、看護師として働いている。
この記録が取られた日は日勤だったようだ。

「Aさん、●●さんの経過はどうかな?」

「経過良好のようです。
 長い間動けずにいたにもかかわらず、元気な様子ですよ。
 日に何度も姿勢を変えたおかげか、褥瘡もできていません。」

「何よりだね。Bさんの時の経験が役に立ったな。」

「はい。当時、Bさんには悪いことをしてしまいました。
 でもかえって打ち解けて、今ではよく挨拶したりしてます。
 あ、また今度収穫物を分けてくださるそうですよ。」

「またお礼しないとね。」

この会話の後も、彼女は患者や同僚、医師等とよく触れ合っていた。
経過を聞いた患者の名前が良く分からないのは、おそらくプライバシー関連だろう。
彼女にとっては仕事は人生で大きなウェイトを占めている様だ。
仕事中、D 女性 主婦 50歳 未来、が診察を受けに来たり、
E 男性 牧師 45 17世紀、が病院という場所柄か、訪れていたが接触はなかった。

・・・ザー・・・ブツン。

仕事に生きがいのウェイトがあるのか、内容は濃かった。

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54

 
 
彼女は怪訝な顔をしてこちらを覗きこむ。
あれ・・・アプローチは失敗かな?
するとぐるぐると視界が回りだす。
おや?強制排出をうけた・・・の?
しかし何時まで経っても現実に戻らない。
一向に止まらない、回転する視界に酷い眩暈を覚え始め、強く目を閉じる。
・・・
・・

ようやく回転する感覚が治まり、気付くと真っ暗な部屋で椅子に縛られていた。
何事だろう?というかデジャヴ?
辺りを見回すと黒い人影が・・・。

誰だ!→95に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
55

 
 
「そうですかそうですか。
 貴方は思ったよりは、いや、思いの他?、いえいえ、想像以上というべきでしょうか。
 自分を良く分かってらっしゃるようだ。」

「・・・何時からおってん。」

「貴方が人のことをクローンずなどと言い始めた辺りからですかね。」

両者の間で睨み合いが始まる。

「おや、今回は止めないんですねぇ。
 堪えているのですか?
 無理も無い。何せ、自分の無能さ加減を自覚したわけですからね。」

返す言葉も無い。

「ここから先は我々で処理します。」

言いたいことだけ言い残して補佐官ず、改め、クローンずは去っていく。
そこには貴方達二人を沈黙が包んでいた。

(無力エンド)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
56

 
 
次は誰の記録を見よう?それとも見直してみるか?

A 女性 看護師 43 20世紀 の記録→9に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の記録→10に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の記録→68に移動
D 女性 主婦  50 未来  の記録→77に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の記録→90に移動
終わりにする→26に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
57

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

・・・ザー・・・ブツン。

何も映し出されることなく終わる。
プライバシーというやつだろう。

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58

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・
昼前に病院の診察を受けに行った様だ。
定期健診的なものらしく、記録はぼんやりとしている。

昼を過ぎ、役所へと向かったようだ。
役所についてからは妙に鮮明になった。
彼女の家の隣の公園で、何か水関係のトラブルがあり、その対応を求めに来たようだ。
受付を済ませ、後は順番が来るのを待つだけのようだが、よほど不満なのか妙に細かい。
やれ何分経っただとか、やれ対応が遅いとか、やれ忘れられているのではとか・・・。

最後に訪れたのはC、男性 公務員 33歳 21世紀、の居る窓口だった。

「・・・で、最近困っているのです。
 そろそろ直してくださらないかしら?」

「申し訳ありません。
 それはこちらの所管ではなくてですね・・・」

「まぁ・・・またなの?あっちでもそう言われてきたのに。
 結局どこへ言えばいいのかしら?」

「明日、またお越し頂けますでしょうか?
 こちらで調べておきますので。」

「次で終わってくれると良いのだけど。
 ・・・ああ、そうそう、奥様、お元気?
 最近姿をお見かけしないけれど。」

「母・・・ですか?
 最近体を悪くして、入院しています。」

「まぁ大変!お見舞いに行かなきゃだわ。」

「いえ・・・実家近くの病院なので・・・。」

「あらそう・・・ではくれぐれも宜しく伝えて下さいな。」

「はい。ありがとうございます。」

・・・ザー・・・ブツン。

この女性にとっては家に関することはとても大事なようだ。
あと、Cの母親と仲が良いらしい。

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59

 
 
Bの見る夢に干渉・・・。
農場に着くと、真っ先に雛の木に向かう。
Bが近づくや否や、ギャーギャーわめきまわる雛達に、Bは目を細めながらも、

「まぁ、まて。飯は後だ。
 ちょいと今の巣を直さんとな。」

そう言い、巣を雛ごと背の籠に収める。
そうして籠を背負ったまま、持って来た木材で簡単に土台を作る。
その上に藁で作った別の巣を置いた。
籠から古い巣だけを取り出し、ほぐして新しい巣に満遍なく広げる。
そうしてようやく雛達を元に戻した。
最初は落ち着きがなかった雛達も徐々に慣れ、やがて餌をねだり始めた。

「分かった分かった。
 ちょっくら取って来てやっからな。」

Bは雛達が新しい巣にしっかり収まったのを確認して、農作業へと戻っていった。
野菜についた虫たちを捕獲しては、片手にもった瓶の中に放り込んでいく。
農作物を念入りに調べては雛の餌を集めた。
そうして瓶が一杯一杯になった頃、餌をやりに雛達の元へと帰る。
ギャーギャーわめく雛達の口の中に、捕ったばかりの虫を突っ込んでいく。
そうして瓶が空になると、

「今日はこれで仕舞いだ。
 又明日くれてやるからな。」

雛達は雛達で腹一杯になったのか、うたたねを始めている。
Bはそれを見届け、農作業へと戻っていき、夜の部に移った。

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60

 
 
Dの見る夢に干渉・・・。

Dの夕方は、喫茶店より始まった。
何処かからの帰りに立ち寄ったようだ。
たまたま・・・と言うよりは、何かの目的があって入ったとみて間違いない。
なにやら熱心に窓の外を眺めている。
やがて、目的の人物がやってきたのか思わず身を乗り出す。
が、人の目を気にしたらしく、慌てて席に座りなおす。
目的の人物はどうやらA、女性 看護師 43 20世紀、のようだ。
丁度、B 男性 農家 62 19世紀、と出会うところだった。
BがAの肩を叩き、呼び止めた。
Dは何やらしきりに首をかしげている。
観察を続けると、なにやら荷物の受け渡しをしているようだ。
Bの職業からして、野菜か何かだろう。
そのまま別れる二人を見て、Dはちょっと不満気にため息をつく。
その直ぐ後に、またしてもAは肩を叩かれて立ち止まる。
C、男性 公務員 33 21世紀、だ。
今回もDは、しきりに首をかしげている。
何か腑に落ちない点でもあるようだ。
ともあれ、観察は続けて、二人が何かしら会話しているのを眺める。
程なくして別れる二人を見、先程と同じように不満気にため息をつく。
が、次の瞬間ガバッ!と立ち上がり、窓にへばりつく。
今度は回りの目などお構いなしだ。
だが、視界を借りている貴方としては、周りの視線がとても痛い!
諦めて、彼女の取り乱した原因を調べる。
・・・BとCが微妙な距離で睨み合っているのが目に入る。
間違いなくこれだな。
息を呑み見守る中、やがてどちらからとなく離れていった。
喧嘩にまで発展はしなかったが、非常に張り詰めた空気だった。
事が終わると、Dは、ほぉぅ・・・と深く大きなため息をつき、

「いいわねぇ・・・」

・・・凄く帰りたい。
実際、この後のDに、何か特別記録するべきことはなかった。
店の人に白い目で見られながら、そそくさと会計を済ませて家に帰った。
そして食事の用意をして、家族で食べる。
ただそれだけの夜だった。

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61

 
 
・・・何の成果も上げることも出来ずに戻ってきてしまった。

「やあお帰りなさい、相当無能な人。
 あ、いや、相当閣下。」

・・・クローンずか。
秘書君は少し離れた所で威嚇している。

「後はこちらで処理するからね。
 もう関わらなくていいよ。
 今度又こういうことがあったら、本当ならこちらで内々に処理したいけどね。
 まぁ又その時は教えてあげるよ。
 無駄だろうけどね。」

返す言葉も無く、ただ空しく、彼らが退出するのを見送るだけだった。

(無力END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
62

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

夜遅くに何かを手入れしているようだ。
プライバシーにかかわることなのか、はっきりとしない。
そもそも明かりをつけているように思えない。
金属音らしき音で、ずっとカチャカチャ鳴っている。

・・・ザー・・・ブツン。

結構な時間起きているようだ。
睡眠時間はどうなっているのだろうか?
現実時間で不可能なことは、この夢の中でも不可能であるため、体質か経験によるものかもしれない。
それにしても、何を手入れしていたのだろう?

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63

 
 
ぴくり、とAは眉間に皺を寄せる。
暫くじっと動きが止まり続ける。
それも不自然なくらいに。
すると突然、視界が揺らぎ始めた。
これは強制送還?

「私、患者さんの顔は忘れないんです!」

ようやく又動き出したAの叫び声を最後に、現実世界に戻ってきた。
・・・
・・

「君使えないね。」

「君役立たずだね。」

「君最悪だね。」

「君・・・」「君・・・」「君・・・」「君・・・」「君・・・」

クローンずの駄目出し大合唱をかれこれ1時間ほど受け続けている。
そろそろ勘弁して下さい。

「彼、逃げてしまったよ。忌々しい。」

・・・かれ?

「君に、関係があるの?」

・・・すみません。

秘書君は・・・遠くで我関せず状態。
今回の大ポカはよほどでかいらしい。
味方が居ない・・・。

(取り付く島無しEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
64

 
 
「最近、不審なこと・・・だと?」

お。食いついてきた。

「お前は何を知っているんだ。」

分かっていることはできるだけ伝えた。
勿論、彼らの世界での出来事に限るが。

「・・・そうか。
 わしが怪しんでいるのはCだ。
 しかし、奴がそうであるなら、先日のように面と向かって対峙すまい。
 あの様子からするに、奴は奴でわしのことを怪しんでいる風だった。」

・・・おや。これは困ったぞ。
Bもだが、Cも違うという感じすら受ける。
だが、どの道、彼らで無い事は分かったとしても、もう手遅れでしかない。
突然、視界がぼやけだした。
強制排出をかけられているようだ。
完全に切断されてしまう間際、こんな呟きが聞こえてきた。

「・・・それにしても、何故怯えるそぶりも無かったのだろう。」

怯える・・・?→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
65

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・
映像が始まったのはD、女性 主婦 50歳 未来、との会話からだった。
時間は昼と言うには大分過ぎている。

「・・・で、最近困っているのです。
 そろそろ直してくださらないかしら?」

「申し訳ありません。
 それはこちらの所管ではなくてですね・・・」

「まぁ・・・またなの?あっちでもそう言われてきたのに。」

どうやらクレーム対応らしい。
他の事務手続きなども仕事だろうが、この人物の重要視している部分はそういう部分ではないらしい。
むしろ人への、どちらかと言えば余りしたくない仕事の部類だと思うが、対応が重視されるようだ。
そう言えば、食事のシーンもないことから、食事や一人仕事はルーチンワーク扱いなのだろうか。

「結局どこへ言えばいいのかしら?」

「明日、またお越し頂けますでしょうか?
 こちらで調べておきますので。」

「次で終わってくれると良いのだけど。」

Dは心底不満気だが、Cにとってこういう仕事はストレスに感じているわけでもないようだ。
しばらくすると E、男性 牧師 45歳 17世紀、も役所を訪れ、色々手続きをしていった。
手続きに関するやり取りと、他愛もない日常会話とが交わされたが、いちいち細かく記録されていた。
夕方前、B 男性 農家 62歳 19世紀、の姿が一瞬見えたが、すぐ視界から消えた。
持ち場から離れたことが原因のようだ。

・・・ザー・・・ブツン。

人との会話こそが、彼の重要視する部分だろうか。

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66

 
 
間接調査は、誰かの仮想空間での活動をリアルタイムで見ることができる。
素のままの人々の行動を見ることができるだろう。
誰か、が主体である以上、その人の世界観は良く分かるはずだ。
ただ、当然ながらプライベートな部分を見ることはできない。
それに誰かが見ている夢と同じ映像で見れるわけではなく、非常にデフォルメされた世界となること。
質の悪いクレイアニメで見られる程度に思えばいいだろう。
加えて、咄嗟の時に、自分の思い通りに動けない歯がゆさも出てくるかもしれない。
メリット・デメリットは半々だろうか。

他も聞く?→81に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
67

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

朝早くにおき、家の周りの掃除をする。
隣にある公園を見てため息をつく。
公園には水溜りがあちこちに出来ている。
水周りにトラブルがあるようだ。
手早く掃除を済ませると、身支度を整え、朝食の用意を済ませる。
そして、夫を起こし、身支度を整えさせ、仕事へと送り出す。
何気ない日常だが、とても細かく記録されている。

・・・ザー・・・ブツン。

この女性にとっては家族、子はいないようなので夫、に接する時間が大事なのかもしれない。

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68

 
 
C 男性 公務員 33歳 21世紀
Cの記録を見ることにした。
時間帯は?

朝→71に移動
昼→65に移動
夜→18に移動
深夜→30に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
69

 
 
Dの見る夢に干渉・・・。

Dは診療を受けに病院に来ていた。
通された受診室の前でA 女性 看護師 43 20世紀、と出会う。

「こんにちは。何時もの診療ですね?」

「はい、宜しくお願いします。
 もうそろそろ大丈夫だとは思うのだけど、ちゃんと許可を得ないとね。」

「そうですね。聞いておきますね。」

「そう言えば視線の件はどうなったの?
 まだ何か感じるのかしら?」

「そうですね。未だに誰かに監視されているような気がします。
 確か、とは言い切れませんが。」

「そう・・・それとなく皆さんにも気にして頂けるように言っておきますね。」

「はい、いつもありがとうございます。」

これは初めての情報だな。
Aは誰かに監視、見張られているのか?
その後、Dは診療を受け、やはりもう少しの間は経過観察が必要と診断された。
支払いを済ませ、病院を出た後、飲食店で軽く昼食を摂る。
昼食後、役所へと向かっていった。
役所に着くと、窓口で幾つか伝える
すると奥に通され、待たされることもなく、用件を済ますことが出来たようだ。
役所を後にしたところで、C 男性 公務員 33 21世紀 を見かけ、声をかける。

「あら、Cさん、今日は受付じゃないの?」

「ええ、そうなんですよ。
 今日は例の件でですか?」

「そうなの、今終わったところ。
 貴方の言うようにしたら、とてもスムーズに担当部署へと通されたわ。
 ありがとう。」

「お役に立ててなりよりです。」

どうやらCから何かをアドバイス受け、それが先程功を奏したらしい。

「ああ、そうそう。例の件だけどね。
 まだ気になるそうよぉ。」

「・・・そうですか。
 又気をつけておきます。」

「そうね・・・それがいいわ。
 じゃあ、今日は私はこれで。」

「はい、ご利用ありがとうございました。」

Dはにこやかに手を振り、役所を後にすると家路に就き、夜の部に移った。

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70

 
 
Eの見る夢に干渉・・・。

夕方まで礼拝堂に詰めていたようだ。
戸締りをしてから町に出かけていく。
ふらふら歩いていると言うよりは、何かの目的を持って歩いている。
いくらか歩くと、その目的の対象を見つけたようで立ち止まる。
かなり遠目に見ているようだ。
何を見ているのかはまだ分からない。
するとEはいきなり祈り始めた。
目を閉じられて、状況が把握できない!
そう思っていたら直ぐ目は開かれた。
軽く祈りを捧げただけのようだ。
目を閉じる前と比べ、方向が変わっている。
Eの視線の先にはAとBが居た。
BがAの肩を叩いて呼び止め、何かの荷物を手渡している。
Eはただただ、じっと見つめていた。
その後、AがBと別れた直ぐ後、今度はCに肩を叩かれ呼び止められた。
そして何か会話する様子を、やはり、ただ何もせずじっと見ていた。
AとCの会話は短く、Aは直ぐ家に帰る。
Cも家に帰ろうとしたが、Bとでくわし、睨み合いとなる。
又ここでEが祈り始めたのか、視界が暗くなってしまい、少々焦る。
が、今度も短く、視界が回復すると、BもCもお互い家に帰るところだった。
何があったのかは分からなかったが、喧嘩にまでは発展しなかったらしい。
この後、Eはまっすぐ礼拝堂に戻り、夕食を済ませると、長い祈りを捧げ始めた。
ここから先は、ほぼ祈りの時間だった。

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71

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

Cは、毎朝同じ時間に起き、同じように朝食をとり、身支度を済ませる。
これだけは変わることがない、そういう予備情報が表示される。
今回これに助けられた。
というのも、この人物の朝の記録は、いきなり外を歩いているシーンから始まっていたのだ。
スタスタと、少し足早に歩いている。
それにしても視線があちこちへとよく飛んでいる。
やがてぴたりと立ち止まり、暫く時が過ぎる。
そして又突然歩き出す。
歩き出して直ぐA、女性 看護師 43歳 20世紀、と出会い挨拶を交わす。

「おはようございます。良い天気ですね。」

「おはようございます。そうですね。」

2~3言葉を交わす間も視線はあちこち飛んでいる。
話を切り上げると、役所へと歩き始める。
その途中、E 男性 牧師 45歳 17世紀、と出会う。

「やぁ、おはよう。ご機嫌いかがかな?」

「おはようございます。牧師様。
 あれ以来、外を出歩くときは気をつけるようにしています。」

「あれは災難だったね・・・」

と言うのは、以前暴走する車(牧師にしてみると馬車だが)に轢かれそうになったことがある。
そういう予備情報が表示される。
だからあんなに視線を動かしているのか。
その後、Eと他愛無い話を2、3してすぐ別れた。
更に歩き続け、A 女性 看護師 43歳 20世紀、とB 男性 農家 62歳 19世紀、を目撃する。
Aとは先程出会って別れたはずだが、追い抜かれたのだろうか?
二人がなにやら会話しているのを目視すると立ち止まり、すぐ方向を変えて歩き出した。
その後、職場である役所に到着する。

・・・ザー・・・ブツン。

ルーチンワークは記録もされないのか。
余りにもすっ飛ばされるとちょっとびっくりするな。
しかし、他人の行動に関心が高いのか、外を歩くシーンは細かかった。

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72

 
 
Eの見る夢に干渉・・・。

朝、なのだろうか?
まだ真っ暗なうちから起きた様だ。
ろうそくに明かりを点し、着替えを済ませると直ぐ礼拝堂へ向かう。
礼拝堂につくと直ぐ掃除を始め、それを終えると祈りを捧げ始めた。
やけに長い時間祈りを捧げているようだ。
どれ位経っただろう?
長い祈りをようやく済ませると、簡素な朝食をとった。
食事後、ぶらぶらと近所を歩き出した。
B 男性 農家 62歳 19世紀、を見かけるも、距離があり声はかけない。
その後、A 女性 看護師 43歳 20世紀、も見かけたが、同じ理由で挨拶できず。
その度、軽いため息をついているようだ。
暫くぶらぶらしていると、C、男性 公務員 33 21世紀、と出会った。

「やぁ、おはよう。ご機嫌いかがかな?」

「おはようございます。牧師様。
 明日、お時間よろしいでしょうか?」

「ああ、大丈夫だとも。」

「では立ち寄らせて頂きます。」

と、要件だけ済ませるとCは別れを告げ、また急ぎ足で歩き出して行ってしまった。
Eの方はまだ話を続けたかったようだ。
これといった収穫もなく、散歩を終わらせると礼拝堂へと戻っていった。
戻る途中、診療を受けに向かう、D 女性 主婦 50歳 未来、を見かける。
しかし、そのタイミングが悪く、声をかけそびれてしまった。
仕方なく礼拝堂に入るとこで昼の部に移った。

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73

 
 
「・・・こまったねぇ?」

本当に・・・。

「違和感無かったんやったら止めとく?
 クローンずは今回のことを“精神汚染”ちゅーとったから、危険性もあるし。
 人一人の命も大事やけど、自分の命も守れんかったら無意味やし。
 救おうとする気持ちを無意味とは言わんけど・・・ね。」

・・・。

でもやっぱり行く→85に移動
やめておく→55に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
74

 
 
今回は直接夢の中の世界で会いに行くため、現在潜行中・・・。

・・・
・・

気がつくと、目の前には20世紀頃の世界観が広がっていた。
それぞれの人の脳が最も心地よいと思う世界を構築するのが、この仮想空間だ。
とは言え、多種にわたる時代が違和感無く交われるのは不思議としかいえない。

まぁでも、今まで過ごしていた世界と近く、何となく見慣れた世界でほっとする。
っと、感慨に浸っている場合じゃないな。
とっととAを探そう。
病院にいけばいいのかな?
等と思いながらぶらぶら歩いていると、病院に至る道の途中でAと遭遇。

声をかける→40に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
75

 
 
「おかえりぃ。ど~ぉ?結論出せそぉ?」

・・・。

結論は出せた→4に移動
まだまだ→29に移動
さっぱり→73に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
76

 
 
「お茶のおかわり、どないですぅ?」

「いえ、もう結構ですよ。
 おいしいお茶を有難うございました。」

・・・なんかシュールな絵面のような。

「・・・まだゆーとぉの?
 てか、進展はあったん?」

「そうそう。その話をしにきたのですよ。
 彼らの共有世界における、明日。
 その終日を持って、我が同一体達は処分を下す心積もりのようです。」

と、言うことは?

「夜の分、視界を借りたら、次は直接犯人にアプローチやね。
 次の時間でめぼしい人決めて、会いに行って確認って流れや。
 見落とせば・・・犯人と思しき人物は補佐官ずに・・・。」

首を切るジェスチャーを見せる秘書君。
分かってるよ・・・。

「そうですね、今回の件は精神汚染?とでも言うべきなのかな。
 以前にもあるにはありましたが、ここまで顕著なものはなかった。
 頼みましたよ?」

プレッシャーにプレッシャーが・・・。

「見えるものにばかり気をとられていては駄目でしょうね。
 見えないものにこそ意味があります。
 容易に想像できること、よりは、あるべきものが何故無いのか、とかね。
 そもそも、何が目的で、どうすれば目的達成に最も効率が良いかを考えなさい。」

なるほど・・・→79に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
77

 
 
D 女性 主婦 50歳 未来
Dの記録を見ることにした。
時間帯は?

朝→67に移動
昼→58に移動
夜→44に移動
深夜→57に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
78

 
 
Cを呼び止め挨拶をする。

「おはようございます。
 どこかでお会いしたこと、あります?」

おおっと、なんと切り替えそう。

それには答えず直球「犯人ですか?」と問う→19に移動
「以前役所で」と答える→89に移動
「紹介されて」と答える→46に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
79

 
 
「最後の事前調査、行ってらっしゃい。
 君が行っている間に私は帰ります。
 ああ、見送りは必要ありません。」

了解です。お達者で。こちらも参ります。
そう告げると、補佐官殿はニコリと笑い返し、秘書君と2・3言葉を交わす。
そんなシーンを最後に、意識が遠のく。
夜の部、最後に視界を借りるのは?

A 女性 看護師 43 20世紀 の視界→94に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の視界→24に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の視界→6に移動
D 女性 主婦  50 未来  の視界→60に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の視界→70に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
80

 
 
「雛・・・だと?」

あれ?まずかったかな?

「良く知っているな。人には昨日初めて教えたばかりと言うのに・・・。」

Bはそう言うと何かぶつぶつ呟きだした。
何だかとてもいやな予感がする。

やがて・・・→93に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
81

 
 
「どれ聞くぅ?」

直接調査について聞く→37に移動
間接調査について聞く→66に移動
記録調査について聞く→42に移動
聞かない→16に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
82

 
 
「根拠に関しては、僕は口出しできん。
 でもまぁ、目星ついとぉなら間接調査、いっとこかぁ?
 あんまり時間かけると、補佐官ずがしゃしゃりでてきて、うっとぉしぃし。
 間接調査もさっきと同じ4部構成なぁ。」

確かに時間をかけるのは得策ではない。
それに、これ以上はリアルタイムでの情報収集が必要になってくるだろう。
怪しい人物の視界を直接覗くのもありだが、親しい人物の視界を借りても良い。
今回視界を借りるべき相手は?

A 女性 看護師 43 20世紀 の視界→32に移動
B 男性 農家  62 19世紀 の視界→20に移動
C 男性 公務員 33 21世紀 の視界→84に移動
D 女性 主婦  50 未来  の視界→43に移動
E 男性 牧師  45 17世紀 の視界→72に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
83

 
 
Dの顔がこわばり、一気に真っ赤になる。
おもむろにハンドバッグに手を突っ込み、何かを出し、貴方に突きつける。

「あんたね!最近Aさんの周りを、こそこそ嗅ぎまわってる不審者は!」

ターン!
弁明する間もなく撃たれ、倒れこむ。

「これはね、夫がプレゼントしてくれた護身用のスタナーよ。
 ・・・あら?あらあらあら???
 何故血を流して倒れているの?
 え???私間違えちゃった!?」

貴方にはそこまで聞こえてはなかった。
何せ即死であったのだから。
そう、緊急回避が発動される間もない程の一瞬だったのだ。
ついでだが、彼女は犯人ではなかった。
が、貴方を殺してしまったことで、巻き込まれ的に処分対象になってしまった。
貴方の成果はというと、犠牲者を増やしてしまっただけということだ。。

(仮想世界にて死亡END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
84

 
 
Cの見る夢に干渉・・・。

朝、目覚ましのなる前に目を覚ます。
余りしっかり目があいて無いように見えるが、何に躓くことなく身支度を済ませる。
まるで機械のように朝が流れていく。
身支度を済ませ外へ出ると、スタスタと、少し足早に歩き始めた。
あちこちをキョロキョロ見ている。
誰かが視界に入ると、歩の歩みを緩める。
人目が気になる、と言うよりは、誰か話し相手が居ないか探してる風に思える。
視線はあちこちに飛びつつも、何時もそこで止まるとばかりに、ぴたり立ち止まる。
そこからは特に何をするでもなく、でも視線はあちこち飛ばしながら時が過ぎる。
何かを視線の端に捕らえたわけでもなく、又突然に歩き出した。
歩き出して直ぐA、女性 看護師 43歳 20世紀、と出会い挨拶を交わす。

「おはようございます。良い天気ですね。」

「おはようございます。そうですね。」

何時もの朝の挨拶なのだろう。

「お母さんの具合はどうですか?」

「ええ、おかげさまで・・・」

ここで遠くで自分を見つめる視線を感じとり、Bと目が合う。

「・・・あ、急ぎますので失礼します。」

「あ、すみません、呼び止めてしまって。」

Cは気にしないでとばかりに手を振り、役所へと急ぎ歩を進めた。
暫く進むとE、男性 牧師 45歳 17世紀、と出会い、急ぐ歩を緩めた。

「やぁ、おはよう。ご機嫌いかがかな?」

「おはようございます。牧師様。
 明日、お時間よろしいでしょうか?」

「ああ、大丈夫だとも。」

「では立ち寄らせて頂きます。」

と、要件だけ済ませると直ぐ別れ、また急ぎ足で歩き出した。
何やらまっすぐと言うより回り道で歩いているように感じる。
A 女性 看護師 43歳 20世紀、とB 男性 農家 62歳 19世紀、を目撃。
二人が会話しているのを目視すると立ち止まり、すぐ方向を変え歩き出した。
その後、職場である役所に到着するところで、昼の部に移った。

一度戻ろう→14に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
85

 
 
「おぉけぇ。
 まぁ言うても5分の1やからなぁ。
 ほな僕はモニタリングしとぉね。
 何かあったら強制排出させるから。」

ありがたい→7に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
86

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

朝というには早い時間から起き、礼拝堂の掃除を始めた。
掃除がすむと祈りをささげ、そして簡素な朝食をとる。
それが終わると朝の散歩だろうか、ぶらぶらと近所を歩き出した。
散歩中にC、男性 公務員 33歳 21世紀、と出会う。

「やぁ、おはよう。ご機嫌いかがかな?」

「おはようございます。牧師様。
 あれ以来、外を出歩くときは気をつけるようにしています。」

「あれは災難だったね・・・」

と言うのは、以前暴走する車(牧師にしてみると馬車だが)に轢かれそうになったことがある。
そういう予備情報が表示される。

「またお祈りにおいでなさい。
 話したいことがあればいつでも聞かせて頂くよ。」

「はい。ありがとうございます。」

そうしてCと別れると、またぶらぶらと歩き出した。
彼にとっては散歩というよりは、人と出会い、話をするのが目的のようだ。
職業柄、ある意味必然だろう。

・・・ザー・・・ブツン。

彼の生活は些細なことまで非常に細かく記録されている。
生きる全てが充実しているのだろうか。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
87

 
 
礼拝堂の脇にある懺悔室というのだろうか。
その中にある、椅子の下に押し込まれた。
・・・苦しい。
補佐官殿は約束の人物を招き入れると、懺悔室に入ってくる。
そして無遠慮に椅子にどっかと腰掛ける。
痛いです・・・。

「さて、Cさん。
 どのようなご相談で。」

約束の人物とはCのことのようだ。

「はい・・・。
 実はAさんが誰かに狙われている、かも知れないと言う話です。」

「・・・そうですか。
 治安部隊への通達はされましたか?」

「警察は何かが起きてからでないとうごけないの一点張りです・・・。」

E、いや補佐官殿は深くため息をついた。

「で、ここからなんですが・・・。
 先日、前々から怪しいと睨んでいた農夫のBと鉢合いました。
 しかし、こっそり付けねらう人物が、堂々と出てくるでしょうか?
 彼から感じたのは、私と同じように、彼女を影ながら守っている印象でした。
 考えすぎかもしれませんが・・・。」

「・・・気になることはそれだけですか?」

「いえ・・・。Aさんのことなんですが。
 彼女、狙われているはずなんですよね。
 所が、私が後ろから肩を叩いても、何時も通りなんですよ、反応が。
 普通もっと過敏になったりするものじゃないでしょうか?」

「なるほど・・・仰る通りですね。
 とりあえず今日のところはこれでお引き取り下さいませんか?
 AさんにしろBさんにしろ、どうにかお話をさせて頂こうと思います。」

「お願いします。」

そしてCは礼拝堂を後にした。

「どうでした?もうお分かりですね?」

そうですね・・・色々分かりました。

「では誰が元凶ですか?」

Aです→25に移動
Bだよ→22に移動
Cかな→38に移動
Dよね→51に移動
E・・・って言ったら殴られそう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
88

 
 
「はいはい、おはようございます。
 どちら様かしら?
 もしかして新しいご近所さん?
 それとも夫の会社の人?
 まさか何かの勧誘!?」

しゃべる暇を与えてくれない。
両手を前に出し、言葉の流れを静止する。
なんと切り出そう?

直球「貴方が犯人ですか?」→83に移動
最近不審なことが無いか問う→47に移動
「喫茶店のものですが」と言う→31に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
89

 
 
Cは目を細めて、

「役所で・・・ですか?
 おかしいですね。
 何処のお住まいです?
 私はお世話したことのある方なら、顔も名前も覚えているのですが。」

・・・これはやばい・・・。

そして・・・→19に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
90

 
 
E 男性 牧師 45歳 17世紀
Eの記録を見ることにした。
時間帯は?

朝→86に移動
昼→91に移動
夜→48に移動
深夜→41に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
91

 
 
・・・ザー・・・ザッザッ・・・

昼過ぎまで礼拝堂にずっと居たようだ。
人が来れば、一緒に祈りを捧げたり、話し相手になったりしている。
会話等は、隅々まできちんと記録されていて非常に細かい。
が、主要人物として挙げられている他の4人は出てこないので、無用だろう。
昼を過ぎると役所へと出かけていった。
何やら手続きがあったようだ。
対応した職員はC、男性 公務員 33歳 21世紀、だった。

「以上で書類は全てかな?」

「はい、揃っています。」

「では宜しくお願いいたします。
 そうそう、いつかの悩み事の件はもうよろしかったのかな?」

「あ・・・ええ、大丈夫です。」

「今日、礼拝堂に来られた方のお話を聞いていて、ふと思い出してね。」

「いえ・・・それは又、日を改めて。
 ご相談させて頂きます。」

「そうかね。いつでもおいでなさい。」

・・・ザー・・・ブツン。

些細なことまで細かく記録されている。
とても細やかな人物なのだろう。

選択に戻る→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
92

 
 
Aの見る夢に干渉・・・。

何時ものように医師と会話したり、患者と触れ合ったりしている。
細やかな配慮ができる女性と言う印象だ。
正午前位にD 女性 主婦 50歳 未来、が診療を受けにやってきた。

「こんにちは。何時もの診療ですね?」

「はい、宜しくお願いします。
 もうそろそろ大丈夫だとは思うのだけど、ちゃんと許可を得ないとね。」

「そうですね。聞いておきますね。」

「そう言えば視線の件はどうなったの?
 まだ何か感じるのかしら?」

「そうですね。未だに誰かに監視されているような気がします。
 確か、とは言い切れませんが。」

「そう・・・それとなく皆さんにも気にして頂けるように言っておきますね。」

「はい、いつもありがとうございます。」

これは初めての情報だな。
Aは誰かに監視、見張られているのか?
Dが受診を終え、帰った後も、次々と受診患者への応対をしていた。
特別忙しい日だったのかもしれない。
休憩以外では仕事に合間が生まれることも無く、夜の部に移った。

一度戻ろう→23に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
93

 
 
Bを呼び止め、挨拶をする。

「・・・」

Bは何故自分を知っている?と言いたげに、ただじろりと睨んできた。
まずい雰囲気だこれは・・・。
なんと声をかけよう?

直球で「貴方は犯人ですか?」→35に移動
「身の回りの不審な出来事について」→64に移動
鳥の雛の話をする→80に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
94

 
 
Aの見る夢に干渉・・・。

Aは丁度仕事を終えて帰るところのようだ。
帰り間際、急に肩を叩かれた。

「Aさん、これ更衣室に忘れてたわよ!」

「あらいけない、有難うございます。」

Aは舌を出しつつ忘れ物を受け取る。
それから少し立ち話をし、家路に就いた。
帰りの道、また後ろから肩を叩かれた。
何事だろうと後ろを振り返るとB、男性 農家 62歳 19世紀、が居た。

「あらBさん、こんばんは。」

「やぁこんばんは。今、帰りかね?」

「ええ、お買い物して帰ろうかと。」

「丁度ええ、これもってけ。」

「あら!こんなに沢山。良いんですか?」

「ええよ。病院には改めて持って行くでな。
 これはAさんちで使うとええ。」

「有難うございます。助かります。」

BはAの笑顔を見て満足気だ。
その後他愛無い話を少し交わし、別れた。
今日は良く肩を叩かれる日ね、とか、買い物はしなくて済むわね、等と一人ごちる。
ぽんぽん。
2度あることは何とやら。
またしてもAの肩を叩く誰かが・・・。
今肩を叩いて呼び止めたのはC、男性 公務員 33 21世紀、だった。

「あら、Cさん。こんばんは。」

「こんばんは。今お帰りですか?」

「はい、そうです。何だか変な日ねぇ。
 こんなにも呼び止められるなんて。」

「え?そうなんですか?誰にです?」

「仕事の帰り間際、同僚に、とか。
 つい先程はBさんに、とか。
 ほら、この野菜、Bさんからなの。」

「・・・そうなんですか。」

「あ、それで御用って?」

「ああ、それなんですが・・・。」

この後の二人は、これといって印象に残るような会話はしていなかった。
結局何のために呼び止めたのか、それさえも分からないような内容だった。
Cと別れた後、Aはまっすぐ家に帰った。
帰宅後、心に留まる出来事は起きなかった。

結論を出すために戻ろう→75に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
95

 
 
「・・・。」

暗闇の中、人の気配のする方向を睨む。

「・・・。また・・・。君か。」

!?・・・聞き覚えのある声。
それはかつて、貴方がまだ他の人間達同様、機械につながれていた頃の話。
貴方を現実世界に引き戻し、自分の野望のために役立てようとしていた男。
かつての貴方の上司、隊長・・・。

「・・・。余程・・・。君と・・・。相性が・・・。悪いらしい・・・。」

やけに途切れ途切れにしゃべるな。
切れかけの電灯みたいだぞ。

「今の・・・。私は・・・。思念の・・・。残滓に・・・。過ぎん・・・。
 にも拘らず・・・。またしても・・・。君に・・・。阻止されるとは・・・。」

どうやって生き残った?

「管理クラス・・・。権限を・・・。使い・・・。少しずつ・・・。
 少しずつ・・・。私の人格を・・・。世界に・・・。紛れ込ませた・・・。
 補佐官・・・。程で無いにしろ・・・。多くの・・・。私を・・・。
 思念の形で・・・。ふふふ・・・。ふふふ・・・。」

・・・これからもこの様な負の感情を撒き散らすつもりか・・・。

「いびつな・・・。世界を・・・。正す・・・。それだけだ・・・。
 負の感情が・・・。不要などと・・・。それは・・・。人ではない・・・。
 都合の・・・。良い者だけ・・・。取り出す・・・。それは・・・。
 選民思想に・・・。他ならない・・・。違うか・・・?」

あんたはその思想のために、人を殺した。
そんなあんたの思想を正当化できる理由は、何一つ思い浮かばないよ。

「流石・・・。あいつの・・・。クローン・・・。だけはある・・・。
 ま・・・あ・・・時・・・間・・・切・・・れ・・・・・・。」

気配が消えていく。・・・時間切れ?
元々長く留まれる物でもなかったのか?
色々思案していると、突然、世界が揺らぐ感覚が貴方を襲う。
これは・・・強制送還の方だろう。
大方、秘書君が貴方の所在を確認できなくなって、慌てて・・・と言う所だ。
・・・
・・

「おおおおおい!生きとぉかあああ!?」

うわ・・・うるさい・・・。
生きてます。
目を覚ますと、案の定、クローンずの姿も。

「・・・ノウェムの私の見立て通りか。」

「・・・ふむ・・・さすが私。」

「・・・ふむ・・・認めていいかもね。」

「・・・ふむ・・・いや良い働きだった。」

クローンずは、口々に勝手な感想を述べているが、否定的ではなさそうだ。

「お帰り、総統殿。
 私の知る君ならできると信じていた。」

ノウェムの・・・補佐官殿だな。

「今回のことで分かったろう。
 アレはまだ生きている。
 生物としてではなく、思念として。」

「僕もなぁ、君が起きるまでの間、説明受けててんけど・・・信じがたくてなぁ。
 ・・・ほんまなん?」

貴方がこくりと頷くと、心底いやそうな表情を浮かべ、秘書君は深いため息をつく。

「しぶといのぉ・・・。」

「それはさておき・・・。
 我々は前任者同様の協力を、君に惜しまないことをここに誓う。」

おお、それは朗報・・・って・・・え?

