ファンタジーラノベ風な恋愛ユニットシミュレーションゲームものの続編、第三弾です。

こちらも前話引き継ぎ無しの単体で遊べますが、主要キャラやルールに関するチュートリアルが第1話の冒頭にて詳しく解説してありますので、そちらもぜひご参照ください。

 

 

 

 

 

乙女魔装兵ウィッチストライカーズ

 

~第3話 雷撃!トアル砂漠の超魔磁砲~

 

作:緒方直人

 

 

 

 

 

1@プロローグ1

ユーシスらが属する、魔法大国グラブル。

その南側、いくつかの緩衝小国を挟んだ先には、帝国主義的な大軍事国家パズドランの存在があった。

良質な鉄資源と燃料となる魔石炭も豊富に埋蔵していたその国は、ブラブルの周辺国家では随一と言っても差し支えない、大変に物騒な軍事力を誇っていた。

今、このスマフォニア大陸の統一に最も近いとされる野心溢れる強大な覇国、それがこのパズドランなのである。

とは言え、昔のパズドランは今のような危険な国ではなかった。かつては土着の精霊崇拝を軸とした穏やかで平和的な南方エルフ族の国家だったのだ。

それがほんの二十数年ほど前、フラリとこの国に流れ着いたひとりの天才科学者によって状況は一変する。

科学者は魔石炭が内包する古代魔力の高純度な抽出技術を確立し、パズドランに一大エネルギー革命をもたらした。

それはそれまで慎ましく暮らしていたパズドラン国民の生活を劇的に豊かにはしたが、同時にその心の有り様も悲しいほど大きく無残に変えてしまった。

倹約を忘れ、自然への感謝も忘れ、ひとたび自国の資源を掘り尽くせば一度上げた生活水準を落とす事など考えもせず、新たな採掘地を求めて飽くなき領土拡大へ。。。。

と、現在のパズドランは典型的なほどに哀れな覇道国家への道をひた走っていた。

 

その諸悪の根源である天才科学者は、今では軍の技術開発部門のトップを張り、様々な新兵器を開発し続けているらしい。

今や周辺国のみならず、スマフォニア大陸全土の国々がパズドランの動向について固唾を飲んで注目していたのである。

 

→ 2へ

 

 

 

 

 

2@プロローグ2

現在、ユーシスらグラブル魔装分隊はパズドラン国境付近に広がる広大なトアル砂漠の入口にいた。

パズドランのビーム兵器開発実験施設がこの砂漠の岩山に隠されているとの情報を掴んだグラブル軍は、先手を打ってその施設の壊滅を計るべく、大規模な侵攻作戦を開始していたのだ。

 

「偵察部隊の情報ではまだ当のビーム兵器は最終的な完成には至ってないとの話らしいです。でも、なにせ相手はあのパズドランですからね。どこまで安心していいんだか……」

 

暖を取るための飲み物を手に、ミルノがつぶやく。

風はとっくに昼の熱気を脱ぎ捨てて、夜の冷たい空気をまといつつ容赦なく彼女らの体に吹きつける。

砂しかない砂漠地帯は、陽が落ちれば気温はあっという間に氷点下にまで冷えこんでしまっていた。

「うぅ~~サブサブッ! まったくもう!砂漠の作戦っていうから薄着で来ちゃったじゃんか! 何で誰も教えてくれなかったのさ~! ハ、ハ……ハァックシュン!」

 

愛用の大剣ハルバルディを豪快に振り回して、とにかく体を動かし続けているレイラ。

彼女の思考回路が『砂漠→暑い』の二段階で即終了してしまう事にちゃんと気付いてあげるべきだったと、班長であるユーシスは目の前に広がる砂漠の砂よりも深く反省していた。

 

そんな中、ユーシスはちらりとアビーニャの方を見る。

さっきからどこを見るでも、誰と話すでもなく、ただじっと黙ってうつむいている。

夜の休憩の配置に着いてからずっとこうだ。いや、そもそもがこの作戦の話が来た時からずっとあぁだったかもしれない。

彼女が発する重苦しい雰囲気に耐えられなくなったユーシスは、ついつい余計なひと言を発してしまう。

 

「そういやさ~、アビーニャさんってこの国の出身だったんだよね。家族の人達とか、今どうしてるの?」

 

ビクッと身をすくめるアビーニャ。

慌てて飛んできたレイラが、ユーシスの口を乱暴に塞ぐ。

え? え? 僕なんかマズイ事聞いた?

 

「……ぇっ……、えっ……、ぐすっ……、ひっく……」

 

あれえっ?! な、泣いてるのアビーニャさん! なんで??……

 

ゴキンッ!!

 

レイラの鉄拳がユーシスの頭にしたたかに打ち付けられた。

続けて離れた場所まで腕を引っ張られると、ユーシスはレイラに猛烈な説教を食らう。

 

(アビにゃんはねっ! 自分のお父さんに殺されそうになってグラブルまで逃げてきたんだよっ!)

 

ええぇ!? 何その物騒な話? 初めて聞いたんだけど!?

 

(ここのウワサのマッド科学者がね、アビにゃんのお父さんなの! アビにゃんが言うには昔はとっても優しかったのに、急に人が変わっちゃったんだって! 絶対おかしいって、悪いヤツに魔術か何かで洗脳されてるに決まってるって、アビにゃんいつもお父さんの事話すとき、泣いてるんだよッ!)

 

そ、そうだったのか。知らなかったとはいえ、悪い事聞いちゃったな。。。。。

ユーシスはアビーニャの方を見る。彼女はもう泣いてはいなかった。立ち上がり、砂漠の冷たい風に向かって今は精一杯胸を張って立っていた。

その視線の先にあるのは、これから自分らの軍が攻める敵の実験施設。

彼女のエメラルド色の長い髪が、風に大きくたなびき揺れていた。

 

→ 3へ

 

 

 

 

 

3@ブリーフィング

 

すでに真夜中も過ぎた作戦テント内。しかし作戦決行の時刻は今より更に1時間後である。

こういった奇襲作戦では敵に発見されないために、夜更けの闇夜に紛れてというのが定石だからだ。

しかしいくら昼間充分に仮眠を取ったとはいえ、やはり眠いものは眠い。そんなうとうとしつつの直立不動なユーシスの耳に、子守唄にはほど遠い中年参謀オヤジのガナリ声が響く。

「……繰り返すが本作戦の目的は敵実験施設の制圧、および研究資料の押収と研究者の確保である! だがしかしそれらはあくまで建前! 最悪やむを得ん場合その生死は問わん! 取り逃がすくらいならこの機会に一掃してしまえ!  我々グラブルの兵は各々が自国の利益を最優先で考え、常に冷静な判断で任務にあたらねばならんのだ! ではこれより分隊長どのからのお言葉を賜る!」

妙齢の女指揮官、ジュディ分隊長が前に出て隊の皆に訓示を告げる。

「あー、うむ、噂の敵のビーム兵器とやらの射速、威力、射程距離その他諸々、その性能は一切が不明だ。よって自分らはいつ如何なる時でも敵兵器の射程距離内にいるものと考えるように。特にブロッカー配置は最前衛とするのが順当であろう。それとこれも一応伝えておくが、あの施設にはパズドラン独自の技術で造り上げたという人造魔装兵がすでに何名か実戦配備されているとの情報も入ってきている。今回の作戦では何よりビーム対策が課題だとは思うが、くれぐれもそれら近接対人戦への備えも怠らんようにな。以上だ」

その後は各班長による本作戦での陣形申告へと続く。第12、13班と来て我らがユーシスの番も近い。

しかし先ほどまでの会議開始の時間ギリギリまで長いこと仮眠をとり過ぎてしまっていた我らがユーシス君。今回もお約束通り、事前に計画しておいた完璧な陣形をすっかりド忘れしてしまったご様子である。

 

 

※第14班班員情報(計4名)

 

A:アタッカー(レイラ)  (魔装:剣)

G:ガンナー(アビーニャ) (魔装:銃)

B:ブロッカー(ミルノ)  (魔装:盾)

(agb):班長(ユーシス)(魔装:剣or銃or盾)

 

・ユーシスは毎回どれでも好きな魔装を選んで出撃できる。

・ただし作戦中の魔装の換装は不可。

 

 

※基本となる4陣形例

 

前 衛

口口口  左 ↑ 右

口口口   ← →

口口口  翼 ↓ 翼

後 衛

 

白虎の陣  青龍の陣

口B口   a口A

a口A   口G口

口G口   口B口

玄武の陣  朱雀の陣

口A口   口B口

b口B   口A口

口G口   g口G

 

 

さて、ユーシスの申告する番はもうすぐそこだ。早く報告する陣形を決めなければならない。

考え過ぎず基本に忠実に、これら4つの陣形例のどれかをそのまま採用しようと考えた賢明な班長は、その名称だけをここで覚えて分隊長に申告すればよい。

以後の作戦中はその陣形ごとの戦況結果はオートで集計されるので、その際はメモも記憶力も全く必要なく読み進められる。

だがしかし、もしもあなたのユーシスが班員の陣形配置を勝手にイジくるような自信家の班長であったならば、その時は作戦中における班員それぞれの魔力点の変化はあなたが全てマニュアルで記録していかねばならない。

この場合は、決めた陣形の配列位置も含め常にメモを取りながらのプレイが必要となってくるだろう。

 

→基本の4陣形よりひとつを選び申告するなら(オートモード) 5へ

→マニュアルでの陣形配列を検討してみるなら(マニュアルモード) 4へ

 

 

 

 

 

4@マニュアルモード解説

 

ようこそ。本作をより深く楽しもうとするあなたのその挑戦に心より感謝する。

ではここではより詳しく、マニュアル陣形の作成ルールについて解説しよう。

各位、間違いの無いよう知恵を絞った独自の陣形を構築されたし。

※マニュアル陣形の作成ルール

 

・9マスの外周四辺、つまり前衛・後衛・右翼・左翼のいずれも3マス全てに続けての空白を残してはならない。もしその様な部分があれば陣形はそのまま外側に向け拡大スライドしたと同じを意味するからである。

・故に、上下左右四辺の四列にはそれぞれ必ず誰か1名以上が配置されているかどうかを事前によく確認しておくこと。

@合格例

口A口   A口A

A口A   口口口

口A口   A口A

 

A口口   口口A

口AA   口口口

口口A   AAA

※不合格  ※修正例

口A口   口A口

AAA ⇒ 口口口

口口口   AAA

口口口   A口A

AA口 ⇒ 口口口

AA口   A口A

どうだろうか。

やはり難しそうなのでオートにしようというのなら、それもまた懸命な判断だ。その際は戻って基本の4陣形から選び直して申告すればよい。

→やはり戻って基本の4陣形から選び直すなら 3へ

→マニュアル陣形を申告してブリーフィングを終了するなら 5へ

 