「能力の無いものに、我々は与しない。
 今回の件は、良い試金石だった。
 おめでとう。
 君は我々補佐官の信頼を勝ち得た。」

喜ぶ所なんだろうなぁ・・・。
ともあれ、あの隊長の亡霊とも言えるものは、これからもこの世界を脅かす。
気を引き締めて排除に当たらないとな。
とにかく・・・。
今回は・・・。
疲れた・・・。
貴方は他の誰にも気付かれないうちに、本当の眠りに落ちていた・・・。

(無事任務完遂END)

あとがきへ→あとがきに移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
96

 
 
「最近仮想世界、夢の中、について妙な報告が上がっていてね。
 しかも結構な数、結構な部署で同様なものがだよ。」

補佐官は、現実世界での人類を管理する部署、全てのチームに一人配属している。
他にもバックアップに何人いるかとかは分からないが、全体では相当な数居ることになる。
その妙な報告は、多くのチームであったらしい。

「私も調査してみたのだけど、どうも私には向かないようでね。」

補佐官にも苦手なものがあるのだと思っていると、

「地べたを這いずり回って、地道に捜査するのは私には向かないと思わないかね?」

相変わらず余計な一言を・・・あいや、こんな人だったな、確かに。

「ただいま~。
 再建中の、マーテルオクトーへのお使い行って来たでぇ・・・ってうわっ!なんや!」

今しがた帰ってきたのは、前総統括官の養子であり、以前貴方が所属していた隊で隊員A2と呼ばれていた人物。
前総統括官の時も秘書のような立ち位置だったが、貴方の就任の際、改めて秘書となった。
居住・・・というか、人々を収めたカプセルのゆりかご、マーテルは当初3基しかなかった。
人口が増えるにつれ最大10基となったが、そこからは増やすのではなく、建て直すことにしたのだ。
よって今はまだ建て直しが行われていない、貴方が収められていたノウェムが最も古い設備となる。

「これはこれは秘書君、久しぶりだね。」

「・・・うっわ、きもっ・・・。
 ほんまにまるまんま同じのが居とぉやん・・・。」

「・・・失礼な子だね・・・」

・・・喧嘩するんじゃない。ここが壊れてしまう。
この二人、どちらもが尋常じゃない身体能力を持っている。
2人・・・いや1人と10人を離し、話を進める。

「ふん・・・いつかねじ伏せてあげるからね。」

「あっはっはー、相手を制圧するんは確かにおたくのが上かも知らんねぇ。
 でも、殺してええんやったら僕のが上やと思うでぇ?」

やめなさいって→50に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
あとがき

 
 
システムの作り方はさっさと思いついたのと、実際考える文章は少なめだったのとで、作成時間は10時間ちょい。
何か思ったより短いな?・・・単に記録とり忘れてただけかもしれないけど。
まぁ半分近く、コピペばかりなのでそんなものかも。

今回は正直どうしようか迷って迷ってひり出した感がてんこ盛り。
ぶっちゃけて、自己満足作品となっとります。
あのキャラクターをアレで終わらせたらもったいない。
そう思ったのが始まり。
しかし、あの長ったらしい物語ほどのボリュームはもうしんどい。
で、探偵?風?に仕上げて・・・。
・・・
・・

ああ、無理だな。探偵物は私には無理。
そう思えた作品でした、ちゃんちゃん。

ゲーム内容を省みると、犯人、正確には違うけど、一人だけ、ほぼ全員と接点がある。
そういうものを目指したんですな。
でも今回、接点が多い人物は最終的に二人出てきちゃう。てか、そうなっちゃった。
で、苦肉の策として、最後に救済措置を入れた・・・って苦肉の策じゃないな。
辻褄あわせですな・・・。とほほ。

マーテルノウェム

貴方は家に帰る途中で、近くのショッピングモールに立ち寄った。
モールにはマーテルノウェムという、なんだか小じゃれた名前が付いていた。
時刻は夕方頃、といってもまだまだ夕飯には早い、そんな時間だ。
何時もの所に、何時もの様に買い物に来ていた時の話。

●ゲームに必要なもの:サイコロ一個

 
※17/05/25に再編集したのでパラグラフがばらばらになっています。
 プレイ途中でパラグラフを控えていた人は申し訳ありません。
 章立てになっておりますので、1より中断箇所に近い所から再開ください。

 
既にゲームはプレイ済み、又は途中→1に移動
ゲーム前の準備→2に移動
直ぐに本題に→4に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1

 
ここでは途中でプレイをやめた人向けに、各章への選択肢を設置。
未プレイの方はこちら→2に移動

~第二章~ ・・・助け出されたその先で・・・
87に移動

~第三章~ ・・・本当の寝覚め・・・
274に移動

~第四章~ ・・・外へ・・・
336に移動

~第五章~ ・・・夢の中へ・・・
9に移動

~第六章~ ・・・中世の騎士・・・
332に移動

~第七章~ ・・・恐るべき狩猟者・・・
265に移動

~第八章~ ・・・本当の・・・?・・・
338に移動

~第九章~ ・・・最後の選択・・・
151に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2

 
このゲームでは前述の通り、サイコロ一つが必要。
サイコロの出番は頻度が少ないが、無いと困るので・・・。
運試しに関して妙なルールを設けているので、その都度指示に従ってね。
大きければOKというのはどうだろう、っていうへそ曲がりなシステムなので。

直ぐに本題に→4に移動
ついでだから前書きと言う名の言い分を見てやる→3に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3

 
実はこのゲームを作る前、ラインディフェンスの新しいのを作っていた。
今度のは実験版ではなく、ちゃんとしたのを作ろうと息巻いてた。
それも

「年越す前に終わらせるぞ!」

・・・って思ってたんだけど。年を越してしまった。
で、今年(2016)に入ってから、やりきるぞ!
・・・って思ってたんだけど。まだ終わってない。
気があちこちそっちに散りまくり。
挙句には2016年にはいってすぐ、面白い夢見たもんで・・・。
でも夢って、面白くても起きると忘れる。
何とか覚えてるうちに書き留めた範囲で作ろうと思い立ったのですよ。
これについてはあとがきに、どういうメモだったかを書いとります。
ぜひクリアーして・・・いや、出来なくても一番下の方を見ればいいのよね。

・・・先にお断りしておきます。
正直、映画のパクリです。・・・多分。
と言うのは、その映画ちゃんと見てないの。
それに夢って記憶の整理とか言うよね。
・・・だから、ありとあらゆるものを種々雑多様々ごちゃ交ぜにしてる。
・・・はず。
あらかじめ、そこら辺を、ご容赦を・・・。
あー。あれのぱくりかー。とか思っても心の中に閉まっておいてね。
・・・では本編へどうぞ・・・→4に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4

 
今、貴方は丁度買うべき用事を済ませたところだ。
かばんから、紐付きケースに入れておいた携帯を取り出す。
メモを確認し、二重チェックも済ませた。
これから趣味の物を物色しようと思う。

チャリーン♪

携帯を触っていたタイミングで何かのお知らせが表示される。
何だ、占いサイトか。登録したっけ?

「本日の運勢大凶。
 ラッキーカラー:レインボー
 ラッキーアイテム:丈夫なストリング
 アナログに生きよう。」

何この占い・・・。
レインボーとか・・・丈夫な?ストリング?
怪しさ抜群で、何か変な広告なのかと思ったが、何かを売りつけられるわけでもなかったので放置しておくことにする。
あとで消してしまおう。
改めて・・・何を買おうかな?
どれも久しぶりに買うものだが、

本を買う→71に移動
毛糸を買う→254に移動
おもちゃを買う→257に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5

 
うっそうとした密林を切り開いていく。
まるで足元が見えない、非常に危険だな。
しかしゲリラの寵児か・・・想像つかない。
分かる範囲で色々聞こうと後ろを振り返るが、振り返った瞬間、一人が視界から消えた。

「う、うわああああああ!」

それを見たもう一人がパニックを起こす。
落ち着かせようと試みるが、隊員B3は手を振りほどき、逃げ出してしまった。

「うわああああああああああああああああ!
 いやだああ」

後姿を目で追うが、またも突然消えた。
悲鳴さえ中途で掻き消えた。
・・・これはまずい!
ようやく相手の危険性が感じ取れて来た。
決断を迫られている!

走って逃げる→164に移動
その場に屈んでじっとしている→149に移動
木に登る→212に移動
隊員B4の消えたあたりに匍匐前進19に移動
隊員B3の消えたあたりに匍匐前進310に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
6

 
やれることが限られてしまっているので、先程の端末にアクセスする。
が、アクセスするや否や、

キュイーンキュイーンキュイーン!

警報が響き渡る。
見れば四方から高速で赤い球体が!

最早成すすべなし→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7

 
赤い球体はこちらを追いかけてきている。
上手くまいて、もう一度ホームに行こう。
サイコロの出番です。
偶数か奇数かどちらかを凶数と定める。

吉が出た→328に移動
凶が出た→202に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
8

 
何も思い浮かばない・・・。

「どうか受け止めて!」

そういうが早いか、店長が投げてよこした。
悩んでいた分、反応が遅れてしまった。
奇数か偶数を選び、サイコロを振ろう。

狙った側がでた→68に移動
外してしまった→312に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
9

 
~第五章~
・・・夢の中へ・・・

ジジ・・ジ・・・ザー・・・ブブンッ

何やら町並みが見えてきた。
貴方が元々見ていた夢の世界、つまり現実だと思っていた世界に近い。
少々違うのが、世界が宙に浮いてる事。
町が丸ごと透明な球体に収まっていて、その球体自体が宙に浮いている。
町同士はモノレール?のような物で繋がっている。
幻想と科学とが入り混じったような世界だ。
今貴方はその街の広場にいる。

しかし目立たないものだな。
部隊の装備を身につけているので、周りからは浮いてるはず?
なのに注目を集めている様子も無い。
と言うことは向こうには、一般人と変わらない様に見えてるとしか思えない。
どうしたものかと思案し始めた頃、こんな注意を受けていたのを思い出す。

・・
・・・
どんな夢の世界でも、外部と連絡が取れる端末が存在する。
それを“知る”我々には判別できる。
端末は街の主要施設や中心部、また一時的に人口密度の高くなるような場所に存在する。
すなわち、公共機関や移動設備にもあるということだ。
あと、仮想現実での出来事は、現実世界にある程度フィードバックされる。
事故や怪我にはくれぐれも注意すること。
・・・
・・

それを思い出して存在するはずの端末を探すと、程なく見つけ出すことができた。
すぐ端末にアクセスを試みる。

・・・ピッピッ・・・ピーー・・・

情報検索をしてみた結果、どうやらこの町には居ないようだ。
他の町に居るのだろうか?
とりあえずあのモノレールで移動しよう。

モノレールに乗る→313に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10

 
「来ちゃ駄目だ!」

店長が声を荒げて制止する。

「どうやっても抜け出すことは出来そうにありません。
 それよりもこれを受け取って下さい。
 そして皆に渡して欲しい。」

店長が袋を差し出す。
助けるつもりで近づいていたので、なんとか手が届きそうな位置だ。
とは言えぎりぎりだが・・・

何とか手を伸ばす→68に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
11

 
車内であったにも関わらず、直ぐに端末は見つけることができた。
繋いだ端末から情報を得ると、どうやら先頭車両にも端末があるようだ。
とにかく夢の中に貴方だけの仮想空間を構築。
これは観測班ならではの技能なのだ。
この中ならあの赤いのも・・・。
と思ったら、貴方の作った空間に入っても速度が落ちない!
構築した仮想空間内の周りの人々の時間は、明らかに緩やかになっている。
しかし、あの赤いのは関係ないようだ。

仕方なく現実世界に撤退→190に移動
構築した仮想空間内に防壁作成!→286に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
12

 
さて、登っていこうか。
・・・
・・

えっちらおっちら。
思ったよりもこの木は柔らかいらしい。
凄く登り難い・・・。
悪戦苦闘しながら二階の高さまで登る。
すると突然・・・

ブワアアア!バッサバッサ!

・・・目の前には巨大なドラゴン!
どうやら城に差し込む西日が相当ちらついたようだ。
登る時に、木が大分揺れたのが原因らしい。
なす術も無く、奴の猛火に飲まれる。

それから→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13

 
何かの直感が働いた。
あそこは駄目だ!
だとすればどうする!?

それでもトイレに→294に移動
ドラマのように発射直前にる→373に移動
改札から飛び出す→24に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
14

 
サイコロのお時間です。
そしてメモの出番です。
4から身体能力を引く。

0以下なら→174に移動
1以上なら→263に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
15

 
ドラゴンを避け、二階に進むことにする。
多分、ここは食事などを運ぶためのものだろう。
身分の低い使用人達が、客の目に触れない工夫だろうか。
事実、主人や客が通る場所ではないようだ。
他に見えるものといえば、先の方に見えている天井は崩落してるようだ。

このまま登る→269に移動
それ以外の方法をとるなら、厨房まで戻り、
ドラゴンの居る、玄関ホールへ向かう→369に移動
通路を奥へ進む→180に移動
のうちから選ぶこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
16

 
無事ついて行けるか、運試しを2回。
出したくない目を決めておき、2度サイコロを振ろう。
振る都度決めなおしても、一緒でもいい。
出したくない目が一度も・・・

出なかった→381に移動
出ちゃった→158に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
17

 
「よう。おかえり。」

隊長には会えなかったことを告げると、

「じゃあ補佐官殿か。イラッとしたろ。
 あれはあの人の特性だな。
 でも普段はそうじゃないんだよ。
 君が何か深刻になりそうな時だから、わざと気分を自分に向けさせたんだ。
 怒ったりできる対象が居ると気が紛れるってね。
 ・・・多分だけど。」

・・・確かに深刻な気持ちになり難かった。
けどやっぱり好きになれそうに無い・・・。

「君は表情が分かりやすいなー。
 ま、俺もあの人はすげえ苦手だし、多分、好きにはなれないけどなあ。」

ガハハと笑いながらそう言う隊員A3とは、何だかとても仲良くなれそうだ。

「撤退途中だと言うのは聞いたな?
 うちの部隊は本来なら14人居るんだが、今は半分の7人居るんだ。
 隊長が居ないってことだから、半分が出ているはずだな。
 で、俺達の任務だが、ここから撤退しながら救える要救助者を拾う。
 そこで君には3つの部門のうちの、何かについて手伝って貰いたい。
 ちなみに俺は救助班だ。」

通信班の手伝い→375に移動
観測班の手伝い→99に移動
救助班の手伝い→101に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
18

 
「ふふ・・・やるじゃないですか。
 いいでしょう、合格です。」

ほっ・・・。
怒涛の攻めをかいくぐり、一撃を負わせた。
はずなんだけど、ぴんぴんしてるなぁ。
というか、この世界では自分は、装備以上の力が出ていると思うのだけど・・・。
そうだ!
こっちは装備の効果で身体能力も随分上がっているはずなのに!
何この人・・・。

「ちゃんと人間ですよ。」

・・・怖い。

「さて、掌の件ですが記憶照合は不要です。
 私は元々正気、と言うか記憶を失っていませんから。」

・・・は?

「・・・2度言わせないでください。
 補佐官としての記憶は失っていません。
 察しが悪いんですか?」

唖然呆然・・・意識喪失、ぱた。

・・・→114に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
19

 
茂みに身を潜め、匍匐前進で進むことに。
身を低く、隊員B4の消えた辺りまで進む。

そこには・・・→187に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
20

 
「君は私の仕事を任せられるレベルだね。
 胸を張ってもいいよ。」

なんだか怖い。

「さて、撤退行動に移らないといけない。
 私はまだ補佐の仕事が残っている。
 君は脱出装置のあるセクションへ行き、相方を見つけなさい。
 撤退行動は二人一組だからね。
 場所は装備から指示が出るので、それに従うのだよ、いいね?」

・・・
・・

装備に指示された場所に来ると、

「こんにちはぁ。自分が僕の相方なん?」

何かやんわりとした人が出迎えてくれた。

「観測班の子やよねぇ?
 それにしてもよぉ頑張ったなぁ。
 あないな人んとこでぇ。
 ま、それはさておき、はよ撤退しよぉ。
 まだ僕ら、撤退早い組やけどなぁ。
 皆、忙しぃしとぉから、なるべくはよ撤退して、邪魔ならんようになぁ。」

了解です→255に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
21

 
「隊長やけどなぁ、僕は見とらんのよなぁ。
 変装出来る過去の僕がいとぉからなぁ。
 騙し討ちにされた可能性はあるけど。」

確かにそうですね、さっきの自分です。

「捕まっとぉとしたら・・・。
 まぁ囮としてどっかに拉致られとぉやろね。」

救出しなきゃ!

「まぁ待ち。
 もう僕ら全員にマーカー付いたんやろ?
 極論、無理やり引っこ抜きゃええねん。
 そういう算段なんやろ?」

確かに!そうですね!

ザザッ・・・-ザー--・・・

突然ノイズが聞こえだした。通信・・・?

「・・・ザザ・・ぇます・・
 ・・ぅとう願います!」

「あら?外からの通信やね?」

慌てて返信を返す。

「良かった!繋がった!
 落ち着いて聞いて下さい!
 何故かその空間だけ封鎖されてるんです!
 辛うじて通信が送れた程度なんです!」

「・・・おっとぉ?緊急事態やね。」

「何らかの障害、と言うより妨害で、隊員A2をロックできません!
 障害を何とか取り除いて下さい!」

ドラゴン退治と同じ状況?
あれは延々と姫を追い回すって理由だったっけ。

今回は妨害の排除か→201に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
22

 
まずまずの仕上がりだ。
特殊な事でもなければ大丈夫だろう。

ちょっと安心→322に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
23

 
サイコロの時間です。
4から身体能力の数を引く。
それが0以下なら自動的に成功。
1以上なら、その数だけ目、凶を選ぶ。
サイコロを振って・・・

自動的に成功だった→343に移動
凶の目はでなかった→43に移動
凶の目がでてもーた→228に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
24

 
さっき素通りできた改札が閉じかける!
3-身体能力をする。
0以下なら自動的に吉となる。
1以上あれば、その数だけ凶数を選ぶ。
1の場合。一つ選ぶ。
2の場合。
選んだ数と裏目(7-選んだ数)が凶数。
3の場合、奇数か偶数を凶数と決める。

吉が出た→144に移動
凶が出た→177に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
25

 
出入り口の直ぐ内側に待機する。
明暗差の激しい建物の入り口で、待機などすれば当然目立つだろう。
そこで、光の差込の届かない位置に構える。

良い判断・・・のはずだった。
光というのは思いの他、色々な物に反射する。
陽光が直接差し込んでいない昼の室内が明るいのは、陽光が乱反射して何らかの経路で室内に達しているため。
今貴方は、その陽光の反射光により、僅かに暗闇に浮かんでいる。
彼らにはそれだけで十分だ。
暗闇での対決は、常に彼らに軍配が上がる。
身構る貴方の首に、いともたやすく何かを付きたてた。
それを最後に、貴方の意識は途絶えた。

現在の貴方は・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
26

 
急ぎ本屋に向かおうと、足を踏み出した。
が、その足は地面を踏むことは無かった。
それどころかどんどんと落ちている様だ。
落下の感覚はまるで無い。
なのに何故落ちていると分かるのか?
理由は簡単で、先程ぶちまけた縄跳びが、どんどん上へと上っているからだ。
あの目標の本屋もどんどん上に上る。
つまりは貴方が落下しているからだ。
幸運だったのは、恐怖を感じるより前に貴方の意識は遠のいていったことだろう。

(奈落気絶END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
27

 
こちらの大きな水路は段差を境に、少し高くなっているようだ!
細かいことは登ってみないと分からない。
しかしこの場所よりは安全だろうか?
他を選ぶにしても時間は無いぞ!
離れてしまったので小さな水路は選べない!

このままこの大きな水路を登る→192に移動
少し戻り、壁に設置された足場だけの梯子→127に移動
いや!そのまま走る!→126に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
28

 
店の床が何となく、影がなんというべきか、より黒く感じられた。
更にそれが意思があるかの様に、動いたように見えたのだ。
顔を上げた店長も感じたのだろうか?
真剣に床を凝視している。

「床の影が動いた・・・?」

店長が無意識に呟いたのに対し、バイト君が過敏に反応する。

「何でもかんでも怖いと思うからっすよ!」

言うが早いか床の影を踏みつけようとする。
店長と貴方はぎょっとしたが、突然のことで制止が間に合わない。
バイト君は既に影を踏みつけていた。

「ほーら、何にもないじゃないで・・・」

その言葉は、最後まで彼の口から綴られることは無かった。
まるで落下するかの様に床下に消えた。
いや、もうそこは床では無く、闇だった。
あまりのことに皆思考が停止した。
ふと我に返った店長が駆け寄ろうとするが、残った人達で慌てて店長を止める。

「うわああああああ!」

暴れる店長、必死で止める貴方達。
何とか引き止めることには成功した。
しかし目に見えて店長が落ち込んでいる。

・・・ズズ・・・

こんどは何?→340に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
29

 
「おはよう。そしてはじめまして。
 私は隊長だ。分かるかね?」

貴方は辛うじて頷く。

「結構。まずは服を着せよう。
 風邪を引いてしまう。
 ここで話し込むのもどうかと思われるので、我々の拠点へと招待しよう。」

服?今は・・・ああ裸だ。何でだろう。
ぼやける意識が更にぼやけていく・・・。
・・・
・・

気付くと何処かの一室に寝かされていた。

「起きたかね?」

隊長だ・・・。

何がどうなってる?→140に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
30

 
「夢の中で過ぎる時間と、現実に過ごす時間には差がある。
 これは夢の中では、余計な情報を省略してしまっているからだ。
 ある種濃密な情報だけの世界と言える。
 一方仮想空間では、それらの情報をある程度疎らにしてある。
 それで実際の時間と差異が無い。
 しかし訓練においては、完全に必要な情報のみとなる。
 だから何十倍もの濃い情報が流れ込む。
 そのため、同じ夢であるにもかかわらず、何倍もの時間を過ごした錯覚を起こす。
 要は感じ方の違いなだけだよ。

 極端な話をしよう。
 人によっては、同じ仮想世界に居ても、見え方さえ変わってしまう。
 ある人にとっては未来世界に見えていても、ある人には古い世界に見えている。
 ある人にとっては数ヶ月でも、ある人にはほんの1日でしかない。
 そんなことが起こりうるのだ。
 何ヶ月も過ごしたことが重要なのか?
 それとも何を経験したのが重要なのか?
 そんなことでも変わって来る。
 情報は重要で無いと思う側を、重要だと思う方に合わせてる。
 曖昧ではある、がしかし整合性はもたせている。
 冗長的と言えるシステムだ。」

分かったような、言いくるめられたような。

「他に質問はあるかね?」

何故人間はつながれていたのか?→315に移動
何故電脳空間を見せられていたのか?→337に移動
何故自分達は抜け出せているのか?→224に移動
質問は無い→175に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
31

 
赤い球体を避けてトイレに移動する。
ここでサイコロの出番です。
出したくない目を奇数か偶数で選ぶ。
そちらが今回の凶となる。

吉だった→13に移動
凶だった→294に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
32

 
「ほほう、それなりにやるものだねえ。
 でもまだまだ、これからだよ。」

綺麗にヒットしたなのにぴんぴんしてる。
色々やっぱりこの人怖い・・・。

次だ次→217に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
33

 
「ただ、小さな不安要素がある。
 それは“迷い”だ。
 やると決めたからにはやるべきだし、迷うのならとことん迷うべきだ。
 中途半端は非常に制度を損ねるからな。

 あと、この会話の記憶がまるまま残っているのはまずい。
 何かの形で出てくる可能性があるので、私と出会ってからの記憶を閉じる。
 なに、一時的なものだよ。」

記憶操作権限はともかく、思い出せるの?

「重要な場面で、フラッシュバックする。
 つまり、この会話や決断を思い出せる。
 例えるなら白昼夢と言えるかな。
 大丈夫だ。私を信じたまえ。」

協力すると決めた以上、信じるしか無い。
その後も色々な説明を受けた・・・が、直ぐに“忘れ”させられた。
・・・
・・

気付くと、水路脇の段差に腰かけていた。

何があったのか→139に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
34

 
・・・
・・

「・・・なるほど。面白い計画だった。」

「うっわ・・・えげつないなぁ・・・。
 おかあちゃんもこんな誘い受けたん?」

「私の時はもっと直接的だった。
 こんな手が込んでいないし、思想も純然たる物だったと思う。
 アレの思想は捩れた挙句、加速傾向にあるようだな。」

「・・・で、ええと・・・。」

「新しい体のことかね?」

「うー・・・うん・・・。
 みなれとぉ姿と中身が・・・ねえ?」

「ふふ・・・慣れないか。
 いずれ体をいじらせてもらおう。
 お前が落ち着くように・・・な。
 しかし、お前は良かったのか?
 友達になれそうだったのだろう?」

「そこは確かにがっかりしとぉよ?
 でも、選んだんが結局おかあちゃんの敵ってことやったし。
 どの道いずれ対立しとぉやろ。」

「・・・お前はいい子だ。」

システムがそれを許さない・・・総統の言葉は嘘だったのだ。
今は総統の体となった貴方の見た、最後の夢。
それは現実と言う名の夢だったのかもしれない・・・。

(手玉に取られEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
35

 
急いで端末を探しまくる!
しかし、あたりにその反応が無い。
既に認知している物を探すのと、あるかどうかも分からない物を探すのではかかる時間に大差が開く。
・・・そしてお忘れだろうか。
ここは前から2両目で、件の奴は、既に1両目に居た事を。
それは一体どういうことを意味するか?
奴は慌てふためく貴方の直ぐ目の前に迫っていたということだ。

あっけなく捕獲された→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
36

 
二階から垂れたツタはかなり丈夫そうだ。

このままこのツタを上って二階に→285に移動
他の方法をとるなら
城のすぐ西側にある大きな木→200に移動
城側面にある通用口→240に移動
から選ぶこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
37

 
・・・
・・

「っちゅー世界なんやぁ・・・。
 僕、癒し系なん?」

「ふふ・・・そうらしいよ。」

「・・・んで、どぉお?
 新しい体の調子は。
 しっくりきとぉ?」

「元々同一固体のクローン同士だ。
 多少の差異はあれど、予想される拒否反応は殆ど無いに等しい。
 いずれ馴染む。
 ・・・馴染まんのはお前の方だろう?」

「見慣れとぉ外と内がしっくりこぉへん。
 確かに馴染まへんねぇ・・・。」

「いずれ外見もいじらせてもらおう。
 お前が落ち着くように・・・ね。
 もうあの子には体は無用だろう。
 これからまた、私の思想を受け継いでくれる者の出現をじっくり待とう。
 そのための時間稼ぎだよ、これは。」

そう言って総統が、貴方の入っているカプセルを見つめる。
総統の姿になった貴方の・・・。
システムがそれを許さない・・・その言葉は嘘だったのだ。

(入れ替わりEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
38

 
真っ暗な建物から外に出て、あまりの明暗差で目が眩んでしまう。
その一瞬の隙をつかれ、何かに押さえつけられた!
やばい!振り解かないと!
慌てふためく貴方の意識は直ぐに遠のいった。
何か薬のようなものを打ち込まれたようだ。

それから・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
39

 
必死の思いで、何とか本屋に辿り着く。
勢い良く本屋に転がり込み中を見回すと、そこには何人かの人が居た。
ようやく人の顔を見ることが出来た。

「大丈夫ですか!?何処かお怪我は!?」

店長らしき人物が、心配そうにこちらの様子を伺っている。
どこにも異常が無いらしいことを伝えると、

「ああ、よかった・・・。安心しました。」

本気で心配してくれている、とても良い人のようだ。
落ち着いて周りの人々と話をする。
分かったのは、最初からここに居た人、避難してきた人、合計7人居ること。
中にはここから出て行った人も居たようだ。

状況を整理しよう→150に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
40

 
「申し訳ない。
 私の真上に出る予定だったのだが、危うく死なせてしまう所だった。」

隊長は謝ってくれたが、ここの機械は本当に現実の人間に厳しいな。

「気を・・・取り直していこう。
 ここから外壁部へ続く通路に出る。
 登って直ぐに少々のスペースがあるので、まずは登ってそこに出よう。」

言われるまま通路の入り口に、そして外壁部への通路内へと“登る”。
中は完全に円柱状の通路で広めだった。
ただ、垂直なのが辛い。
少し登ると、球状の広いスペースに出た。
皆の到着を待って隊長が入り口を閉める。

「ここから先、長い距離を登っていく。
 一定の区間毎にここと似たような球状のスペースがある。
 もちろん命綱を着けていくが、このスペース毎に区切りのような扉もある。
 この先、落下死を気にしなくて良いので気楽に行こう。
 先は長いが、休み休み進んでいこう。」

了解です→83に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
41

 
隣の施設まで、と言うのがまた中々遠い。
よく考えれば、元居た所も直系1km、だとすれば数kmは歩く必要があるのではないか?
その上、足場の悪い所を進む労力というのは、思いの他大きかったりする。
まだ数百m位なのに、膝が笑い始めた。

「少し休憩しよう。
 携帯の、自動膨張式マットを人数分用意してある。
 これを足場にして各自休息を取れ。」

ありがたい・・・。

「足が沈むような場所を歩くのは骨だ。
 普段、足を上げる動作は無意識で行っている。
 それを無理やり引き上げるように歩くのは案外きついはずだ。
 長いはしごを登ってきた先程と同様、休み休み進もう。」

道中、何度か休憩を取っては、色々な話を聞いた。
オービスノウェム(9)は特に古い型の施設で、現存する中では最も古いんだとか。
試験的に作られた10のオービスは、次第に全人類を収納する目的のために、古いものから改修されて大型化していった。
その内改修済みなのはセプテム(7)までである。
オクト(8)は今改修真っ只中なので、つまり今から向かうオービスセプテムは最新型と言うわけだ。
現地に着いたら観測班の技術が役に立つ、期待してるぞと励まされた。

頑張ります→317に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
42

 
可愛らしいキャラクターの小物や、動物の小物等を選んだ。
会計を済ませてしまおう。

レジに向かう→108に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
43

 
よりによって開いた通路は、貴方の居る場所の真上だった!
貴方のポッドはどかされるはめになる。
突然のことに貴方はよろめくも、何とか梯子にしがみつくことができた。

「大丈夫かー!?」

な、なんとか・・・→40に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
44

 
一瞬補佐官殿にじっとにらまれる。
何か変なことを言っただろうか・・・?

「まぁ・・・いいでしょう。
 既に私の方で構築している事案ですし。
 手順を説明するだけですからね。
 順序だてて説明します。

 1.まず私は爵位を返上いたします。
 2.各地に作った工房を回り、出来上がっている分の装備回収。
 3.2のついでに、各地に配備したモンスターを退治(というか片付け)。
 4.2の装備の使い方を習熟。
 5.ドラゴン退治。
 6.姫の目を覚まさせる。

 の順となるはずだったのです。
 が、3は省略してもいいでしょう。」

何故?

「君の前任者の話ですが・・・。
 この手のゲームが好きだったんでしょうね。
 途中から任務を忘れて、経験ばかりを積んでました。
 結果、無茶が過ぎて私の作った傑作に負けてしまいました。
 ですが、ろくな装備も無かったというのに、彼の実力はドラゴン目前というものでした。
 そんなステータスや経験を君に託したのでしょう?
 つまり君は、ドラゴンと戦う目前の彼と同ポテンシャルなのですよ。
 なら、余計な回り道は必要はありません。
 とっとと退治に行きましょう。
 私は1・2を行います。
 君はとりあえず手元にある装備の習熟を。
 その後、ドラゴン退治に向かいなさい。
 後で追いつきますので。」

・・・え?結局自分一人?

「“後で”追いつくと言ってるでしょう?」

ビクッ・・・分かりました。

「よろしい、地図は作ってあります。
 それと装備の説明書も用意してあります。
 使い方が分かればさっさと出発なさい。
 ・・・出発を見届けてから私も行動します。」

・・・信用されて無いのかな。
とか思うと又睨まれるから言われた通りにしよう。
用意されている装備は4種類。
装備型の武器・ソーソードに、盾・グレイターシールド。
それに魔法・・・と言う名のアイテム、ファイアボムとファイアエンチャンタ。
武器のソーソードは・・・早い話、チェーンソーだねこれ。
意外に軽くて、片手で扱える代物なのはびっくりだけど。
グレイターシールドは、高速回転するおろし金?が付いた盾。
ファイアボムは・・・手榴弾、いや焼夷弾?
ぶつけた場所で燃え上がる仕掛けがなされている。
ファイアエンチャンタは・・・ガソリン?だろうか。
こんなの使い方もへったくれも無いなぁ・・・。
ん?あれ?ドラゴンって火に強くない?

「所詮、空が飛べる程度の大トカゲですからね。
 まぁ、確かに炎を吐きますけど。」

駄目でしょうが。

「炎を吐く、と言っても、その実態は酸ですよ。
 熱反応を起こしやすい酸と、とても引火性の高い分泌物を霧状にしたもののようです。
 それらを吐息と共に広範囲に吐き出すのです。
 つまり、奴の肺や腹の中から直接炎が出ているわけではないのですよ。
 実際、吐息が炎になるのは、口元より少し離れた位置からです。
 多少火に強かろうと、本当の意味で高熱に強い訳では無いのです。
 ですから安心して燃やしなさい。
 彼奴の攻撃も、その盾ならすりおろせるでしょう。
 そんな物を一度喰らえば、次からは迂闊に攻撃しないでしょうから。
 要はやり方ですよ。」

何か全部ある意味怖い装備だな。
この世界のルールに反して無いのかなぁ。

「作れる=オッケーという事です。
 実際に先進科学が取り入れられてるわけではありませんし。
 まぁ作ろうと思っても作れませんでしたけどね。
 そういうことなんですよ。」

そういうことなんですね→77に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
45

 
貴方は相当な勢いで吹っ飛んでいるが、その間に幾つか罠を巻き込む。
結構痛い!
まともに罠を喰らったら酷い目にあう所だ。
しかし問題は隊員A2だろう。
貴方はフッ飛ばしてくれた張本人の方を見てみる。
今丁度、隊長と互角の戦いをしている。
おお、隊長、優勢だ!
隊員A2がたまらず身をよじる。
そこへ隊長が強烈な蹴りを叩き込む!
いいぞ隊長~~~!・・・ぉ?
隊員A2はこちらに飛んでくる。
いや、自ら跳んで来たと言うべきか!
明らかに笑みを浮かべて飛んでくる!
・・・気付くのが遅かった。
今や貴方の目の前で、彼は体勢を立て直すと同時に仁王立ちになっている。
余りに突然のことで思考停止してしまった。
彼は貴方を、またも思い切り蹴り飛ばした。
先程と同じように大きく蹴り飛ばされる。
そしてようやく意図を掴み取った。
彼は貴方を崖に追いやろうとしていたのだ!

目の前はすぐ崖!→86に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
46

 
丁度、手作りの巾着用に、紐が欲しかったので買うことにする。
あれも渋い感じが良い、これなんか色がとても良いんだよね。
等、色々思いを膨らませながら選んでると10色にまで膨らんでしまった。
思ったより多くなってしまったな。
会計を済ませてしまおう→248に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
47

 
「こんな計画を立てるのはあの隊長だな。
 大方、私が君の肉体を狙ってるとそんな話を君にした、という所だろう。」

図星だ・・・。けど・・・。

「アレが我らに牙を向くのはこれで3度目なのだよ。
 ・・・そういえば、アレは話の中で私のことを歳は幾つだと言っていたね?」

140・・・とか。 

「140・・・?
 ハッハ!何とも酷い言い草じゃないか!
 さすがにまだそんな歳ではないのだがね。
 さて。何から話をしたものか・・・。」

貴方は答えず、無言で総統を見つめる。
総統も総統でじっとこちらを見、そしてこう切り出してきた。

「クローンの話をしようか。」

興味はある→354に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
48

 
返答を決めかねていると・・・

ザッッザッッザー・・・――――
―――チカチカチカ

あの感覚だ。
隊長はまだ何かを仕込んでいたようだ。

「聞こえるかね?
 こんなことをするのは初めてでね。
 上手く行っていると良いのだが・・・。
 このプログラムが起動するということは、良く無い状況と言うことだ。
 そうだな・・・私にとっては、だろうな。
 恐らく君は、私が君に色々頼み込んだ時と同様に、総統に色々吹き込まれているだろう。
 私の正体や思想、現実はどうだとかね。
 しかし考えても見たまえ、全権の権力者だぞ。
 人の思考をすら好き勝手にいじれるのだ。
 その権限を、自分基準で部下に与えたりもできる程の権力だ。
 歴史の捏造なぞ造作も無い。
 何が真実かなど、彼女にしたって本当のところは知らないだろう。
 誰を信じるかは君次第だ。
 残念ながら、これが私の最後の言葉だ。
 私を信じてくれ。彼女を信じるな。
 人類の未来のために決断してくれ。
 最後の手順をここで君に示す。
 君を信じている。」

そう言い終わると、この後の隊長の計画が事細かに伝わってくる。
確かにこの方法なら間違いが無いだろう。
今迄で最も確実性の高い計画だった。
伝え終わると隊長の姿は消えていった。
次第に現実の世界に戻ってくる。
・・・どうすべきだろう?
選択している時間はほぼ無い。

隊長を信じる→55に移動
総統を信じる→123に移動
決断しかねる→171に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
49

 
乗りたい衝動を必死に押さえつつ、どこかにあるはずの端末を探す。
目当ての物は程なく見つかり、付近の情報を得る。
おや?この反応は・・・?
このエリアの人々の中に、どうもはっきりしない反応を得る。
飛ばされた先のこの世界に溶け込みすぎたのか?
ノウェムの住人ともセプテムの住人とも判断つかない微妙な信号を捉えることが出来た。
とりあえずは会ってみることにしよう。
あの浮いている板、ウィンボウというらしい、に乗らずにてくてく歩いていく。
すると、歩く人が珍しいのか注目の的になってしまう。
ただ歩くのがそんな恥ずかしい事なのか人の目が痛い、長い道のりだった。

好奇の人目を乗り越えご対面→170に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
50

 
ちょっと不安が残る。
出来るだけ、体を動かす任務は辞退だな。
とはいえ、もう少し体を動かしておこう・・・。

とほほ・・・→322に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
51

 
意を決して切りかかる・・・が、コレがいけなかった。
ドラゴンは貴方が姫から離れたのを幸いと、心置きなく特大の炎を吐いて見せた。

憂さも晴れるだろうて→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
52

 
目標がでかいこともあって見事命中。
・・・しかし。
嫌がるそぶりは見せるが、効果は薄そうだ。
火も小さくなり、やがて消えてしまった。
この行動によりドラゴンはかえって冷静になり、逃げ惑う貴方を的確に追いたて、姫と引き剥がす。
一人になってしまった貴方に最期の時が。
奴は目一杯の炎の息をお見舞いしてきた。

こんがりです→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
53

 
「やっば・・・もうばれとぉ・・・なぁっと!」

隊員A2が急いで退避する。
その次の瞬間、元居た場所が爆発する!