 

 

 

 

5@ブリーフィング後

 

さて、何とか自班の陣形申告を終えたユーシス。

ブリーフィングも終わり、作戦の開始時間までは暫しの解散となる。

この僅かな時間、ユーシスはどこへ足を運ぶのか。

 

→魔装の整備所へ行く 6へ

→飲食のできる給仕所へ行く 7へ

→仮眠用に設置されたテントへ行く 8へ

→このまま作戦本部テント内に留まる 9へ

 

 

 

 

 

6@整備所

 

魔装の整備所テントにやって来たユーシス。

誰か女の子が来ているかなー♪と期待していたのだが、あいにくいつものイカつい整備兵のオヤジ面々だけであった。

ちょっと、いやかなりガッカリしつつも取り敢えずは馴染みのオッチャンと雑談を交わす。

聞けば今回から新型の魔盾がブロッカー各員に支給されてるらしい。対ビーム戦になら絶対に役立つ画期的なシステムなんだと、オッチャンは熱心にツバを飛ばしながらまくし立ててきた。

 

「だからよう!今度こそ出力調整までバッチシ完璧! 大丈夫だから安心して使って来い! 、、、、なんだよその疑りの目は。そりゃあ、あの嬢ちゃんに怪我までさせちまったのはホント俺も悪かったと思ってるさ。でもよ、あの貴重な試験データが取れたからこそ何とかこの作戦までの完成にこぎつけられたんだぜ。帰ったらたんまり差し入れ持って見舞いに行っとくからよ、お前からもダムリスの奴にはよろしく言っといてくれよな!頼むぜ!」

 

件の暴発騒ぎならユーシスも聞いている。オッチャンの新型魔盾の開発に協力していたダムリス班のブロッカー、カルラは今もそのおかげで全治三ヶ月の入院中なのである。

よってダムリス班は今回の作戦、班長であるダムリスがブロッカーを務めての3人態勢で臨むらしい。まぁあの兄貴たちエース班の事だから、そう心配いらないとは思うが。。。。

 

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

7@給仕所

 

「、、、、そうですか。そんなに扱いが難しいんじゃ、やはり今回はリミッター掛けておいた方がいいですよね」

珍しいこともあるものだ。ユーシスの兄貴であるダムリス班の面々に混じって話をしていたのは、我らが第14班のブロッカー、ミルノだった。

「おうユーシス、お前も聞いてんだろ? ウチの大事な正ブロッカーのカルラが今、事故で入院してるって話。今回の作戦から支給された新型魔盾の実験につき合わされちまったばかりによう、ちっくしょう、やっぱ代わりに俺がやっときゃよかったんだよなぁ。。。。」

常に陽気なラテン系のダムリスも、今日ばかりは苦虫を噛み潰したような面持ちだ。

カルラの姉であるオルソも相棒が不在なせいか、いつもの元気がない。

慰めるように彼女の横に寄り添っていたエースアタッカーのオネイスが言葉をつなぐ。

「カルラほどの腕利きですら失敗して暴発を起こすほどに、あの魔盾に搭載された新しいシステムは扱いが難しいらしいのです。幸いお兄様はここ数日の猛特訓でなんとか基本的な技術は習得なされたようですが、他の凡人のブロッカーの方々では何日、いえ何週間かかる事か。ミルノさんにはくれぐれも使用は自重なさるよう、そのように申し伝えていたところですわ」

聞けば本作戦ではカルラの代わりにダムリス自身が魔盾を持ってブロッカーを務めるそうだ。欠員が出てもチームワークの乱れを危惧してか、特に補充もせずに3人だけで出撃するつもりらしい。

その後、ユーシスとミルノはダムリスらに忠告の礼を言うと一緒に給仕所を後にした。

「あれってそんな危ないシステムだったんだー。ミルノちゃんは絶対に使わないでよー。僕、心配だからさぁ」

「だからちゃん付けやめてください。まぁでも私もあそこまで言われると、少しは考えざるを得ませんが、、、、」

、、、、少しだけなんだ。

さっき兄貴の前では神妙に頷いていたくせにやっぱりまだ使うのを諦めてないんじゃないか。危ないなぁ。

「ところで、、、、班長さん近いです。もっと離れて歩いてください」

「えー、ダメだよー。ほらぁ、砂漠の風は冷たいじゃない? こうして僕が風よけになってあげるってば。作戦前に風邪ひいたりしないように、ねっ♪」

「、、、、、キモいです。風邪ひく方がまだマシかと」

「やだなーそんなこと言わないでよ。いいー?あの魔盾の新システムとやらは絶対に使っちゃダメだからね。約束だよ」

「さぁ、どうでしょうね、、、、」

※ミルノとの親密度を+1すること。

 

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

8@仮眠用テント

 

「うー、さぶさぶッ。やっぱあと10分だけ寝とこぉっと」

設置された仮眠用テントに戻り、またも惰眠をむさぼろうとするユーシス。同じようなグウタラ隊員もちらほら残っていたのに妙に安心しつつ、自分ももぞもぞと寝袋を探してもぐり込み、あっという間に夢の中へ。

(むにゃむにゃ、、、、もう食べられないよう、、、、)

ゴロゴロ、、、、ゴロゴロ、、、、

(え、もっと食べろって? いやぁどうしたのみんな。今日はやけに優しいなぁ、、、、ウフ、ウフフフ、、、、)

、、、、ふにゅっ

(うわぁい♪ほっかほかの肉まんだぁ♪ それも2つも♪ ちょっと小さめだけどまぁいっかあ、いっただっきま~す♪)

「なに、、、、やってんのさ?」

 

(あ~~ん)って、、、、、えっ?!