「あかんやろあかんやろあかんやろお!何やねんあれええええ!」

必死で距離をとる隊員A2。

コツコツコツコツ・・・

そして又も足音たてながら追い立てる敵。

「っはー・・・レーザーの類やろか?
 煙幕なんて用意しとらんて・・・。
 僕の趣味ちゃうんやもん・・・。」

色々泣き言を並べ立てながらも、そこは隊員A2、迅速に逃げ回る。

「煙幕代わりに湯気・・・ゆーてもなぁ。
 有毒マーク多いねんここ・・・!」

コツコツコッ・・・

再び足音が止まった!→223に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
54

 
ザザッ・・・-ザー--・・・

前方に細かいノイズが見える。
装備の不調かと確認するもエラー無し。
あれは何だろう。

「嘘やろ、ここ臨時とは言え基地やで。」

緩やかな口調から一変、深刻な口調に。

「本当は自分一人で行動さすんはあかんねん、二人組みが基本形やからな。
 けど、今そうゆぅとぉ場合や無い。
 僕、この状態の情報集めて、他のメンバーも回さなならん。
 せやから装備の指示に従って脱出せえ。
 ええか?反論は無しやで。」

言うが早いか凄い勢いで突き飛ばされた。
飛ばされた先に見えたのは、今までとは違った雰囲気の光景だった。
施設の中のはずが、ここはジャングル?
戻ろうにも、今来た道さえ分からない。
仕方なく、装備の示す道を進んでいく。

不意に周りの景色が消え、真っ暗なった。
かと思うと真っ白な空間に出た。
上下を含め見渡す限り真っ白な空間を前に、前後不覚に陥ってへたり込む。
途方にくれていると、突然通信が入る。

「こちらだ。目を開けたまえ。」

顔を上げると誰かが手招きしていた。

そちらに移動→93に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
55

 
「・・・だね。結論は出たかね?」

現実に戻ると同時に貴方は快諾する。

「そうか、決断してくれたか。」

総統が微笑み、握手を求めてきた。
がっちりと握手を強く交わす。

「おいおい、少々力がつよ・・・」

言い終わらずに、総統が力なく崩れおる。

「な・・・ん・・・?」

総統の目には困惑と怒りの色が見える。
実は貴方の手には改造が施されており、神経系の毒針が仕込まれていた。
貴方がまだ現実世界に戻る前の段階で、隊長が予め仕込んでいたらしい。

「・・・・・!」

総統がついに意識を失う。
ここからの貴方は冷静に行動していった。
自分でも驚くほどに。
意識の無い総統をポッドに入れ、迅速に医療ブースへと運ぶ。
医療ブースに到着すると、そこには既に到着していた隊長の姿があった。
隊長は何も言わず、貴方にもポッドに入るようにと促した。
疑いもせず貴方はポッドに入る。

・・・
・・

今、貴方は何を見ているのだろう。
隊長の隣に居るのはあなたのはずだ。
しかし目の前には椅子に縛られた貴方の姿があり、その表情は怒りに満ちている。

「どうですか、若い肉体の感想は?」

「どういうつもりだね。」

「貴方が権限を譲渡するまで安心できない・・・お分かりでしょう?
 なら、権限を持つ肉体を手に入れる。
 その方が確実なのですよ。」

「・・・・・」

今貴方は自分の体ではなく、総統の体の中に納まっているのだ。
同じ人物のクローン同士、あるはずの拒否反応は非常に少ない。
そもそも、この世界の技術では入れ替えも、拒否反応抑制も造作は無い。
これで隊長の計画は成就したのだ・・・。

隊長の勝利だ→34に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
56

 
国王様の謁見の間だった・・・。
何これ、どうなっているの?
時間短縮とかそういう問題じゃない。

「高名な騎士殿にご助力願えるとは!
 何たる幸運であろうか!」

は?誰が?って自分か!?
国王の前には他に人が居なかった。

「軍資金は用意させて降ります。
 どうか我が姫を取り戻して下さい!」

えらい事になってしまった。

ドラゴン退治・・・なの?→204に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
57

 
出したくない目を選び、サイコロを振る。
これを2回、繰り返す。
忌避する出目は毎回変えても全て同じでも良い。

一度でも出てしまったら→370に移動
なんとか耐えれた→379に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
58

 
隊長は計画を立てるにあたり、最初から貴方を信用してなど居なかった。
元より自分以外を信じていなかった。
貴方が総統の体を手に入れた後は、傀儡にする、そう決めていたのだ。
隊長はとうとう手に入れたのだった。
自分の命令に服従する総統の権限を持つ体を。

・・・これまで何度も失敗してきた。
その度に記憶をリセットされ続けてきた。
だがその事実を彼は知っていた。
これまでの全てを事細かに、失敗の記録を取っていたのだ。
管理側が回りに気付かれないようリセットするように、誰にも見つからないようにして。
これまでにありとあらゆるものを研ぎ澄ませてきた。
人の目、関心、能力・・・だが、中々成果は現れなかった。
幾度も種をまいたが、咲く前に摘まれた。
作戦の練り直し、人選、技術・・・その長い道のりで、今回ようやく結実した。

「さぁ、中央制御室へ向かうぞ。」

「はい。」

素直に返事をする総統(の体が入ったポッドの音声)。
その態度に気を良くし、先を急ぐ。

「さあ、開けてくれ。ここを。
 見せてくれ、私の長年の夢の成果を!」

いささか大仰に、熱く指示を与える隊長。

「・・・解錠しました。開きます。」

淡々とポッドの中で命令を遂行する総統。
そして・・・中央制御室は開かれた。

「これがこの世界の全ての知の結晶・・・。
 確かに想像もつかない技術の結晶だ!」

隊長は興奮しながら、ありとあらゆるデータにアクセスしては読み取っていく。
ここには蓄積された技術の全てがある。
 
「誰が理解できるのだろう・・・これ程の技術の全てを。
 いや!だれも理解できない!
 出来るはずがない!
 ははは!すごいぞ!
 これで念願の、地上進出が果たせる!」

「しかしながら今現在、天災・・・いえ、自然災害が・・・」

「これだけの技術があって、何が天災だ!
 技術でねじ伏せればいい!!
 ここにはそれだけのものがある!」

次々に情報を閲覧していく隊長。
しかし何やら気になる言葉が出てきた。

「・・・?何だこれは・・・。」

タイトルは観察記録→91に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
59

 
「うっぐああああああああ!」

噛み千切らんばかりに噛み付いてやった!
その影響か、貴方の体を抱える力が弱まる。
流石に多少は堪えたらしい!
しかし、身じろぐソレの直ぐ後ろには、ソレと同じような黒いのが迫る!
後から来たソレは、貴方からもう一人のソレを引き剥がし、蹴り飛ばす!
そのまま後から来たソレは、同じ轍は踏まぬとばかりに後ろから貴方を抱える!
もう大声や噛み付き作戦は使えない・・・。
取れる手段は

崖に向かって地面を蹴る→136に移動
例外権で緊急脱出する→311に移動
成り行きを見守る→215に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
60

 
4-身体能力をする。
0以下なら自動的に吉。
1以上なら、その数だけ凶数を決める。
1の場合、一つ数字を決める。
2の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に凶。
3の場合、偶数奇数どちらかを凶数とする。
4の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に吉。

自動的に吉→18に移動
結果的に吉→32に移動
結果的に凶→326に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
61

 
「・・・残念だ。」

貴方はその声のトーンの変わり様に、強く危険を感じ身構える。

「どうしたのかね?私が君を殺すとでも?
 ここは仮想空間だぞ?無意味だよ。
 それに君の予備など、向こうには幾らでもある、クローンだと言ったろう。
 加えて、この結果も予想の範疇だよ。
 先程、ここまでの全てが計画だと言ったな?
 駄目だった時の方策が無いとでも思うかね?」

確かに・・・そうだ。
何故、こんなに落ち着いているのだろう。
貴方がこの情報を持ち帰れば、全て水の泡であるというのに。

「断わられた時のことはプログラム済みだ。
 これから君はここでの記憶を失う。
 元々、管理クラスの人間には、部下や一般人の記憶を操作する権限があるのだよ。
 君は今までも、違う人生を歩む選択肢が無数にあったのだ、本当はね。
 我々の事を知った時に仲間にならなかったら?仲間を救う手助けを拒んだら?
 そういった時には、私はこの権限により、君に違う人生を用意していた。
 これは部隊長、それぞれが持つ権限だからね。
 ただ、君はここまで記憶を失わずに来た。
 そういう選択肢を避けて通ってきた。
 ただそれだけなのだよ。」

・・・。
言いようの無い感情で身震いする。

「これから君は普通に隊員A2と合流する。
 そして私のプログラム通り、黒幕に仕立てた過去の隊員A2を倒す。
 そこで晴れて囚われの私を救い出す。
 既にそういうシナリオが出来ている。」

ちょっと待っ・・・
貴方は何か言いかけようとして倒れこむ。
体の自由も利かず、頭にもやが掛かる。
・・・
・・

目を覚ました後の貴方の活躍は凄かった。
八面六臂の大活躍で、このエリアの問題を瞬時に解決した。
まるで何もかもを知っていたかのように。
・・・実際、潜在的に知っていたからだろう。

結果、その余りの活躍によって、システムは貴方の存在は無視できなくなる。
隊長の言っていたバックアップの件で、貴方は候補から外されることになる。
(当然貴方は忘れているが・・・)
総統は貴方の活躍に応じて身分を与えた。
それは、他の施設での部隊長への昇進だ。
これで貴方自身の身の上は保障された。

これらの流れには、あの隊長の思惑が見て取れる。
味方にならない貴方を排除した上で、また別のバックアップ候補を抱き込む。
そういうシナリオが見え隠れしている・・・。

(貴方については安泰END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
62

 
店長の提案してくれた、倒した本棚の上への移動は見事に功を奏した。
倒してなければ、こんなにも安全によじ登れてはいなかっただろう。
とは言え、床の闇はじわじわ広がっている。
そこで高さを求めて、まだ倒してない本棚の上に移ることにした。
倒した本棚が安全地帯であるうちに。。
高い本棚の上に避難するのは骨が折れたが、安全地帯がある分、安心して登れた。

店長が最後に残してくれた袋には、必要十分な量の光源が用意されていた。
念のため、それを人数分、順番に点けていくことで更にもたすことが出来る。
問題は精神と眠気だ・・・。
眠ってしまうと転げ落ちるかもしれない。

さあ、根比べだ→57に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
63

 
待機位置は?

出入り口のすぐ外→205に移動
出入り口のすぐ内→25に移動
出入り口のすぐ脇→267に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
64

 
『セクション9に新たな歪発生。
 緊急出動を要請。
 なお、今作戦後は撤退行動へ移行。』

「いきなり実践できるとは、幸運だね。
 今までのこと、思い返して慌てずね。
 出来なければ・・・わかるね。」

分かりたくない・・・。
あ、いや、ともかく所定位置につく。
そして観測を開始!

「よしよし、80点。」

文句の一つでも言いたい所だ。
しかし、補佐殿の働きぶりは正に鬼。
こちらの解析の数十倍の速さを叩き出す。
何このスーパーマン。
加えて、あの鬼の指導も伊達ではない。
叩き込まれた技術は確かだった。
迷うことなく、次から次へ仕事が出来る。
観測→データ化→解析を順調に、次々と滞ることなくこなしていく。

「うんうん、90点。」

出来上がった情報を通信班に転送。
その通信班からは、通信エラーの細かい情報が上ってくる。
情報を元に有効手段の解析、構築。
やることは山程あり、尽きることはない。
しかし緊迫した状況下で、不思議と辛いとか苦しい等と感じることは無かった。
・・・
・・

やがて通信班より、

『作戦無事完了』

の連絡を受けるに至った。

「95点をあげよう。
 100点満点で。」

嘘!?褒められた?→20に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
65

 
「頼まれてくれるか?」

もちろん!胸を張る。

「へっへ。もう俺達の頼もしい仲間だな。
 もどれたら、又改めて歓迎するぜ。」

期待してる。
そう言って任務に戻ろうとする。

「そーだ。ウィンボウ、乗ったか?」

乗ってない!乗りたい!
食って掛かる勢いで乗り出す貴方を、

「わ・・・わかったから落ち着け。
 俺はこの世界の住人になってるが、色々思い出すとあれは特殊だ。
 コツとかもあるからまずは練習が必要だぜ。
 また、端末のある所まで行くんだろ?
 ならあれに乗れた方が早い。」

ここの端末は街の中心部にある。
確かに乗れた方が何かと都合がいいだろう。
そんな建前はさておき、コツを教わることにする。
ただただ、乗りたいのだ。
最初はふらふらしていたが、慣れは早い。

「常識で制御するから駄目なんだ。」

その言葉通り、動作の仕方で覚えた。
重力が、とか、慣性が、とか。
そういうのは今回は無視してしまう。
こうすればこうなる、こう動かせばこう傾く、こう動けばこう進む。
まさに慣れの世界だった。
乗り方はものの10分程でマスターできた。
教え方が上手いんだろう。

「さすが俺、教え方が上手い!」

・・・口に出して褒めなくてよかった。
ともかく、この街の中央へ戻ろう。
来るときは2時間近く歩いた。
しかし、ウィンボウなら20分らしい。

「気をつけてな。」

任せて→209に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
66

 
何だかまるでゲームの世界だな・・・。
しかしどの道やることは一緒だろう。
我々にはおなじみの端末を探そう。
そう!端末を探すんだ!コレ大事!
誰に向かって決意を新たにしたか不明だが、何はともあれ、端末を探す。
一つは謁見の間にあったようだが、今はもう入ることはできない。
一つは城下町の中央広場にあるようだ。
早速そこへ向かい、情報を得るためこの世界を探る。
・・・たしかに微妙な反応が二つ。
しかも案外近い位置の様な?
端末による情報を得た後、更に情報を煮詰めるため、城下町を色々聞いて回った。

「ドラゴンて、裏山にいるんでしょ?
 やぁねえ、直ぐそこじゃないの。」

「ねえねえ、知ってる?
 騎士様の軍資金、あるじゃない?
 あれ、悪名高い悪徳領主が調達してるんだって。
 え?どんな悪徳かって?さぁ・・・?」

「悪徳領主と言われてる方は妖術使い!
 皆がそう噂しているよ!」

「今まで犠牲になった騎士様方。
 その数や、ゆうに千を超える。」

町で聞き集めた情報を取捨選択した結果が以上だ。
この中で有益な情報となると、多いのか少ないのか・・・。
どちらから攻めようか。

ドラゴンから攻める→356に移動
悪徳領主から攻める→185に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
67

 
「優秀なものだけクローンを作る。
 この不自然さを何とも思わないかね?
 人は実験動物や家畜ではない。
 優れていれば残す?誰が決めるのだ?
 ・・・恐らくは総統の裁量、又はシステムによる選別だろう。

 こんな状況で生きている人間は、本当に生きていると言えるのかね?
 人類は、人が人である世界に戻るべきだとは思わないかね。
 クローンにとってもそうだろう。
 膨大な領域を得るためだけの存在?
 そうではないはずだ。
 クローンにも、何かのためではなく、自分のための生き方があるはずだ。
 ならば、クローン計画は潰すべきだ。
 そうは思わないかね?」

言わんとしている事は分かる・・・けど。

「では最後に、何故君にこれを話すか。
 大事なことだろう?」

そうですね。

「君は特別に、ずっと監視対象だった。
 何故なら君は、今までの話の中核部分である、クローンだからだ。」

・・・自分がクローン?だった?
・・・ハンマーか何かで頭を殴られた気分だ。
声一つ出せないで呆然としている貴方に、更なる追い討ちがかけられる。

「現状、仮想空間構築能力が最も高い脳の人物。
 それは眠れる人類の支配者たる総統だ。
 そして君はそのクローンだ。」

総統・・・。
そういえば初めて会った時、妙な感覚が。
あの妙な感覚はそういうことだったのか。

「彼女は限界を迎えているのだ。」

限界・・・て?→378に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
68

 
がしっ!
何とか受け取ることに成功した。
見ると店長はもう既に半分以上沈んでいる。

「受け取ってくれてありがとう。
 あがいてみたけど抜け出せないようです。
 どうか皆さん、お気をつけて・・・」

・・・店長は無為に抗わず沈んでいった。
それを見て何人かはパニックになってしまう。
もしあの時店長が恐怖に慌てふためき、沈んで行っていたならもっと酷かっただろう。
が、店長が残してくれた避難袋を手渡して、皆を落ち着かせた。
店長の行為を無駄にしてはいけない、と。

これからどうしよう?→62に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
69

 
事の成り行きを見守ろうと思っていたが、いきなり後頭部を強打され、意識を失う。
・・・
・・

目が覚めると、殴られた所ががんがん痛む。
まだ意識が朦朧としていて、集中できない。
これでは緊急脱出も出来ない。
脱出機構の発動には、ある程度集中力が必要だからだ。
ふと、目の端に異様な風体の人物が映る。
はっきりとは分からないが、隊員A2?

そこからは地獄の時間の始まりだった。
拷問?儀式?
何にせよ苦痛の限りを味わった。
生かさず殺さず・・・意識も途切れ途切れな状態を維持。
これでは緊急脱出も呼び出せない・・・。
・・・
・・

ある時気付くと、拷問が始まったあの小屋の中ではなかった。
他の隊員達が心配そうに覗き込んでいる。
そう、ついにあちらの世界で事切れてしまったのだ。
それは確かに救いだった・・・が、精神に大きな傷を負うことにもなった。
復帰には相当時間が掛かるだろう。
何にせよ、貴方の任務は失敗に終わった。

(拷問トラウマEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
70

 
二階、開けた場所で待機する。
ここは、待機場所として正解だろうか?
この場所を狙えるとすれば・・・?
同フロア、階段の上、下、三方向だ。
・・・冷静になって考えると、少し不利か?

カコーン・・・

一階から何かの音が聞こえた!
慌てて階段下に向かって構える!
・・・が、貴方が覚えているのはそこまでだった。
1階に注意が削がれ、同フロアにいた襲撃者に気付けなかった。
そうだ、彼らは音を立てたりはしないのだ。

そして・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
71

 
久しぶりに本を買うことにした。
店内を物色し、気に入った本を手にとる。
そのまま2~3冊選び、それらの購入を決め、レジに向かう。
会計を済ませた時、視界がゆらっと揺れた。
地震だ!
とっさに身構えたが、揺れはすぐ収まった。
ほっとして、店主と顔を合わせ・・・あれ?居なくなった?
カウンターを覗き込むと、青い顔をして小さく縮こまってた。

「いやぁ私、地震だけは本当に駄目で。」

小さな揺れだったのに過剰に反応したためか、照れ笑いを浮かべている。
・・・顔色は真っ青のままだが。
ばったーん!!
突然店の扉が乱暴に開かれ、勢い良く人が飛び込んできた。

「大変だ!
 なんかよく分からないけど、外が変だ!」

何事だろう?→270に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
72

 
確かにここは1階部分だ。
それに記憶にはモールの形も何となくある。
良く来る場所だ、暗くても何となく分かる。
・・・しかし2つの問題がある。
何となくで障害物に当たらないだろうか?
更に、暗闇で走り跳び、こけないだろうか?
すこし厳しい判定が必要ではないか?

サイコロの出目を一つ選ぼう。
そしてサイコロを振る。
出た目が・・・

選んだ数字か裏目(7-選んだ数)→100に移動
それ以外→363に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
73

 
「・・・大変。
 ・・・あの暗闇の恐怖が別の場所に。
 ・・・席について。」

にわかに緊張が走る。
自分の席に着いて大人しく指示を待つ。

「・・・まだ、観測班から連絡無い。
 ・・・来たら、迅速に。」

息を呑みそのときを待つ。

『こちら観測班。
 ポイント22534617地点・・・』

シミュレーションとは違い、情報量が凄い!
実際には機械の方にも入力されてるとしても、もの凄い量だ。
軽いパニックに陥る。

「・・・落ち着いて。
 ・・・大丈夫。
 ・・・さっきはやれた。
 ・・・同じように操作。」

そうだった。
さっき他の部隊と連絡だって取れたんだ。
今度もきっとできる。
そう言い聞かせ、関係各所に連絡を回す。

「・・・そう、その調子。」

静かに応援してくれる、なんか心強い。

迅速・丁寧・正確に→307に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
74

 
「まずは装備を身につけたまえ。
 体の大小やサイズは気にしないでいい。
 装備のほうで調整する。
 重かろうか軽かろうがね。」

余計なことばかり言う・・・。

「まずは仮想認識空間で使い道を覚えようか。
 我々は実際に前線に出る機会もある。
 勿論どの部署もだが。
 仮想認識と仮想現実と、半々で訓練しよう。
 今居るのも仮想空間ではあるけど、その密度を変えるのだよ。
 ・・・そうそう、使えなければ放逐と言ったが、これは別。
 出来なければ出来るまでやる。」

なんだかとても厳しい気配が・・・

・・・
・・

「生きてるかね?死んではないだろう?
 無理やりに覚醒させてもいいのだけどね・・・。」

気付くと大の字に伸びていた。
えっと・・・なんだっけ・・・何故ひっくり返ってるんだ?
思い出すと急に吐き気が

う゛ぇぇぇぇ→208に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
75

 
残念、モノレールはホームに来ていない。
悠長に待つ時間は無いだろうと踵を返す。
・・・その貴方の目の前には赤い奴が・・・。

捕まりました→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
76

 
「そうかね。」

その言葉の響きはとても不思議だった。
それが一体どういう意味を持つのか、貴方には分からなかった。
分からないまま意識が遠のいていく。
しかし分からなくても良いのだ。
何せ次に目覚めたときには、一連のことは何も覚えていないだろう。
貴方は別人になっているからだ。

(謎の別の人生END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
77

 
使い方に慣れるも何も、大体は見たことある物ばかりだったので、直ぐ慣れた。
最早、出発を先延ばす方策は何も存在しなかった。
結局、嫌々だが、出発するまで監視された。
どの道、行かなきゃ駄目なんだから・・・。
監視しなくても良いじゃない、と思いつつ。
・・・
・・

重い足取りとは言え、場所は王国の裏山で、補佐官殿の領地は王国の直ぐ脇。
そんな距離の移動が1日とかかるはずも無く・・・。
夕方頃、目の前には朽ちた城が現れてしまう。
城壁に囲まれたごつい物ではなく、戸建てタイプ。
だがまぁ、城と言うにふさわしいサイズの物だ。
さぁどうしようか?

堂々と正面から入る→303に移動
どこか別の場所から入れるか探す→161に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
78

 
そろりそろり、一階を探索し始める。
中央広間とそれを囲む小部屋が4つ程の造りになっている。
部屋を確認していくが、人の気配は無い。
一人で敵に遭遇しない分、幸運だった。
さて・・・

二階へ向かう→325に移動
建物の外に出る→38に移動
この場に待機→63に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
79

 
登ってきた時と同じ様に、そろそろ降りる。

ぐりっ

階段途中で何かを踏み、慌てて足を上げる。
・・・が、何も起きる気配はない。
そこに目を凝らしてみても、何も見えたりはしない。
踏んだはずの何かを気にしていると、次の瞬間一瞬にして顔を何かに包まれた!
目も鼻も口も耳も!
それどころか、どうなっているのか全身包まれた感覚がある!
息が苦しい!
貴方は身動きを取ることも出来ず、運び去られてしまった!
そして息苦しさで意識が遠のいていく・・・。

そして・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
80

 
記憶の照合が始まる。
2度目ともなると、この雑音にも慣れた。
姫、いや、隊員の表情が次第に変わる。
うっとりとした表情から、一瞬目を見開き、次いでだんだん無表情に。
事の成り行きに相当不安になってきた頃、

「・・・ん、大丈夫。
 ・・・理解した。」

・・・大丈夫だろうか?

「・・・元々余り喋らない。
 ・・・コレで普通、大丈夫。
 ・・・通信業務も覚えてる。
 ・・・思い出せた、ありがとう。」

どうやらちゃんと戻ってるようだ。
余りに姫との差がありすぎて戸惑うが・・・、よくよく見てみると耳が赤かった。
表情には出さないが、恥ずかしいらしい。

「・・・余り見ないで。」

すみません→96に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
81

 
「ほぉ、思ったより。いや想定外。
 いやいや、驚天動地の事実。
 君、使えるんだね。」

・・・なんて腹立たしさ。

「ま、それなりの生徒にはだね、やはりそれなりの休憩を許可するよ。
 あくまでそれなりでね。」

色々な感情が渦巻くものの、何はともあれ開放されてやれやれ。
束の間の休息を楽しむ・・・とか思ってたら2時間程放置された。
逆に怖い・・・。

ビー!ビー!ビー!

少し不安になっていた所に突然の警報が!

緊急事態?→64に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
82

 
総統括官は微笑むと、握手を求めて来た。
握手を交わしながら、

「暫くは私が付いてでサポートしよう。
 覚える事は沢山ある。
 が、なぁに、時間は山程ある。」

確かに。
それに夢の中のあの圧縮された環境なら、覚えるのも直ぐだろう。
あくまで現実世界での時間は、だが。
・・・
・・

あれからどれ位たったか知れない。
思えば、何気ない生活、何時もの買い物から始まったことだ。
急激に変化し続ける生活は終わり、これからは、総統括官としてこの世界を守る。
・・・
・・

・・・・ザー・・・ザッ・・

(総統括官人生・・・?END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
83

 
そこからは・・・ただひたすら登り続けるという、なかなかの地獄だった。
一定区間毎とは言っていたが、その区間が20m近いのだ。
一度に7階建て程のビルを梯子で登る、を繰り返しているのも同じだ。
途中で腕がしびれ、落ちそうになるが、今回は命綱があるので死にはしない。
が、落ちたら落ちたで痛い。
命綱が食い込むのはもちろん痛い、が、それよりも落ちた分を登るのが・・・。
しかも同じ光景が続いて狂いそうになる。
・・・
・・

何度目かの休憩の後、待望の一言が告げられた。

「次の区間を越えれば外に出られる。」

全身で喜びを表現する貴方。
はっとして周りを見ると、喜んでいるのは貴方だけではなかった。
皆が一様にほっとした表情だ。

「さあ、気を引き締めていこう!」

あいあいさー!→360に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
84

 
総統括官に呼ばれたその当日となった。
恐らく、事前に潜在意識下に緻密に書き込まれていた情報なのだろう。

この日は起きるなり、フラッシュバックし、いろいろな情報が流れ込んできた。

隊長による、事細かな作戦内容で、大半が総統括官を確保後の指示である。
気持ちが揺らがなかったわけでもない。
しかし、今は使命感が心を満たしていた。

そして謁見へ向かう。
・・・
・・

正直、緊張のあまり殆ど覚えていない。
楽しいはずのウィンボウに乗ってきたのも、豪奢なつくりの部屋に通されたのも。
総統括官のねぎらう言葉や賛辞の言葉も。
何もかも入っては抜ける、そんな感じだ。

「形ばかりですまないな・・・。
 こんな世界で勲章等に意味は無いだろうが・・・」

総統は席を立ち、無防備に後姿を晒す。

ここだ!→297に移動
いやまだだ!→314に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
85

 
貴方は通信班に所属したことが・・・?

ある→344に移動
無い→335に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
86

 
隊長が駆け寄ってくるが間に合わない。
前門の虎、後門の狼よろしく、後ろには崖、前には隊員A2が・・・。
・・・ん?・・・んんん?
黒っぽい姿の隊員A2が・・・二つ?
争うように、貴方めがけ突っ込んでくる。
片方が片方を弾き飛ばし、貴方の前に。
目の前のソレは、呆然として判断が追いつかない貴方をがっちり抱えて離さない。
ようやく我に返り、振り解こうと試みる。
が、力の差が歴然としている。
そこへ、もう一人の黒っぽいのが迫る!

彼の耳元で大声を出す!→225に移動
目の前の鼻に噛み付く!→59に移動
崖に向かって地面を蹴る!→301に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
87

 
~第二章~
・・・助け出されたその先で・・・

「目が覚めたか?」

貴方の顔を覗き込む、凄い装備を身につけた、兵士の様な人物が見える。
全身を包む兵装は、かろうじて口元が判別できるかどうかと言う代物だ。

「よく生き延びた。
 っつっても、残念ながら俺らが救い出せたのはごく少数だ。」

全く見慣れない兵装だったため、どこの所属なのか聞いてみた。

「所属、と言われても困るな。
 あえて言うなら国際機関の一部署。
 ・・・と言えるかもしれん。」

歯切れの悪い言い分だ。

「分類されてねえのよ。
 おまえも見たろ?
 突然の世界の崩壊を。
 壊れる、なんてもんじゃなかったろ?」

貴方は頷いて見せる。

「あれに飲み込まれたものは助からん。
 それも、よりによってあんな場所が崩壊しちまうとは・・・。
 生み出すどころか飲み込んじまうとか、どうなってんだよまったく。
 あんなものを守るために俺らが組織されたわけじゃ無いだろうになぁ。
 そもそも管理する部署が・・・」

会話にならない呟きが混じってきた。
耐え切れず、独り言を制すると、

「リーダーに会え。」

とだけ言われた。
行き先を聞いて教えられた通りに進む。
今気付いたが、この基地、継ぎ目がまるで見あたらない・・・。
どんな技術なんだろう?

リーダーはどこかしら?→236に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
88

 
松明は水に潜って持っていけないので置いていく。
通路の水没部分は短く、難なく向こう側に出れた。
先程確認した通り、通路は上向きに先に向かって続いている。
また、先程置いてきた松明のお陰で、暫くの間は先が見えそうだ。
水路を行けるだけ、急いで登っていく。
・・・
・・

隊員A2ともはぐれ、相当に時間がたった。
長い間暗闇の中、水路をひたすら上っている。
何時まで続くのだろうとか思っていたら、不意に水路が平たい場所に抜けた。
今まで緩いながらも、傾斜をずっと上っていたのでよろけてしまう。
腰を屈め、壁を確認しながら周りを探る。
・・・!
扉らしいものが手に触れた!
暗闇の中、このままこうしていても仕方ない。
意を決して扉を開ける。

ギィィィィ・・・

鈍い音を立てて扉が開くが、中も暗かった。
ややがっかりしつつ、手探りで部屋に入る。

バシッ!

派手な音と共に閃光が迸る!
余りの光に目を覆う。
貴方の記憶はそこまでだった。
目を眩ませているところを、後ろから何者かに首を絞められ意識を失ったからだ。

咳き込みつつ、目を覚ますと→346に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
89

 
「よく無事にここまで辿り着いた。
 君の到着を心より歓迎する。
 私はあの部隊の隊長だ。」

訳が分からない貴方に言葉を続ける。

一体何なんだ→264に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
90

 
「あかん・・・あれはあかんて・・・。」

ザザッ・・・-ザー--・・・

目を凝らすと前方に細かいノイズが見える。
装備の不調かと確認するもエラー無し。
あれは何だろう。

「嘘やろ、ここ臨時とは言え基地やで。」

緩やかな口調から一変、深刻な口調に。

「本当は自分一人で行動さすんはあかんねん、二人組みが基本形やからな。
 けど、今そう言ぅとぉ場合や無い。
 僕、この状態の情報集めて、他のメンバーも回さなならん。
 せやから装備の指示に従って脱出せえ。
 ええか?反論は無しやで。」

言うが早いか凄い勢いで突き飛ばされた。
飛ばされた先に見えたのは、今までとは違った雰囲気の光景だった。
施設の中だったはずが、ここはジャングル?
見渡す限り密林が広がっていた。
戻ろうにも、今来た道さえ分からない。
仕方なく、装備の指し示す道を案内どおりに進んでいく。

数分歩いた所で不意に周りの景色が消え、真っ暗なった。
かと思うと直ぐに真っ白な空間に出た。
上下を含め見渡す限り真っ白な空間を前に、前後不覚に陥ってへたり込む。
途方にくれていると、突然通信が入る。

「こちらだ。目を開けたまえ。」

顔を上げると人が手招きしていた。

そちらに移動→89に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
91

 
・・・観察記録No.05093

今回は相当に練り上げられているようだ。
あの子の警告が無ければ、気付くのが遅れているところだった。
本当に優秀で母思いの良い子だ。
しかし・・・許せんな・・・。
まさか物理破壊まで引き起こすとは。
何人死ぬことになるのだろう。
もう少し早く分かっていれば・・・。
下らぬ野望のために命を犠牲にするなど。

・・・
・・

「・・・何だこれは・・・」

隊長が固まって観察記録を凝視する。
我に返ると、観察記録の最新データを開く。

・・・観察記録No.05095

どうやら私の同輩を利用するようだ。
巻き込んで手駒にするつもりか?
それにしても・・・今回はかなりの人死を出してくれたものだ。
最早、貢献・功績等で帳消し出来る等というレベルの話などではない。
今回こそは粛清せねばな・・・。
効果的なのは何だろうか。
そうだな・・・奴が計画を成功させたと思い込んだ所で、かな。

「・・・」

隊長が青ざめる。
そしてゆっくりと後ろを振り返る。

「・・・どうされました?隊長殿・・・」

冷たい視線、無表情、そして・・・威圧感。
いつの間にかポッドより出ていたその人は・・・間違いない!
紛うことなき総統本人だ!

「いい夢は見れたか?
 だとすれば良かったな。
 もう思い残すことも無いだろう。」

「・・・な・・・な」

「確かお前は言っていたらしいな。
 最初から仕組んでいた、と。
 たしかに発端となる最初の部分こそは、遺憾ながら見落としてしまった。
 物理エラーの阻止が出来なかった、これは痛恨の極みだったよ・・・。
 しかし、お前は気付いていないが、私は直後には介入を始めていたのだよ。
 いつからか教えてやろうか?
 部下達をこちらに飛ばしてからだよ。
 より正確には私の同胞を起こしてからだ。
 施設の移動開始から、お前の行動は私の手の上で転がっていたのだ。
 そう・・・ずっと・・・な。」

最早言葉にもならず隊長が後ずさる。
その時、図らずも観察記録の音声読み上げ機能をオンにする。
まだ続いていたその報告書には・・・

「・・・最新報告。
 奴の粛清は決定事項だ。変更は無い。
 いや、変更は何があろうと許さん。
 あの下衆は生かしておけん。」

読み上げられる記録、射抜く視線。
ただただすくみ上がる隊長。

「お前は終わりだよ・・・。」

・・・
・・

一方の貴方は・・・?→143に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
92

 
巨大な排水口から内部に侵入する。
その大きさは直径4m程もあるだろうか。
警戒を怠らないように慎重に進んでいく。
内部は真っ暗だが、火を点すよりは目を慣らしていく。
完全に目が見えなくなった時点で、ようやく明かりを点ける、を地道に繰り返しながら進んでいく。
十数回繰り返しただろうか?3km位は進んだだろうか?
いつ終わるとも知れない不安感が脳裏をよぎる。

「ちょいまち。」

不意に制止される。
こんな時は何時もろくなことが無い。

「んっふっふー。
 ろくなこと無いっちゅう顔しとぉなぁ。
 ・・・正解や・・・走るでええ!」

隊員A2は、火種でさっと松明を作り上げると手渡してきた。
貴方は受け取った松明を掲げながら、先に走りだす!
隊員A2は、貴方の後ろを追いかけながらも器用にもう一つ松明を作りあげる。

・・・ゴゴゴ

前方より重々しく鈍い音が・・・。

「ええか!どこか避難できる場所探すんや!
 横に伸びた水路でもええ!
 梯子があればそれでもええ!
 とにかく今走っとぉこの水路から離脱や!
 自分のことだけ考えるんやで!!
 あと、できるだけ上に行くルートな!」

走る貴方の目に映ったのは次の3つだ!

右後ろの壁に設置された足場だけの梯子→127に移動
左側に伸びる小さな水路→350に移動
右側に伸びる大きな水路→27に移動
いや!そのまま走る!→126に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
93

 
「よく無事にここまで辿り着いた。
 私が救出部隊の隊長だ。
 君の到着を心より歓迎する。」

隊長と名乗る人物は何かの制服に身を包んだ男性だった。
今まで全身兵装の隊員しか見て来なかったので、顔がはっきり見えたのは初めてだ。
他の皆は?そう問おうとする貴方に

「まずは聞かせてくれ。
 君の担当は何かを。
 今我々は困難に直面していてね、それが観測班であるなら助かるのだ。」

通信班?→227に移動
観測班?→353に移動
救助班?→207に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
94

 
現状報告をしあう。
隊長班、隊長はいまだ連絡なし。
隊長班のもう一人は発見なし。
貴方の班、貴方は発見及び救助2。
貴方の班のもう一人は発見なし。
これまでの発見救助数は合計6。

まとめると、まだ連絡も無く、帰還もしていない隊長が最後の一人を見つけた可能性はある。
が、そうで無い場合もあるため、残るエリアも探索しておく。
探索任務に出られる3人で一つ一つ回る。
・・・
・・

結局残りのエリアには居なかった。
となると、隊長が入ったエリアのみとなる。
つまり、隊長でも苦戦する事態に遭遇しているということだ。
残った3人全員で増援に向かうことにした。

着いた先には→331に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
95

 
「駄目駄目ですね、君。」

手痛い一発と言うレベルを遥かに超えた。
痛みで視界が揺らぐ。

「もう動けませんね。
 仕様の無い人ですね。
 約束どおり君は奴隷です。」

・・・
・・

この世界で5年が過ぎたと思われる頃に、ようやく増援が送られてきた。
それまで緊急退避機構を使う隙も無かった。
ようやく元の世界に戻れたのだが・・・。
この奴隷生活というか経験が後を引き、本隊復帰は大いに・・・大いに遅れた。
繊細な判断が必要になる救出任務へは、もちろん参加できなくなった。
身の回りの世話係が、骨の髄まで定着してしまったのだ・・・。

(補佐官トラウマEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
96

 
「・・・にしても不思議。
 ・・・あの立派な騎士風が部隊装備のごつごつに。
 ・・・さておき・・・。
 ・・・現状、把握、問題山積。
 ・・・最大の問題、ドラゴン、強大。
 ・・・私の装備。予備は所持してる?」

予備は、後で補佐官が届けると説明した。

「・・・それ、一番良いニュース。
 ・・・補佐官、とても頼りになる。」

仰るとおり。
悔しいほどに表情が違う通信隊員。
まさに安堵の表情だ。
でも、それも納得の怖・・・頼もしさ。
早く来てくれないだろうか。

「・・・私達の任務。
 ・・・ドラゴンの脅威から逃げ延びる。」

そうなりますね。

「・・・こっち。
 ・・・王族用の避難通路ある。」

では早速避難を→191に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
97

 
バシュッ・・・パサッ

捕獲器は空をきっただけだった。

「おっけーおっけー、それでええねん。」

身動き一つしたように見えなかったが・・・やはり本物ということだ!

さすが!→272に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
98

 
うっすらとだが・・・縄跳びが見える。
この事実に少し落ち着きを取り戻した。
改めて周りを見てみる。
モールの中はもう殆ど真っ暗だ。
まだ夜まで時間があるはずだ。
だとすればやはりこれは異常だ。
暗いとこは在るのか無いのか、存在さえも疑わしく感じてくる。
モールの外らしき方向に目を向けると、ぼんやりと何かの店が見えた。
モールとは独立した店舗の本屋だ。
とりあえず今は、何とかしてその店舗に辿り着くことを考えよう。

とにかく急いで本屋に→26に移動
この縄跳びを何とか利用→206に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
99

 
「観測班か。実はとても大事な仕事だぞ。
 君達を助け出したのは、確かに前線部隊である救助班の俺達だ。
 だが、生存確率を示したのは観測班だ。
 更に我々の行動順序や、ルート・タイミング、退避先を見定めるのも彼らだ。
 彼らなくして、俺達や君達の命はない。
 頼んだぞ!
 ・・・上司に気をつけてな!」

何やら重要な部門のようだ。
大丈夫だろうか、不安が込み上げる。
・・・ん?あれ?
上司に・・・ってどういう・・・。
とにかく指示された場所に移動する。
そこには・・・

「やあ、いらっしゃい。
 呼んでも待ってたわけでもなかったけどね。
 ま、やるからには手は抜かない。
 ついて来れなければ他に引き渡す。」

補佐官殿がそこにいた。
・・・この人が上司か。

不安だらけだ→74に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
100

 
ぴょんぴょんぴょん・・・
おお、順調な滑り出しではないか。
等と調子に乗っていたら案の定、縄跳びに足を取られてしまう。
が、何とかこけずに堪え、飛びなおす。
ぴょんぴょんぴょん・・・
今度は調子に乗らず、慎重に。
多少ゆっくりでもこけずに行こうと決め、慎重に慎重を重ねて進んでいく。
そのお陰か、途中、色々何かにぶつかりながらも本屋に辿り着く。

本屋だ!→39に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
101

 
「ほほう、俺と同じ救助班か。
 こってりしごいてやるから覚悟しろ?
 ・・・はっはっは、嘘嘘、最初から無理なことさせたりせんさ。
 一つずつできることを増やしていこう。
 作戦後にある撤退の、その完了する頃には一人前になれるように、な。」

この人が相棒と言うのであれば心強い。
助けられた命だ。
あの店長に報いるためにも頑張ろう。

装備を確認して現場に出るぞ!→124に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
102

 
聞く間もなく視界が暗転。
気付くと何やら廃工場に立っていた。
目の前には無口なあの人が。

「・・・訓練。
 ・・・体動かす。
 ・・・装備使い方覚える。」

その訓練というのはとんでもなくハードだった。
身体能力強化訓練は、自分自身の限界を知るための訓練となる。
装備機能確認訓練は、忘れると訓練がハードになる仕様で、気が抜けない。
脳が溶けるんじゃないかと思える程に、覚えては使い、使っては覚え・・・。

「・・・生きてる?」

はっ!・・・生きてた。
あれ?いつの間に帰ってきたのだろう?

「・・・仮想空間。
 ・・・仮想認識。
 ・・・時間、ほぼ経たない。
 ・・・体、殆ど疲れない。」

・・・本当だ。
時間も経ってないし、体の疲れもほぼ無い。
凄い・・・。

「・・・今の訓練は潜在的。
 ・・・今から覚える事は実践で。
 ・・・じゃないと危険、周りが。」

肝に銘じます→372に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
103

 
とりあえず距離をとろう。
ダッシュで後部車両に移る。
サイコロの出番です。
2-身体能力をする。
0以下なら自動的に吉となる。
1以上あれば、その数だけ凶数を選ぶ。
1の場合。一つ凶数を選ぶ。
2の場合。
選んだ数と裏目(7-選んだ数)を凶数。

吉だった→195に移動
凶だった→291に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
104

 
白いトンネル・・・と言えばいいのか。
明暗すらも不明だが、とにかく白く見えるトンネルをくぐっていく。
着いた先は・・・

ドドーン!

爆発だ!・・・ここは工場だろうか?

「厄介な所を押し付けられたな、こりゃ。
 簡単な指示を出す。注意することは2つ。

 1.死ぬな。
   やばいと思ったら緊急脱出装置だ。

 2.出来る限りついて来い。
   見失ったらやはり緊急脱出装置だ。

 人手はあるに越したことは無いが、俺達は今まで君の居ない状態ででもやってきている。
 つまり、手助けが無くなったとしても気にすることは無い。」

足手まといになるなって事ね。
死なない様に、逃げる準備はして置く。

「さぁ、行こう!」

更に気を引き締めて→16に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
105

 
軽やかにジャンプし、見事に・・・崩れそうなところに着地する。
当然、派手な音を立てて瓦礫ごと落下。
踏み抜いてしまった時点で予想はついたが、体は痛みで動かせない状態。
更に予想はついていたが、ドラゴンの襲来。
予想したくも無かったが、炎の息で焼却。

更に予想する・・・?→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
106

 
意を決し、首元を締め上げに飛びつく。

ガシッ!
チクッ・・・

・・・貴方は総統の首元に飛びついた。
しかしそれと同時に胸元に痛みが走る。
・・・勲章だ。
飛びついた衝撃で、勲章の針が貴方に突き立つように調整されていたのだ。
鈍い痛みは全身に広がり、やがて痺れを引き起こし始める。
総統の首を締め上げるよりも前に。

「先送りに出来るものは一つとしてないのだよ。
 それは決断するタイミングとて同じことだ。
 残念だが君はここまでのようだな。」

全身が痺れたかと思うと燃えるように熱くなり、今度は冷たくなっていく。
どうやら痺れ薬ではなく、毒のようだ。

(現実毒死END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
107

 
そろりそろり、二階を探索し始める。
ここは小部屋が6つ程、向かい合わせになった造りのようだ。
手前から順に、一つ一つ部屋を確認していく。
一つ目・・・気配なし。
二つ目・・・気配なし。
三つ目・・・気配なし。
四つ目・・・
・・・貴方の記憶はここまでだった。
一体どうやって捕らえられたのは不明だ。
強いて言えば、甘い香りを嗅いだような気がするが、それもあいまいだ。
ようやく貴方が意識を取り戻した頃・・・

現在の状況は・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
108

 
商品を袋に詰めてもらい、会計を済ませた。
店を出ようとした矢先、ぐらぐらゆれ始めた。
地震だ!
とっさに身構えようとしたのだが、揺れは直ぐに収まった。
店員さんと顔を合わせ、お互い苦笑いする。
すると、フッ・・・と明かりが消えた。
どうやら停電のようだ。
貴方は・・・

まずは落ち着いて周りを見渡す→364に移動
まずは携帯を取り出す→134に移動
まずは店員さんに声をかける→273に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
109

 
安心して警戒を解く。

「ほな次行こか?
 次は向こうの谷超えたところやねん。」

そちらを見てみるがずいぶんと遠い。

「何も問題無いから安心しぃ。」

促されるまま歩き出す・・・チクッ。
??
首元に鈍痛を感じたと思ったら、全身から力が抜け落ちる。

「僕らの勝ちやから。」

・・・過去の隊員A2??→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
110

 
余り広く無いこの通路をそろそろと進む。
途中、気付いたのは、全く横道が見当たらないことだ。
これは何かあっても退避できないな。
そう嫌な考えが頭をよぎった、正にその時!