「ユーシスくん、この両手はいったい、何のつもりなのかなぁ?」

レ、レイラさん?? え、この手ってその、、、、あれ? アレあれっ?

「だぁかぁらぁ、、、、さっきから人のドコを鷲づかみにしとるのかと聞いとるんじゃああああ!!!!」

ドカ! バキ!ボコ!ベキ!グシャァッ!!

「ブッ!ドッギャアアアーーーーッス!!!」

(もちろん富山敬で)説明しようっ!!

賢明なる読者はお気づきだろうが、寝相の悪いユーシスはゴロゴロゴロゴロするうちに横で寝ていたレイラのささやかなツインピークスへと突撃ラブハートしてしまったのであーる!

みんなはこんな事がないように、自分の寝相には気を付けようねっ! ムリかっ!

※レイラとの親密度を+1すること。

 

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

9@テント内

 

ブリーフィングが終わって皆がぞろぞろとテントを出ていく中、ユーシスはもう少しここに残ってみる事にした。地図を再確認する者や、幹部と作戦の詳細を詰めている者などをなんとなく眺めていると、ふいに後ろでジュディ分隊長の叱責の声が聞こえた。相手は……アビーニャだ。

「何度意見しようがダメなものはダメだ。特に貴様は元難民とはいえ敵国パズドランの出身、ただでさえ貴様と敵国との内通を疑う不届き者も少なくはないのだぞ。すでに偵察はしかるべき兵で充分に済ませてある。貴様の事情は私も重々承知しているが、今回に限っては特に勝手な単独行動は慎むんだ、いいな」

どうやらアビーニャが敵施設への偵察に行きたいと、そんな申し出をしていたらしい。分隊長の言う通り、そんな真似をしてもしこの作戦が失敗でもした日にはアビーニャの軍での立場はかなり危ういものとなるのは想像に難くない。こいつはマズイぞっ。

「ちょ、ちょーっとスイマセーン! いやいや僕からもよーく言って聞かせますんでハイ、どーもどーも失礼しましたーっ!」

慌てて止めに入ったユーシスはアビーニャをそのまま強引にテントの外まで連れ出した。

「ハァハァ、まったくもう、、、どうしたんですかアビーニャさん。らしくないじゃないですか。何をそんなに焦って、、、、」

そこまで言ってから、ふと思い出す。先ほど彼女を泣かせてしまった時に聞いた、お父さんの話を。

そうか、殺して構わんなんて参謀の物騒な言葉を聞いたから、それで。。。。。

「ごめんなさい班長さん、その、、、私、、、、」

「いや、僕の方こそすみません。アビーニャさんの気持ちも知らないで、、、、」

「、、、、、勝手なのは私です、、、、、班長さんにはいつも迷惑かけてばかりなのに、、、、、」

「そんなことないですって。アビーニャさんには僕の方がいつも助けられてますから、ホント、、、、」

どちらもただただ謝るばかりで一向に会話が進展しない。ユーシスは自分の対人スキルの無さをつくづく悔やむ。

これがレイラやミルノ相手だったなら、彼女らはある意味ストレートにいつも思ったことをぶつけてきてくれるのでユーシスでも話しやすい部分があったりするのだが、ことアビーニャに至っては未だに心を開いてもらえてる気が全くしていない。

慎重にいくべきか、それとも思い切って本音をぶつけるべきか、どう対応していいのかさっぱり判らない。

やがてお互いが言うこともなくなり、2人の間にいつもの気まずい沈黙が流れる。

そのままダッとアビーニャが無言で走り去っていく。これまたいつもの2人のパターンであった。

ぽつんと残されたユーシスは、砂漠の冷たい風にひとり寂しく吹かれるのみ。

うーむ、こんなんで彼にアビーニャと普通に会話できる日が来るのだろうか……。

※アビーニャとの親密度を+1すること。

 

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

10@作戦開始!

 

「独立魔装兵分隊! 第11から14班、出撃する!」

 

ダムリスの掛け声で全員がホバーシューズに魔力を入れる。各分隊は陣形を保ったまま静かに砂の上を滑り出した。

空の月も雲に隠れて辺りは真っ暗闇。目標物である敵の実験施設もまた人目を忍んで建てられたものである以上、目印になる不用意な灯りなどは外に漏らしているはずもなく。

近くも遠くも、ただただ闇が支配するのみの広大な砂漠を進軍していた、そんな矢先。

ザザザザザザアアア!!

突如前方に砂嵐が立ち上った。あれは……、サンドフィッシュの群れだ!

砂漠の砂の中でもまるで海と同じように自由に泳ぎ回れるという、奇怪な魔法生物の集団である。

ピラニア並みの肉食魚であり、旅するキャラバンのラクダなどを格好の獲物にしている獰猛な砂漠のギャングだ。

俄かにざわつく魔装分隊であったが、すかさず放たれたダムリスの的確な指示により全員がすぐに落ち着きを取り戻す。

「魔力はまだ使うな! エネルギーの発光で敵に気づかれる危険がある! ここは黙って耐えるんだ!」

 

【fase1】

 

分隊は前方より飛び掛かってくるサンドフィッシュの群れと正面衝突する!

Aなら剣で斬り払えるが、他の兵種ではムリだ!

 

陣形前衛にいる班員を確認せよ!

その横1列にGかBがいれば、それら全員が魔力点≪1≫のダメージをそれぞれ受ける!

Aならそのままノーダメージでよい!

GBA

口口口

口G口

(前衛のGとBは-1、Aはダメージなし、後衛のGもダメージなし)

 

 

【fase2】

 

なおも分隊にまとわりついてくるサンドフィッシュの群れ!

一刻も早くこれを一掃せねば、目標到達前に余計なダメージを食らいかねない!

今度は陣形の前衛と中衛にいるAの数を確認せよ!

もしそれらの位置にAが2人いれば、手早く敵を撃退できるのでこのフェーズはノーダメージで終了できる!

しかしAが1人以下しかいなければ、撃退に手間取った結果、接近戦に弱いGだけが更なるダメージを受けてしまう。

その場合は班全体にいるG全員にそれぞれ魔力点≪1≫の追加ダメージだ!

口口A

AB口

口G口

(前衛と中衛にA2人、よってGはダメージなし)

A口口

口B口

口GA

(後衛のAはカウントされない、よってGは-1)

→白虎の陣ならば 11へ

→青龍の陣ならば 12へ

→玄武の陣ならば 13へ

→朱雀の陣ならば 14へ

→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に 15へ

 

 

 

 

 

11@白虎の陣~その1~

 

1人前衛のミルノがサンドフィッシュの急襲を受けていきなりのダメージ!

しかしすぐに中衛のレイラとユーシスの2枚アタッカーが剣を振るって敵を一掃する!

結果、それほどの被害は受けずにサンドフィッシュの群れを突破することができた!

 

【戦況報告】

※白虎の陣 B-1

≪A4 G4 B4→3 a4≫

 

口B口

a口A

口G口

 

→まだまだ順調! 15へ

 

 

 

 

 

12@青龍の陣~その1~

 

敵との正面衝突には最も強いのがあなたの選んだ青龍の陣だ!

前衛の2枚アタッカー、レイラとユーシスは剣を振るってサンドフィッシュを軽々と撃退していく!

結果、全くの無傷で第14班はサンドフィッシュの群れを突破できたのだった!

  

【戦況報告】

※青龍の陣 ダメージ無し

≪A4 G4 B4 a4≫

 

a口A

口G口

口B口

 

→快調快調! 15へ

 

 

 

 

 

13@玄武の陣~その1~

 

サンドフィッシュとの衝突は何とかレイラが1人で防ぎきったものの、奴らは後衛のアビーニャへと狙いを切り替えてその牙をむいた!

敵のビーム攻撃に備えたはずの2枚ブロッカー陣形だったが、さすがにこういった急襲までは想定外であった!

 

【戦況報告】

※玄武の陣 G-1

≪A4 G4→3 B4 b4≫

 

口A口

b口B

口G口

 

→まだまだこれから! 15へ

 

 

 

 

 

14@朱雀の陣~その1~

 

突然のサンドフィッシュの急襲にさらされる1人前衛のミルノ!

しかも接近戦に長けたアタッカーは中衛のレイラ1人しかいない!

遠距離戦に特化した朱雀の陣は、残念ながらこういった接近戦にはからきし弱い!

結果、群れを突破する頃には全体的に手痛いダメージを受けてしまっていた!

 

【戦況報告】

※朱雀の陣 G-1、B-1、g-1

≪A4 G4→3 B4→3 g4→3≫

 

口B口

口A口

g口G

 

→大丈夫か?! 15へ

 

 

 

 

 

15@これが驚異の科学力?!

 

思わぬトラブルに見舞われた魔装分隊だったが、その後は順調に砂漠を進んでいく。

やがて敵施設と思しき岩山が近づいてきた。

よぅし!スピードを上げるぞ! 全員がホバーを加速させようとした、その時だった。

岩山の中腹がキラリ光ったように見えた、、、、その刹那!

 

………ィィィィイイイイイイインン!!!

 

!!!

光の柱が一直線にこちらへ向かって伸びてくる?!? 何だぁッッ!!

 

敵施設からの超遠距離レールガンビーム攻撃だ!

まだ距離があると油断していた14班は、かわすのもままならず直撃を受けてしまう!

 

 

【fase1】

 

陣形中翼にいる班員を確認せよ!

その真ん中、縦1列にいる全員が一律でそれぞれ魔力点≪2≫の貫通ダメージを受ける!

だがその列にBがいれば、魔力点≪1≫を消費することでなんとかこのビームは防ぎきれる!

魔力を消費したBも含めたその列の後方にいる班員すべてを守ったとして、ダメージをゼロにすることが可能だ!

ただし守れるのはあくまでBの後方にいる者のみ! 前方にいる班員までは当然ビームから助けることはできない!

口AA

口B口

口G口

(前衛中翼のAは-2、中衛のBは-1、後衛のGはダメージなし、前衛右翼のAもダメージなし)

 
 

「チッ、やーっぱバレてねぇとは思ってなかったんだよなァ! よぅし総員、魔力解禁ッ! ブロッカーは魔盾を展開し、各班密集形態で全速力で突破だ!行くぞッ!」

 

隠密接近は完全に失敗だ! 敵施設からのレールガンビームがなおも連続で撃ち出される!!