ボボボゴオオオオオオオオオオオ!

凄い風が吹き付けてきた。
その直ぐ後を炎の渦が押し寄せてくる。
正に逃げ場も無い・・・。

焼き加減はウェルダン?→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
111

 
確認のため、少し頭を茂みから出す。
念のため、頭に草を巻きつけ偽装しておく。
前方良し、右良し、左良し、後ろ・・・
振り返ると同時に、眉間に何かが刺さる。
途端に体中が痺れ、力が抜ける。
やられた!
幸い、頭ははっきりしている。
例外権の行使も問題なさそうだ。
運命の分かれ道かもしれない。

例外権で緊急脱出する→311に移動
成り行きを見守る→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
112

 
「ふむ・・・似合っているではないか。」

勲章をつけてくれた総統は嬉しそうだ。
やはり自分のクローンだからだろうか?

「ふふ、久しぶりに一杯やりたくなった。
 君も付き合いたまえ。」

そう言ってくるりと踵を返す総統。
先程の無防備な後姿より更に近く、目の前で後姿を晒しているが・・・

今でしょ!→106に移動
ダメでしょ!→132に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
113

 
ジジジ・ジッジッジ・・・

気付けば現実世界に戻されていた。
貴方の作戦は失敗したようだ・・・。
その後、他の隊員たちも戻ってきた。
どうやら芳しい成果は無かった様だ。
貴方達は多くの仲間を取り戻せなかった。
だがオービス同士の接続が物理的に切れなければ、まだまだチャンスはある。
ともあれ、例外権の更新は時間がかかる。
それまでの間、貴方達は今までの業務へと戻ることになった。
また、彼らを取り戻す作戦につけるまで。

(何時かは取り戻すぞEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
114

 
「気付きましたかね?」

・・・嬉しくない顔がそこに。

「何か不愉快な感想を持ちましたね?
 もう一度ぐっすり寝ますか?」

慌てて飛び起き、大きく首を振る。

「よろしい。頭もすっきりしたようですね。
 では現状を教えて差し上げましょう。
 この世界には私以外にもう一人居ます。
 それは何となく知っているのでしょう?
 彼女は、あ、その一人は女性ですが、この世界の役回りとしては囚われの姫ですね。
 詰まる所、ドラゴン退治が必須です。」

想像はついてた・・・が。

「彼女は通信班所属の敏腕隊員です。
 普段感情を表に出さないタイプでした。
 まさかお姫様願望があるとは・・・。
 もちろん私はこれまでも、彼女を立派な女性として扱っていましたよ。
 しかし、これからはもっと気をつけねばいけませんねぇ。
 ・・・ああ、私の方ですか?
 知っての通りの性格をしています。
 特に何も望んでいませんので、彼女の夢に引き込まれたと言う形です。
 まぁ強く望めば、未来の兵装なども持ち込めたのでしょうけど、これはこれで楽しいですし。
 それにこの世界では持つことが許される・・・あ、いえ、それは何でもありません。」

例の約束か・・・。
そういえば何でこんなことを?

知りたいです→365に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
115

 
「・・・君、ここに行って。」

それ以上は何も言われ無かった。
質問にも反応してもらえない。
仕方なく言われた場所に移動する。
するとそこには、

「あらぁ、まぁ、よぉきたねぇ。」

なんだか妙にのんびりとした人が居た。

「不合格かぁ・・・。
 あの人徹底的にしごいとぉやろぉ。
 その上で不合格にしよぉからなぁ。」

え・・・不合格。
それを聞いてなんだか全身の力が抜けた。

「んまぁ、部隊から追い出すっちゅう訳やないんよぉ。
 せやったら、僕んとこ行け言わんしぃ~。」

詳しく話を聞いてみると、ここでは予備訓練をさせるためなんだとか。

では訓練に励もう→119に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
116

 
「夢の中の世界の夢、か。
 確かに奇妙に思うかもしれない。
 だが、通常生活を送るというのが、システムが構築した仮想現実の世界だ。
 夢を見るのもその一環と言える。」

夢を見るのは基本的な生活の一環・・・か。
あれ・・・?でもあの訓練は?

「他に質問はあるかね?」

夢の中の世界での訓練の夢って??→30に移動
何故人間はつながれているのか?→315に移動
何故電脳空間を見せられていたのか?→337に移動
何故自分達は抜け出せているのか?→224に移動
質問は無い→175に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
117

 
そこで恐る恐る頭を起こし、様子を伺った隊員A2が目にしたのは・・・。
配線が剥き出しになった、電気ケーブルを手に持つ貴方だった。
そして敵と思わしき者は、その餌食になって黒焦げになっていた。

「おおおお!新人君やんか!」

貴方は無言で隊員A2を制した。
手に持っていた電気ケーブルを放ると、床の溝を覆う長い鉄板を思い切り蹴り飛ばす!
実は貴方の背後には、音も姿も見せず忍び寄るもう一人の敵が居た。
しかし、貴方の蹴り飛ばした長い鉄板には、彼も乗っていた。
その結果、彼はバランスを崩したのだ。
思いもかけない行動に、倒れはしなかったもののバランスを崩し、隙が生まれた。
貴方はすかさず、振り向きざまに顔面に全力の蹴りをお見舞いする。
不十分な体制で防御もできず綺麗に決まる、が、それは流石隊員A2が元になった敵。
よろけたが、まだ決まりきっていない。
そこに追い討ちとばかり、貴方はもう一度全力で蹴りを入れる。
が、すんでの所で避けられる。

「ああ、おしい!」

蹴りを入れた反動で隊員A2に向き直る。
そして隊員A2にウィンクする。

「・・・?・・・ああ!!」

敵の避けた先には・・・。

バッチーーーーーーーーーーン!

先程放った電気ケーブルが。
よろけて何かを掴もうとしたのだろう。
もろに電撃を喰らった形になった。
二人が動かくなったのを見て、更に意識を確認し、貴方は隊員A2を呼ぶ。

これでとりあえず一件落着→330に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
118

 
「・・・そろそろ会話に加わっても?」

「・・・どうぞ。」

うわ、既に居たんだ!なんか緊張・・・。
そう言えば、今居るのは仮想空間だった。
この施設の一番偉い人物が、このやり取りを把握できていたとしても不思議じゃない、と思う。
というか女性の人なのかな?んー?何だろうこのもやもや感は。
貴方の心には何かしら引っかかるものがあった。

「最も優秀な君の部隊がこの様かね。」

「言い訳のしようもありません。」

「システムエラーに物理エラーも起こったか。
 ・・・起こりうるのは何%だったか。」

「0.004%です。」

「君達の出動回数は?」

「3万回を超えます。」

ええ!?3万回!?以上!?

「では1度位遭遇してもおかしくない訳だ。」

「お言葉ですが・・・。
 全ての一出動に対しての割合です。
 何回出動すれば確実に起こる、という類のものでは・・・」

「そういう話をしたかったと思うかね。
 常に、何かしらの異常は起こり得るものだ。
 そういう心持ちで居たかどうか、ではないのかね。」

「・・・仰るとおりです。
 元々物理エラーの発生も稀でした。
 まさか両方が同時に起きるなどと、思ってもみなかった私のミスです。」

「・・・・・・よろしい。」

総統がこちらをじっと見つめる。
あれ・・・自分何かやらかしたっけ・・・。

「で、こちらの施設の仮想空間に、君の隊員達が退避されたと?」

「はい。あちらで捜索した結果です。
 ですので捜索許可をお願いしたく。」

「・・・保護のため、転送された者達はともかく。
 君達はセプテムにとって、異物。
 よって、中での探索には気をつけよ。
 排斥される対象となるだろうからな。」

ええ??対象外にしてはくれないの?
そう思う貴方の心を察したのだろうか。
またしてもこちらをじろりと見やる。

「とうの昔に完成されているシステムなのだぞ。
 無理に例外を作れば綻びとなる。
 確かに例外を作ること事態は造作もない。
 だが何かしら問題が起こるたびに例外を認めれば際限が無かろう。
 これからの未来を考えると・・・」

「結構です。こちらで対応します。」

「・・・よろしい。
 こちらにしても、この事態を前代未聞等とは言うつもりはない。
 以前の事案では、例外権というものが作られた。
 これは警備システムを一時的に誤認させる物だ。
 これにより、排斥ではなく排出と言う形で現実へと送られる。
 ただし、たった1度しか使えないのと、使用には一定の集中力が必要だ。
 そしてこの手を一度使ったもの相手には、排斥機構は以降正常に動作する。
 つまり、確実に排斥されるので注意せよ。」

排斥されるとどうなるのだろう。
そう思っていると、またしてもこちらをじろりと見やる。
エスパー?

「排斥システムは非常に強力だ。
 その者の精神から、繋いである場所を特定し、更にはその肉体へ直接干渉する。
 施設内には異物の排除機構があってな。
 その機構は今では最も古い、オービスノウェムにもある物で、具体的には粘液状の消化機構だ。
 形状を自由に変え、殆どの物質を溶かすそれは、物理的に死をもたらすものだ。」

さらっと怖いことを・・・。

「施設内の移動には許可を出しておいた。
 後は認知しない。
 助け出すも、勝手に死ぬも好きにせよ。」

言うが早いか姿を消す総統。
しかし消える瞬間もこちらを見ていた気がする。
気のせいだろうか?

「ともあれ・・・作戦を開始するか。」

そうですね→376に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
119

 
更なる訓練は、きついにはきつかった。
しかし補佐官殿とは違い、丁寧で、かつ貴方のペースで行ってくれた。
訓練中、

「ほぉほぉ、さすがぁ」
「なるほどなぁ・・・」
「ああ、これも出来るんかぁ」

等としきりに感心していた。
この反応を見て、あのしごきは無駄ではなかったんだと実感できた。

ビー!ビー!ビー!

そこに突然の警報が!

「あー、きにせんでええよ。
 自分は訓練に集中。
 他の隊員が全部やってくれとぉから。
 自分はやれることやっとこぉ。」

確かに。
駄目出しされたままじゃ悔しいのも手伝い、ここは言われた通り訓練を続ける。
たまに貰える休憩は、頭を使う訓練、仮想空間で観測班演習のおさらいをする。
ゆるい教官は採点にも付き合ってくれた。
おかげで訓練終了間際には、99%近い精度にまで上げることができた。

ピピー!ピピー!ピピー!
『各員、最終撤退行動の準備をせよ』
『各員、最終撤退行動の準備をせよ』

「おお、そろそろそんな時間かぁ。
 皆より先に撤退することになるなぁ。
 準備は、えーえ?」

こちらの表情を察したのか、

「置いてくとか思わんでええよぉ。
 うちの隊の人らは凄い人ばっかやから。
 ちゃんと仕事もしとぉからねぇ。
 うちらの今の仕事は撤退。おぉけぇ?」

オッケーです→255に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
120

 
店長へ近づく。
無論助けられると思っては無い。
自分が巻き込まれる可能性だってある。
その分及び腰になってしまっているが、近くまでは来れた。

「ありがとう、受け取りに来てくれて。
 それ以上は危険だから、そこで止まってください。
 今から投げてよこすので、何とか受け止めてください。」

もう少し距離が詰めれれば・・・。
サイコロの出目で出したくない目を選ぼう。
それさえ出さなければキャッチ成功だ。
それ位は近くまで寄れているということだ。

成功だ!→68に移動
失敗してしまった!→312に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
121

 
先ほどの町より人口が多いようだ。
何やら微妙に浮いたボード?に乗って移動する人々が行き来している。
ホバーと言って良いのだろうか?
老若男女、皆が自在に乗りこなしている。
貴方は・・・

乗ってみたい!→220に移動
まずは端末だ!→49に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
122

 
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

突然耳をつんざく巨大な爆音が響く。
焦れたドラゴンが、城の上半分を怒り任せに吹き飛ばした様だ。

「・・・大変」

流石にそれは分かりますとも・・・ってか、今問題なのはどう切り抜けるかでは?
土煙を振り払いながら猛り狂うドラゴン。
その原因の一端は、先程潰された指の分だろう。
巻き上がる土煙の奥に、ドラゴンの口元がチラと見えた。
貴方は・・・

ソーソードで切りかかる→51に移動
グレイターシールドを構える→266に移動
ファイアボムを使う→367に移動
ファイアエンチャンタを使う→221に移動
良い案は無いか相談する→368に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
123

 
「・・・だね。結論は出たかね?」

決断を迫る総統を手で静止する。
計画の全てを話そう。
総統の方も、決意に満ちた貴方の様子を察してくれたようだ。

・・・
・・

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

「・・・失敗に終わったか。
 いや、まだチャンスが残っている。
 あの部屋にある設備でも、入れ替えは十分可能なはずだ。
 本当に最後の手段もまだ・・・。」

医療ブースで待機していた隊長はひとりごち、撤退の機会を判断しかねていた。
そのとき不意に警報がやむ。

「・・・」

吉とも凶とも取れずにただ身構える。
少し経って医療ブースの扉が開く。

「・・・!!」

隊長は咄嗟に身を隠した。
医療ブースへ来た者は誰だろう?
隠れつつもその確認を急ぐ。
入ってきたはポッドが二つだった。

「全て順調に運びましたよ。
 流石に入れ替わって直ぐ、活動ができるわけではないようです。
 以後は貴方の指示に従います。」

電子音声がポッドに収められた内部の者の言葉を代弁する。
隊長が覗き込むと総統の姿があった。

(最終プログラムが上手く行ったようだ。
 体を乗っ取る手前までは任せざるを得なかったから経過が分からなかったが・・・。
 だが、乗っ取ったその後、新人に勝手に行動されても困る。
 乗っ取る前後で私の言いなりにするというプログラムに大分容量を取られた。
 これさえなければ、もっともっと細かい指示が出せたはずだったのに。
 お陰で途中までが本当に綱渡りだった。
 まぁ何はともあれ・・・成功・・・したのだ!)

隊長の顔が狂喜に歪む。

これは一体・・・→58に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
124

 
色々な装備についての説明を受けた。
・・・と言っても、半分以上は理解不能な言葉や単語、そして機能だ。
そこはそれ、向こうも気づいて、必要じゃない情報は流してくれた。
必要なときに必要な支持をするから大丈夫だ、と。
説明を受けた後、軽い訓練を受けた後に試験をし、何とか合格を貰った。
この時の訓練の殆どは、身体能力補助機構についてだった。
他にも、仮想空間移送ゲートの設置や固定等の機能も、装備にはあるんだとか。
色々聞いていると、覚えていない方の装備の使い方に非常に不安を覚える。

「難しい装置の説明はまた今度だよ。
 ここには長く留まることも無いだろう。
 おいおい覚えていけば良いさ。」

訓練後は、そういった雑談をしていた。
リラックスしていると・・・

ビー!ビー!ビー!

警報だ!→349に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
125

 
思った以上に体が動く。
これならたいていの事はこなせるだろう。

気力十分→322に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
126

 
意を決して走り出す。
気付くと既に前を凄い速度で走っていく隊員A2。
・・・まて。彼が必死で全力で走っている。
貴方が彼を追っていて助かるだろうか?
そもそも追いつくだろうか?
答えは直ぐに出た。
轟音と共に大量の水が押し寄せて、貴方を飲み込んでいったからだ・・・。
・・・
・・

どうやら生き延びれたようだ。
体はそこかしこが非常に痛むが、どうやらまだ現実世界には戻っていない。
しかし体が重い・・・というより動かない。
どうなっているのだろう?
どうも何かに縛り付けられているようだ。
全身の痛みのせいで集中できない。
これでは緊急脱出も使えない。

成り行きを見守るしか・・・→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
127

 
松明を口にくわえ、梯子を力の限りに上る。
数m登った所で、水路に大量の水が流れる。
その大轟音に生きた心地はしない・・・。
隊員A2は無事だろうか・・・。
考えても始まらないので、気を取り直し再び一番上まで登っていく。
回転式ハンドルの扉が設置されてあった。
錆びているのかハンドルは非常に固い。

ギギギギギギギギィィィィィ・・・・

鈍く軋む音を立てながらハンドルを回しきる。
重い扉を上に押し上げながら、上部に登る。
下を確認しても、隊員A2は来ていない。
この状態で来てなければ別ルートで行ったのだろう。
念のためこの扉を閉めておく。

・・・なんだろう。何か甘いにおいがする。
扉を閉める作業中、甘い匂いが濃くなってきている気がした。
部屋の様子をよく見るため、手に持った松明を掲げる。

ボトッ

おや?松明を落としてしまった。
こんな所で消えてしまっては大変と、慌てて拾い上げようとする。

ガクッ・・・バタッ。

力なく膝から崩れ落ち、その場に倒れこむ。
ガス!?
貴方が記憶していたのはそこまでだった。

目が覚めると→346に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
128

 
「そもそも・・・あの隊長の思想というのは、正に絵空事なのだ。
 彼は現実を知らなさ過ぎる・・・我らの施設は地中なのは知ってるな?
 では地上がどうなっているかはどうだ?
 彼は知らんのだ。
 それもそのはず、我ら総統括官、及び補佐官達しか知らない事実がある。
 見たまえ・・・これが現実だ。」

総統括官は何かを操作し始める。
窓部分がまるまるスクリーンとなり、映し出されたのは一面氷の世界だった。

「氷河期、と言えば分かるか。
 まぁ、実際にはもっと深刻なのだがね。
 どう深刻か・・・そうだね・・・。
 100年程前の映像を見せようか。」

100年前と言われたその映像は、見渡す限りの荒野であった。
緑はおろか、生命活動の痕跡も見えない。

「この星は、人類に何度も壊されかけた。
 その都度、強い生命力で乗り越えてた。
 だが、ついに圧し負けてしまったのだ。
 それがこの映像にある世界だ。
 だが今、訪れている氷河期は、圧し負けた結果とは違う。
 我々のシステムの試算によれば、救いなのだ。
 この過酷な時期を生き抜ければ、この星の生命力は甦り、我々もまた救われる。
 そう・・・何時の日にか地上に戻れる時が来るのだ。
 今訪れているこの氷河期は、地球が生命力を取り戻す希望なのだ。

 個人的な意見を述べさせてもらおう。
 隊長の言うことにも、一理あるとは思っているのだ。
 確かに人は自分の足で立つべきだと。
 我々とて、そうあるべきと思っているし、願ってもいるのだよ。
 ただしその願いは、出来る環境であればこそ望めることだ。
 今地上に出ても誰も助かりはしない。」

・・・→333に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
129

 
幸いにも、何事もなく城内に侵入できた。
こちらは食材などの搬入口だったらしい。
食材倉庫と厨房が向かい合わせに見えている。
標的は直ぐそこなので、食料は無視だ。
厨房脇には玄関口に続く通路、そして二階へと続く階段がある。
厨房と倉庫を挟んだ通路は、かなり長い。
少し下り気味にずっと奥まで続いて見える。

ドラゴンの居る、玄関ホールへ向かう→369に移動
二階へと進む→15に移動
通路を奥へ進む→180に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
130

 
「さて、どれ位身についたか試験だよ。」

習熟度についての判定をしよう。
今回、失敗の出目は二つ。
出したくない目と裏目(7-選んだ目)。
この判定サイコロを4回行う。

全部成功→81に移動
1つ失敗→293に移動
2つ失敗→324に移動
3つ以上失敗→115に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
131

 
2回、運試しをしよう。
出したくない目を選びサイコロを振る。
選ぶ目は全部同じでも変えても良い。

出したくない目は一度でも・・・?

出た→282に移動
出ず→271に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
132

 
いや!だめだ・・・。思い切れない。

「さあ君もやりたまえ。」

踏ん切りがつかないまま、気付くと、酒の入ったグラスを手渡されていた。
やり場の無い感情で一気にそれをあおる。

「・・・」

総統がじっと貴方を見つめている。
何となく居心地悪く、身じろぎする。
・・・!
何だか体が重い!

「・・・これは一応取っておこう。」

そう言って総統は、貴方の勲章を外す。

「保険のつもりだったが無用だったな。
 これには毒針が仕込んであったのだがね。
 もう自由も利くまい。
 ゆっくり話でもしようじゃないか。」

どんな話でしょう→47に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
133

 
音を立てず傍まで寄っていく。
どうやら気付かれていないようだ。

よしやるぞ!→176に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
134

 
まずは真っ暗な中、慌てて携帯を取り出す。
しかし携帯が手から滑り落ちてしまった。
更に慌てて周りを手探りする。
・・・おかしい。
なぜ、真っ暗なのか。
モールは地上だ。
なぜ、携帯が落ちたのか。
紐付きのケースに入れて置いたのに。
更には、落ちた音だってしていない。
なんだか急にぞっとしてきて、立ち上がる。
まだ目の慣れていない暗闇で、急に立ち上がったのでバランスを崩してしまう。
・・・よろめいた先に地面は無かった。
貴方はどこまでも落ちていった・・・。
何も分からないまま・・・。
意識もなくして・・・。

(奈落・謎END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
135

 
ドガアアアン!
なんて派手な音を立てて崩れるんだ!
舌打ちしながら次の手を早急に選択する。

様子を見る→377に移動
この場を離れる→153に移動
城から離れる→279に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
136

 
そんなことをすれば、当然崖から転落するが、貴方には緊急脱出が使える。
一緒に落ちている彼が隊員A2で、怪我をしたとしても隊長が助けるだろう。
その流れで記憶の照合が出来れば・・・と、そう思っていた。
・・・が、

「うわぁ、自分、ええ度胸しとぉなぁ。」

何とも間延びした言葉・・・て、ええ??

「やぁ、自分、元気しとったぁ?」

この人、隊員A2だ!

「とりあえず、どこぞへ着地せんとなぁ。」

そうでした!→229に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
137

 
「・・・そうか。すまないね。
 無理を言った。」

そんなことないですよ、と言い返そうとして不意に意識が飛ぶ。
かすれていく意識の中で、なんとなくこんな会話が最後に聞こえた気がした。

「・・・また別のセクションに・・・」
「・・・一度リセット・・・」
「・・・系への負担が・・・」

次に気付いたのは見知らぬ街だった。
いや、今の貴方にとっては見知った街だった。
かつての自分を思い出せない。
いや違う。
今の自分とかつての自分が違うのだ。
そう、いまやまったく別の人生を、疑うことなく受け入れて生きている。。

(新しい人生?END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
138

 
行く前に戦力分析をしておこう。
残る三人(内一人は貴方)の確認をしよう。

隊員B3、元通信班の救出班所属。
隊員B4、救出班所属。
そして貴方は、経緯はともかく観測班だ。

次に救助対象者の確認をしておこう。
今までは現地に行って、初めて対象が誰なのかが分かることだった。
しかし、今は残り一人なので特定が出来る。
対象者は隊員A2、全業務経験者で基本は救出班。
人手不足の時は何でもこなす便利屋的存在。
そう聞くと聞こえは悪いが、実際には隊の中でも3本の指に入る実力者。
あの補佐官殿と肩を並べるのか・・・。
もう一人は当然隊長だろうね。
特徴は?と聞いてみると、

「ゆるい口調の人です。」

それが特徴って何だ・・・。
ともかく、最初に出会った6人の一人・・・って、そうか基地の脱出時に付き添ってくれた人だね。
出会えさえすれば楽勝な案件かな?

では突入開始→265に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
139

 
いまいち頭がすっきりしない。
たしか轟音を立てる水流から逃れて・・・その後どうした?
かかる疑問を振り払い、周りを見渡す。
水路の片側は水没している。
もう片方はやや上り気味になっている。
貴方は迷わず、上り気味の水路を選ぶ。
途中、分岐点に何度も差し掛かるが、その都度、何も迷わずルートを選んでいく。
普段なら不思議に思いそうな所だが、何故か絶対の自信があった。
・・・
・・

地下の水路から、建物の地上部が見える側溝へと辿り着いた。
しかし貴方は、そのまま地上へと抜け出す選択をしなかった。
地上が見える所を過ぎ、又地下に潜っていく。
そこから建物地下部分へと進んでいった。
幾つか脇道を通り過ぎ、梯子を見つける。
コンクリートに打ち付けられた、剥き出しの鉄の梯子を一心に登っていく。
梯子を上りきった所に、重い鉄の蓋が現れる。
ここでも躊躇なく、鉄蓋を跳ね上げる。
普段なら、音を立てないようにと、慎重に開けようとしそうなものだが。
着いた部屋は、ボイラー室のようだ。
部屋の中で一番大きいダクトを見つけると、その側面をこじ開けた。
そしてその中をずんずん進んでいく。

・・・一方→302に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
140

 
「ようこそ、現実世界に。
 夢から覚めた気分はどうだね?」

夢?いったい何の話だろう?

「服を着たならついて来たまえ。
 説明するより見たほうが早い。」

用意された簡素な服を身に着ける。
まだ疑問符だらけだが、ついていく以外の選択肢も無い。

「見たまえ。これが現実だ。」

隊長に導かれた先で目の前に広がったのは、驚きの光景だった。

一体これは何だ→275に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
141

 
後日、この任務に失敗した二人で反省会。
ゲームにはまる人にこの任務は不向きだ。
そう確認しあった。
しかし反省会は生きることはなかった。
あの世界は次の探索のときには消えていた。
まったく別の形となった世界で、新たな犠牲者を出していた。
それはさておき・・・

捕まった貴方は→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
142

 
丁度出発間際のモノレールがそこにあった!
後先考えずに急いで飛び乗る!

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143

 
少し時間をさかのぼる・・・。
貴方が決断を迫る総統を制止した頃。

「・・・?」

静止された総統は貴方を見る。
それには構わず、貴方は回りを見回す。
そして柔らかそうなものを探しだし、手に取り力をこめて握る。
そして握った物を総統に見せる。
貴方のそれには小さな穴が開いていた。

「・・・これは・・・毒針か?」

そして貴方は隊長の最後のメッセージと、計画の全容を説明する。
今使った毒針で総統の意思を奪い、その後、隊長主導で総統の体と入れ替わる。
そうして総統の権限を、隊長に委譲すると言うのもだった。

「・・・ふ、ふあっはは!」

総統がいきなり笑い出す。

「ふふ・・・いや、すまない。
 最初から知っていたのだよ、計画の全てをね。
 はー。とても驚かされたよ。君の決断に。
 君は本当に私に似ているのだね・・・。
 安心したよ。君になら任せられる。」

驚く貴方に総統は、今度は何もかもを包み隠さず教えてくれた。
隊長の罪、そして処遇について。

「私を引っ掻き回すだけなら許していた・・・アレは優秀だからね。
 しかし・・・今回は人死にが出ている。
 君は覚えているだろうか?
 あの闇に飲み込まれる事件の時のこと、君の助かるきっかけを作った人物を。」

そう・・・覚えている。本屋の店主だ。

「あれはね・・・私の前任者なのだ。
 あの人はとても優しい人で、私やアレの罪を不問に伏してくれた。
 それどころか、彼は私を娘のように扱ってくれたんだ。
 一度は彼の命を狙ったのに、だよ?
 色々教えてもらったよ、この職について、人のあり方について、命について。
 そんな彼が、総統括官の職を私に引き継いだ時の、彼自身の望みはなんだと思う?
 ただのなんでもない人になり、日々をただ生活したい、というものだった。
 だから私は彼の記憶を消し、彼の望むただただ普通の生活を与えたのだ。
 私はその後も、頻繁に彼の様子を伺っていたのだよ。
 何時様子を伺っても、本当に微笑ましい位に優しい人だった。
 ・・・今回、彼の所で事が起きた時は凍りついたよ。
 まさか巻き込まれてやしないか、とね。
 ・・・ああなって残念だ。
 彼の体も既に無い、いわば思念のような状態だったのだ。
 それゆえ、もう帰ることは無い、事実上の死だ。
 確かに彼だけを特別扱いにはできない。
 が、個人の勝手で起きた人死を見過ごす訳にも、許すわけにもいかん。
 アレはもう野放しに出来ん。」

そう言った総統の表情に戦慄を覚えた。

「・・・さて。後のことは任せたまえ。
 というか、君は関わってはいけない。
 人一人の処分になど・・・な。
 それにしても私は良い後任に恵まれた。
 サポートしてやってくれるな?」

「・・・まぁ・・・おかあちゃんがそういうなら・・・納得せぇへんけど・・・。」

いつの間にか真後ろに立っていた、隊員A2が嫌そうに口を開く。
というか、何時でも制圧されていた?

紙一重だったの!?→361に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
144

 
改札がしまるも難なく飛び越える。
しかしどうしたものか?
移動手段はあれだけの様だぞ。

出来るだけホームから離れる→7に移動
近くの端末にアクセス→6に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
145

 
上書きした、と言うのは能力もらしい。
実際、城を出た周りで遭遇する殆どの敵は大した事が無かった。
受け継いだらしい力と言うのは、相当な強さだったらしく、がんがん進めた。
順調に冒険が進み、何か楽しくて仕方無い。
この世界に居るといわれる10のボスのうち、下から5つまで難なく倒せた。
しかし、下から6つ目のボスともなると、強さの次元が違ってきたのだ。
結局当初の予定通りこつこつやることに。
・・・
・・

今、目の前には、魔物たちのボスが居る。
上から3番目の実力と言われる難敵だ。
しかし・・・ふっふっふ。
最早、我が敵に非ず!
他の者達はともかく、この自分には!

ピーピーピピー!

なんだ!緊張感を削いじゃうこのお・・・と?
何か懐かしい音が・・・。警報?
・・・それはとても懐かしい・・・赤く光る丸くてニクイ奴。
うああああああしまったあああああ!
うっかり・・・いや、どっぷり忘れていた・・・。
強くなっていく過程が面白くて・・・。
そうだ、これは捜索任務だったんだ。
そう我に帰った貴方を待ち受けていた物は・・・無数に増えた赤い奴。
逃げ場なんて何処にもなかった。
赤いのに気をとられたらボスが・・・!
ボスに気を取られたら赤いのが・・・!
まぁ実際はもっと単純で、さくっと赤いのに捕まった。

無念、我を忘れてた→141に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
146

 
「ギィイアアアアアアアア!!!」

突如落下を始めるドラゴン。
何事かと駆け寄ると、そこには補佐官殿が。

「ふむ。
 捕縛用の爆裂投網、良い出来だね。」

本当になんでも用意してるな・・・なんて頼もしい。

「ふふ・・・やるじゃないか。関心関心。
 よく生き延び、そして足止めできたね。
 素直に褒めてあげるよ。」

うわ・・・なんだろう目が熱く・・・。

「口元にファイアエンチャンタ。
 追い討ちにファイアボム。
 ・・・といった所かな?。
 となると彼、もう火は吐けないね。
 さて、最後の仕事だね。」

必死で網から逃れようとするドラゴン。

「彼をこのままには出来ない。
 ・・・君。介錯してあげて。」

自分がでありますか?

「それは本体がここに居る君の役目です。
 現時点で、この世界の構成要素である我々の役目ではない。
 お願いできるかね?」

気が乗る乗らないに関わらず、囚われて身動きできないドラゴンの介錯を務める事に。
まだ顔の炎が燻り続けるドラゴンは、必死で逃れようと暴れ続けている。
その喉元にソーソードを突きつける。
・・・
・・

こうしてドラゴンは退治された。
誰の手柄だとかは一切伏せられた。
そもそもこの世界の名声は貴方には不要だ。
後日、ドラゴンの骸は王に献上された。
そして姫、通信隊員もとりあえず城に戻る。

「・・・早く、皆を揃えて、迎えに来て。」

姫の別れの言葉だった。
補佐官殿からは・・・

「さて。私も暇な時間で色々レポートを作りましたので、持って帰って報告宜しく。
 ・・・貴方は良い働き、でしたよ。」

お褒めの言葉を頂きました→359に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
147

 
裏口に近付き、慎重に音を立てずに開ける。
外よりは暗いが、元の場所も日陰だったので、明暗差で見えなくなる程ではない。
素早く体を滑り込ませ、後ろ手に閉じる。
何も物音がしないのを確認してから、初めて一歩を踏み出す。

グンッ!

低い位置に張られた鉄線に足をとられた!
そのまま床に体が叩きつけ・・・られたりはしなかった。
床に敷いてあった絨毯だか何だかはカモフラージュ。
落とし穴を隠すカモフラージュだったのだ。
見事なまでに派手に転げ落ちて、貴方は意識を失った。

暗闇に紛れたトラップ・・・か→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
148

 
怪我をしている手にファイアボムを投げる。
目標がでかいこともあり、見事命中!

ギィイイイイイアアアアアアアアア!!!

効果はとてもあったかのように見えた!
・・・怒りに対してだったが。
奴は半狂乱で貴方の居る場所を尻尾で攻撃。
足場ごと吹き飛ばされ、宙を舞う貴方。
そこに炎のブレスを何度も叩きつけられた。

消し炭です→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
149

 
その場に屈みこみ、じっと息を殺す。
・・・
・・

目立った動きは感じ取れない。
何時までこうしていようか?

回りを確認してみる→111に移動
暗くなるまでじっとしておく→210に移動
匍匐前進でこの場を離脱→234に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
150

 
今、本屋に居る人達について。

まずは貴方。
男性店長。地震が苦手。大柄。親切。
男性バイト。丁度本の棚替えをしていた。
女性看護師。買い物に来ていた帰り。
女性看護師。上の人の同僚で、同じ理由。
女子大学生。異変に気付き、本屋に避難。
男子高校生。同じく異変に気付き、避難。

といった所だ。
看護師の人が居るのは心強い。
消防士の人が居れば更に良かったが・・・。
お互いの紹介が終わる頃、また揺れが来た。
もっとも、さっきと同じか小さめだが。

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・」

大柄な店長が縮こまり、か細い悲鳴を上げている。
バイト君は顔をしかめそっぽを向いている。
看護師の二人が思わず店長をなだめた。
・・・ん?何かがおかしい。

何が?→28に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
151

 
~第九章~
・・・最後の選択・・・

現実世界へと戻った貴方達の元に、隊長の本体が合流する。
やはり接続場所を移動していたらしい。
最後にこちら側に飛ばされていた全ての隊員の無事を改めて確認し、任務完了となる。

一通り喜び合い、総統括官への経過報告に向かう。
・・・
・・

「・・・以上が報告となります。」

「ご苦労。
 事の発端はやはり物理エラーが原因か・・・。
 大変だったようだな。
 君の所はトラブルと無縁と思っていた。
 だが、困難を無事乗り越え、かえって部隊能力の高さが証明された。
 暫くは休みをやろう。」

「・・・はっ。」

ザッッザッッザー・・・――――
―――チカチカチカ

何かが頭の中で、猛烈な勢いで流れる。
何かの出来事のようだ・・・。
そう、あの隊長との対話、そして・・・

決意

それが特に色濃く思い出された。
時間は一瞬だったろう。
――――――――
・・・
・・

「所で・・・。」

総統括官からの呼びかけで我に返る。
隊長や総統の表情から察するに、貴方から不審な様子は感じられていないようだ。
もし何か不審な所があったなら、計画は中止になっていたはずだからだ。

総統括官のお言葉とは?→244に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
152

 
そこからは先程と同じように、一から十まで、仮想空間で繰り返し訓練が行われた。
観測に関する技術、手法、理論、実践・・・。
それこそ徹底的なまでに叩き込まれた。
覚えては現実でおさらい。
覚えては現実でおさらい。
覚えては現実でおさらい。
覚えては現実でおさらい。
覚えては現実でおさらい。
・・・
・・

「おおい、起きてるかね。
 返事がないねぇ・・・寝てるのかね?
 ・・・使ってみようかね、これ。
 不評だから禁止されたんだが・・・。」

バチィィィィン!

いってええええええええええええ!

「あ、目が覚めたかね?
 覚醒させるための機構でね・・・」

そうじゃない!と猛烈に抗議する。

「一刻も早く我々の仕事を覚えてもらわないと困るのでね。
 心を鬼に・・・というのは冗談で、ただ単に使ってみたかったのだよ。
 まぁ、本当にただそれだけ。」

本音と建前が逆さ・・・になってるわけじゃなさそうだ、この人の場合。

最悪だこの人→130に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
153

 
そろりそろり、とその場を離れる。
どうやら気付かれていない?
そう胸をなでおろした瞬間・・・

ドゴオオオオオン!

城の壁が吹き飛び、貴方も巻き添えになる。
気付くとドラゴンに圧し掛かられていた。
こうなると防御も何もあったもんじゃない。
ドラゴンは火炎の息を吐きかけてきた。

貴方の末路は→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
154

 
建物周辺を確認してみると、日陰側に裏口が一つ、正面とは違い、扉になっている。
他には窓も見当たらない。
良く見ると、窓は塗り固められた様だ。
だとすれば、建物内は本当にほぼ真っ暗だと推測できる。
向こうは言わば暗殺のプロ。
彼らと同じ土俵で戦うのは無謀ではないか?
特に明暗差を利用されたら、こちらに勝ち目は無いだろう。
迅速に、思い切り良く、だ。

正面から建物の中に入る→231に移動
裏口から突入する→147に移動
出入り口脇で待機→267に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
155

 
「まず君には、このエリアの事案を滞りなく解決してもらう。
 外部との連絡不全という問題と、私が行方不明というものだ。
 それらに関しては、君の潜在意識に解決策が既に入ってる。
 君はこれから無意識に、大活躍を演じて見せるだろう。

 その後、活躍が認められ、栄誉を授かる機会が訪れるはずだ。
 恐らくその時、彼女との面会がかなう。
 1対1で、だ。
 そのチャンスに乗じて彼女を捕獲、その場で意識を書き換えてしまうのだ。
 君は総統になり代わり、彼女は君となる。」

総統閣下はどうなるんだろう?
というか・・・大きな穴があるような。

「彼女は権限外の存在になってもらうのだ。
 端から殺すつもりなど無いよ。
 あと、彼女の戦闘能力についてが不安要素だと言うのだね?
 大丈夫、君の潜在意識には、彼女の動きを既に入力済みなのだよ。
 何の苦もなく制圧できる。
 例え隊員A2より強くてもだ。
 何故なら、参考にしてある戦闘データは一人だけではない。
 総統・隊員A2・補佐官、猛者達3人分。
 総統のデータは彼女の攻撃を避けるために。
 隊員A2のデータは、体の無理無く効率の良い使い方のために。
 補佐官のデータは全てにおける完成度を上げるため。
 そして極めつけは、君の身体能力だ。
 私の権限で可能な限り高めておいた。」

高めて・・・って・・・。
勝手に色々改造されているんだな・・・。

「部隊に入るためには、任務の内容上、当然ながら最低限の能力が必要だ。
 そのための強化権限も、我々にはある。
 最大限、権限を活用した結果だ。」

正に用意周到→33に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
156

 
幸いにも警備は手薄だ。
残る問題はモノレールになるが・・・。
またしてもサイコロの出番です。

偶数か奇数かどちらかを凶数と定める。

吉が出た→142に移動
凶が出た→75に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
157

 
最近運動不足だ、とか思ったかは別にして。
縄跳びを購入することに決めた。即断即決。
レジのある1階部分に降りてきた。
商品を袋に詰めてもらい、会計を済ませる。
店を出ようとした矢先、ぐらぐらゆれ始めた。
地震だ!
とっさに身構えようとしたのだが、揺れは直ぐに収まった。
店員さんと顔を合わせ、お互い苦笑いする。
すると、フッ・・・と明かりが消えた。
どうやら停電のようだ。
貴方は・・・

落ち着いて周りを見渡す→364に移動
携帯を取り出す→327に移動
店員さんに声をかける→296に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
158

 
ついて行く途中で、足場が脆くなっている所が何箇所かあった。

「足場に気をつけろ!慌てずにな!」

念のために身体強化で大きめにジャンプ!

「あっ!駄目だ!」

ガコンッ!