ダムリスの指示により、各班は陣形を収縮させての強硬突破をはかった。

敵施設までの距離はまだ遠い。果たして全員が無事にたどり着けるか?

 
 

【fase2】

陣形にいるBの位置を確認せよ!

ここでは左右の位置は関係なく、Bがいる横一列よりも前方の列にいるAとGは、魔盾に守ってもらうことができずに全員がそれぞれ魔力点≪2≫の貫通ダメージを追加で受ける!

例えばBがいるのが中衛ならば、前衛にいるAとGは全員がダメージを受ける! Bが前衛ならば誰もダメージは受けない!

口GA

B口口

口G口

(前衛のGとAは-2、それ以外はダメージなし)

B口A

口A口

口G口

(前衛にBがいるので、全員がダメージなし)

→白虎の陣ならば 16へ

→青龍の陣ならば 17へ

→玄武の陣ならば 18へ

→朱雀の陣ならば 19へ

→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に 20へ

 

 

 

 

 

16@白虎の陣~その2~

 

ビームが飛んできたのがちょうどブロッカーであるミルノの正面だったのが幸いした!

とっさに構えた魔盾に弾かれたビームは、轟音と共に遥か後方の空高くへと流れ消えていく!

「うひゃー危っぶなぁい、、、、大丈夫だった!? ミルっち?」

「ええ、、、、でもまさかあんな遠くから撃ってくるなんて、、、、、」

 

よ、良かったぁ、無事だったみたいだ。

 

「ボクやアビニャンのとこだったらヤバかったよねー。ま、ユーシスなら別にいいけど♪」

ボ、ボクならいいんだ。。。。トホホ。

 

やがてダムリスの指示どおりに密集形態と取る第14班。

先頭を務めるのはブロッカーのミルノだ。これは心強い。

「さっきは油断しましたがもう大丈夫です。皆さん早く私の後ろに、行きますよっ!」

「ちょっとユーシスくっつき過ぎ!もっと離れて、、、、ってソッカぁ!こいつオトリにすればいいじゃん! えいえいッ!うりうりッ!ww」

「ちょ?!レイラ蹴らないで! イタイ!イタイってば!」

、、、、かくして一応、ユーシスも振り落とされることなく第14班は全員が無事でビームの雨を突破できた。

【戦況報告】

※白虎の陣 B-1

≪A4 G4 B3→2 a4≫

 

口B口

a口A

口G口

→危機一髪! 20へ

 

 

 

 

 

17@青龍の陣~その2~

 

ビュゴオオオオオッッ!!

 

「アビーニャさんっ!?」「アビにゃんっ?!」

 

中衛中翼にいたアビーニャが1人、飛んできたビームの光に飲み込まれた!

その後方にいたミルノはとっさに構えた魔盾によって無事だったが、、、、アビーニャは?!

 

、、、、、、ドサッ!

 

アビーニャが力なく砂地に倒れ伏した。

アビーニャさんッ!! 駆け寄ったユーシスが彼女を助け起こす。うわッ?! ひ、酷い火傷だ!

とっさに両腕で守ったらしく顔だけはかろうじて比較的軽傷だったが、腕も脚も、全身がビームの熱で目も覆うばかりの火ぶくれを起こしていた。

そんな中でも指揮官であるダムリスから届く、非情な突撃命令。

レイラやミルノが止めるのも聞かずによろよろと力なく立ち上がるアビーニャだったが、肝心のブロッカーであるミルノが最後尾では、降り注ぐビームの嵐に対して成す術がなかった。

結果、ミルノ以外の全員が更なる大ダメージを受けてしまい、アビーニャはここで無念のリタイアとなってしまう。

すぐに緊急用の転送装置が起動し、戦線離脱となったアビーニャは光の中へと消えていった。

クッ、アビーニャさんゴメン。僕の作戦ミスだ。もっと前方の守りを固めていればこんな事には。。。。。

 

【戦況報告】

※青龍の陣 A-2、G-4、B-1、a-2

≪A4→2 G4→0 B4→3 a4→2≫

a口A

口X口

口B口

→被害甚大?! 20へ

 

 

 

 

 

18@玄武の陣~その2~

 

ビュゴオオオオオッッ!!

 

「アビーニャさんッ?!」「レイラっ!!」

 

陣形の真ん中を、瞬く間にビームの柱が高速で貫いていく!

その一瞬の出来事に、左右の両翼にいたユーシスとミルノはただ見ているしかできなかった。

ようやく光が収まった時、そこに倒れていたのは全身黒焦げと化したアビーニャとレイラだった。

駆け寄ったユーシスが彼女らを助け起こすも、どちらも火傷が酷い。

とっさに両腕で守ったらしく2人とも顔だけはかろうじて比較的軽傷だったが、腕も脚も、全身がビームの熱で目も覆うばかりの火ぶくれを起こしていた。

そんな中でも指揮官であるダムリスから届く、非情な突撃命令。

なんとか立ち上がった2人を支えて陣形を組みなおすも、瀕死のレイラがそのまま先頭を務めるのはやはり無謀でしかなかった。

結果、レイラ1人が更なる大ダメージを被り、ここで無念のリタイアとなってしまう。

すぐに緊急用の転送装置が起動し、戦線離脱となったレイラは光の中へと消えていく。

とっさの事態だったとはいえブロッカーにも関わらず仲間の危機を救えなかったユーシスは、己の無力さを悔いるしかなかった。

【戦況報告】

※玄武の陣 A-4、G-2

≪A4→0 G3→1 B4 b4≫

口X口

b口B

口G口

→手痛い脱落! 20へ

 

 

 

 

 

19@朱雀の陣~その2~

 

ビームが飛んできたのがちょうどブロッカーであるミルノの正面だったのが幸いした!