跳び上がった先に鉄骨が・・・。
顔面をしこたま強打し落下・・・。
幾ら装備のマスクがあっても・・・。

・・・
・・

目が覚めると、拠点で移動中の他の隊員に負ぶわれていた。

「気ぃついたかぁ?
 自分なぁ、任務中~、装備の過剰使用で自爆したん、覚えとぉ?
 救護班長が強制送還でここ送ってん。
 で、今撤退中やから、担いでんねん。
 起きたんなら自分で走れるか~?」

顔面を強打したものの、装備のおかげだろうか、痛みは無い。
下ろしてもらって、一緒に併走する。

「可愛い生身の女の子やったらなー、ある意味御褒美やねんけどなぁ。
 ごつごつした装備ごしやと、女の子でも微妙やし・・・。
 ま、今は4の5のゆーてられへん。
 手が空いてるに越した事無いからなぁ。
 ・・・そもそも装備しとったら、性別どころか、顔すら分からんし。」

うちの班はどうなったんだろう?

「彼、めっちゃ腕ええから、余計な心配せんでもええでー。
 何の心配もあれへんよー。
 もう次に向かっとぉからねぇ。」

その言葉に少々安心する。
いきなりやんわりな彼が制止する。

何事・・・?→54に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
159

 
総統の伸ばしてきた手を掴み、捻り上げ

・・・ザクッ・・・

るつもりが、動脈付近に突き立てられた。

「チャンスはそう転がってはいない物だぞ。」

途切れ行く意識の中、最後に覚えているのは総統の冷たい目だった・・・。

(現実死亡END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
160

 
にまっ・・・と笑ったんだろうか。
なんとも判別しにくい表情、いや笑顔だ。
最も兵装のお陰で、口元がなんとなく分かる程度と言うのも影響しているだろう。

「頼みと言うのは我が部隊に入らないか?ということだったのだよ。
 で、既に頼みを聞くと言った以上、拒否権は無いよ、どこにもね。」

・・・なにそれ。

「実は君の今居るこの空間は仮想空間なのだよ。
 早い話が作り物って言うことだね。
 なんならジュースを出してあげよう。
 空中に。」

そんな馬鹿な、と思う間もなく現れた。
空中にコップが・・・。
そしてゆっくりジュースが注がれていく。

「ふむ・・・思ったより調整が・・・。
 あ、いや、こちらの話だ。」

大事なことのように思えたのだが、今までと同じくはぐらかされた。

「実はこの仮想空間というのは、崩壊した世界の代用だ。
 我々はここに、一時的に避難しているに過ぎないのだよ。
 加えて君の日常を壊したあの現象。
 あれはまだ続いているのだよ。」

大変だ!家族はどうなったんだろう!?

「落ち着いて聞きたまえ。
 君の居た地区の殆どは闇に飲まれた。
 都市、君の感覚では、市、単位でね。
 そしてその生存者は絶望的だ。」

・・・なんてことだ。
あの時間帯、家族は家に居たはず・・・。

「あの崩壊、闇の性質は見ただろう?
 どうあっても助かる道はない。」

・・・。

「ついでに言うとだね、我々自身も崩壊からの撤退中なのだよ。
 その道中、救える者は救って行きたい。
 その協力をしたまえ。
 ・・・まぁ、協力すると言う言質がある以上、君に拒否権はないがね。」

・・・本当に一言多い。
その時、貴方の目の端に球状の何かが通路を通り抜けるのが見えた。

「・・・丁度今通り過ぎたのが、要救助者を運ぶ『ポッド』と呼ばれる代物だよ。
 君達もアレで運び出されてきたのだから、拝んで置いて損は無いよ・・・冗談だけどね。
 ま、詳細は隊員A3に聞きくと良いよ。
 君を救い、今日起こしてくれた子だ。」

ああ、あの人ね→17に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
161

 
何処かに侵入口は無いかと城を一回りする。
この城は元々、別荘の様に使われていたが、国の財政難で使われなくなった。
そこにドラゴンが住み着いたのだとか。
途中、窓から中を覗いてみた。
すると、正面入り口入った所に奴が居た!
正面から行ってたら即死だったかも・・・。
視認してからは、まずますどきどきしながら城を周回し終える。
気になったのは以下の3点だ。

城のすぐ西側にある大きな木→200に移動
城側面にある通用口→240に移動
二階付近から垂れ下がっているツタ→36に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
162

 
いつ以来になるのだろう?
今日はプラモデルを買うことにした。
気に入ったものを一つ選ぶ。
久しぶりなので工具類も購入することに。

会計を済まそう→306に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
163

 
「・・・彼、私を嫁に所望。
 ・・・私、それを断固拒否。
 ・・・私、ひたすら助けを待つのみ。

 ・・・・・・・・・多分。
 ・・・・・・・・・・・・願望。」

最後の方は消えそうな声で呟いた。
乙女ですね、とは言わないで置いた。
何となく察したのだろう、膨れている。
それにしても凄い勢いで貴方の前を走る。
さすが正規の隊員だけのことはある。
身体能力も非常に高いようだ。
・・・彼女に任せた方が上手く行きそう?
とか思ったら彼女がジト目でこちらを見る。

「・・・楽しようとか、思うの、ダメ。」

結構厳しい。
方々に張られた隠し通路をひたすら駆け抜ける。
その途中、後ろで壁が轟音を立てて何度も崩落する。

「・・・彼、イラついている。
 ・・・でも私のことは潰せない。
 ・・・あれは八つ当たり。」

でしょうけど、このまま行くと通路が無くなるんじゃ無いでしょうかね。

その時は突然やってきた→122に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
164

 
戦略的撤退!まずは距離をとらねば!
全力で走り出す。必死に。一心不乱に。何歩走っただろう?50?100?
実際はもっと少なかったかもしれないが、突然何かに躓き倒れることで中断させられた。
いや、躓いたのではなかった。
足を何かの罠に絡め捕られていた。
全く身動きが取れない。
これは決断の時かもしれない!

例外権で緊急脱出する→311に移動
成り行きを見守る→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
165

 
窓を開け・・・れない。
嵌め殺しだったのはある意味当然だろう。
宙に浮く島と島を結ぶモノレールだ。
仮に飛び降りれたとしてどうする?
仮想現実での出来事は現実の肉体にフィードバックされるのだ。
ここでの死だって危険が無いわけではない。
下手すれば、本体に深刻な影響も出たはずだ。
とにかく今回はそうはならなかった、が、代わりにきっちり捕縛された。

がんじがらめ→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
166

 
誰かが一緒なら心強いと思い、声をかける。
しかし返事が無い。
おかしい・・・。
つい今しがた顔を合わせたのに。
しかも周りはどんどん暗くなっていく。
・・・どんどん?
ここでおかしいことにようやく気付き始めた。
今居るのは地上2階部分なのに何故暗くなるのだろう?
まだ夕方だというのに・・・。
急に怖くなり、扉を開けて店を出る。
・・・そのつもりだった。
押し開けるはずの扉の感触が無かった。
その分勢い余って体勢を崩し、買ったばかりの紐をぶちまけてしまった。

おや・・・?→186に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
167

 
捕獲器を構え、じっと待機を続ける。
狙われている気配こそ消えたが、場の空気は非常に重い。
何時間も経ったんじゃ?と思える程だった。
このままここに居るべきだろうか?

このままここで待機→316に移動
三階に上る→238に移動
二階に降りる→362に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
168

 
しばらくして男子高校生と女子大生がパニックを起こす。
二人ともわめき散らし、恐慌に陥っていた。
なだめようと看護師が男子高校生に近づくも、乱暴に振りほどいて逃れてしまった。
その結果、体勢を崩してしまい、床に落ちて闇に飲まれてしまった。
それを見て、ますます女子大生が大パニックに陥ってしまう。
その時不用意に立ち上がったため、棚を踏み抜き床に転げ落ちてしまう。
落ちる中、棚を掴もうとしたため、男子高校生のように一気に落ちた訳ではなかった。
その分ゆっくりゆっくりと飲み込まれ、長く悲惨な絶叫が響き渡ったのだ。
幸いにして残った側にしても、いつか明かりが尽きるのを恐怖している。
どっちにしても行き詰まりだ。

・・・そして最後の明かりが消えた。
幸運な事に、本棚の上に残っていた三人は、恐怖を感じてはいなかった。
とうに正気を失っていたからだ・・・。

(緩やかな発狂END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
169

 
咄嗟に階段を前、踊り場の壁を背に構える。
・・・これは良い判断だったようだ。
この状態なら上からでも下からでも、迫る相手が見えるはずだ。
・・・何も起きず、時間だけが過ぎていく。
やがて狙われている気配が消えていく。
・・・とりあえずは安心して良いようだ。
さて

このままここで待機→167に移動
三階に上る→268に移動
二階に降りる→70に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
170

 
・・・

「・・・」

・・・

「・・・」

・・・

「あのよ、人の顔見るなり無言とか。
 やめてくれないか?」

・・・間違いない。
助け出してくれたあの人だ。
最初に色々教えてくれたあの人だ。
そうだ、この人は隊員A3だ!
思わず涙ぐむ貴方に隊員A3が

「おおお、おいおい、なんでだ。
 なんで泣く?」

おろおろし始める。
彼にしてみればまるで面識の無い貴方だ。
不審に思っても良い所のはず。
なのに心配する優しい人物はまさに隊員A3だ。
・・・
・・

それから色々あった。
信じられないような話、勿論彼にとってはだが、を丁寧に説明した。
とにかく一つずつ丁寧に、分かる範囲で。
それに対し一々大きなリアクションを見せる隊員A3。
しかし、一度もこちらの言い分を否定することなく聞いてくれた。
・・・
・・

話が済んだ後、一息ついた。

「話は良く分かったが・・・。
 ああいや、理解してるわけじゃない。
 あんたの話の隊員が俺らしいってのは分かった。
 んだけどよ、俺には確証がねえよ。」

それはそうだろう。
貴方は別の世界のこういう人でした、と言われて素直に納得する人物は居ないだろう。
・・・一部を除いて。
そういえばこういう時にどうすれば良いのだろう?
指示受けてないな・・・そう思っていると頭の中に

ピッピッ、ピッピッ、ピッピッ

通信が入ったようだ→198に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
171

 
この期に及んで迷ってしまった。
総統が目の前で決断を迫る。
不意に視界が暗転する!が、直ぐ戻った。
何だったのだろう?

「決められないのも仕方ない。
 もう少し時間を与えよう。
 ただ、隊長のチームには戻れまい?
 別の場所で君のチームを用意しよう。」

確かに。隊長の誘いに乗り、失敗した。
これからどう向き合えばいいか分からない。
新チームを用意してくれるというのは、とてもありがたい話だ。

・・・
・・

「隊長!マーテルオクトに異常検知!
 出動要請、来ています!」

あれから貴方は新チームを率いている。
お決まりのように補佐官もいる。
心強いことに、総統の計らいか、隊員A2も貴方のチームに合流してくれた。

「がんばってこぉなぁ~。」

彼は既にチームの癒し要員となっている。

これからどんどん活躍するぞ!→37に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
172

 
何の変化もなく、ただ時間だけが過ぎる。
このままここに居てもいいのだろうか?

裏口から突入する→287に移動
このまま裏口側で待機→222に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
173

 
元の場所に戻ってくると思わないだろう。
そう思って同じ場所に接続しなおす。
そもそも現実では一瞬だが、夢では時間が早く進んでいる。
きっと次の駅、いや街についているはず。
その貴方の予想は正しかった。
赤いあいつがそこに居たことを除いては・・・。
入るや否や、赤い奴に捕っていた。

なす術なし→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
174

 
サイコロで占う必要も無かったようだ。
貴方はの身体能力は素晴らしく、難なくポッドの上側に登ることが出来た。

「素晴らしいじゃないか。
 これなら色々頼りに出来そうだ。」

褒められた→342に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
175

 
「質問が無いと言うならこれからの事を話そう。
 我々は今、システム外、つまり現実世界に居る。
 君があの世界で出会った以外に、他には6名の隊員がこちらに居る。
 そろそろ合流できるだろう。
 我々の任務は、7名の隊員の救出となる。
 まずは物理エラーからの退避先を捜索する。」

今後の方針が示された正にその時、

「隊長!退避先が分かりました!」

一人の隊員が飛び込んできた。

「何処に退避されていた?」

「・・・オービスセプテムです。」

「何だと!何故そんなところに!?」

「・・・分かりませんが確かです。」

何事かと思っていると、

「別のシステム系に転送されたのだ。
 問題はそれだけではない。

 1.こちらへの転送には手動による作業が必要。
 2.互いの施設の間には相当な距離がある。
 3.転送先の施設での電脳空間への干渉。
 4.3に伴う防衛反応への対策。

 作戦に手動作業を伴うため、生身での移動が必要となってくる。
 加えてオービス間は相当遠いのだ。
 更に行った先の電脳空間に入る必要もあるのだが、ここでも問題がある。
 普段あちらに存在しない我々は、異物とみなされ、攻撃される危険性がある。
 加えて、救出の都度、見慣れぬ世界に入ることになるだろう。
 つまり・・・非常に危険で困難だ。」

最後の一言だけ良く分かる。
何が必要かを問おうとすると、

「君は起き上がって間がないので、まだ体はまともに動かないだろう。
 移動手段はこちらで確保する。
 その間、とにかく体を動かしておけ。
 現実の体の動かし方に慣れておくのだ。
 わかったな?」

言われてみれば当たり前なのだが、今までずっと夢に居たのだ。
本来なら体は殆ど動くはずが無いのだが?

「リアルすぎる夢は身体にまで影響を及ぼすのだ。
 それは夢を見ながら体を動かしているのと変わらん。
 加えて、ポッドの中は体を自由に動かす空間がある。
 寝ながら体を動かす者さえ居るからな。
 つまり“ある程度”なら、起きて直ぐであっても動けるのだ。
 ただ、それは私が言う“慣らし”とは意味が違う。
 “慣らし”とは、体を動かすことそのものの違和感を無くすことだ。
 今までの『イメージの中』ではなく『現実の体』とのギャップを無くすのだ。」

なるほど。

「我々は作戦に移る。
 後ほど君を迎えに来るので、それまで体を暖めて置けよ。」

言うが早いか素早く部屋を出て行く。
さて、残された貴方は当然、

“慣らし”→351に移動
休息→321に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
176

 
とても残念だが・・・奴は気づいていた。
匂いだろうか、音だろうか、それとも魔法?
何にせよ、貴方の位置は的確に掴んでいた。
奴がしたのはただコレだけ。
尻尾による必殺の一振り。
意識が途絶える間際、灼熱の息を感じた。

念入りな・・・→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
177

 
閉じた改札を飛び越える!
・・・つもりで思いっきり引っかかる。
下手に跳んだ影響で顔からダイブ!
仮想云々はともかく、痛い・・・色々と。
更に目の前には赤い球体・・・

痛い目を見た挙句に捕獲→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
178

 
そうだ!
縄跳びを敷いては進み、進んでは回収。
これを繰り返せば長さは問題じゃない!
そうと分かればとっとと本屋に直行だ!

本屋についたぞ!→39に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
179

 
残念ですがお受けできません、と断った。
隊長にそそのかされたとは言え、総統括官にもまだ信用できない部分が多い。

「思慮深いな。そうでなくてはね。
 しかし、隊長の元に戻れるかね?」

そう言われ、考え込んでしまう。
隊長のことも信用していいのかどうか。

「私の方で提案がある。
 君には補佐官付きの職務を与えよう。
 彼には派閥は無く、思想に偏りも無い。
 何よりシステムだけを思っている。
 彼の性格はともかく、信用には足る人物ではあるだろう?
 私の提案は、これ以上も以下も無い。
 ・・・さぁ。決断の時だよ。」

少々凄みを利かせて決断を迫ってきた。
しかし、確かに、補佐官殿の、まぁ、性格はともかく。
・・・性格は。
とにかくシステムを知るという点では、パートナーとして最適だろう。
そもそも拒否権があるとは到底思えない。

・・・
・・

あれから絵に描いたような地獄の日々が続く。
彼は決して妥協を許したりはしない。
システムの害悪と見るや、徹底的に潰す。
その手伝いと言うのはいつも死と紙一重になる。
あの小隊の補佐官はむしろ優しかった程だ。
この補佐官付きの職務を選んだというのは、正直、後悔のし通しだ。
だが、彼のお陰でシステムの在り様についての理解は深まった。
この生活も、ずっとは続かないだろう。
いつかまた総統括官に呼び出されるまで。
・・・いつの日か。・・・きっと。

(地獄の日々END?)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
180

 
通路を進むことにした。
この通路は外壁に沿って造られている。
少し地下っぽい位置に造られているので、使用人用だろうか?
窓は無く、少し上に通気用の穴がある程度。
この通路は人一人、無理しても二人だろう。

このまま進む→110に移動
それ以外の方法をとるなら、厨房まで戻り、
ドラゴンの居る、玄関ホールへ向かう→369に移動
二階へと進む→15に移動
のうちから選ぶこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
181

 
「無事だ。今の所は。
 だが、遠い所に飛ばされてしまった。
 君には彼らの代わりに手伝って欲しい。
 何時か全員揃う日が来るはずだ。」

貴方は力強く頷く。

・・・
・・

それから何年たったのだろう。
貴方は相変わらずこの部隊に居る。
貴方を含めれば15人になるはずの部隊の一員として。
これまでにかなりの数の人々を救ってきた。
だが、あの日離れ離れになってしまった仲間達の合流はまだだ。
何時か、15人全員揃って写真を撮る。
それが今の貴方の夢になっている・・・。

(部隊捜索の日々END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
182

 
あの建物には裏口か何かがあると信じ、別ルートを取る。
隊員A2ルートを大きく迂回するルートだ。
大分遅れをとったが、無事に建物裏口に辿り着くと、比較的小さな扉が見えた。
それ以外は窓一つ無いように見える。
さて、どうしよう?

建物周辺を確認する→260に移動
裏口から突入する→147に移動
このままここで待機→172に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
183

 
「観測班のままが良いか。」

隊長の表情が変わったように見えた。
が、今はそれより大事なことがある。

それより皆は?→264に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
184

 
作戦終了後、撤退の指示を受けた。
撤退は別行動となるらしい。残念。
言われた地点に向かうと、既にそこに、待っている人が居た。

「こんにちはぁ。
 僕がペア組む相手ですぅ。」

のんびりぃ~とした感じの人が、ここで待っていてくれたようだ。

「撤退は、なんやけど、ペアで行動する決まりになっとぉねん。
 まぁ、ここではお互い全身装備で、はっきりとは顔も分からんけど。
 ほな、よろしゅうなぁ。
 とりあえず急ごかぁ~。」

何となく調子が狂うが、先輩に従おう。

「何や、大分急かされとぉから走るでぇ。
 身体機能向上させときぃ。」

言うが早いか、やんわりさんが走り始める。
・・・早っ!慌てて最大値にして追う!
すると直ぐに背中が見えてくる。

「うんうん、さすがお嬢。
 ちゃんと訓練させとぉなぁ~。」

あの人、やっぱり女性だったか。
全身装備だと性別までは読み取れない。

「僕らが一番先かもなぁ~。
 もしもの事が無いとはいわんけどぉ。
 ま、それでも内部から壊れたりとかせぇへんかったら・・・。」

言うが否や、いきなり制止される。
身体強化機構で相当速度が出ていたはず。
にもかかわらず、片手で止められた。

一体何事?→54に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
185

 
悪徳領主から攻める。
・・・言うのは易いが、そもそも会ってくれるのだろうか?
何の根拠も自信も無いが、とにかく会いに行くことに決めた。
悪徳領主の領地は王国の直ぐ脇にあった。
新参の貴族の割りには、随分と厚遇されているのではないか?
普通は辺境を割り当てられるものなんじゃないのかな・・・。
等と思案してみるも、理由が分かるわけでもなく、そうこうしてる内に領地に着く。
・・・
・・

色々思案していた割りに、拍子抜ける程あっさり謁見がかなってしまった。
謁見の場も、王城に比べてしまうと劣るといえ、立派な広間だった。

「やあ、来たね。」

・・・そう言葉を発した悪徳領主は紛れもなく・・・。
補佐官殿!!

「何だね、その顔は。
 嫌そうとも嬉しそうとも取れない。
 高貴な身分の人物が、特に精査もせずにあってやってるというのに。」

あ。補佐官殿であるならば悪徳の理由は?
と、思わず言葉に出してしまう。

「失礼な子だね、君。
 私は自分の知能や技能をフルに使っただけの話だよ。
 その結果、革新的な技術を生み、その技術で巨万の富を得る。
 それに何の問題があるのかね?」

正論です。はい。
あ。掌を合わせてくれますか?

「断る。」

・・・え?

「断ると言ったのですよ。」

何故ー!?→305に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
186

 
何だろう、この暗闇の中、紐の色はうっすら見えている。
紐をかき集めて、手探りで並べてみる。
やはり、うっすらとだが見えている。
目に見えるものを前に、少し落ち着きを取り戻せた。
改めて周りを見てみると、モールの中はもう殆ど真っ暗だ。
まだ夜までは時間があるはずだ。
だとすればやはりこれは異常だ。
暗いとこは在るのか無いのか、存在さえも疑わしく感じてくる。
モールの外らしき方向に目を向けると、ぼんやりと何かの店が見えた。
どうやらモールとは独立した店舗の本屋のようだ。
とりあえず今は、何とかしてその店舗に辿り着くことを考えよう。

うっすら見える紐を利用する→345に移動
とにかく急いで手探りで進む→283に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
187

 
着いてみると、何かの罠が作動した形跡が。
推察するに、罠に足をとられ、例外権行使、緊急脱出したようだ。
・・・つまり捕まるとやばいと言うことか。
二人ともがそう判断したのだ。
隊員A2を良く知らない以上、これに倣うべきだろう。
さて、これからどうしようか。

じっとしている→149に移動
匍匐前進でこの場を離脱→234に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
188

 
移動用にしても保管用にしても、結局こっちもポッドなのね。
そういう感想は口に出さず操作する。
操作の仕方は手に触れた瞬間理解できた。
観測班の感覚の内というべきか。
全ての信号が普段使いの感覚に似ていて、手足のようにすいすいポッドを操作出来る。
向こうとは違い、速度も速く、広さもある。
そうして同乗者二人を持ち場に送り届け、仮想空間への接続補助も行う。
残った貴方も、自分の持ち場へと移動した。

オービスの内部は、12分割されていた。
8人チームの内、バックアップ2人、探索には6人が向かう。
よって、最短であれば2回の探索で任務完遂となる。
繋ぐ先の仮想空間は、いわゆる人の夢の中となる。
人により、色んな世界が構築されているので、自分を見失わないようにしないと・・・。

早速接続開始→9に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
189

 
松明を掲げてよく見てみる。
すると、この水路は少し先が下っていて、水路の一部が水没している。
しかし、ゆらゆらと見えるその先は上に向かっているように見える。

水没部分を泳ぎ、向こう側へ出る→88に移動
右側に伸びる大きな水路→27に移動
いや!元の水路をそのまま走る!→126に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
190

 
現実世界に戻ってきた。
ただ戻ってきただけでは意味が無い。
貴方はすぐさま入りなおすことにした。
場所は・・・

元の場所、最後尾車両→173に移動
先頭車両→219に移動
最初の広場→299に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
191

 
「待て!姫を何処に連れて行く!!!」

真っ赤な身なりの騎士が喚いている。
何でこんな所に騎士が居るのさ?
助けんかいな。

「・・・注意、彼、ドラゴン。」

・・・なんですと・・・っ。

「姫から離れろおおおおおおおお!」

凄い勢いで突っ込んでくる人型のドラゴン。
素手で掴みに来たので、咄嗟に盾で受ける。

ギューンギャリギャリギャリ!!

「ギィイヤアアアアアア!!!!」

おろし金状になった盾が高速回転する。
当然、ドラゴン?の彼の指はただではすまない。
ずたずたに傷を負って悲鳴を上げる。
っていうか・・・怖っ!なんて怖い盾!

「・・・さ、早く、今のうち。」

あれ放っておいていいの?→163に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
192

 
松明を口にくわえ、段差を上り、高くなっている水路へと登る。
確かにこの水路は上へ向かっていた。
しかしそれは到底登れるようなものではなかった!
登るには余りにもきつい傾斜だった。
当然こんな場所に端末などあるはずもない。
結局、例外権で緊急脱出するより他は無かった。

脱出→311に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
193

 
ウィンボウ!!!
しかも少し大型だ!
覚えているだろうか?
実現不可能な物は仮想空間に無い、つまりこれも実際にあるものだったのだ!

「使い方は・・・分かるようだな。
 救出先で出会ったか。」

貴方は頷き、我先にとウィンボウに乗る。
とはいえ一人で戻るわけには行かない。
大型のウィンボウに部隊全員が乗るのを確認してからノウェムへと戻る。
ここからは快適な旅だ。
・・・
・・

オービスノウェムに戻り、メンバー全員が合流した。
そして改めて15人全員で写真を撮る。
ここへきてなんだか初めて仲間になれた気がする。

ただ、これも短い付き合いかもしれない・・・。

帰ってきた直後の数日はずっとお祭りみたいなものだった。
暫くの休暇、には色々な特典が付いていたようだ。
飲み食いに困らず、それこそ好きなだけ騒いで過ごした。
永遠に続けば・・・と思う時間だった。

・・・だが貴方は、彼らとのそんな未来を選んでいないのだ。

決行の時は近い→84に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
194

 
何はともあれ接続を開始しよう。

ジ・・・ジ・・・ジジ・ザーーー
ブ・ン・・・・

何だか時間がかかるな?

「すみません。お時間いいですか?」

おっと?
夢への接続は途中で止まってしまって、誰かが出てきた。
この人は・・・任務に失敗してしまった人だ。

「先ほど話しそびれたことがあります。
 一つは失敗の原因です。
 私はあの夢の中で我を忘れてしまったようです。
 もう一つは・・・重要事項です。
 恐らくそこのエリアには、飛ばされた隊員が二人居ます。」

二人??

「成功された方々の話にあった微妙な反応の話です。
 それがそのエリアには2つありました。」

なるほど・・・。

「恐らく色んな情報を得る必要が出てきます。
 そこで、時間短縮のための案があります。
 私の情報を上書きさせて頂きました。」

え?それって失敗も込みなんじゃ?

「私がこの夢の中で得た情報、知識、持ち物だけです。
 違った角度ではありますが・・・それなりの成果はあったつもりです。
 どうか御武運を・・・。」

了解しました。
彼との通信というか対話を済ませると、今度は接続先がはっきりしてきた。

接続した場所はなんと→56に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
195

 
途中何度か躓きそうになるも走り抜けることができた。
赤い奴は赤い奴で、異物がここに存在すると言う確信が無いのだろう。
そのためか、ゆっくり捜索しながら距離を詰めてきているようだ。
さて、最後尾に来たは良いが・・・。

端末を探す→11に移動
窓を開ける→290に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
196

 
目標がでかい事もあって見事命中。
しかし、相手は殆ど意に介していない。
チャンスだ。
警戒されずにファイアボムを叩き込める!

ドゴオオオオオオオオオオオオ!

「ギィイアアアアアアアアアア!!!」

燃え上がるドラゴンの手。
補佐官殿の言うとおり、火、そのものに強くは無いらしい。
喜んだのも束の間、ドラゴンが何故か地面を攻撃する。
燃え上がる手を、地中に突っ込んだ!
唖然とする貴方を、怒りに満ちた双眸で睨みつけるドラゴン。
その尻尾で足場ごと、空高くに弾き飛ばされてしまった。
空中の貴方の傍に通信隊員の姿は、当然無い。
つまり貴方が今まで無事であった理由が無くなったのだ。
逃げ場の無いほどの巨大な炎が貴方を襲う。

炎とはこういうもの・・・?→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
197

 
どのタイミングで足を滑らせたか。
それは大した問題ではない。
今分かることは助かる見込みがないこと。
遥か上空に、元居たポッドが見えること。
もはや・・・恐怖しかないということ。
・・・
・・

「おい!聞いているか!?」

・・・!?

「返事をしたまえ!
 危険を伴う行動の説明中だぞ!」

???
さっき確かに落ちたはず・・・。

「・・・駄目だ。私が補助に出る。
 皆はそのまま待機。」

前後不覚のままで、隊長が迎えに来るのをただじっと待つ。

「どうした?大丈夫かね?」

無駄かもしれない・・・そうは思ったが、今経験したことを隊長に説明してみる。

「・・・そうか。それは確かに奇妙な経験だな。
 だが心配することはない。
 以前にも聞いたことのある話だ。
 君と同じ経験を持っている人物を知っている。」

正直、この経験が何であるかまだ良く分からないでいたが、このままで居るわけにもいかない。

「来たまえ、私が補助する。」

隊長のサポートもあって、なんとかポッドの上に登ることができた。
他の隊員とも目を合わせる。
・・・少々気まずい。
ただ、皆口々に気にするなと言ってくれた。

どんまい!自分→342に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
198

 
「隊員とコンタクト取れましたか?」

バックアップに残っている観測班の人だ。
これまでの経緯と無事会えたこと。
まだこちらの話を信じてくれてないこと。
それらを証明する方法が無いことを伝える。

「彼と君の掌を合わせてください。」

その意味は不明だったが、掌を合わせるように隊員A3に促す。
訝しんではいたが、結局やってくれた。

「アクセス、認証。」

ジッジッジジジジジジーーーーーー

突然大きなと言うより巨大な雑音が聞こえ始める。
目が回るようだ!
あまりの音に耐え切れずに倒れこむ。
ようやくその大きな雑音が終わると、

「よう、気付いたか?」

ソファに寝かせてくれてたのだろうか。
横には心配そうな隊員A3の顔が。

「俺はあんたを助けたつもりだったのに、逆に迷惑かけちまってたみたいだな。」

ばつ悪そうに頭をかいてみせる。
ああ、記憶戻ったんだな。

「おお。ちゃんと戻ったぜ。
 しかし、なんだな。
 最初は普通の格好に見えていたのにな。
 記憶の照合進んでいくと同時に、隊の装備姿になるんだぜ?
 まだはっきり思い出せないうちからごつい武装姿になるもんでびびったよ。
 あー・・・それと、だ。
 記憶も技術さえも戻ったが・・・。
 これだけじゃ俺、居や俺達飛ばされたメンツは戻れないんだってよ。」

どうして?

「俺達7人はセプテムに飛ばされたわけだが、その時の情報が各個分必要なんだと。
 バックアップ要員の観測班の報告から知りえたんだが・・・。
 とにかく飛ばされたその位置情報なのか何か、付与された情報でもあるんだろうな。」

なら全員助けないと→65に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
199

 
慌てて二階に降りる。
しかし不幸なことに、そこには敵の罠が用意されていた。
二階には小さな球状の何かが、一面にびっしり撒かれていたのだ。
急いで降りてきたそのまま勢いで、派手に転び背中を強打する。
咄嗟に頭は庇ったが、息が、出来ない!
息が・・・意識・・・が・・・。

そして・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
200

 
この大きな木なら登れるだろう。
材質はなんだか柔らかそうな感じだが、上の方は二階まで枝も伸びている。
こっそり侵入して、不意をつけるかもしれない。

このまま登っていく→12に移動
他を試すなら
城側面にある通用口→240に移動
二階付近から垂れ下がっているツタ→36に移動
から選ぶこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
201

 
「ほなターゲットは、スパイの僕やろね。
 なんやけったいな世界やな・・・。
 何で過去の僕の居る世界やねん。
 ピンポイント過ぎやろ。
 しかもこんなぎょーさん・・・。
 僕が把握しとぉだけでも8人、過去の僕が居んねんで?
 まぁ、うち4人は潰したけど・・・。
 他の子達が出てきてもええのにね。」

言われてみれば。てか、潰したって・・・。
・・・あれ?ここの住人になっている隊員A2はこの世界に干渉できないんじゃ?

「この世界は一般の世界から隔離されててなぁ、僕自身、構成要素っちゅうわけや無いらしいんよ。
 なんせ僕も狙われてんねやから。
 普通の世界やと、構成要素同士は多少の影響はしても、その在り様を大きく変えたりはせん、っちゅうか出来ん。
 まぁともかく、一人一人潰した方がええね。
 複数居られると、流石に無理やわ。」

アレを見た後で、援護しますとは言えない。

「んっふっふー、自分謙虚やねー。
 ほなまぁこれの使い方覚えてもらおか。」

そう言って隊員A2が取り出したのは手作りの罠・・・投網の投射装置?

「覗き窓みたいなんがあるやろ?
 手作りやから不細工やけど。
 そこに相手が入ったら使ぉてくれたらええから。
 僕が一緒に入ってもかまへんから使うて、大丈夫やから。
 チャンスは逃したらあかんで?」

いつになく真剣に念を押される。
多分、今の隊員A2なら避けられるのだろう。
他にも幾つか注意事項を受け、過去の隊員A2の退治へと出発した。

過去との対峙?過去退治?→366に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
202

 
赤い球体は相当にしつこかった!
まいてもまいても的確に追ってくる!
後で聞いた話だが、皆もそれぞれ苦労したようだ。

ともあれ捕まってしまった→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
203

 
サイコロの出番です。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に凶。

吉が出た→129に移動
凶だった→135に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
204

 
もてはやされた割には、有無を言わさず謁見の間を追われてしまう。
さぁさこちらへ、こちらへと、誘導され送り出される。
外を見ると騎士様行列が・・・。
なるほど、こういうことか。
とっとと金持って死にに行け、と。
事実この世界の物価を鑑みて、貰った軍資金は微々たる物だった。
やれやれこまったな・・・。
まずはどうしよう?

何か忘れていないか思い出す→66に移動
地味に経験値を稼ぐ旅に出る→145に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
205

 
建物の出入り口付近でじっと構える。
ここを抑えれば、隊員A2の助けになる。
そう判断し、ひたすらその時を待つ。

だが貴方は気づいていなかった。
この建物の内と外は明暗差が激しい。
数少ない採光口である出入り口に貴方が居ると、差し込む光が減ることになるのだ。
敵は素早くその理由を探り、当然貴方の存在に気付いた。
今や貴方は、音もなく近付く敵の手の中。
一切の抵抗も出来ないまま意識を奪われた。

囚われた先で・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
206

 
どうしようか?本屋までは距離がある。
明らかにこの縄跳びでは長さが足りない。

何とかして縄跳びを使う→250に移動
本屋まで走る→251に移動
本屋まで走りとびで行く→72に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
207

 
「では、それをこれからも続けたいかね?
 それとも、他もやってみたいかね?
 確固たる信念を聞かせてほしい。」

通信班に→249に移動
観測班に→334に移動
このまま続ける→214に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
208

 
「軟弱だね。君。不安だよ。
 少しばかりハードにしただけだろう。」

要求が並でなかったのは言うまでもない。
仮想認識空間で練習した後、実践でチェック。
これの繰り返しをしていた。
仮想認識空間での練習は体への負担もない。
それ所か、実際の時間の過ぎるのも緩やかだ。
だが、あの訓練は異常だ!
普通の人にこなせるはずがない!
こなせたなら映画のヒーロー並かなにかだろう。
でもこの上司は許してくれない。

「仕方ないね。
 まだ80点なんだが良いにしよう。
 200点中でだけど。」

・・・本っ当に一言多い。
こぶしを震わせつつ起き上がる。

「さて、装備の使いこなしは以上だ。
 本題に入ろう。」

本当の地獄はここからだった。

鬼!→152に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
209

 
ウィンボウでの移動は快適だった。
搭乗者の周りの空気も制御するらしく、速度を上げても空気摩擦が気にならない。
20分と言われたが、15分程で着いてしまった。
・・・この乗り物に速度超過とか無かったろうか?

例の端末はこの町に着いた時にも使ったので位置は覚えておいた。
さくっと接続して現実世界へと戻る。
他の隊員はどうだったろうか?

連絡を待つ→246に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
210

 
辺りはすっかり暗くなった。
もう貴方の目では、周りは確認できない。
このまま隠れ続けるべきかどうか?

隠れ続ける→357に移動
匍匐前進でこの場を脱出→281に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
211

 
「この世界ってなぁ・・・僕の今までの姿の集合体やねん。
 ゲリラやったり、スパイやったり。
 中には暗殺者ってのもあるなぁ・・・。
 正直、何人の僕が居るんかわからへん。」

疑問符で押しつぶされそう。

「普通はこういった危険思想、って言うか嗜好の持ち主は排他されるらしいねん。
 でも、総統さんの計らいで僕は助けられてん。
 あの人はなぁ、自分の救世主やねん。女神様やねん。いや、おかあちゃん?」

何か凄く上下が激しい扱いだ。

「僕はどの世界におっても家族おらんねん。
 そんな僕を育ててくれたんが総統さんやから、おかあちゃんでもええやろ。」

なるほど・・・。

「話の流れで大体分かったやろ?
 自分がさっきまで一緒におったんが誰か?
 変装の特技を持っとぉ過去の僕が、隊長さんに化けてたんやって。」

なんとなくは。

「あの場に過去の僕が二人や。
 助けに来たんが補佐官殿あたりやと、あのまま戦えたんやけど。
 状況が分かっとらん自分やと、最悪僕も攻撃されとぉやろし。
 とりあえず距離とってん。」

仰るとおりです。多分そうなってます。

「さて、隊長さんの話をしよか?」

そうでしたね→21に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
212

 
急いでそこら辺にある木に登り始める。
幸い、登りやすい木が近くにあった。
一心不乱に登る、登る、登る、登る、チクッ、登・・・、痺れる、落ちる。
木に登っていると首に何かが刺さり、同時に全身が麻痺してしまう。
当然、木から滑り落ちて地面に激突する。
体中痛い、が幸い意識ははっきりしている。
どうやら目立つ木登りが良くなかった様だ。
恰好の的になったらしい。
何やら近付いてくる気配がする!
ここは運命の分かれ道かもしれない。

例外権で緊急脱出する→311に移動
成り行きを見守る→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
213

 
「大変なのはその先です。
 装備を整える下準備は出来ましたが、ドラゴンを相手に戦う経験はどうします?
 戦って慣れる以外に無いでしょう。
 この世界には適当な相手も居ません。
 倒せる猛者が居ないと言うのは、育つ環境がないということですよ。
 仕方ありませんから、それも私が用意することにしました。」

・・・私“が”?

「そうです。私“が”、です。
 手始めに、各地の廃棄された遺跡を入手しました。
 模造ですが、モンスターをそこに配置してみました。」

補佐官殿“が”モンスターを???

「要はロボット、自動で動くからくり人形です。
 この世界に則したレベルのものですので、光線を発したりミサイル撃ったりはしません。
 まぁ、そんな感じで下準備を整えました。
 おかげで、あらぬ噂を立てられてましたね・・・。
 得体の知れない方法で荒稼ぎしてる。
 悪どい商売なんじゃないのか?
 しかもあの男爵が買う土地には怪物が。
 どこぞの魔王の手先じゃないのか?
 等とかね。」

・・・酷いですね。

「実は・・・心地良いものですよ?
 無知蒙昧な者達のやっかみなど、私に優越感を与えてくれるだけですから。
 実際、優越感に酔いしれる日々でしたね・・・。
 ああ、不愉快な感想を持たぬように、ね。」

・・・色々怖い、この人、最後の一言含め。

「さて、これからの話をしましょうか?」

ご教授願います→44に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
214

 
「救助班が良いか。それも悪くない。」

なんだか不思議な口調だ。

それより皆は?→181に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
215

 
とりあえず様子を見ることにした。
考えあぐねた、とも言えるかもしれないが。
もう一人の黒いのが起き上がり、そこへようやく隊長が追いつこうとしている。

「あー・・・こらあかんね。
 とりあえず緊急避難しとこぉか。」

・・・へ?
と思うが早いか、突然崖の方向に飛び出す。
もちろん、貴方を抱えたまま。
・・・っぎゃああああ!

「あー、えー・・・何ゆうたらええんやろ。
 自分、元気しとぉ?」

・・・あああああ!やっぱり!隊員A2だ!

「んっふっふー。お久ぁ~。
 色々あるやろけど、まず着地やなぁ。」

そうでした!→229に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
216

 
慌てて三階に上った。
はずだが・・・そこまでしか記憶が無い。
気付くと、全身ぎっちりと縛られ、転がされていた。
顔がずきずき痛む。
恐らく捕獲の際、顔面に何かを叩きつけられたのだろう。
気付いたのも束の間、余りの痛みに意識が又薄らいでいく・・・。

そして・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
217

 
3-身体能力をする。
0以下なら自動的に吉。
1以上なら、その数だけ凶数を決める。
1の場合、一つ数字を決める。
2の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に凶。
3の場合、偶数奇数どちらかを凶数とする。

吉が出た→18に移動
凶が出た→235に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
218

 
5-身体能力をする。
0以下なら自動的に吉。
1以上なら、その数だけ凶数を決める。
1の場合、一つ数字を決める。
2の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に凶。
3の場合、偶数奇数どちらかを凶数とする。
4の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に吉。
5の場合、一つ数字を決め、吉数とする。

吉が出た→252に移動
凶が出た→95に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
219

 
先頭車両へと接続する。
これであの時迫ってきていた赤いやつをやり過ごせるはずだ。
接続してみると、さっき退避したときと外の景色が違う。
どうも次の駅、街へと到着してるようだ。
赤い奴は見当たらない。
作戦は成功のようだ。
目立たないように街に出よう。

次の街の広場へ→121に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
220

 
乗ってみたい!もちろん!
しかし、貴方はこの世界の住人ではない。
通貨も持たなければ常識も分からない。
どうした物かと思案にふけっていると、

公共ウィンボウ:無料

の看板が!
喜び勇んで浮遊しているそれに飛び乗る!
・・・そこからはあえて言うまい。
・・・いやそういうわけにもいかないか。

こける、落ちる、落とされる。
動かない、動き出したら出したで止まらない。
轢きそうになる、轢かれそうになる。
笑われる、怒られる。
・・・もうとにかく散々だった。
挙句に

「苦手な人は居るっちゃあ居るが、あんた、特別天然記念物レベルだよ!
 もう二度と乗らないでくださいよ!?」

とまで言い放たれた挙句、ウィンボウを職員に取り上げられる始末。
そこまで言わなくても・・・。
色々心が折れて、力無くうなだれていた。
そこに満を持してヤツがやってきた。
そう、あの赤く光る奴が。
心なしか、何時もの威圧感は無かった。
まるで気遣うかのように捕縛してきた。

慰めてんのかよぉ・・・→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
221

 
何処に向かって使おう?

怪我をしている手→355に移動
無事な方の手→196に移動
口元→253に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
222

 
なおも待機を続ける。

ドーン!

いきなり建物内で爆発音が!

ドドーン!ドーン!

立て続けに爆発が起きる。

・・・・・・・

暫く静寂が続く。

トントン

不意に肩を叩かれ、そちらに身構える!

「ぉぅぉぅ。
 ちゃんと見張っとったんやねぇ。
 関心関心、ありがとぉなぁ。
 とりあえず、上手いこといったでぇ。
 安心しぃ~。」

ほっ・・・何時もの隊員A2だった。

警戒を解いちゃえ→109に移動
・・・撃っちゃえ→309に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
223

 
「・・・!?」

ボンッ!

突然、天井の配管が破裂する。
隊員A2はとっさに服を破り、口を覆う。

「・・・物によっちゃ意味無いわなぁ。」

ボソリとぼやきつつ、距離をとっていく。
一方、追っていたはずの敵の方はというと、どうも混乱しているようだ。
防毒行動を取っていないように見えた。

「・・・ほな、毒やないんか・・・?」

疑いつつ、万が一を想定して距離はとる。

ボンッ!!ボンッ!!

立て続けに二回、爆発が起きる。

「なんやねんなんやねんなんやねーん!」

頭と口元を護りながら逃げ惑う隊員A2。
困惑していた敵も流石に身をかがめ、爆発から離れようと動きだす。

バッチーーーーーーーーーーン!

「・・・なんやあああ???」

何でしょう???→117に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
224

 
「何故我々は現実世界に居るか。
 そう捉えていいかね?
 ならば簡単だ。
 システムに深刻なエラーが生じたためだ。」

エラー?

「そう、エラーだ。
 電脳世界は各々のシステムが管理している。
 そのシステムにエラーが起きたのだ。
 セルの目的は、人の身体機能の保全だ。
 今もそれは変わず、人命第一なのだよ。
 電脳管理システムのエラーで人が死ぬというのは、あってはならない事なのだ。

 エラーにも種類がある。
 一つは電脳空間の構築に関するエラー。
 これはついては、中の人々を別の空間に退避させるだけで済む。
 この場合、人々は気付くこともない。

 一つはシステムそのもののエラー。
 こちらは少々厄介で、まずはシステムから人々を切り離す。
 この際、稀に取り残されてしまう人が居る。
 ――君はこれに当たったわけだな。
 この時、我々は退避空間に、取り残された人々を誘導するわけだ。

 最後の一つが物理的なエラー。
 滅多に起きることではないが極々稀に、物理的なエラーを起こすことがある。
 こうなってしまうと、ただ退避するだけでは不十分となる。
 現実世界のポッドから起こし出し、切り離す必要が出てくる。

 以上の理由で、現実世界でも動ける者が必要となってくるのだ。
 その多くはエラーに巻き込まれた者達、つまり君のような、そして我々のような者達だ。」

今までが夢と言うのなら、ずっと気になっていた事がある。

「君が本屋で遭遇した人々の話だね?
 あの人々は、実際に生きている人達だ。
 一方、黒い闇の正体は、システムエラーが電脳世界に具現化したものだ。
 あれに捉えられると、正常に切り離せない。
 あの事故で4人も犠牲にしたのはとても残念だ。
 幸いにも君を含め、助け出した者達3人は無事だった。
 他の彼女らは入隊を辞退したので、早めに別の世界に移した。
 別のシステム内にね。」

隊員の人達は?

「今回不幸であったのは、システムエラーだけで無かった、ということだ。
 つまり、物理エラーとシステムエラー、どちらかが他方に伴った形だろう。
 とにかくイレギュラーなエラーだった。
 おかげで、退避空間への誘導だけでは不十分になってしまった。
 しかし、安心したまえ、我々もプロだ。
 こういう事態に備えて、逃げ道は常に確保してあるのだよ。
 我が部隊の隊員達は、既に別のシステム内に退避済みだ。」

ほっ・・・力が抜けた・・・。

「隊員達を心配してくれてありがとう。
 さて、まだ質問はあるかね?」

何故人間はつながれているのか?→315に移動
何故電脳空間を見せられていたのか?→337に移動
夢の中といわれた世界でも夢を見たのは?→116に移動
質問は無い→175に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
225

 
目の前の彼は嫌そうに顔をしかめるが、次の瞬間猛烈な勢いで貴方を締め上げる。
余りの力に貴方は一瞬で気を失う。
・・・
・・

目が覚めると、吊られている感覚がある。
意識はまだ朦朧としている。
これではまだ緊急脱出の手は使えない。
意識がはっきりするまでは様子見だ。
成り行きを見守るしかない。

成り行きを見守る→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
226

 
大声で隊員A2を呼ぶ。

ドンッ!

すると背後で大きな音が鳴る。
振り向くと・・・隊員A2ではない!
作戦を一緒に練った姿はそこに無かった!
慌てて捕獲器を撃ち直すも、まるで捕まらず。

ドンッ!

過去の隊員A2の後ろに誰かが舞い降りた。
鬼の形相の隊員A2、本人だ!
しかし、助かったと思ったのも束の間、隊員A2の背後には更にもう一人居た。
建物の物陰より音も無く隊員A2に近付く。
めまぐるしい展開に警告を発する間もなく、隊員A2を何かで射抜かれてしまう。
その光景を最後に貴方は意識を奪われる。

首をきゅっと・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
227

 
「では、それをこれからも続けたいかね?
 それとも、他も挑戦してみたいかね?
 確固たる信念を聞かせてほしい。」

このまま続ける→249に移動
観測班に→334に移動
救助班に→214に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
228

 
よりによって開いた通路は、貴方の居る場所の真上だった!
貴方のポッドはどかされるはめになる。

うっそ・・・

思いがけない振動で転び落ちてしまう。
その刹那、全身を柔らかい何かに絡め捕られる感覚があった。
が、それを最後に貴方の意識は途切れた。

(落下死?END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
229

 
そこからの出来事は上手く説明出来ない。
めまぐるしく天地が逆転し続けていた。
人一人抱え、あんな動きが出来るだろうか?
仮想世界とは言え、現実に即した世界。
つまり、現実に出来るからこそ、仮想世界でも可能であるということ。
この人は紛れもなく、超ハイスペックだ。

「もう下に着いとぉでぇ?」

目を回している貴方の顔を覗き込む隊員A2。
貴方の方はまだ方向感覚が定まらない。
しかし一応無事であることを告げる。

「んっふっふー。
 せやけど、ほんま色気の無い姿やなぁ。
 こっちが認識しとるとその姿なんやな。
 不思議やねぇ・・・って、ああ、説明は当然要るやんなぁ?」

勿論です→276に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
230

 
まずは真っ暗な中、慌てて携帯を取り出す。
しかし携帯が手から滑り落ちてしまった。
更に慌てて周りを手探りする。
・・・おかしい。
なぜ、真っ暗なのだろう?
モールは地上だというのに。
なぜ、携帯が落ちたのか。
紐付きのケースに入れて置いたのに。
更には、落ちた音だってしていない。
なんだか急にぞっとしてきて、立ち上がる。
まだ目の慣れていない暗闇の中、急に立ち上がったのでバランスを崩してしまった。
その拍子に購入した紐をばら撒けてしまう。

おや・・・?→186に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
231

 
建物に入ると、明暗差で一瞬何も見えなくなる。
暗さに慣れてきたが、隊員A2の姿は無い。
幸い、過去の隊員A2も居なかったようだ。
目の慣れない内に遭遇してたら、と、今になって少し身震いする。
さて・・・

二階へ向かう→325に移動
一階を探索する→78に移動
建物の外に出る→38に移動
この場に待機→63に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
232

 
「こちらの施設に来た時の話、ポッドでの移動の時の事だが、覚えているか?」

・・・セルについての話?
眠りについている人類を、統括管理してるセルが気に入らないとかいう。

「そうだ。危機管理がずさんと言ったな?
 その最たる部分が、重要な危機管理を人間に丸投げしている点だ。
 良いにせよ悪いにせよ、人間の管理者が人間であるということだ。
 その代表は誰だ?」

・・・総統括官殿?

「そうだ。総統だ。
 あれは実質、眠れる人々を支配している。
 確かに他の誰よりも様々な職務をこなしている。
 その中で私が問題視しているのは、優秀な脳の持ち主を選別していることだ。
 何のための選別か・・・それはクローンのためだ。
 広大な仮想空間を作りうる優秀な脳。
 具体的には、仮想空間に向かない脳と比べると、数百倍の領域を持つ優秀さなのだ。
 そんなシステムに都合の良い脳の持ち主の、クローンを大量に用意する野望があるのだ。
 今の総統は・・・ね。」

なぜ・・・?

「今の人類は死なない。
 少なくとも意識だけとはいえ、死なずに生き残り続けるシステムだ。
 だが、その人間本体の脳は150年前後で、活動の限界を迎える。
 完全な不死というわけではない、残念ながらね。
 残った意識はどうなるか?
 それは他人の脳が作り出す、仮想空間に存在することでカバーするのだ。
 それが人間の生存のために造られた、システムのあり方だからだ。
 人を最大限生かすことこそが、そもそものシステムの始まりだからだ。
 だが、意識だけの人が増え続ければ、いずれ問題も生じてくる。
 要領不足という問題が。
 そこで今の総統が打開策として、クローン計画を立てたのだ。」

なるほど。そこにどんな問題が?→67に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
233

 
久しぶりにゲームを買うことにした。
何時以来だろうか。
好みのゲームを物色し、一つ決めた。

会計を済まそう→306に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
234

 
匍匐前進でこの場からの離脱を開始。
途中で湿地帯に遭遇するが、比較的浅くて、問題なく進めた。
ただ、そこには巨大なヒルが生息していた。
泥に見えていたのが、実はヒルだったと気づいた時にはぎょっとした。
しかし、明るいうちだったので目視できた。
このヒル、なりはデカイが、剥がすのに苦労しなかったのも幸いした。
ともかく危険地帯は抜け出せたと思う。

一息つこうか→358に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
235

 
「おやおや、だめですねえ・・。」

手痛い一発を喰らう。
骨が折れそう・・・。

「折れませんよ、この程度撫でた位じゃ。
 終わっちゃうでしょ。」

なんで!?色々怖いこの人、ほんと!

気を取り直して!→60に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
236

 
いわれた方向に進んで来て見ると、先程の兵士?とは違った兵装の人物が居た。
リーダーだろうか?と、話しかけてみると

「こんにちは。
 私は、リーダーではなく補佐官だ。
 あいにくリーダーは別任務中でね。」

余り抑揚の無い話し方で何とも掴み難い人物が対応してくれた。

「本来なら、色々と説明してあげたいところなんだけどね。
 極秘任務なんかもも混じってるので、開示できる情報の取捨選択が難しくてね。
 面倒くさいので割愛するよ。
 体調は問題ないかね?
 優れた医療スタッフが居るから、何かあれば行くと良い。
 私は感知しないので自分で行ってね。」

・・・優しいんだか雑なんだか・・・。
おや?彼の後ろの写真は・・・

「ん?これかい?我が部隊の写真だ。
 兵装ではない砕けた服装姿で撮った写真を飾っていて不思議かね?
 ま、説明はしないがね。」

いちいち一言多い・・・。

「・・・君に頼みごとがある。
 聞いてくれたら色々説明しよう。」

頼みを聞く→160に移動
頼みを聞かない→137に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
237

 
記憶の照合が始まる。
2度目ともなると、この雑音にも慣れた。
姫、いや、隊員の表情が次第に変わる。
うっとりとした表情から、一瞬目を見開き、次いでだんだん無表情に。
事の成り行きに少し不安になってきた頃、

「・・・ん、大丈夫。
 ・・・理解した。」

どうやら戻ったようだ。
そういえば、口調はこういう感じだった。
単調と言うか、無駄が無いというか・・・。
しかし、よくよく見てみると耳が赤かった。
表情には出てないが、相当に恥ずかしいらしい。

「・・・余り見ないで。」

すみません→96に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
238

 
このままここに居ても何もならない。
そう判断し、警戒しつつも移動を始める。

そろそろ・・・→268に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
239

 
バシュッ!

不意打ちだったため、見事命中する!
何か、は暫く網の中で暴れたが静かになる。
それは何だか姿形がはっきりしないものだった。
捕獲後の指示は受けていないのでそのまま放置。
さて・・・

大声で隊員A2を呼ぶ→226に移動
まだ待機を解かない→242に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
240

 
城の通用口は、朽ちてぼろぼろだった。
無理に入ると、音を立てるかもしれない。

音を立てないように気をつけてはいる→203に移動
他を試すなら
城のすぐ西側にある大きな木→200に移動
二階付近から垂れ下がっているツタ→36に移動
のどちらかを選ぼう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
241

 
「とりあえずは会うてみんとわからんね。
 監禁するんやったら、後幾つか候補はあるけど、まずはここ。
 内部から外部への接続を妨害とか出来るなんて、選択肢は相当に狭くなる。
 まとまった設備になると余計にね。

 ここはとにかく広いねん。
 はぐれたりしたら、迷わず端末を探しぃ。
 んで、出来るだけ速やかに離脱しぃね。
 これが新しい約束やで?ええね?

 ほな、行こぉかぁ?」

了解、行きましょう→92に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
242

 
油断は禁物とばかりに警戒を解かず、構えてひたすら待つ。
・・・ぱらぱら・・・背後で何かが落ちた気がした。
素早く背後に捕獲器を構え直す。

ドンッ!

何かが目の前に落ちてきた!
と同時に捕獲器を放つ。
これまた見事命中、無事捕獲完了!
先程の何かと同じくひとしきり暴れ、そして静かになる。

ドンッ!ドンッ!

ほっとしたのも束の間、目の前に二つ、何かが落ちてきて慌てて後ずさる。

「ほっほぉ、二人も捕まえてお手柄やねぇ。
 正直、自分居とってくれたから、勝てたようなもんやなぁ。
 これはもう、勲章もんやでぇ?」

間違いない、隊員A2だ!
というか・・・べた褒めだな。
もう一つの人影は既に捕縛されていた。

「いやー。まいった。
 3人も居とぉとは・・・。
 ちょぉ、死ぬか思たわぁ。
 しかも全員変装できよぉとか、想定外や。
 学習しとんかのぉ・・・。」

それってまずいのでは・・・。

「もっとまずいんは、数が合わん。
 っちゅうんは、僕の知っとぉのより、相当数が多い気がするわ。」

・・・。

「とにかくここに隊長は居らんかった。
 こいつらも向こうのも始末してまおか。
 んで、とっとと次行こかぁ・・・。」

了解~・・・始末!?→338に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
243

 
「どうやら、あの廃溶鉱炉の中らしい。
 この状況下で熱には強いと判断したんだろう。」

要救助者を確認して声をかける。

「誰かいるか!?返事をしてくれ!」

班長、隊員A3が声をかけると

カァーン!カァーン!カァーン!

逃げ込んだ人が、壁を叩いて反応する。

「よし、まだ無事のようだな。
 A4、足場を組んで横穴作る準備。
 A5、撤退路の構築と安定化作業を。」

他の二人がてきぱきと作業を進める。
炉の真横に足場を作り出していく。
来る時に通ってきた、あの白い何かで作り上げられていく。
綺麗に足場が出来上がったた所で、もう一人が撤退路を作り出す。
貴方は、足場の上に登るよう指示される。

「今から炉の横に穴を開ける。
 要救助者を見つけたら、引っ張り出して担ぎだしてくれ。
 そしたら直ぐにも撤退だ。」

シュイイイン

静かな音を立てながら、廃溶鉱炉の側面に、人が通れる位の穴を開けていく。
実に見事な円状だ・・・。

バズッ

切り取り終わると同時に、その部分が突然蒸発・・・いや、消えたと言うべきか。
慣れない事で判断が付かない。
しかし、今は助け出すことが先決だ。

「た!助かった!」
「もう、もう、助からないかと・・・」
「黒・・・黒・・・」
「・・・」

要救助者は4人。
意識のはっきりしているもの2名。
気の触れた者、1名。
気を失った者、1名。
貴方はその内の、意識がはっきりしている一人を担当する。
体調を聞き、他に要救助者が居ないか聴取の後、担いで撤退に備える。

「撤退路、確保。安定化、完了。
 崩壊現象、安全レベル。
 オールグリーン、撤退行動へ移行。」

さっさとおさらば→318に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
244

 
「隊員A2が君を特に褒めていたよ。
 あれは物腰は柔らかいが、ああ見えて人を褒めることなど滅多に無いのだよ。
 そうそう、滅多に無いといえば、補佐官も君を褒めていたな。
 珍しい二人からの賛辞だ。
 素直に君を評価すべきだろう。」

補佐官まで・・・。
計画にとってはプラスとなるかも?

「君には後日、特別に賞与を授けよう。
 多少ではあるが権限の類だったり、物だったりだな。
 希望するならば隊長職の授与も考えよう。
 現実世界を任せられる人材は数少ない。
 大いに期待している。」

貴方は敬礼をもって答える。

「こちらに来る時は苦労したろう。
 帰りは移動手段を用意しておいた。
 ・・・なんだその顔は。
 物理エラーにしても、転送にしても私のせいでは無いだろう。
 あの時用意していなかったのも、な。」

総統括官のこの言葉は、傍に居た隊長の渋い表情に向けてのようだ。
何故そんな渋い顔をしていたのだろう?
その理由は直ぐ分かった。
向こうの施設からこちらの施設への移動の際、非常に苦労をさせられた。
にも関わらず、施設間の移動、施設内への移動、その全てがとても楽になるのだという。
・・・オービスセプテムにはあったのだ、ありとあらゆる設備への移動手段が。
つまり用意さえあれば、ノウェムからセプテムへの移動は楽だったのだ。
それを聞いてげんなりしたものの・・・

移動手段はなんと・・・!→193に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
245

 
「隊長さんは多くを語らんし、何よりたまに突拍子も無い行動をとるねん。
 部下を信用しきっとんのやろね、後のことは任せる!見たいな。
 でも振れ幅が極端やねんなぁ・・・。

 補佐官殿は・・・短くまとめると、ザ・不思議やね。
 普段は隊員第一主義ではあるねんけど、そこには個人的な感情は一切入ってないって言うか無視。
 個より隊、隊より全、あー・・・そういう感じでは隊員第一ゆーよりは全体主義者かなぁ?
 まぁ、その考えを押し付けてきたりまではせぇへんけど。
 あの時、僕の捕獲についても手を抜いとったらしいなぁ。
 あの性格やから、自分はバックアップやって決めとったかもね。
 もしくは異端の存在なんて要らん思うとったかもしれんけど。
 まぁ、あの二人居らんでも総統さん一人で行けるゆーか、圧倒的に強いからなぁ。」

そうなんだ!?

「総統さんは本気の僕より強いで。
 保護のために取り押さえる、ってなると違ぉただけで。
 総統さん≧補佐官殿>僕>隊長さん。
 僕はそう見とぉよ。」

予想外?の序列だ。

「せやから、隊長さんが僕相手に一人で来るとは思えんのやけどなぁ。
 1対1では相手にならん・・・と言うのは言い過ぎかも知れんけど、それに近いのは知っとおはず。
 せやのに、戦闘真っ只中って思われる場所にマーカーを残しとぉやろぉ。
 下手したら応援来ても役立たんやん?
 ・・・実際二人、即脱落してもぉたけど。
 ただ、マーカー付けたんが隊長さんが付けたんか、過去の僕かで変わるけどな。
 ちゅうか、そのマーカー自体、過去の僕が扱えるんやろかね?
 なんせ疑問だらけやね。」

仰るとおり→241に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
246

 
どうやら結果は芳しくない。
隊長の班は、一人が任務失敗。
こちらの班も一人が任務失敗。
今現在、成功した人を今拾いに行く所だ。

「すみません。不甲斐ない。」

落ち込む隊員に通信で慰めの言葉をかける。
あの赤いのは酷いよね、とか、しつこ過ぎるよね、とか。
この言葉には、成功した隊員からも一様に賛同を得る。
多少気が紛れたのか、任務の内容を語ってくれるまでには持ち直した。

結果報告の後、次の割り当てを決めた。
隊長班は、任務成功者が失敗任務の補填に向かい、隊長本人は新しいエリアに。
貴方の班は、貴方が失敗任務の補填に当たることになったので、先に同乗者を新しいエリアに送ることにした。
着いた先でお互いの成功を祈り別れる。

今現在、失敗任務のエリアに移動中だ。
失敗したその内容をおさらいしよう。
気分を持ち直した彼が通信で語ってくれている。

その内容は→332に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
247

 
良いアイデアは思い浮かばなかった・・・。
悩んでいる間に、ふっ、と体が軽くなる。
何故だろう?と思う貴方の目の前を縄跳びがするする上っていく。
いや違う・・・貴方が落下しているのだ!
ようやくそれに気付いた時には、既に見渡す限り周りは真っ暗闇だった。
最早縄跳びも本屋も見えはしない・・・。

(落下END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
248

 
商品を袋に詰めてもらい、会計を済ませた。
店を出ようとした矢先、ぐらぐらゆれ始めた。
地震だ!
とっさに身構えようとしたのだが、揺れは直ぐに収まった。
店員さんと顔を合わせ、お互い苦笑いする。
すると、フッ・・・と明かりが消えた。
どうやら停電のようだ。
貴方は・・・

落ち着いて周りを見渡す→364に移動
携帯を取り出す→230に移動
店員さんに声をかける→166に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
249

 
「通信班が良いか。それも悪くない。」

なんだか不思議な口調だ。

それより皆は?→181に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
250

 
運を試してみよう。
サイコロを振る前に、偶数が出るか奇数が出るか選んでおく。
見事選んだほうが出ればアイデアが浮かぶ。
例えその答えが単純な事でも、異常事態の状況下では思い浮かぶかは半々だろう。

アイデアが浮かんだ!→178に移動
浮かばなかった・・・→247に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
251

 
見えているうちに出来るだけ早く、走ってでも辿り着くべきだ!
そう思って走り出す。
走り出した。
・・・そのはずだった。
地面を蹴る感覚は・・・無い。
自分がどの方向を向いているか分からない。
見えているのが本屋かも分からない。
一体・・・これはなんだ??
全ての認識があいまいになっていく。
やがて貴方は考えるのをやめた。

(思考停止END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
252

 
「おや、持ち直しましたねぇ。
 少し見直しましたよ。」

結構派手に一発見舞ったのに。

「お返しがとても楽しみです。」

遠慮させて頂きます。

次も勝つ!→60に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
253

 
目標がでかい事もあって見事命中。

「ギィイアアアアアアア!!!」

おっと、どうやら目にも入ったようだ。
あれはしみるだろうな・・・。
事実、ドラゴンは暴れまわっている。
あの部分にファイアボムを決める必要があるのだが・・・。
暴れまわるドラゴンに狙いをつけられない。

「・・・貸して。」

言うが早いか、姫、いや通信隊員がひったくり、すぐさまドラゴンに投げつける。
ああ、そんな良く狙いもせず・・・。
って言うか何処投げてるの!

ドン!ドッゴオオオオオオオオン!

「ギィイイアアアアアアアアアアア!!!」

通信隊員は明後日の方向に投げたと思った。
しかしそこには丁度奴の顔が。
なんで?

「・・・なんとなく、リズム、あった。
 ・・・顔の位置、予測ついた。」

補佐官も凄いがこの人も凄いな・・・。
顔面を焼かれたドラゴンはのた打ち回る。
ちょっとした災害レベルの暴れようだ。
地面に顔をこすり付たり、色々してるが、それ位でガソリンの延焼は消えない。

勝利は目前か??→304に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
254

 
モールの2階にある手芸店にやってきた。
毛糸は勿論のこと、様々なクラフト用品が置いてある。
貴方は・・・

手編み用の毛糸を購入→374に移動
毛糸をやめ、ファンシーな小物に→42に移動
毛糸をやめ、クラフト用(小袋等)の紐に→46に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
255

 
「ほな、飛ばすよぉ?」

言うが早いか凄い速度で進んでいく。
いきなりで慌てたものの、追いつけない速度というわけでもなかった。

「んっふっふー。さっすがぁ~」

やんわりと感心しつつも高速で先を進む。
この人も凄い人なんだと実感する。
なんせ後ろに居るこちらの様子を見ながら、つまり完全に後ろを見ながら移動しているのだから。
二人は相当な速度でどんどん撤退を進める。

「ん~・・・?」

何だろう?
相方の人がしきりに不思議がる。

「おかしいなぁ・・・?
 もう出てもええ頃やねんけど・・・。
 どないなっとん・・・?」

止まるように指示され速度を落とす。

何なんだろう?→90に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
256

 
様子を見るだけのつもりだった。
しかし、そこには隙間も無いほどびっちりの警備システム!
赤く光る球体がひしめきあっていた。

貴方は一瞬で捕らえられた→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
257

 
モールの中ほどにある玩具店にやってきた。
1階から3階に渡って店舗を構えた、ここらでは割合大きな店だ。
貴方はここで・・・

ゲームを買う→233に移動
カラフルな縄跳びを買う→157に移動
プラモデルを買う→162に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
258

 
負けずに根気良く説明を続ける。
隊員・・・いや、姫の表情がどんどん曇る。
まずいぞこれは・・・。

「姫から離れろ!」

振り返ると真っ赤な身なりの騎士が現れた。
その姿を見るや、姫は悲しげに顔を伏せる。
次の瞬間、もの凄い力で腕を掴まれ、あっけなく外に放り出された。
ここ二階っ・・・

ずどんっ

鈍い音を立てて地面に落とされる。
息も絶え絶えに、ようやく体を起こしたらそこにはドラゴン・・・。
立ち上がる間もなく炎の息が貴方を襲う。

ああ、彼“が”ドラゴンなのか→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
259

 
なおも待機を続ける。

ドーン!

いきなり建物内で爆発音が!

ドドーン!ドーン!

立て続けに爆発が起きる。

ドシャア!

不意に貴方の目の前に何かが転がり出る!

勿論、捕獲器を射出!→239に移動
ちゃんと対象を確認する→383に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
260

 
建物周辺を探索すると、日向側には出入り口があった。
扉の無い、開け放たれた大きな出入り口だ。
他には窓の一つも見当たらない。
良く見ると、窓は何かによって塗り固められた様だ。
となると、採光口の殆ど無い建物内は、ほぼ真っ暗と言うことだろう。
暗闇の中だとすると彼らと同じ土俵で戦うのは無謀では?
正面は隊員A2の行ったルートのはずだ。
なら、正面側に関する選択は無いだろう。
貴方は・・・

裏口から突入する→147に移動
このまま裏口側で待機→172に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
261

 
上手い具合に丈夫な所だけ、踏み渡る。
崩れもしなかったし、音も立ててない。
上出来だろう。
バルコニーに無事飛び移れた。

さあ安全確認だ→278に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
262

 
隊長の説明によると、夜こそ危険とのことだ。
彼は夜目が恐ろしく利くらしい。
ジャングルも不利なので、開けた地が必要となる。
そのための場所は見つけてあり、後は誘き出すだけ。
狩猟者である彼は狩られた事が無いため、他人の作る罠には掛かるはずだとのこと。

「後は誘き出すためのおとりだが・・・。」

貴方は、当然自分だろうと手を上げる。
直接の戦闘で勝てる見込みは無いのだし。

「すまんな。何とか私がけりをつける。」

気弱に感じるのは気のせいだろうか・・・。

さあ捕獲作戦開始だ→284に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
263

 
残った数の分だけ出したくない数を選ぶ。
1つの場合。
凶を一つ選ぶ。
2つの場合。
選んだ目と裏目(7-選んだ数)が共に凶。
3つの場合。
奇数か偶数、出したくないほうを凶とする。
4つの場合。
数を選び、裏目(7-選んだ数)と共に吉とする。
こちらは出したい数の方となる。
結果は?

やってやりました、吉だ!→329に移動
やっちゃいました・・・凶→197に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
264

 
「実のところ、あの時の我が部隊は、闇にとらわれる寸前だった。
 それで私は部隊を他の場所へ、強制的に飛ばしたのだ。
 だが、そこで問題が生じた。
 無理やりに飛ばしたためか、予測外の異常が頻発してしまった。
 そこで今、最も必要な技能は観測班だ。
 幸い、君は観測技能を研いで来た。
 我々は君の力を必要としている。」

貴方は了解し、早速行動に移ろうと促す。

「・・・事態は単純ではない。
 観測班の技術の、更に上の上を目指してもらわねばならない。
 その過程で必ず分かってしまう事があって、これが大きな問題を抱えている。
 恐らく君は大きな衝撃を受けるだろう。
 下手すれば私を恨むかもしれない。
 心の準備だけはしておいてくれ。

 もう一度だけ聞く。覚悟は良いかね?」

良い→274に移動
良くない→76に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
265

 
~第七章~
・・・恐るべき狩猟者・・・

・・・
・・

到着したのは、四方がジャングルに囲まれている場所だった。
今までなら、時代の新旧はたしかにあったように思う。
しかし、何かしら文明の中であったはずだ。
こんな未開の土地、なんてのは嫌な予感しかしないな・・・。
他の隊員達と、相談しようと振り返る。

「・・・・・」
「・・・・・」

何故か真っ青な顔の二人、声をかけてみても反応無し。
大きく揺さぶるとようやく正気に戻った。

「駄目ですここは!」

ひそひそ声になりつつも、必死で主張する。
理由が分からないので何故なのかと聞く。

「隊員A2のホームなんです!
 彼は、こういうゲリラ戦の寵児なんです!
 彼を初めて救出した時もそうだったのに、何で忘れてたのか・・・。」

なんだそのゲリラ戦の寵児って・・・どんな需要があるんだよ。
ってか、二人ともがトラウマになるほどの目に合わされたのか。
・・・あのゆるい感じから想像できないな。
ともあれ、彼らの話が本当なら、このちょっと開けた場所はまずい。
急いで隠れられる位置まで移動しなければならないだろう。
まだ固まってる隊員を小突いて移動を促す。

移動開始→5に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
266

 
敵の警戒を利用するつもりで盾を構える。
この盾があればそうそう手は出してこないだろう。
確かにそう踏んだ通りだった。
貴方には手を出さなかった。
代わりに、貴方の足場ごと城を削り取り、空高くへ放り上げた。
無事な方の手で、力一杯に。
この時点で貴方は負けを確信していた・・・が、彼はそれだけで許しはしなかった。
貴方に渾身の炎の息を吹きつけたのだ。

ドラゴンの仕返し完了→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
267

 
建物内外の明暗差は深刻だ。
暗闇では彼らに敵わないだろう。
なら相手のフィールドに立つ必要は無い。
建物側面、出口を横から狙う位置に構える。

・・・
・・

ただただ時間が過ぎていく。
このままここで待ち続けていいのだろうか?

せめて明暗差の無い裏口から突入する→147に移動
やはりこのままここで待機する→259に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
268

 
今度は足元にも気をつけつつ3階に登る。
3階に登り切り、足を一歩踏み出した。

ピンッ!

何かが足に引っかかった、そう思ったと同時に吹っ飛ばされる。
しまった!トラップだ!
気づいた時には、瓦礫の下敷きになった後。
おかしいな・・・足元には気を付けていたのに・・・。
さすがプロと言うべきなのだろうか。
等と余裕があるわけではなく、瓦礫の余りの重みで気が遠のいていく・・・。

気付くと・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
269

 
今、二階へと登りきった所だ。
先程見えていた通り、天井が崩落している。
外壁を巻き込んで崩落したようだ。
なので、そこより先に進むことは出来ないが、外側へは出れるようだ。
崩落した部分からバルコニーが見えている。
多少危険だが、バルコニーには出れそうだ。

バルコニーに出る→308に移動
それ以外の方法をとるなら、厨房まで戻り、
ドラゴンの居る、玄関ホールへ向かう→369に移動
通路を奥へ進む→180に移動
のうちから選ぶこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
270

 
飛び込んできた人に、異常事態の詳しい話を聞いてみることにする。
その前に、大きな音に腰を抜かしてしまった店長を助け起こす。
大きな図体で肝っ玉の小さい・・・。

「さっきの揺れが原因だと思うんだが、ここら一帯は停電を起こしたんだ。
 でもそれは電気が使えない程度で、今は大したことじゃない。
 それより外は真っ暗なんだよ!
 まだ夕方だったのに!!」

大げさに話しているんじゃないの?
そう思いつつも、数人が店の外を確認する。
すると、話の通り、いやそれ以上に異常な程、周りが真っ暗闇だと確認できた。
店の中の人達は一所に集まり、この事態にどうすべきか相談を始める。
店主が奥からろうそくを持ってきてくれた。

「外の暗闇は店の中まで及んでいません。
 しかし、何時までも持つとも限りません。
 幸い、非常用に明かりもあります。
 食糧の備蓄も、寝袋も用意してあります。
 状況が分かるまではここで避難されてはいかがでしょう?」

店主がそう切り出してくれたので、皆、一様に安堵の表情を浮かべた。

「お言葉はありがたいのですが・・・。
 家が心配です。
 急ぎ家に帰らないと・・・。」

そういって聞かない人も中には居た。
そこで店主が、

「せめてこれだけでもお持ち下さい。
 明かりのストックは十分にありますので、どうかお気になさらず。
 どうかお気をつけて。」

懐中電灯とろうそく、マッチを持たせた。
彼らはそれらを受け取ると、感謝しつつ暗闇の中に消えていった。
この後も暫くは人の出入りが在ったが、それも落ち着いてきた。
そこで改めて現状を整理することに・・・。

今現在、店内には7人→150に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
271

 
さしたる脅威も感じないまま探索が済む。
何事も無くてよかった。

要救助者は?→243に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
272

 
「はぁ~~~にしてもえらい目に会うたわ・・・。」

「いやー。まいった。
 3人も居とぉとは・・・。
 ちょぉ、死ぬか思たわぁ。
 しかも全員変装できよぉとか、想定外や。
 学習しとんかのぉ・・・。」

それってまずいのでは・・・。

「もっとまずいんは、数が合わん。
 っちゅうんは、僕の知っとぉのより、相当数が多い気がするわ。」

・・・。

「とにかくここに隊長は居らんかった。
 こいつらも向こうのも始末してまおか。
 んで、とっとと次行こかぁ・・・。」

了解~・・・始末って!?→338に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
273

 
誰かが一緒なら心強いと思い、声をかける。
しかし返事が無い。
おかしい・・・。
つい今しがた顔を合わせたのに。
しかも周りはどんどん暗くなっていく。
・・・どんどん?
ここでおかしいことに気付き始めた。
地上2階部分なのに何故暗くなるのだろう?
まだ夕方だというのに・・・。
急に怖くなり、扉を開けて店を出る。
・・・そのつもりだった。
押し開けるはずの扉の感触が無かった。
それどころか、踏み出した足に感触が無い。
地面が・・・ない!
恐らく今、どんどんと落下している。
落下していると言うのに何故恐らくなどという感情を抱くのか?
それは既に色んな感覚が消えたからだ。
明るさも、感触も、温度も、上下も・・・。
何も分からなくなり、遂には意識さえも。

(全感喪失END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
274

 
~第三章~
・・・本当の寝覚め・・・

「では・・・まずは起きたまえ。」

どういう意味だろう?
言葉の意味を問う前に視界が暗転する。
次いで目が開く。
開く・・・?起きてたはずだが?

ぼやけてよく見えない・・・。
何だか暗い・・・。
体が冷たい・・・。
おかしい・・・。
体が動かせない・・・。

不意に視界が明るくなり、顔から何かが剥ぎ取られる。
貴方は急なことにむせこんでしまう。
むせる?何に??
顔からはがされたそれは、何だ??
喉からずるずる何かが引き出されていく。
貴方はそこでもう一度むせこむ。

一体何が・・・→29に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
275

 
貴方は今、巨大な球状の施設の内側に居る。
施設を見回してみると、内側は球状の何かで埋め尽くされていた。
よくよく観察してみると、中には人が収められているのが見える。
あれは救助された人を運んだポッドだ!

「これらは、人の脳を情報端末化し、繋ぎ合わせるマスシステムだ。
 君も、私も、我が隊員も、皆、かつてアレに繋がれていた。」

・・・何の冗談だろう?
まるで映画の世界だ。

「映画の世界・・・なるほど、そうだね。
 君の世界は、色んな文化の混在し、発展しいた世界だったな。
 そのためなのだろうか?君はある程度この状況を理解している。
 映画とか小説等の形で見聞きしたという・・・そう、言わば既視感。
 そういったもののお陰で案外スムーズに受け入れようとしている。

 さて・・・君が繋がれていたのは・・・あの辺だ。
 あの一帯をマーテルノウェムと言う。」

モールの名前??

「このマスシステムは、管理下の脳内世界に、何らかの形で存在している。
 意図的か、そうでないのかは不明だが。
 これらのシステムは、言ってみれば人の脳を“間借り”している形だ。
 そのために繋がれているとも言える。」

意味が分からな過ぎる。

「ここは、世界の統括者、セルの世界。
 セルとは、全てを統括するシステムだ。
 さて・・・質問を受け付けよう。
 分かる範囲でなら答えよう。」

何故人間はつながれているのか?→315に移動
何故電脳空間を見せられていたのか?→337に移動
何故自分達は抜け出せているのか?→224に移動
夢の中といわれた世界でも夢を見たのは?→116に移動
質問は無い→289に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
276

 
「あの場は離脱する必要があったんよ。
 可及的速やかにって奴やね。」

隊長と合流する方が良いのでは・・・?

「あー・・・んー・・・そぉやね・・・。
 ほな自分、ちょっと後ろ向いてぇ?」

色々疑問符だらけだが、言うことを聞く。

「さて、君、もうこっち向いても良いよ。」

???あれ?
疑問符が更にでかくなりながら振り返る。
そこには・・・

「おやおや、なんて顔してるの、君。
 私には出会いたくなかったかのようだね。
 君、自分が失礼な奴だと理解してる?」

補佐官殿!!?貴方は驚愕の表情で固まる。
途端に補佐官殿がニヤリと顔を歪ませる。
あれ?こんな笑い方しそうに無いんだが。

「んっふっふー。どぉやった?」

・・・隊員A2・・・!?

「これな、僕の特技の一つやねん。」

何という特技・・・→211に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
277

 
「私の隊は、私が隊に入ってから今までの間、個人的に認めた者達が多い。
 補佐官、隊員A2を除いてな。
 あの二人は総統に預けられた者達だ。
 押し付けられたと言っても良い。」

押し付けられた?

「恐らくは監視ということだろう。
 そもそも補佐官は、全部隊に一人居る。
 “何の”補佐官かは分からない、が、すべからく皆が恐ろしく高いポテンシャルを持っている。
 ただし、出自については全くの不明だ。
 調べることさえ出来ない。

 もう一人の例外、隊員A2について。
 彼が総統をどれ程深く敬愛しているのかは、もう聞いたかな?」

貴方が頷くのをみて隊長が言葉を続ける。

「あれは妄信と言っても良い。
 総統の言葉なら疑うこともしないだろうな。
 総統のためともなれば、恐らく隊のことは二の次、いやそもそも大事には思っていないだろう。
 補佐官についても似たようなものだ。
 普段は隊を第一に行動をしているが、システムに害と判断すれば隊をも切る。
 総統の犬か、システムの犬か・・・。
 あの二人は崇拝する対象が違うだけだで、似たような物だろうな。
 だから私は、彼らを積極的に重用もしないし外にも出さない。
 我が隊の安全のためにね。」

なるほど。所でこの状況は?

「この状況についてだね。
 さっき言ったね?今までの全てが芝居だと。
 君があの闇に遭遇し、救出されてからここに至るまで、その全てが芝居だ。
 この状況を作り出すためのね。」

・・・つまり救助されてからの訓練も?
こちらに飛ばされた皆を救出する全ても?