とっさに構えた魔盾に弾かれたビームは、轟音と共に遥か後方の空高くへと流れ消えていく!

 

「うっひゃあ危っぶなぁい、、、、大丈夫だった!? ミルっち?」

「ええ、、、、すみません、油断してました。でもまさかあんな遠くから撃ってくるなんて、、、、、」

 

よ、良かったあ、無事だったみたいだ。

 

「でもオシかったなー。もうちょっと左にズレてればユーシスがお払い箱になってたのにね♪」

レ、レイラさん? それはいくらなんでもあんまり。。。。

「ほらユーシス、なにボーッとしてんのさ! 突撃だって!もたもたしてると置いてくよッ!」

 

うわわわ?! ま、待ってよ~~!

その後、第14班は先頭のミルノがしっかり魔盾を張った状態で全員が安全にビームの雨を突破できたのだった。

【戦況報告】

※朱雀の陣 B-1

≪A4 G3 B3→2 g3≫

 

口B口

口A口

g口G

→危機一髪! 20へ

 

 

 

 

 

20@クロスファイアを駆け抜けろ

 

目標である敵研究施設まであと少し。長距離ビームの射角外まで入りこめたようで、ようやく砲撃も収まった。

 

ズドンッ!! ズドズドズドンッ!!

 

しかし今度はビームではなく、巨大な岩が施設から山なりに飛んできた。 

投石機か! これまた打って変わって原始的な兵器を!

しかし軽い矢やビームならともかく、重量のある岩の飛来を魔盾で防ぐのは物理的に危険だ! ここは魔銃による迎撃破壊に頼るしかない!

 

 

【fase1】

 

班全体に残っているGの数を確認せよ!

Gが2人いるならば迎撃は容易い。岩はすべて粉々に撃ち砕いて全員ノーダメージでこのフェーズを終える!

しかしGが1人しかいなければ、フルパワーの一斉射撃で対処するしかない! その場合はGが魔力点≪1≫を消費することでなんとか凌ぎきってのフェーズ終了となる!

残念ながら班のGがここまでですでに全員が倒れてしまっているならば、もはや今の彼女らにこの局面を乗り切る手段はない! 残った班全員が次々に岩の直撃を食らい、それぞれ魔力点≪3≫の大ダメージだ!

 

口B口

口A口

g口G

(Gが2人いるので全員ダメージなし)

口B口

a口A

口G口

(Gが1人しかいないのでG-1)

 

 

施設周辺に仕掛けられていた撃退兵器は投石機だけではなかった。

ジャコン! ジャコジャコンッ!

今度はそこかしこの砂地の底から、突然高さ1メートルほどの鉄の円筒が何本も生えてくる。

そして全部がキィィィンと耳障りな共鳴音を発したかと思うと、いきなり四方八方デタラメな方向へビームを乱射し始めたのだった。

右から左から! はたまた前から後ろからも! 壊すためにいちいち立ち止まっていてはあっという間に丸焼けだ!

敵施設はもう目と鼻の先! ここは構わず一直線に突っ切るしかない!

 

 

【fase2】

 

第14班が敵施設への到着までにかわせなかったビームの軌跡は、計3本!

→→→

口口口

口口口

「前衛列に左から右へ」

↑口口

↑口口

↑口口

「左翼列に後ろから前へ」

口口口

口口口

←←←

「後衛列に右から左へ」

これらの方向から飛んできたビームが、対象列にいるAとG全員にそれぞれ魔力点≪1≫の貫通ダメージを与える!

しかしその輝線(ビームが走る直線上)の途中にBがいれば、魔盾でブロックができるので自分を含めたその背後にいる班員は全員ダメージを受けずに済む!

BA口

口口口

A口G

(前衛のAは左のBに守ってもらいダメージなし、後衛右翼のGは右からのビーム1発被弾で-1、後衛左翼のAは後ろからと右からの計2発の被弾で-2)

→白虎の陣ならば 21へ

→青龍の陣ならば 22へ

→玄武の陣ならば 23へ

→朱雀の陣ならば 24へ

→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に 25へ

 

 

 

 

 

21@白虎の陣~その3~

 

アビーニャの魔銃の威力の前には巨岩ですら紙風船に等しい。訓練時の標的よろしく、次々と空中で粉々に撃ち落されていく。さすがは魔装分隊でも人一倍訓練熱心で有名なアビーニャの射撃だ。

彼女の奮闘のおかげで無事に投石機エリアを突破した第14班は、その勢いで続くビーム砲台エリアも風のように駆け抜けた。

左から1発! 後ろからも1発! そして右からも1発が陣形を貫いたが、幸いにもアビーニャとユーシスが少しかすった程度の比較的軽微なダメージで被害は済んだ。

「ほらほらー!のんびりしてないで行くよユーシス! 今日こそは一番槍をゲットだからねー!」

 

確かにレイラの言うとおり、今日のみんなの調子はすこぶるいい。これなら3人しかいないエースのダムリス班にも勝てるかもしれない。

結果、我らが14班は1人の脱落者も出すことなく敵施設への到達を果たしたのであった。 

 