「そうだ。
 事故そのものは偶発的なもので、私が意図した出来事ではない。
 だが、救出後から今までについては私の意図したものだ。
 隊員達をこちらに飛ばしたのも、隊員A2の世界が閉ざされているのも。」

衝撃の事実にしばし固まる・・・が、次第に沸々と怒りが込み上げる。

「君の言いたいことは何となく分かる。
 が、まずは言い分を聞いてくれ。」

・・・聞きましょう→232に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
278

 
周りを見回すと、目の端に人影が見えた。
目を凝らしてよく見ると、それは囚われの姫、通信班の隊員だ!

部屋に入る以外無い!→85に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
279

 
一目散に城から距離をとる。
見ると城越しに睨み付けるドラゴンが!
だがこの距離なら大丈夫だろう。
そうたかをくくっていたら・・・

ブゴオオオオオオオオオオ!

炎の息ではなく、巨大な炎の玉迫ってくる!
炎の息なら避けようもあったかもしれない。
しかしこの巨大な炎の玉は、大きさを維持しながら迫り来る!

その結果・・・うぇるだーん→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
280

 
隊長は黙ってじっと貴方を見ている。
何だか分析されているような気分だ。
人である隊長に、ではなく、何かしらの機械に、という意味でだ。

「非常に喜ばしい決断だ。
 予備の方策は、それこそ多分に用意していた。
 が、使わなくて良いのは幸いだ。」

なお厳しい表情の隊長に不安を覚える。

「すまん。
 これからの事を色々勘案していた。
 一大決心を要することなのだよ、システムに逆らうという決断は、ね。」

妙に緊張してきた。

「では作戦の概要を説明しよう。」

その内容とは・・・→155に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
281

 
真っ暗闇をずりずりと匍匐前進する。
途中で湿地帯に遭遇するが、比較的浅くて、問題なく進めた。
匍匐前進をとにかく続ける、それしかない。
しかし不意にめまいがし始めた。
何事かと目を擦ろうとすると、

ぶにっ・・・

妙な感覚が・・・。
何事かと別の方の手で手の甲を確認すると、何かが吸い付いている!
暗さでよく分からないが、巨大ヒルらしい。
慌てて全身を確認すると、全身ヒルだらけ。
吸い付く部分の感覚を麻痺させてたらしい。
もはや失血状態でまともに動けもしない。
使えるうちに緊急脱出を使うことにする。

例外権で緊急脱出する→311に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
282

 
闇が出た!?
何かの検知情報が、ヘルメット前面に警告音と共に表示される。
実際これは、貴方が見つけるより早い。

「物事に絶対なんてものは無い。
 あくまで念のためなんだよ。」

と、慰めてくれたが・・・。
出現した闇は、比較的遠くの方で、かつほんの少しだったようだ。
その程度なら問題ないらしい。

要救助者は?→243に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
283

 
急ぎ本屋に向かおうと、足を踏み出した。
が、その足は地面を踏むことは無かった。
それどころかどんどんと落ちている様だ。
落下の感覚はまるで無い。
なのに何故落ちていると分かるのか?
理由は簡単で、先程ぶちまけた紐が、どんどん上へと上っているからだ。
あの目標の本屋もどんどん上に上る。
つまりは貴方が落下しているからだ。
幸運だったのは、恐怖を感じるより前に貴方の意識は遠のいていったことだろう。

(奈落気絶END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
284

 
見渡す限り、平原が広がっている所に居る。
遠くに森、反対側は崖になっている。
逃げ場所が少ないように、との配慮だ。
加えて、方々に罠を仕掛けておいてある。
後は隊員A2がやってくるのを待つだけだ。
隊長がおびき寄せる工作をしてるらしい。
貴方はじっと待つだけの身ではあるが。
・・・
・・

何もなく、ただただ時が過ぎていた・・・が、突如周りの雰囲気が変わった!
どうやら来たようだ。
言われた通り、罠の中心部で身構える。

ボーン! ドドン! キーン!

あちこちで爆発音やら金属音が鳴る。
罠は作動しているが、捕獲できていなさそうだ。
んん?
目の端に何か異様な風体の生物を確認した!
黒っぽい姿の・・・獣?人?

「気をつけろ!そいつが隊員A2だ!」

やっぱりと思うより早く、急激に迫りくる!
彼は貴方に到達する前に、幾つか罠を巻き込むも意に介さず、突進速度も衰えない。
ついに貴方の目の前にまで来た!
隊員A2は眼前の貴方を強烈に弾き飛ばした。

吹っ飛ぶ貴方は→45に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
285

 
頑丈なこのツタは、とても登り易かった。
するすると登り、二階のバルコニーに着く。
思いの他上手く行き、拍子抜けだ。

とは言えまずはあたりを見回そう→278に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
286

 
そうだ、ここは自分に有利な空間。
そう思い立ち、防壁を構築し始める。
よし、これで万全。・・・と思ったらまたしても効果無しで、ヤツは難なくすり抜けてくる!
慌てふためく貴方を尻目にずんずん近づく赤いヤツ。
そいつにあっさり捕まってしまった。

貴方のターン、は無い→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
287

 
何もしないよりはましだろう。
意を決して裏口より突入を開始する。

突入!→147に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
288

 
三階に向かってそろりそろりと登っていく。
踊り場まで来た時、

ガコーン!!!

何かに躓き、大きな音を立ててしまう!
この瞬間、何か狙われている感覚に襲われる!
どうすべきだろうか?

急いで三階に上る→216に移動
急いで二階に降りる→199に移動
その場で待機→169に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
289

 
「・・・本当に無いのかね?
 理解が早いのは良いことなのだが、かえって不安だよ。」

凄く渋い顔をしてこちらを見つめる。
長い長い沈黙が訪れた。
やがて大きなため息と共に、

「こうしていても仕方ないしな・・・」

そうですね→175に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
290

 
窓は嵌め殺しだった!
それも当然か。
これは宙に浮かぶ島と島を繋ぐモノレールだ。
並みの落下では収まらないだろう。
普通の人がするはずの無い貴方の行動は、人々の不審を招いた。
これにより、不審者の情報を得たあの赤い奴の動きが早まる。
何倍だとかはあえて言うまい。
程なく貴方は捕獲されることになる。

認めたくな・・・→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
291

 
派手に何かに躓き、転んでしまった。
人にせよ荷物にせよ、それは問題ではない。
問題は直ぐ後ろに赤い奴が居たことだ。

恥ずかしくも捕縛→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
292

 
十数分もすると、隊長たちが帰ってきた。
だが、貴方が覚えているのはここまでとなる。
気付いたら、何となく見慣れた風景。
何かの違和感は覚えている・・・。
しかし最終的に分からないままになってしまう。
そう、今は別の人生を歩んでいる・・・。

(いつの間にか別の人生END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
293

 
「ほぉ、思ったより。いや想定外。
 君、そこそこ。 いや、ちょっとは?
 いや、なんとか使えるんだね。」

・・・なんて腹立たしさ。

「でもまだ駄目だね。
 もう少し訓練続けようか・・・。」

え、あ、やだ・・・。
・・・
・・

更に2時間程しごかれた。
時間の緩やかな仮想空間がメインだった。
だから実際の所は・・・。

訓練後、休憩をもらってぐったりしてると

ビー!ビー!ビー!

突然、警報が鳴り響く!

緊急事態?→64に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
294

 
トイレの中に駆け込む!
と同時に目の前に赤い球体!
トイレの中から出てきたらしい。
突然の遭遇に避ける間もなく・・・。

捕獲された・・・→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
295

 
「君は確かに隊長にそそのかされたのだよ。
 それは君が紛れも無く確固たる“個”であるからだ。
 我々は“個”である君を歓迎する。
 が、中途半端に優柔不断ではいけない。
 また、中途半端に悩むのも良くない。
 君がどっちつかずであったなら、私は君の処断について躊躇していなかったろう。」

血の気が引いていくのを感じる。
総統は付け加えて、即断できる方が好みだがね、と悪戯っぽく笑っていた。

「そもそも、これはある種言い訳だが、あの隊長のことは前から良く知っている。
 彼には忘れさせてはいるがね。
 私が総統括官になる前、私とあの隊長は同じ部隊に居たのだ。
 あの頃は私“の”部隊、であったがね。
 その頃から彼はとても人心掌握が巧い人物だった。

 ・・・そうとも。
 かつての私であっても、彼の片棒を担いだ程だったのだ。」

驚きすぎて言葉も出ない。
自嘲気味に総統括官は話を続ける。

「私の前任者もそうだったらしい。
 私の前任者であった人、男性だが、彼の時は気の置けない相棒だったようだ。
 とても信頼を置ける最高のパートナーだった。
 そう、彼は上手く人の懐に入り込む、前任者、そして私・・・君・・・。
 つまりこれで3度目にもなるのだ。
 彼は記憶を何度消しても変わらんのだな・・・。
 ある意味称賛に値するのかもな。」

この話を最後に、貴方は抵抗を放棄した。

「さて。もう少し話をしよう。」

まだ何かあるのですか→128に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
296

 
誰かが一緒なら心強いと思い、声をかける。
しかし返事が無い。
おかしい・・・。
つい今しがた顔を合わせたのに。
しかも周りはどんどん暗くなっていく。
・・・どんどん?
ここでおかしいことに気付き始めた。
地上2階部分なのに何故暗くなる?
まだ夕方だというのに・・・。
急に怖くなり、扉を開けて店を出る。
・・・そのつもりだった。
押し開けるはずの扉の感触が無かった。
その分勢い余ってつんのめり、買ったばかりの縄跳びをぶちまけてしまった。

おや・・・?→98に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
297

 
全身の筋肉がフルに活動するのを感じる。
総統の不意を突けたのを肌で感じる。
全身の骨格が滞りなく動くのを感じる。
総統がそれでも抵抗すべく動くを感じる。
・・・
・・

そのどれもが思い描いたままに流れた。
・・・
・・

はずだった。

「なるほどな。」

気付くと、頬が床に押し付けられていた。
貴方は総統の下に組み伏せられた格好だ。

「タイミング的には最良ではあったな。」

何が・・・どう??

「とりあえず自由は奪わせてもらおう。」

どうされるのだろう?→47に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
298

 
隊員A2には特に何をしろとの指示は受けていない。
何か動きがあるまでここで待機すべきか?
考えあぐねて、待機を選択する。
しかし遠くの建物で変化があったとして、その変化をいち早く察知できるだろうか?
仮に察知できたとして、迅速に対処できるだろうか?
遠すぎやしないだろうか?
そうやって逡巡した結果、結局貴方はどちらかを選ぶことにした。

隊員A2のルートを辿る→380に移動
別方向から接近→182に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
299

 
元の広場に戻ってきた。
それ自体は良かったが、ホームに目をやってみると・・・。
赤い奴で埋め尽くされていた。
ここまでするのか・・・。
ちょっと、いや、かなり呆れてしまう。
その時、奴らがいっせいにこちらを向く!
次の瞬間雪崩の様な奴らに押しつぶされる。

せめて優しく捕まえて・・・→113に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
300

 
「・・・」
「・・・」
「・・・」

皆一様に黙り込んでしまった。
どうしたら良い?
助けに行くなら命懸けになるだろう!
貴方なら・・・

店長を助けに行く→10に移動
避難袋を取りに行く→120に移動
思い浮かばない→8に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
301

 
そんなことをすれば、当然崖から転落するが、貴方には緊急脱出が使える。
一緒に落ちている彼が隊員A2で、怪我をしたとしても隊長が助けるだろう。
その流れで記憶の照合が出来れば・・・と、そう思っていた。
が、現実はそうならなかった。
落ちる中、貴方は首に噛み付かれた。
驚きと恐怖で思考が空回りし、更に意識も飛んだ・・・。
どうやら毒か何かの影響だったらしい。
余談だが、彼は崖などものともしない。
・・・
・・

目が覚めると、吊られている感覚がある。
意識はまだ朦朧としている。
これではまだ緊急脱出の手は使えない。
意識がはっきりするまでは様子見だ。
成り行きを見守るしかない。

成り行きを見守る→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
302

 
「はっはっはっ・・・。
 あーしんど・・・。
 数、おうてへんのはまぁしゃあない。
 けど、あれ、僕ちゃうやろ。」

なんだか輪郭のはっきりしない相手に、疲れ果てた隊員A2がぼやく。
今は少し離れた所に避難している。
ただ、何かの実験施設であるらしいこの部屋には、見渡す限り逃げ道は無い。

「まずいなぁ、あれ・・・。
 過去の僕、ゆーより理想の無敵な僕?
 誰の理想やねん・・・。
 殺り合いとぉないなぁ・・・。」

彼にしては珍しく泣き言を漏らしている。
部隊における彼は、もしもの時の懐刀。
泣き言が許される立場ではないからだ。

「ほんま、どないしよぉかね・・・?」

コツコツコツコツ・・・

無音で歩けるにもかかわらず足音が響く。
プレッシャーをかけているのだろう。

コツコツコッ・・・

足音が止まった!→53に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
303

 
一抹の不安を抱えつつ、静かに侵入する。
入って直ぐは大広間となっていた。
それ程古くないにも拘らず、天井は完全に抜け落ち、吹き抜けとなっている。
理由は簡単だった。
何故ならそれはドラゴンが飛び立つため場所を作ったから。
どうして分かるかって?見えているからだよ。
そう・・・奴は今目の前だ。
侵入者の貴方をはっきりと見据えている!
残念ながら、奴はずっと身構えていた。
それに貴方が気づいた時には、全身を豪炎に焼かれていた。

貴方の末路は→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
304

 
顔を焼かれた苦しさに暴れまわるドラゴン。
追い討ちをかけるべきか避難すべきか?
迷っていると、ドラゴンは突如上空に飛び立った。

「・・・いけない。
 ・・・あの方向には、湖が。」

消火するつもりか!
そうはさせまいと、急いで走り出す。
よろよろと不安定に飛び去るドラゴン。
日もそろそろ完全に落ちる頃だし、これを見失ったらやばいぞ!

追いつけるか!?→146に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
305

 
「君、自分が失礼な人間だと自覚してるかね?
 曲がりなりにも、私は一角の領主だよ?
 そもそも君という人物は、一介の騎士・・・なのかね?
 そんな何処の馬の骨とも分からない輩の言うことを、素直に聞くと思うかね?
 しかも相当に失礼な、奴の言い分をだよ?
 会ってやっただけでも、この上ない幸運とするべき所ではないのかね。」

重ね重ね、仰るとおりです・・・。
ではどうすれば良いと?

「そうだね・・・。こうしようか。
 木剣による模擬試合をする。
 君と私とでね。」

まじか・・・。

「君が勝てば掌を合わせる、だったかね?
 してあげようとも。
 望むなら他に褒美を与えてやってもいい。
 ただ、君が負けたら・・・君は私の奴隷だからね。
 良いね?」

良く無いわ!

「残念だけど辞退は出来ない、というかさせないよ。
 もう周りは兵で囲んでいるからね。」

くぉっ・・・相っ変わらず抜け目も隙間も無い・・・。
嫌々ながら仕方なく模擬試合に応じることにする。
嫌々ながら。

大事なこ・・・はともかくレディー?→60に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
306

 
レジのある、1階部分に降りてきた。
商品を袋に詰めてもらい、会計を済ませる。
店を出ようとした矢先、ぐらぐらゆれ始めた。
地震だ!
とっさに身構えようとしたのだが、揺れは直ぐに収まった。
店員さんと顔を合わせ、お互い苦笑いする。
すると、フッ・・・と明かりが消えた。
どうやら停電のようだ。
貴方は・・・

落ち着いて周りを見渡す→364に移動
携帯を取り出す→134に移動
店員さんに声をかける→273に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
307

 
一段落終えて通信ブースに落ち着きが戻る。

「・・・気を抜かない。
 ・・・今も救助活動してる。
 ・・・何が起きるか不明。」

その言葉にハッとし、改めて送られてくる膨大な情報に集中する。
すると観測班から新たな情報が。
要救助者の正確な位置が判明したらしい。
この情報を救助班に送らねば。

「・・・貴方がやって。
 ・・・私はノイズの除去に努める。
 ・・・場所が非常に悪い。
 ・・・強い熱源。
 ・・・後、電磁場があるみたい。」

了解です!→382に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
308

 
4-身体能力をする。
0以下なら自動的に吉。
1以上なら、その数だけ凶数を決める。
1の場合、一つ数字を決める。
2の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に凶。
3の場合、偶数奇数どちらかを凶数とする。
4の場合。
決めた数と裏目(7-決めた数)は共に吉。

吉が出た→261に移動
凶が出た→105に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
309

 
「ほな次行・・・」

バシュッ

見事に隊員A2に絡まる。

「ちょっ!なにっ!しよんねんっ!」

と隊員A2はもがきにもがく。
・・・捕まらないって言ってなかったっけ。

「ちょっ!これっ!ほどけっ!」

・・・てことはこれは隊員A2じゃない!てか解き方なんてそもそも聞いてない!
急いで構え直してあたりを警戒する!
隊員A2で無い何かはしばらく解こうともがいていたが、貴方が解除もせず警戒しているのを見て声もかけなくなり、やがて静かになった。

ドドーン!!

また派手な音がして、建物の外壁が吹っ飛ぶ。
そして貴方の目の前に何かが落ちてきた。
それは堅く縛り上げられた何かと、それを抱えた隊員A2だった。

警戒を解いちゃう?→272に移動
・・・撃っちゃう?→97に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
310

 
茂みに身を潜め、匍匐前進で進むことにする。
身を低く、隊員B4の消えた辺りまで進む。
走って逃げたもんだから結構な距離だ。
途中、何かの罠らしきものを発見した。
なるほど、これにやられたんだな・・・。
感心しつつ進み続け、消えた辺りに着く。

そこには・・・→187に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
311

 
脱出すると、5人が顔を覗き込んでいる。
一緒に行った二人は、先に戻っていた。
最終的には隊長も、相当時間がかかったものの戻ってきた。
隊長には色々聴きたいこともあるだろう。
しかし今回、いや今年の任務は失敗だ。
又来年、一からのやり直しとなってしまった。
暫くはこちらで他の隊の手伝いの毎日だ。
貴方達の任務は失敗に終わった。

(緊急脱出END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
312

 
受け取り損ねてしまった!

「・・・申し訳ない・・・。
 もっと安全に渡せればよかったが。
 もうこちらも限界のようだ。
 これに捉えられると逃げ出せない。
 どうか皆さん、逃げ延びて・・・」

なす術も無く店長が沈んでいく。
それを見て何人かはパニックを起こす。
無理も無い。逃げ場も希望も無いのだ。
一番親切にしてくれた人が犠牲となった。
平気で居られるはずがない。

時は経ち・・・→168に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
313

 
モノレールの乗車に必要なものは無かった。
券売機も無ければ駅員の姿も無い。
改札らしきものはあったが素通りできた。
少々拍子抜けだな・・・そう思っていたら、

ビー!ビー!キュイーンキュイーン!

けたたましい警報の音が鳴り響く!
やっぱり何か必要なのだろうか??
しかしこれだけの大音量の警報に、街行く人は気にも留めない。
これは・・・貴方専用の警報だ!
警告音するの方向を見ると、赤い光を点灯させた球体が見えた!
あれが警備システムだろうか?
何か利用できるものは無いか周りを見渡してみる。

改札の方は・・・丁度空いている。
トイレの方は・・・人は見あたらない。
ホームには既にモノレールが来ている。
貴方は・・・

ドラマのように発射直前に乗る→373に移動
改札から飛び出す→24に移動
赤い球体を避けてトイレに→31に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
314

 
ここは我慢のしどころだ!
総統が勲章を手にし、貴方の方へ戻る。
貴方は直立不動の姿勢で待ち構える。

「このたびの働きを鑑み、勲章を授ける。
 ・・・まぁそんなに畏まるな。」

そう言いつつ、総統が貴方の胸に勲章を付けようと近づいてくる。

そうだ!ここで手をひねる!→159に移動
いや!まだ危ない!→112に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
315

 
「全てを知っているわけではない。
 分かっていることの概要になるぞ。
 始まりは超高性能コンピュータ、セルにある。」

それが人間を駆逐した?

「その疑問は当然だが、君の世界の映画のようなことは起きていない。
 戦争さえも起きていないのだ。
 超高性能コンピュータセルは電脳世界と人とを繋いだ、ただそれだけだ。
 元々は、脳機能の補助システムとして生みだされたのだ。
 不慮の事故で不随になった。
 脳死と判断された。
 ・・・そういう人々を支援するためのシステムとして生み出された。
 脳機能の完全解析が掲げられ始まったのがセル計画。
 実際、その成果は目覚しいものだった。
 動かない体もある程度動かせるようになった。
 また、意識の無かった者とでも、意思の疎通が出来るまでになった。
 後者は電脳世界で、と言う条件付だが。
 脳機能を解析していく過程でセルが作り上げた世界、それが電脳世界だ。
 我々がつながれ、見せられていた世界。
 脳の完全解析を成しえたセルだからこそ、生み出すに至った世界なのだ。

 この頃、ある別の実験が行われいた。
 脳機能の余剰分の活用について、セルが“間借り”するという実験だった。
 秘密裏に進められたこの実験は、実に大きな成果を上げることとなった。
 セルの演算能力は数十倍に跳ね上がった。
 技術の更新・革新には色々あったが、協力者は増え続けた。
 その内、技術も安定してきて、電脳世界も公開されることとなる。
 この魅力的な空間は、驚くべき速さで世界に受け入れられた。
 結果として、脳の余剰分を大量に得たセルの性能は膨れ上がる。
 事実、あらゆる結果を一瞬で出し、お陰で科学技術は飛躍的に進歩した。

 やがて時が流れ、セルの技術は世界を覆い尽くすまでに至る。
 セルの中か、外か、そういう世界だったと聞く。
 セルの中では、ありとあらゆる災害や不幸から保護された。
 セルの中の人々で、電脳に関わらない人は皆無であった。
 電脳世界だけで暮らす人さえ現れた。
 一切の不安の無い世界だった。
 この世で唯一、安全でありながら、ありとあらゆるスリルを味わえる。
 電脳世界では何でも生み出せるからね。
 そしてそれが電脳、いや世界そのものになっていったのだ。
 結果、現実は顧みられることはなくなった。
 中の人々は、外で何が起きてるか知らされていないし、感心も持たなかった。
 我々の世界は、この歴史が流れが生み出したものなのだ。」

不安が無いから、スリルを求めて電脳へ?
なんだか矛盾しているな・・・。

「質問はまだあるかね?」

何故電脳空間を見せられていたのか?→337に移動
何故自分達は抜け出せているのか?→224に移動
夢の中といわれた世界でも夢を見たのは?→116に移動
質問は無い→175に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
316

 
更に時間が流れる。
重苦しい雰囲気で、余計に時間を感じる。
1日が過ぎたんじゃないか?とさえ思える。

ドーン!

いきなり3階で爆発が起きる!

ドドーン!ドーン!

3階に注意を向けた瞬間、2階でも連続で爆発がおきる!
注意を向ける方向を迷いつつも、捕獲器はしっかり構えておく。
すると2階奥から何かが飛び出して来た!
ずっと構えていたので迷わず捕獲器を投射できた。
投網は見事命中し、何かは網の中で暴れている。
目を凝らしてみてみるが、その何かは輪郭がはっきりしない。
しばらくして捕獲されたそれは、暴れるのをやめた。
隊員A2から捕獲後のことは指示されていないので、それは放置しておく。
それよりは警戒を怠らず、捕獲器を構える。

「おっけー。」

やんわりとした声が響く。隊員A2だ!
手を振りながら3階から降りてくる。
・・・本物だろうか。

「んっふっふー。良い心がけやねぇ。
 何やったら撃ってもええよぉ?
 っちゅーか、撃てる時に撃てぇてゆーとぉやん。」

ああ、本物だ。

「んま、自分のお陰で楽できたからなぁ。
 あの派手な音は陽動になったし。
 ここに居とってくれたんも大っきぃなぁ。
 助かったわぁ、ありがとぉな。」

すごい褒められた。

「それにしても3人も居とぉとは・・・。
 ちょぉ、死ぬか思たわぁ。
 しかも全員変装できよぉとか、想定外や。
 学習しとんかのぉ・・・。」

それってまずいのでは・・・。

「もっとまずいんは、数が合わん。
 っちゅうんは、僕の知っとぉのより、相当数が多い気がするわ。」

・・・。

「とにかくここに隊長は居らんかった。
 こいつらも向こうのも始末してまおか。
 んで、とっとと次行こかぁ・・・。」

了解です・・・始末!?→338に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
317

 
15度もの休憩を挟んだ後、ようやく目的地に着くことができた。
最新機能満載?のオービスセプテムだ。
目の前には、磁性体の海から少し浮き出た頭頂部が見えている。
隊長が手招きする。

「手を当てたまえ。それだけで良い。」

隊長が先に手を当てる。
貴方もそれに倣い、手を当てる。

ジジ・・・ザッ・・・

途端に視界が歪む。
これは・・・仮想空間??

「今我々は仮想空間に居る。
 君より先に手で触れた、私が用意しておいた。
 この施設は最新型であるため、神経節のコードで繋ぐ必要さえない。
 手に触れるだけで良いのだ。」

もはや何に感心すべきか分からない。

「まずは施設内に入る許可を取る。
 施設内の移動はあちらとは色々違う。
 まず、移動用の乗り物が用意される。
 それで、各マーテル毎、いや区画毎と言うべきか、に隊員を配置する。
 その操縦及び、隊員の接続補助。
 君にはそれらをやってもらう。」

何故自分なのだろう?

「観測班の幅広い知識と感覚が必要となる。
 今は君と私を含め3人居るが、全員を割く訳にはいかん。
 一人は緊急時のバックアップに残らせる。
 まだ日の浅い君では、緊急時に一人では対応しきれまい。」

そういうことですね。納得。

「まずは全ての施設の管理者と会う。
 総督・総司令・総監督・総統括官・・・呼び名は様々だが、総統で良いだろう。
 総統括責任者様だからな。」

凄い肩書きだ・・・→118に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
318

 
拠点に戻り、要救助者を引き渡す。
ポッドと呼ばれる、医療及び搬送を補佐する機器を使うそうだ。
後は自動で搬送してくれる。

「おかえりぃ。大変やったねぇ。」

のんびりぃ~とした感じの人が出迎える。

「ん~撤退なんやけどなぁ。
 ペアで行動することになっとぉねん。
 まぁ~お互い全身装備で、顔も分からへんねんけどなぁ。
 よろしゅうなぁ。
 とりあえず急ごかぁ~。」

何となく調子が狂ってしまうが、相手は先輩、ちゃんと従おう。

「何や、大分急かされとうから走るでぇ。
 身体機能向上させときぃ。」

言うが早いか、やんわりさんが走り出す。
・・・早っ!機能上げても追いつかない!
一瞬姿が見えなくなるが、また見えてきて、隣まで下がってきた。
やんわりさんは併走を始めたようだ。

「堪忍なぁ。使い方、まだ慣れてへん~?
 せやけど現場出たてゆうたやん?
 怪我しとるわけや無いよねぇ?」

受け答えする余裕が無いので頷きで返す。
相手の口調から察するに、貴方の装備への習熟度が期待外れだったらしい。

「ふむ~。まぁ間に合うやろぉ。
 内部から壊れたりせなんだら・・・。」

言うが否や、いきなり制止される。
身体強化機構で相当速度が出ていたはずにもかかわらず、片手で止められた。

一体何事?→54に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
319

 
「落ち着きたまえ。私だ。」

この声は・・・隊長?
無事だったんですね!と叫ぶ所だった。

「念のため口を塞いで正解だったな。
 君以外は離脱したのか?」

ことの経緯を説明する。

「なるほどな。彼らは正しい。
 捕まれば、例外権行使もさせてもらえんだろう。
 延々と続く、拷問地獄が待ち受けているからな。」

ゾッ・・・。

「さて。君だけでも残ったのは幸いだ。
 彼相手は、私一人では太刀打ちできない。
 以前は、全隊員総出でようやく抑えた。
 最終的に、私と補佐官でぎりぎりだった。
 当然他は全滅した。」

・・・無理では無いでしょうか?

「そうも言ってられないし、私も進歩した。
 今の彼に、以前我等が捕まえた時の記憶が無いなら勝機はある。
 彼の行動パターンは身に染み付いている。」

ついて行きます→262に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
320

 
「何のことでしょう・・・?
 わたくしにはまるで、なにかの呪いの言葉のように聞こえます・・・。」

弱った・・・まるで通じない、って当たり前か。
どうしたものだろう?

根気良く説明を続ける→258に移動
掌を差し出し、騎士の誓いを立てる→348に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
321

 
・・・本当に良いのかね?

良い!→292に移動
やっぱり“慣らし”だ!→351に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
322

 
体を慣らしていると、隊長が帰ってきた。
いつの間にか十数分が経過してたようだ。

「時間の感覚もまだ少々変だろう。
 じっくり感じてた訳ではないだろうがね。
 それと、体を作っててくれて安心したよ。
 準備してなければ足手まといになりかねないので、電脳世界に戻していた所だ。
 強制的にね。」

おっと・・・。
ただ、どっちが良かったかは不明だが。
ともかく同行を許されたということらしい。

「まずはこの施設から出よう。
 オービスノウェム、それが我々が居るこの球状の施設の名だ。
 後で戻って来る予定だが、最悪、今生の別れとなる。」

半ば冗談で、半ば本気の口調だった。
それ程困難なことらしい。

「さあこれに乗り込みたまえ。」

指し示された“それ”はポッドだった。

「これに乗り、操作し、出口へと向かう。
 中には例の兵装も用意してあるので身に着けておきたまえ。
 ポッドの操作はこちらで行う、乗るだけで良い。
 ・・・操縦してみたかったかね?」

少し残念だったが、動かし方も不明だったので任せることにした。

「では、出発だ!」

おう!→336に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
323

 
・・・
・・

気付くと、何か椅子のような物に座らされ、後ろ手に縛られている。
体をよじってみたが、解ける気配は無い。
隊員A2はどうしただろう?
この事態を把握してくれてるだろうか?
そもそも救出に来てもらえるのだろうか?

仕方なく例外権で緊急脱出する→311に移動
助けを期待して成り行きを見守る→69に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
324

 
「・・・君使えないね。」

・・・もう怒りも湧かない。

「それじゃ困る。徹底的に鍛え直すよ。」

え・・・あ・・・いや・・・

・・・
・・

バチィィィィン!

いってええええええええええええ!
またかああああああ!

「あ、目が覚めたかね?
 よく寝るんだね、君。
 そんな余裕無いというのにねぇ。
 まぁ、最後の方は合格でも良いかな。
 世紀の大温情で。」

も、好きにして・・・。

ビー!ビー!ビー!

そこに突然の警報が!

緊急事態でしょうか?→64に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
325

 
そろそろと足音を立てずに二階に上がる。
どうやら敵味方とも居ないらしい。
というか、そもそも気配を消した彼らを察知するのは、貴方には無理なのではないか?
さてどうする?

二階を探索→107に移動
一階に降りる→79に移動
三階に上がる→288に移動
この場で待機→70に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
326

 
「何て様です。やる気あるんですか?
 ほら、まだまだ行きますよ。」

とてつもなく痛い・・・。
木の剣だよね、あれ・・・。
肉が裂けたかと・・・。

って、次が来るぞ!→218に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
327

 
まずは真っ暗な中、慌てて携帯を取り出す。
しかし携帯が手から滑り落ちてしまった。
更に慌てて周りを手探りする。
・・・おかしい。
なぜ、真っ暗なのか。
モールは地上だというのに。
なぜ、携帯が落ちたのか。
紐付きのケースに入れて置いたのに。
更には、落ちた音だってしていない。
なんだか急にぞっとしてきて、立ち上がる。
まだ目の慣れていない暗闇で、急に立ち上がったのでバランスを崩してしまう。
その拍子に、縄跳びを落としてしまう。

おや・・・?→98に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
328

 
赤いヤツを上手くまくにはまけた。
後の問題はホームの状況だ。
更にサイコロの出番です。
偶数か奇数かどちらかを凶数と定める。

吉が出た→156に移動
凶が出た→256に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
329

 
危なげなく、ポッドの上に出れた。
そこで皆と目を合わせる。

「よし、良くやった。
 これからも多少こういうことが続く。
 頑張ってついて来るんだ!」

励まされた→342に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
330

 
「・・・どないなっとぉの?
 凄い大活躍やんか・・・。
 長いこと連絡とれんやったから、もしや?て、凄い心配しとったんやでぇ~。」

へたり込む隊員A2の傍で貴方も座る。
ここに来る間に色々情報を探って得ていたこと(多くは潜在意識下の情報だが・・・)。
ダクトからこの部屋まで辿り着いたこと。
隊員A2の戦闘に乗じて部屋の構造を調べたこと。
戦闘を観察して、敵は二人だということ。
おとりに使って悪かったということ。
一つ一つ丁寧に説明していった。

「っはあぁぁぁ。なんや凄いね・・・。」

一通り説明を終えると、倒れた敵を探る。

「・・・?」

二人からそれぞれ鍵を一つずつ回収する。
隊員A2を助け起こし、この施設には不似合いな巨大な装置に向かう。
装置には両脇に鍵穴が付いていた。

「ああ、なるほどなぁ・・・?
 同時にまわすんやねぇ?」

二人で装置の鍵を回す。
すると派手な音を立てて作動し始める!

ガンッ!ゴンッ!
ブーッブーッブーッ!
ギギギギギギギギ・・・

「・・・え?これ、大丈夫・・・なん?
 えらい音、しとぉで?
 これ、なにしとん~・・・?」

警戒する隊員A2をなだめ、終了を待つ。

プッシュウウウゥゥゥ・・・!!!
ギィィィィィィ・・・・・・・・・

重そうな音を立てながら、ゆっくり開く。

「・・・!!!隊長さん!」

中から現れたのは囚われの隊長だった。
隊長に意識はなかったが、手にはデータカードを握り締めていた。

「ははーん。これで通信回復するんやね?
 えーっと・・・端末は・・・」

通信回復を任せ、隊長を介抱する。
程なくして隊長も目を覚まし、やや遅れて通信も回復する。

「・・ザッ・・皆さん、ご無事ですね!?
 それでは転送開始します!・・ザッ・」

「ほなまぁ・・・向こうでなぁ。」

満面の笑みの隊員A2と束の間の別れ→151に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
331

 
到着したが、隊長の姿が見当たらない。
乗ってきたはずのポッドの姿もだ。
他の隊員を送り届けてから仮想空間に入ったいったはずだが・・・。

「隊長が苦戦しているのなら、接続場所の移動もありえます。
 効率よく対象と接触できる場所を探したのかも・・・。」

彼の話をまとめるとこうだ。
エリアの何処からでも、仮想空間全域何処へでも接続することはできる。
ただ、特定の探索対象が居て、その場所が離れていると話が変わってくるらしい。
例えば隊員A3の時に違う街へ移動したのは、貴方の接続場所が彼から離れていたからだ。
補佐官殿達の場合には、先行した隊員が居て、彼の付けたマーカーのおかげで、迷わずその場に接続できた。
つまり仮想空間に入った先で、探索範囲を広げても出会えない、そんな時はいっそ移動してみる。
そういう手法を採ったのだろう、とのこと。
そうであるなら、隊長は増援も見越して既にマーカーが残されている可能性が高い。
なら、何処からでも現場に繋がるので、一刻も早く増援に向うべき、という話だ。

最後の仮想空間突入作戦に→138に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
332

 
~第六章~
・・・中世の騎士・・・

次行く夢の中は中世ヨーロッパが舞台らしい。
古い時代の夢というか体験って本当に脳の発展に役立つの?
という疑問が湧くが、それもアリらしい。
最初に聞いた通りの理由が影響しているようだ。
その夢がその人にとって、一番快適な環境でありさえすれば良いというもの。
本体が死なない限り、夢は何時までも続く。
何世代分もの夢を見る人も、人生の何十倍もの密度の夢を見る人も居る。
世代を超えて夢を見る人の中には、たまに時代ごとシフトする人も居るのだとか。
凄い夢の持ち主だな・・・って、話を戻そう。
御伽噺にはよくある話で、ドラゴンに攫われた姫の世界。
それに悪徳領主まで絡んでいる結構複雑な世界なんだとか。
舞台になっている2種類の夢が、どっちかが隊員の夢ならいいが・・・。
正直どっちもきついな。
ドラゴン退治とかしゃれにならない。
悪徳領主とかって、軍と戦うの?
色々考えはめぐり・・・

やってきましたそのエリア→194に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
333

 
「さて。最後になってしまったな。
 私にとって、最も大事な話をしよう。」

何でしょうか?

「総統括官を引き継ぐ気は無いか?」

・・・!!

「私はこの職について50年を生きた。
 就くまで、就いてから、色々なことがあった。
 だがここらで区切りを付けても良いのではないかと思っている。
 君さえ良ければ継いでくれまいか?

 ・・・ことは重大だ。
 ・・・じっくり・・・考えたまえ。」

またしてもこのような大きな決断を迫られる羽目になってしまった!
というよりこんな事、そうそう簡単に決めてもいいのだろうか!?
受ける・・・としてそもそもそんな大役を任される覚悟はあるのか?
受けない・・・として隊長はどうしようか?

受ける→82に移動
悩む→48に移動
受けない→179に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
334

 
「観測班が、良いんだね・・・?」

なんだか不思議な口調だ。

「実は最も過酷な職務だ。
 舞台全員の命を預かっているわけだから。
 覚悟は出来ているかね?」

出来ている→341に移動
出来てない→76に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
335

 
「貴方様はどなたですの?
 もしやわたくしを助けに来て下さったの?
 ドラゴンを退治して、わたくしを解放してくださる騎士様ですの?」

まごう事なきお姫様だ・・・。
コレは凄い・・・って、いや感心している場合ではない。
さて、どう言いくるめようか。

全ての事情を説明する→320に移動
掌を差し出し、騎士の誓いを立てる→348に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
336

 
~第四章~
・・・外へ・・・

これから施設の外に出るため、それぞれポッドに分かれて乗り込んだ。
当然なのかもしれないが、ポッドには通信装置が備わっていた。
そのため、移動中は色々な話を聞けた。
補佐官は最も優秀な隊員だということ。
隊長も観測班出身だということ。
観測班:通信班:救助班は概ね2:1:3という比率であること。
隊員には、兼任できるものも多く、隊員は家族だということ。
夢の中と違い、現実世界は厳しい事だらけということ。
実はセルに余り良い感情を持ってないこと。
他にも色々沢山の話を聞いたが、特に最後の話は良くないことでは?

「セルに反感を持ってるわけではない。
 ただ、この繋がれた光景はちょっとな。
 万人が万人とも納得しているのだろうか?が引っかかっているのだ。
 この光景を眺める度、いつも・・・ね。」

色々聞けるのは嬉しい事だ。
が、妙に時間がかかるな・・・。

「高速移動用には作られてはいないのだ。
 そもそもこういう事態は想定外だしな。
 隊員たちはエラーに巻き込まれた上に、緊急措置とはえ別の施設に転送された。
 これで転送先で更に隔離でもされていたら大変だ。
 本体はこちらに居るままの状態で断線が起こったら、最悪の事態に陥ってしまう。
 情報の保護の解除から破棄までの流れは、きっと早いだろう。
 精神と切り離された肉体には緩やかな死が訪れるのだ。
 何としても無事に連れ戻す。」

隊長の言葉には“もし”が多い。
セルのシステムは完璧じゃないのか?

「私がセルを好きになれん理由の一つだ。
 こういう危機管理は私達に丸投げだ。
 それともある種の危機も、人類進化に繋がると判断したのだろうか?
 機械と意思疎通が容易に出来ないというのは、なんとももどかしいものだな。」

・・・
・・

色々話し込む内に目的地に着いたらしい。
ポッドの移動が緩やかになった。

「今から扉を開けるがまだ出るなよ。」

ええ、出ませんとも。
透明な扉の向こうは遥か遠くに地面、というか対面が見えている。
現在位置は、球状の施設の内側天辺付近。
高さは・・・400mくらいだろうか?
向こう側が良く見えない・・・。
ポッドの透明な扉は、その、遥か遠くの内側を向いた位置にある。
貴方は透明な扉越しに地上?を見ている。
絶叫マシンで、地面に向かって止まった感じと言えば分かりやすいだろうか。
てか、開いても平気なのか?これ。

「この施設そのものの直径は1kmある。
 ポッドの扉は開くというよりは、外側に少しスライドするように動く。
 君はその扉に乗っていたまえ。」

・・・え?これ乗っても平気?

「透明だが、脆くは無いので心配無用だ。
 数百キロの荷重にさえ耐えうる。
 ただ、取っ手はそれ程頑丈ではないので、命綱は結んでも意味を成さんのだ。
 皆の出方を観察して倣えばいい。」

それなら安心。
というかそうだな、見て覚えればいいのか。
言われた通り観察していると、皆、ポッドの扉に乗って出てきた。
そのままポッドの横までスライドする。
扉には縁取る様に取っ手が付いていて、その取っ手に手足をかけている。
スライド中は伏せた状態で出てきて、完全に扉が開いてから立ち上がるようだ。
ポッドの側面には梯子らしきものがあり、それを使って上に上っている。
さほど難しくはなさそうに見えた。
よろけて落ちたら確実に死ぬ、っていう恐怖を除けば・・・だが。

「さあ君の番だ!」

お、おう・・・よ→14に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
337

 
「電脳空間を見せられていたことについてか。
 脳だけを使いたいなら、クローンという手もあるし、事実、クローンも多く存在する。
 そうだな。
 生まれたばかりの赤子やクローンについての話をしようか。
 彼らの脳は未発達だ。
 そのまま直ぐに電脳に繋いでも、何の反応も示すことは無い。
 死んでしまうことすらあるくらいだ。
 何故なら、電脳世界を受け入れられるだけの脳が発達していないからだ。
 人は最初から人として生まれるのではない。
 色んな刺激を受け、取捨選択を繰り返して、人になっていくのだ。」

生まれてすぐの脳は、“人”の脳で無い?

「端的に言うとそういうことになる。
 自我が目覚めてから、初めて電脳世界につながれる。
 だが、そのままでは、やはり子供のままでしかないのだ。
 そこで、電脳世界で夢を見させる。
 成長していく夢をね。
 いや、これは教育と言い換えても良い。
 成長していくことで、脳が育つ。
 そうする事で、ようやく余剰部分も生まれてくるのだ。
 子供の間の脳は、成長することに全力を使っている。
 “間借り”する余地は無いのだ。」

そういえば、“君の世界”って言ってた?

「そう、“君の世界”だ。
 一人一人、夢で見ている世界は違う。
 未来世界だったり、宇宙船の中であったり、中世の世界であったり。
 それぞれ合う世界というものがある。
 嗜好といっても良い。
 その人間が、過度にストレスに感じるような世界は駄目なのだ。
 ストレスを受けていても、伸び伸びと、楽しく、心地良い世界。
 それでこそ、脳が最高の状態で維持できるというものだ。」

下手したら、現実には有り得ない夢も?

「結論から言えばそれは無い。
 セルが生み出す世界は現実が基本だ。
 たとえ見ている夢が未来の世界であっても、現在の技術で実現不能な物は出てきたりしない。
 極論、本人が未来と感じているだけとも言える。
 幻想的な世界であっても、魔法が存在したりはしない。
 技術で実現が代用できる、ということであれば存在しえるかもしれん。
 とにかくセルが実現不可能と判断したものは、仮想世界に現れることはない。
 それこそ、その世界における映画やおとぎ話、という形となるのだ。
 それに加え、セルは今もなお技術を発展させ続けている。
 色んな発明が出来る可能性のある人物には最高の研究環境を。
 その世界から生まれるアイデアは、現実の世界で実験を。
 そういった具合で、現実の技術を高め続けている。」

何でもありだな。

「さて、質問はもう無いかね?」

何故人間はつながれているのか?→315に移動
何故自分達は抜け出せているのか?→224に移動
夢の中といわれた世界でも夢を見たのは?→116に移動
質問は無い→175に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
338

 
~第八章~
・・・本当の・・・?・・・

現在地は先程の建物の場所から1時間ほど歩いた所で、目の前に大きな排水管がある。

「ここから施設に入り込むんやけど・・・。
 隊長、ほんまに居るんかな・・・?
 あの人と組むんは長いんやけど、1対1で本気の僕とやりあうと思えん。
 まぁ、元々考え読めへん人やけど・・・それ言い始めると、補佐官殿もやしねえ。」

貴方の表情に疑問を見て取ったのだろう。
隊員A2は色々話してくれた。

「僕はいわゆる異端児やねん。
 このシステムの中では、ゆーてみたら精神世界を支配しとぉと言える。
 そんな中にあって、異端な存在ゆーんは矯正か排除されるもんやねん。
 けど僕の場合は、矯正ゆぅ救済がなされてん。
 救済措置が取られるとはいえ、精神の在り処、僕自身の意識は確保せんならん。
 そこで捕獲に来たんが隊長のチームなんやけど、結果は散々やったんは、もぅ聞いたぁ?
 殆どの隊員の子に、トラウマを植えつけてもうてなぁ、悪いことしたなぁ思うとる・・・。
 最終的には、3人協力体制で捕獲に成功してん。
 隊長と補佐官殿、それに応援に来たお母ちゃん、あ、いや総統さん。
 あの危険極まりない僕の捕獲は、総統さんの意向だったんやて。
 ま、こんな事態は予想しとったんやろから、隊長さんは最初から反対しとったらしいで。
 それはええ判断やと思う、というか正しい。
 今の僕やったら、隊長さんを支持するなぁ。
 せやからゆーわけやないけど、隊長さんは信頼に値する。」

考えが読めない発言の理由は・・・?→245に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
339

 
・・・
・・

現実の貴方は、幸い命に別状は無かった。
しかし、フィードバックは深刻だった。
全身に火傷状の症状が出てしまった。
残念ながら貴方は以後、任務に戻ることは出来なかった。
実際の所、火傷より精神へのダメージが深刻だった。
結果、この施設の新たな住人になったのだ。
長い長い療養と、長い長いリハビリが待っている・・・。

(ドラゴン怖いよEND)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
340

 
床の黒い部分が増えた気がする!
それには落ち込んでいた店長も気付いたらしい。
ずっと床を見つめていたからだろう。

「皆さん!床の影が広がっているようです!
 本棚を倒して段差を作りましょう!
 どうか手伝ってください!」

その言葉に、皆もハッとなり、慌てて本棚を倒すのを手伝う。
棚にある本がばらばらと床に落ちる。
床の影、と言うか闇は本を飲み込んでいく。
それを目の当たりにして、皆が息を飲む。
皆、身近にある倒した本棚の上に避難できた。
・・・と思ったら店長が居ない。
どうやら店の奥に引っ込んで、何やら手提げ袋を取ってきたようだ。

「皆さん、これをお取り下さい!
 この中には非常食、そして明かりになるものが・・・」

ズポン!

・・・正確には音はしていない。
だが店長の足が、床の闇に飲まれたらしいことが見て取れた。

店長!→300に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
341

 
「分かった。私直々に鍛え上げよう。」
・・・
・・

そこからの数日はある意味地獄だった。
といっても、主観では数日経っているはずだが、実際には1日しか経っていないらしい。
仮想空間での時間は、実際の時間より濃密である。
ただ、貴方にとっては現実と行き来しすぎて感覚が狂ってしまい、数日は経ったはずなのだと錯覚してしまうのだ。

・・・
・・

訓練を終えた後、深刻な話を聞いた。

その内容は・・・→264に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
342

 
今、数珠状に並んだポッドの上に居る。
その上を隊長が器用に移動する。

「今から外壁部への通路を開く。
 ここからは、移動が厳しくなる。
 機械の手を借りることが出来なくなるが、頑張ろう。」

そう言って隊長が作業に戻る。
何やら端末を外壁部に差込み操作し始めた。

少々手持ちぶさた→23に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
343

 
よりによって開いた通路は、貴方の居る場所の真上だった!
貴方のポッドはどかされるはめになる。
何かの予感があったのか、構えていた貴方は難なく梯子にしがみついた。

「大丈夫かー!?」

大丈夫ー→40に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
344

 
あの時の彼女からはまるで想像つかない姿、いや、変わりようだった。

どういうこと?→335に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
345

 
おぼろげに見える紐を敷きながら、それを頼りに進んでいく。
紐がある部分には床があるはずだ。
結構な量を必要としたが、思いのほか多く買ってしまったのが幸いしたようだ。
これなら十分に本屋に辿り着く。
記憶を頼りにモールの階段まで撒き進む。
階段では特に慎重に敷いて、手探りというか足探りで降りていく。
ここまで来て転げ落ちては元も子もない。
ようやく1階に無事降りきった時には、思わず大きなため息が漏れた。

後は本屋に辿り着くだけ→39に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
346

 
「・・・たまえ。」

パンパン

頬を2回程叩かれる。
どこだここは・・・。

「目は覚めたかな?
 すまんな、少々手荒くなって。
 幾分薬を使わせてもらった。」

薬・・・って?何の・・・?いや何処だここ!?

「ふむ。ようやくしっかり目が覚めたか。」

たい・・・ちょう?隊長なのか?

「いかにも。
 隊員A2扮する私ではなく、本人だ。
 ふむ、ちゃんと目は覚めたようだね。」

見ると手足を縛られている。
これは一体どういうこと?

「すまんな。
 腹を割って話をするために、長い長い芝居を打っていたのだよ。
 優秀な者程、信用ができなくてな。」

芝居?

「そう、芝居だ。
 君がここに来るまでの全てが。」

?????

「ちゃんと説明しよう。
 ただ、暫くはそのままでいてもらう。」

納得できないけど聞きましょう→277に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
347

 
のこった3人は顔を見合わせる。
何事?何が起こってるの?と。

ピービーッ!

パソコンの起動音がなっている。
音の元はぎりぎり闇に沈まなかったレジからのようだ。
レジにつながっているパソコンがいきなり動き出した。
長い恐怖の時間にからみとられていた3人は、余りのことに動き出せない。
そもそも電気は何時通じたのだろうか?
暗いままだけど、日は昇ったのだろうか?
そもそも今一体何時なのだろうか?
大体、あの近くまで行けるだろうか?
まとまらない思考に更に起動音が鳴る。

キュラーン♪

・・・緊張感のかけらも無い起動音、確かにパソコンだ。

「-ザザッッ-・・-ザーザー-」

??
間髪居れず何かのノイズが聞こえだした。

「-ザザッッ-・・か-ザー-」

???人の・・・声?
3人はもう一度顔を見合わせる。

「人の・・・声?」
「かな・・・?」

にわかに期待が膨らむ。
・・・しかしどこから?

「-ザザッ-・・誰・・居・・か!?-」

「-ザザッ-・・誰か!-ザザッッ-・そこに居な・・か!?」

!!!
今度ははっきり聞こえた!

「ここです!ここに居ます!助けて!!!」
「本屋に閉じ込められて、黒いのが!!!」

パソコンの向こう側にどうやって届く?
マイクはあるのだろうか?
そもそもマイクはオンになっているのだろうか?
ただ、そんな些細なことは、散々追い詰められてきたこの時の3人には知ったことではなかった。
口々に助けを叫び続ける。

「-ザザッッ-・・・ブツンッ!」

「「「・・・え?」」」

3度、3人は顔を見合わせる。
ただし、今度は絶望の色を湛えて。

「・・・切れ・・・た?」

互いの泣きそうな顔を見て涙が込み上げる。

バジュウウウウウウウン!!!!

不意に大音響が響き渡ったかと思うと、店内には明るい光が満ちる。
パソコンから光の輪が照射されている!
その輪の中からだろうか?
今度ははっきりと声が聞こえる。

「そこに居るんだな!?何人無事だ!?」

あまりの安堵感に意識を失いそうになる。
どうにか生き残った、いや耐え抜いた3人は、抱きかかえられる様に保護された。
その時の記憶はそこで途切れた・・・。

目を覚ましたら→87に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
348

 
貴方は姫に向かい掌を掲げながら宣誓する。
姫をドラゴンから救って見せると。

「まぁ・・・頼もしい・・・」

うっとりする姫に貴方はお願いを述べる。
貴方もどうか私に救われる事を誓うと。
掌に掌を重ねて誓って欲しいと。

「ええ、ええ!喜んで!」

そうして掌を重ねる・・・。
ここで貴方にもう一度訪ねる。
通信班に所属したことはあるだろうか?

ある→237に移動
無い→80に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
349

 
『セクション9に新たな歪発生。
 緊急出動を要請。
 なお、今作戦後は撤退行動へ移行。』

「いきなり実践か。
 もっと訓練しておきたかったが・・・。
 仕方ない、出動だ。」

訓練を終えたばかりで、何となく不安だ。

「心配するな。
 初出動で、難しいことはさせんよ。
 主に要救助者の運搬任務を任せる。
 気負わず、頑張ってくれ。」

担いで運ぶ任務か。
それなら問題なくできるだろう。

気を引き締めて→104に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
350

 
左側の水路に急いで駆け込む。
・・・が、少し先は下に下っている!
目的の方向は上の方だから逆方向、また、このまま下がり続けるような道ならあの水で命が危うい!
残された時間は少ない!
離れてしまったので、梯子も選べない!

水路を良く確認する→189に移動
右側に伸びる大きな水路→27に移動
いや!元の水路をそのまま走る!→126に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
351

 
6分の1~6分の5の運試し。
6分の1
出したくない数字を凶とする。
6分の2
出したくない数字とその裏の目(7-決めた数)を凶とする。
6分の3
偶数か奇数、どちらかを凶と決める。
6分の4
望む数字と裏目(7-決めた数)を吉。
6分の5
出したい数字を吉としてサイコロを振る。

吉を出した数を何かにメモしておこう。
項目は身体能力としておけば良い。
早速参照して・・・

4回以上出た→125に移動
2~3回→22に移動
1回以下→50に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
352

 
目標がでかい事もあって見事命中。
ちょっとしたパニックになっているようだ。
補佐官殿の言うとおり、口の中までは火に強いわけではない?
しかし、火の勢いは長くは続かなかった。
その後は正直、ろくでもなかった。
目を血走らせたドラゴンに弄ばれ続けた。
日が沈むまでの数時間、いたぶられた。
最後に殆ど動けない貴方を宙に放り投げる。
仕上げに炎の息で綺麗に焼き上げられた。

おいしくないぞ→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
353

 
「では、それをこれからも続けたいかね?
 それとも、他もやってみたいかね?
 確固たる信念を聞かせてほしい。」

このまま続ける→183に移動
通信班に→249に移動
救助班に→214に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
354

 
「まず最初に。大事なことだが・・・。
 私自身もクローンだ。」

・・・は?

「驚いたかね?私自身もクローンなのだ。
 我らは同じ人物のクローンだよ。」

・・・???

「我らは、大きな仮想空間を作り出す脳の持ち主であった人物のクローンだ。
 我らの元となった女性、彼女の重要性は極めて大きかった。
 そのため、システムは例外的に彼女に事実を打ち明け、彼女の自主的協力を仰いだ。
 当然、彼女はこの現実世界のことを知ることになるわけだ。
 そして自らの価値をも知ることになる・・・すぐに理解が追いつくはずもなかった。
 しかしシステムは諦めず、根気よく説明と説得を続けた。
 現実時間でも長い年月をかけて、ね。
 そうしてなんとか彼女の協力をこぎつけた。

 彼女のクローン量産を了承させる。
 幾つかの権限と引き換えに、ね。」

それが特権階級の始まり?

「違う・・・いや、部分的にはそうかもな。
 彼女はいずれ来る、自分自身の命の限界を懸念していた。
 自分のいなくなった後の世界のことを。
 自分の居なくなった後、クローン達は物扱いされたりしないか?
 そのための特権というか例外を用意させたのだ。
 その一つは、自らの意識がシステムの一部となること。
 もちろん肉体の限界が来てからだが。
 彼女はもう一つ恐れていた事案がある。
 システムの一部になることによる弊害、長い時の経過による自分自身の変化。
 システムとなった自分は、自分こそがクローン達を物として扱ってしまうようにならないか?
 その懸念から、クローンを自分のコピーとはせず、普通に別々の個人として生かしたのだ。
 君と私がまるで違うように、ね。」

でも総統の入れ代わりって・・・?
総統括官って何?

「入れ代わりは実際には存在しない。
 技術的に無理ではないが、ね。
 システムはそもそも、脳機能の全てを掌握しているのだ。
 神経の付け替えなど造作もないだろう。
 だが、システムはそれを許可することは永遠にない。
 人のためのシステムは、人を害する機能を許可したりはしないのだよ。

 次に総統括官についてだが・・・。
 我々総統括官という職務は、、永久に一人の者が勤める物ではない。
 意思を持ってこそ、継がれる物なのだ。
 例えば、こうやって君は私と出会う。
 そこで君が私の意思を受け継ぐ、そうして晴れて総統括官という職務は移る。
 中身の入れ替えなど、認められない。
 私もそうだし、過去の統括官達もそうだ、誰一人としてね。」

・・・この状況は?→295に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
355

 
標的がでかい事もあって、見事命中する。
しみたのだろうか?相当に嫌がっている。
だがコレだけでは意味が無い、追い討ちにファイアボムを使わねば。
しかし、その狙いが定まることは無かった。
痛む手を、常にかばわれてしまったからだ。
最後には後ろ向きに尻尾で攻撃される始末。
足元ごと宙に放り上げられ、炎の息の餌食。

追い討ち失敗→339に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
356

 
とは言え、今の実力がどれ程か不明だ。
いきなり行って殺されました、では元も子もないだろう。
まずは周りで平和を脅かしている敵らしきものから順に倒していこう。
いける範囲でいわゆるレベル?を上げて試していく。
ゲームではなく自分自身を使うのだから、何より慎重に行くことに決めた。

まずは肩慣らし→145に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
357

 
いっそ、夜明けまで待つことにしよう。

ピーピーピピー!

何だよこんな時に!・・・て、警報?
そういやいたなーこんな奴。
赤く光る丸くてニクイ奴・・・って駄目だろ!なんて時に出てくるんだ!
このまま伏せていてもどの道捕まる!
急いで逃げねば!と体を起こした瞬間、

チクッ

首元に何かが刺さる。
途端に体中が痺れ、力が抜ける。
やられた!
幸い、頭ははっきりしている。
例外権の行使も問題なさそうだ、というよりそれ以外道が無い。

例外権で緊急脱出する→311に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
358

 
こそこそとはいえ、かなり長い距離を逃げてきた。
目前に小川が見えたので、一息つくことにする。
もちろん回りを確認して脅威が無いかを確認する。
安全の確認後、泥を落とし、顔を洗う。
束の間の休息だ。
大きな木にもたれて大きなため息をつく。

ガシッ!

不意に何者かに口を押さえられ、更には身動きも封じられる。
目を白黒させて逃れようとする。
運命の分かれ道なのか!?

例外権で緊急脱出する→311に移動
成り行きを見守る→319に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
359

 
ようやく現実世界に戻ってきた。
任務失敗した隊員が目の前に居た。

「どうでした?」

任務成功を告げると安堵の表情を浮かべた。
そして預かった報告書を預ける。

「精神リンクへのマーカーは付いたはず。
 リンクから転送すればよかったのに。
 なんで直接なんでしょうね?」

貴方も首をかしげてると、突然彼が固まる。
どうしたの、と訪ねると、

「あの・・・先程の世界には補佐官殿が?」

頷いてみせると、

「・・・お怒りの言葉を頂きました・・・。
 復隊後が・・・恐ろしいです・・・。」

慰めの言葉も重い浮かばずに、ただ苦笑いする以外なかった。

さあ皆はどうだった?→94に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
360

 
最後と聞いたこともあり、体は軽かった。

カンカンカンカン・・・

永遠に続きそうでイライラしていた音さえ、カウントダウンのように聞こえる。
もう直ぐ出口だ!

上りきった所で、外壁への扉を開けた時の様に隊長が作業する。
今回は最初から警戒し、しがみついておく。

ピピッ。

控えめな音がしたと思ったら、今度は

ブシュゴオオオオオオオオオオオ!

派手な空気のもれる?音。
いや、蒸気とかも凄いな・・・。
息が・・・しづらい!

シュゴオオオォォォォォ・・・

騒々しさが収束していく。

「すまんな。
 私を含め、我々の誰もが生身の体一つでの移動と言うのは初体験なのだ。
 別施設へ生身で移動する必要が生じるとは、今まで想像もしてなかった。
 緊急でさえなければもっと楽に移動できるはずなんだが・・・。」

そうなんだ。というかまだ開かない?

「外の状況なんだろうな。
 命綱を短く、身近な足場に繋ぎ直しておくのが良いだろう。」

確かに、何かで振り落とされて、又長い距離を登るのはたまらない。
大人しく言われた通りに繋ぎ直す。

ゴ・・・ゴン・・・

「開いたようだ。」

隊長が重そうな扉を上に持ち上げる。
登る際、周囲を警戒しながら外へ出た。
隊長のOKの合図を待ち、貴方達も順次登り出る。
そこには想像だにしない景色が・・・。
かすかに青い照明、だだっ広く薄暗い空間。
そして・・・黒い・・・海・・・?

「この黒い水のようなものは磁性流体らしい。
 詳しい組成は分からんが、比重は非常に大きい物だそうだ。
 普段は負荷をかけて形を変え、施設全体を覆っている。
 現在、負荷は解かれている状態だ。
 さぁ、この上を歩いていくぞ。」

歩いて!?と驚くより前に歩き出す隊長。
他の隊員達も面食らいながらではあったが、さすがチームと言うべきか、離れずについていく。
貴方も恐る恐る一歩を踏み出す。
なるほど・・・ぐにゅ・・・とはなるが、ある一定以上は沈み込む気配はない。
とはいえ、余り気持ちの良い感触ではない。
いつまでも及び腰のまま、皆の後を歩く。

歩くの早いです!→41に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
361

 
「んまぁ・・・君とは気ぃ合うし・・・。
 僕、おかあちゃんの仕事ずっと見とったし・・・多分、手伝えるし・・・。
 これから、よろしゅうな・・・。」

隊員A2は少々元気が無い。
それもそのはずだった。
彼女も前任者と同じく、ごく普通の生活を望んでいるのだ。
現実世界で触れ合う機会はもう無くなってしまう。
でも貴方は後でこっそり約束したのだ。
彼女には、離れて暮らす愛息が居る。
そういう世界にしておくから、と。
その時の隊員A2の笑顔は忘れられない。
そんな訳で、よく会いに行ってるようだ。
・・・設定の「遠くで離れて暮らしてる」を忘れて無いだろうかと思うほど。
・・・
・・

あれから相当に月日は流れた。
貴方は精力的に総統括官職をこなす日々。
この生活も永遠では無いだろう。
そう・・・いつか貴方の後任が現れるその日が来るまで・・・。

(TRUE END)
あとがきへ→384に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
362

 
気配も消えたし、今のうちかもしれない。
そう判断し、慎重に移動を始める。

二階に降りる→70に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
363

 
ぴょんぴょんぴょん・・・
おお、順調な滑り出しではないか。
等と調子に乗っていたら案の定、縄跳びに足を取られ、もつれてこけた。
その拍子に縄跳びを手放してしまう。
慌てて起き上がり、縄跳びを必死に探したが見つけられない。
それどころかもう周りの全てが見えてない。
更には視界だけでなく、手足の感覚もじわじわと消え始めている。
次第にありとあらゆる感覚が消えていく。
そう・・・最早どこへもいけはしないのだ。

(運動不足END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
364

 
落ち着け・・・まずは周りを見よう。
まだ夜まで時間があるのに暗くなりつつある。
周りの人の気配が消えた。
モールの中は特に暗くなるのが早いようだ。
遠くにモールとは続いていない店舗、本屋がぼんやりと見えている。

誰か居ないが声をかけてまわる→371に移動
本屋に急ぐ→39に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
365

 
「そうですね・・・事の成り行きについて説明しましょうか。
 この世界に飛ばされた時の事です。
 私は直ぐに現状を把握しました。
 が、それ故、自力脱出は不可能と結論付けました。
 というのも、この世界の端末に私はアクセスできなかったのですよ。
 恐らく肉体がこの付近に無いのでしょう?
 よって、生体データの照合が・・・」

くらくらしてきた・・・。

「ああ、失礼、君は日が浅いのでしたね。
 噛み砕いて言うと、現状はちゃんと理解しているが、それを打破する手段が無い。
 それが私の置かれている状況であり、立場でした。
 いずれは外部から隊員が送られてくる、それを待つ以外無かったのです。
 しかし、ただ待つのは性に合いませんから、この世界ついて探っておいたのです。
 そこで分かったことは、

 1.ここは幻想の、いわゆるおとぎ話の世界。
 2.ベタな話ですが、囚われの姫が居る。
 3.しかもそれは、別の隊員であるようだ。
 4.救出できる猛者はこの世界に居ない。
 5.何かしようにも、文化レベルも相当低い。

 正直、3~5は頭を抱えました。
 私が助けられれば話が早かったんですが、私も彼女もどうやら構成要素扱い。
 つまり、世界を根底から変える力が無い。
 それで直接助ける選択肢は消えました。
 4についても、理由は様々ですが、英雄足りえる人材は居ませんでした。
 残るは、隊員がこの世界に救援に来ることのみ。
 ただ、隊員が救出に来たとしても、あのドラゴンは普通には倒すことができないでしょう。
 理由はごく簡単な話で、倒しえる装備が無いのです。
 それ程、この世界に置いてあのドラゴンは突出しすぎているのです。
 しかも、最初のうちは路銀も無いでしょうね。
 ですので私が舞台を整えることにしたんですよ。」

・・・え?私“が”?

「ええ。そうですよ。
 世界観に反しないという制約で、ですが。
 私の知り得るありとあらゆる技術を、この世界に試験導入していきました。
 結果、副産物としてですが、大量の資金を荒稼ぎすることができました。
 手にした資金を元に、更に新たな開発などを行う。
 その過程で手に入れた多大な実績を、そのまま王に献上しました。
 結果、大喜びした王から爵位を得、更なる研究開発を行う。
 手にした名声を用いて、この世界ならではの知識、つまり魔法等も研究しました。
 研究して分かったことは、この世界の魔法とは、要は近未来の技術に近いと判明しました。
 ならば私の知識内で、全て再現可能であると判断し、実現、販売、研究、開発・・・。
 これらを繰り返す日々でした。
 以上の行動は技術を加速はさせますが、ドラゴンから姫を助ける世界、という枠組みは壊しません。
 何故ならそれらを駆使して戦える物がいないのですから。
 平行・・・と言うのでしょうか、交わる点が無いのですね。
 そのため、この世界の構成要素である私であっても、近未来技術を生み出すことが可能でした。」

大変でしたね・・・→213に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
366

 
隊員A2に連れられるまま、崖を登っていく。
案外ちゃんとした道があって、苦労は無い。
丸々一日程歩き続け、目的地らしい場所に辿り着く。
合間の絶妙な休憩のお陰で疲れは殆ど無く、これなら何時でも戦える!

「あの建物の中に、恐らく少なくとも一人、居る。
 気合十分なんはええんやけど、気負い過ぎはあかんよぉ?
 注意事項忘れてへんね?」

大丈夫、範囲に入ったらとにかく投射!
隊員A2はニマッと笑い、行動を開始する。
音も立てずに高速で距離を詰めていく。
さて、貴方は・・・

後を付いていく→380に移動
この場で待機→298に移動
別方向から接近→182に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
367

 
何処に向かって使おう?

怪我をしている手→148に移動
無事な方の手→52に移動
口元→352に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
368

 
「・・・補佐官、何か言ってなかった?
 ・・・よく、会話を思い出して。」

どうだっただろう・・・?

ソーソードで切りかかる→51に移動
グレイターシールドを構える→266に移動
ファイアボムを使う→367に移動
ファイアエンチャンタを使う→221に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
369

 
倒すべき相手は窓から位置を確認しておいた。
音を立てないように近くへ寄って行こう。
そろそろ・・・。
廊下を移動しドラゴンが居るはずの場所へ。
さしたる音も立てずに、玄関ホールに着く。
正門の直ぐ後ろに・・・奴は居た!
ここからは後姿しか見えない。
眠っているのだろうか?
静かに横たわっている。

先手必勝!攻撃を仕掛ける→176に移動
音を立てずゆっくり傍まで寄る→133に移動
それ以外の方法をとるなら、厨房まで戻り、
通路を奥へ進む→180に移動
二階へと進む→15に移動
のうちから選ぶこと。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
370

 
周りで皆が叫んでいる。
ああ・・・そうか、床に落ちたんだ。
眠って落ちたんだろうか・・・。
気でも触れて自分から降りたのか・・・。
もうどうでもいいか・・・。
意識も何もかもが沈んでいく・・・。

(まどろみの沈下END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
371

 
どんどんと暗くなっていく中、人の気配を求めて声をかけてまわる。
誰か居ませんかー?
居たら返事をしてくださいー!
祈る気持ちであちこち歩いて叫んでまわるが、一つの返事も無い。
だんだん暗さで周りが見えなくなってきた。
仕方なく一番良く見えていた本屋に向かう。
・・・向かっている。いや、走っている。
なのに、何故だ!近づかない!
不安になって足元を見る。
しかし、暗くてもう足元さえ見えない。
恐る恐る足を触って確かめる。
・・・感触が無い。
流石の事態にパニックに陥る。
足が無い!胴もない!顔・・・顔も!?
そもそも手はあるのか!?
だんだん正常な思考が取れなくなっていく。
そう・・・最早まともではいられないのだ。

(発狂END)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
372

 
さっきと打って変わり地味な訓練だった。
ただ、教え方が丁寧でとても分かり易い。
何故?という疑問が生じると同時に、細かい説明がなされる。
このとても静かな人は、最高の先生と言えるだろう。
訓練終了後、実際に他の部隊との交信も体験する。
すると、訓練したまま、寸分違わないやり取りに感動すら覚える。
お陰で、通信班の一員として働けそうな手応えを感じることが出来た。

ビー!ビー!ビー!

そこに突然の警報だ!

『セクション9に新たな歪発生。
 緊急出動を要請。
 なお、今作戦後は同時に撤退行動へ移行。』

なんだなんだ?→73に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
373

 
先頭から2番目の車両に飛び乗る。
ほっとしたのも束の間、先頭の車両にあの赤い奴が居た!
こちらに気付いたのだろうか?
ゆらゆらと向かってきた!
車両の中なら安全だろうと、どこかで少し思っていた。
ここは冷静になって考える場面だろう。
良く考えればここの住人は、貴方の格好もあの赤いのも認識してない。
という事は、貴方の装備もあの赤いのも、仮想空間その物に干渉してないのではないか?
だとすると、ヤツは障害物に干渉されないんじゃないか??
案の定、奴は車両をするすると、まるで何も無いかのように通り抜けてきた。
どうする!?

窓を開けて飛び降りる→165に移動
近くの端末を探す→35に移動
後部車両へ逃げる→103に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
374

 
3色ほどの毛糸を選んだ。

レジに向かう→108に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
375

 
「通信班か・・・。
 うちの隊の連絡を任せられるように、一生懸命頑張ってくれ。
 俺は救助班だから手伝えないけどな。
 なあに、大丈夫さ。いきなり無理なことは言われんよ。」

分かっていて違う班を選んだわけだが、やはり残念に感じてしまう。
とにかく言われた通りの場所に向かう。

「・・・こんにちは。」

小柄で物凄く静かな人が出迎えてくれた。
・・・女性かな?

「・・・まずは装備に着替えて。
 ・・・今必要でなくても。
 ・・・常に装備。」

静かというか喋りたくないのだろうか。
言われた通り、同じ装備に着替える。

「・・・仮想訓練。
 ・・・開始。」

仮想訓練て何?→102に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
376

 
現実に戻り、事の成り行きを説明する。
総統から聞かされた例外権システムを含めた作戦を練った。
結論として、例外権システムを使用した者は、探索より脱落とする。
救出する側が、命を賭けたり落としたりするのは好ましくない、との判断だ。

「例外権システムは我等には未知数。
 使用の有無は常に自己防衛が基本であると確認すること。
 救出も大事だが、自分の命を最優先に。
 さあ、作戦を開始する!」

さあ乗り物に乗り込もう→188に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
377

 
不思議なことに目立った動きは無い。
念のため、息を殺し、じっと様子を見る。
・・・
・・

どれ位立っただろう。
さすがにもう安全だろうと思う位に待った。
そろりそろり、城内に侵入する。
・・・どうやら安全そうだ。

中を探索→129に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
378

 
「文字通り限界だよ。現実世界の肉体の。
 現実世界で活動する我々と同じく、ね。
 言い換えれば寿命だよ。」

見た目はお若く見えましたが・・・。

「彼女はいくつに見えたかな?
 30代?40代?
 確かに技術により肉体の若さは保てる。
 が、脳はそうはいかない。
 既に彼女の実年齢は140を超える。
 そのため、彼女は限界を迎えた脳を捨て、若い脳と入れ替わる必要がある。
 ・・・そう、今回は君とだ。」

貴方は次々突きつけられる現実についていけずに、大きく困惑している。
入れ替わる?自分と?総統とが?
精神は死なないんだっけ?
入れ替わるとどうなるの??
疑問に次ぐ疑問の中、意識さえかすむ。

「私に協力してくれないか?
 私はこの世界を正しい姿に戻したいのだ。
 単一の人間による支配を終わらせたい。
 人が自分の意思で歩き出せるように、自分の足で、歩いていける世界が欲しい。
 彼女が新たな体を手に入れるこの機を逃すと、我々が自立できる可能性は無い。
 頼む、どうか力を貸して欲しい!」

深々と額を地にこすり付け嘆願する隊長。
貴方は・・・

協力を引き受ける→280に移動
協力できない→61に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
379

 
何時間経ったんだろう。
この恐怖も朝が来るまでだと思っていた。
しかし、店内の時計は既に1周はしている。
もう特に朝は来ているはずだ。
それだけの長い間、闇という、未知の恐怖と隣り合わせでいたのだ。
精神が持つわけが無い。
男子高校生が眠気に負けて転げ落ちた。
落ちた瞬間目を覚ますが、時既に遅し。
抜け出せない恐怖に絶叫する。
結局、彼は最後の瞬間まで叫び続けた。
今度は女子大生がパニックを起こす。
彼女は彼が闇の中に完全に消えてしまうまで、ずっとそれを見ていたのだ。
一度は何とか落ち着かせるのに成功した。
しかし、いつ終わるとも知れない時の経過に耐えられ無かったのだろう。
目を離した瞬間、闇に身を投げた。

残った貴方達3人もいつそうなるか・・・。
終わりの見えない恐怖に震えながら、ひたすら時が過ぎ、好転するのを待つ。

・・・
・・

・・・ブゥーーン・・・

不意に何かの起動音が聞こえだした。

何の音?→347に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
380

 
必死で後を追うも、隊員A2のように音を立てずに動くのは困難だ。
目立たないようにするため仕方なく、自分のペースで後を辿って建物に到達する。
目的の場所は3階建ての事務所といった感じの建物だ。
建物内に証明はなく、隊員A2も見えない。
日が高いせいか、内部は余計に暗く感じる。
ここで貴方は

建物の中に入る→231に移動
建物の周りを確認する→154に移動
目の前の出入り口で待機→205に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
381

 
ついて行く途中で、足場が脆くなっている所が何箇所かあった。

「足場に気をつけろ!慌てずにな!」

この位なら自力でも跳べるだろう。
脆い場所を跳んで避けながらついて行く。

「いいぞ!
 装備の力はここぞと言うときにな!」

こちらを振り返り、親指を上げてみせた。

そうこうしている内に、工場のずいぶん奥の方まで進んできた。
どうやら現場近くまで来てたらしい。
待機の指示がでる。

「どこら辺になるんだ!?」

『ピ。ピーーー。ガッ。
 2時・・・ピー・・・える・・・ガッ。
 ・・・落ち・・ピー・・炉のな・ガッ。
 3・・・の要・・・で・・・ガッ』

「近くの熱源のせいか不明瞭だな。
 闇の方はまだ見えてないが、何時、何処に出てくるとも分からん。
 慎重に行くぞ。
 とりあえず、炉が関係するようだ。」

班長として他の二人に指示を出す。
しかし貴方への指示はまだ無い。

「君はとりあえず今やることが無い。
 だから重要なことを頼む。
 あの闇が現れないか見張ってくれ。
 専門的ではないが、装備についている装置で、ある程度は観測できる。
 念のために人の目でも、な。」

了解→131に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
382

 
観測班からのデータを必死で送る。
送ってはエラー、送ってはエラー。
こっちはこっちで色んな送信方法を試す。

『ピーピピ。送信完了』

何度目の試行だっただろうか。
何とか完了の文字を引き出せた。

「・・・駄目。
 ・・・向こうからの返事。
 ・・・連絡あるまで続ける。」

こっちで完了してもまだって事ですね。
了解です、ボス!とは言わなかったが懸命に作業を続ける。
都合何回だろうか?
100回近くは試行錯誤を続けたと思う。
ようやく向こうからの、受信完了の報告が帰ってきた。

「・・・お疲れ様。
 ・・・ぐっじょぶ。」

褒められた→184に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
383

 
転がり出た何かを確認しようと目を凝らす。
隊員A2だ!

「ったったぁ・・・。
 酷い目に遭うたわ・・・。
 無茶しよんなー・・・。
 自分、慎重やねぇ、関心関心~。
 まだそこらに居るから気ぃ付けやぁ?」

何時もの調子で注意を促してくる。
隊員A2が居る反対側に注意を向けると、そちらには人影が二つ見えた!

チクッ・・・。

首元に鈍痛が走り、全身の力が抜ける。
???
倒れながらも二つの人影を目で追う。
片方は隊員A2・・・?もう一つは?
そこに更に貴方の後ろから隊員A2・・・?

隊員A2 VS 何か+隊員A2

この構図にようやく貴方も気がついた。
貴方が声をかけたのは過去の隊員A2だったのだと。

その光景を最後に気を失う・・・→323に移動

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
384

 
まず最初に・・・。
一番最初の「ものぐさ~」を書き上げた時に、後書きか受け答えかで、SFは嫌いというか苦手、って書いた気が・・・。
多分書いた。うん。
で、久々に書き上げた、かつ、でっかくなってしもうたこの作品は・・・紛う事無き

SF物

でした。いやん・・・。

それにしても・・・長かった。
まるまる4ヶ月経ってしまった・・・。
週末4時間程度で書き上げているからかとにかく時間が掛かった。
間が開いてしまうので口調とか自分とか君とか貴方とか・・・●人称が崩れて仕方ない・・・。
書き上げるまでに40時間位?と校正に20時間位かけてしまうはめに・・・。
ある程度、●人称を揃えたり、口調を揃えたり、呼び方を直したり・・・色々。まだ残ってるかも(涙)
確か元となった夢のメモは・・・

仮想と現実
舞台は現代
突然回りの人間が居なくなる
途中までホラー仕立て
ショッピングモールで何人か犠牲
店長が奮闘も、犠牲に
救助が14(内実際には7人)
それでもほぼ全滅
不意に機械仕立ての世界に
そこに残りの救助が
機械の世界で若干の仕組みを知る
(マトリックスの世界)
別の脳内世界に
近未来世界にてボール状のデバイスに
モノレールなどを駆使して中央に
方々で監視に引っかかる

元のメモはこんだけ。
あ、ホラー要素が無かったな。
本屋から場面の変わる所は、多分スターウォーズ(今で言うエピソード4?)の敵船乗り込んだ場面が元かなぁ。
助けに来たことが原因で囚われるというのは変わって無い。
最初の方から順に見ていくと、本屋以外はアウト、ではゲームとしてどうかと思ったので、選択肢を増やしてみた。
けど、まぁ罠だよね・・・。
仮想空間での訓練シーン・・・は、後付がかなり多くなってしまった。
え、そもそも夢の中にしてて・・・あれ?その中の更に仮想現実って何だろう?見たいな感じで。
隊長と合流しての問答シーンで言い訳がましい後付設定を書いているけど、本人も良く分かってない。
まぁ、夢の中で数日過ごした、なんてのも見たことあるので、いいことにした。
あと、貴方あの時死んでいたのよ、って言われて信じた夢もあったなぁ・・・起きたらもちろん夢じゃん、て思ったけど。
あの緩い関西弁に関しては・・・質問は却下するので、以上で終わり。
総統括官・・・なんていう職務は無いだろうから、採用。
ただ、結果として短縮形が総統で、あの人物を連想させるのは良くないかなぁと思わんでもない。
あと、最初に若干本当の地震を想像させるシーンが含まれているのは、意図するところでは無いです。
本当にたまたま・・・っていうか、地震はトラウマなので自分も駄目です。
次はこれのスピンオフを考えているのだけど、今度は毎日1時間はきっちり書き上げるという風にしないといけないなぁ。
時間が掛かって仕方が無い。
文章を書くことそのものは別に苦ではないのだけど、時間はどうしても掛かるものだから。

(追伸)
マーテルノウェムはお気に入り・・・と言うよりは、無駄にでかく長く書いたのもあって、そこそこ思い入れがあった。
でも自分で読み返してみても、長すぎるなぁ・・・との思いから、前々から章立てにした方が良かったかなぁ、と思っていた。
アリーナ物もちょっとアイデアが滞り気味なのも手伝って、一旦気持ちを切り離してこちらを章立てにする作業に。
あと、(半ば意図的にだけど)ぶつ切りにしていた文章を滑らかにしてみる・・・が、これは全部がそう出来たかどうか分からない。
物語の抜け的なものも直したつもりだけど、また自分で何度か読み返してみないと駄目だろうなぁ。
自己採点の点数が上がらない・・・60点。