【戦況報告】

※白虎の陣 G-2、a-1

≪A4 G4→2 B2 a4→3≫

 

口B口

a口A

口G口

 

→これは好成績か?! 25へ

 

 

 

 

 

22@青龍の陣~その3~

 

「アビーニャさん!早く魔銃で!、、、、ってそうだ!もういないんだった!」

そう、唯一のガンナーであるアビーニャは、既に脱落してしまっていた。

盾で防ごうにも重量で潰され、剣で切り割ろうにもその衝撃には勝てず。

早々に頼みのガンナーを失ってしまった第14班にもはや打つ手はなく、全員がここで岩の下敷きとなる惨めな最期を遂げたのであった。

【戦況報告】

※青龍の陣 A-3、B-3、a-3

≪A2→0 G0 B3→0 a2→0≫

X口X

口X口

口X口 

 

ジュディ分隊長

「まったく、、、、貴様は私の話を聞いていなかったのか? 前衛へのブロッカー配置は最優先にとあれほど忠告したのに準備を怠るとは!」

 

→残念!GAMEOVERだ!

1に戻ってやりなおすがいい!

 

 

 

 

 

23@玄武の陣~その3~

 

唯一のガンナーであるアビーニャが上空に迫る巨岩に照準を合わせる。しかしその残り少ない魔力はもはや燃え尽きる寸前であった。

仲間を守るため最後の力を振り絞るアビーニャだったが、最後の岩が砕け散ると同時についに力尽きてしまう。

その後、彼女の奮闘に救われたミルノとユーシスの2人は淡々とビーム砲台の中を駆け抜けていったが、悲しいかなその盾で守るべき仲間はもう誰もいない。

命永らえたとはいえ攻撃の手段を一切失ってしまった彼女ら第14班に、果たして勝機はあるのだろうか。。。。。

【戦況報告】

※玄武の陣 G-1

≪A0 G1→0 B4 b4≫

口X口

b口B

口X口

 

→万事休すか?! 25へ

 

 

 

 

 

24@朱雀の陣~その3~

 

「ここは任せて!やろうっアビーニャさん!」「は、ハイっ!」

ようやくここが見せ場とばかり、装備してきた魔銃を颯爽と撃ちまくるガンナーのユーシス。

しかし良いのは威勢だけで、結局破壊できた岩は全体の1/3程度。大半はアビーニャにフォローしてもらうという情けない顛末。しかもその後のビーム砲台ゾーンでは1人だけビームを2発も食らってしまうという体たらく。

あぁ、周りのお嬢様3人方の見下げる視線が痛い。一人前の班長と認められるのは一体いつになることやら。

【戦況報告】

※朱雀の陣 G-1、g-2

≪A4 G3→2 B2 g3→1≫

 

口B口

口A口

g口G

 

→頑張れユーシス! 25へ

 

 

 

 

 

25@Turning・Point

 

「ヨッ!ホッ! ん?こうか?! よっし!こうだな! うりゃあ!」

 

怪我のため療養中のカルラに代わりブロッカーを務めている、第11班班長のダムリスの声だ。

見れば両手に魔盾を持った彼はそれらを1つに合体させ、飛んでくるビームを何とも器用に跳ね返しているではないか。

あれが今回の作戦から隊に支給されたという、噂の魔盾の新機能か。

わずかな修練であれほど鮮やかに使いこなすとは、悔しいがさすがは兄貴だとユーシスは素直に感心する。

さぁ、ようやく敵施設へと到達だ。拠点1番乗りの名誉、一番槍を手にしたのは今回どの班であっただろうか。

(マニュアル陣形ならば、【括弧内】に示された条件から行き先を判断せよ)

 

→白虎の陣ならば【4人全員が残存、かつ全員の合計魔力点が≪10以上≫】 30へ

→玄武の陣、または朱雀の陣ならば【1人でも脱落者が出た、もしくは合計魔力点が≪9以下≫】 26へ

 

 

 

 

 

26@エンジェル・ハイロゥ

 

敵施設内に一番乗りを果たしたのはやはり今回も順当にダムリスら第11班であった。

一番槍の栄冠を勝ち取った彼ら以外の班は、慣習に倣い施設外でストップ。援軍に備えて周辺への警戒任務に当たる。

しかし援軍が来る気配もないし、中の様子も静かなものだ。全体にノンビリ作戦終了ムードが漂う中、ユーシスは何度目かの欠伸をかみ殺していた、のだが、、、、、

ピシピシッ! メリメリメリィッ!!!

?!?!

な、なんだなんだァっ?!

いきなり施設の壁が内側から壊れ、中から巨大な何かが飛び出してきた!

見上げるほどにデカいその巨体は、黒光りする鉄のような物質でできている。

その姿はまるで陸の上を進む船のよう。あれは、、、、、あれもパズドランの新兵器なのか?!

ユーシスらが驚く間もなく、それを追ってダムリスら第11班の面々も中から飛び出してきた。

そのままその巨大な新兵器に猛然と攻撃を仕掛ける第11班。その鉄の塊からもビームの反撃が始まり、両者の壮絶な戦いが幕を開けた。

何が何だか判らないが、こうなっては場合が場合だろう。手柄を立てるチャンスとばかり待機班は皆、彼らの応援に向かった。

だがしばらくすると、遠くに見える敵新兵器の後部外装がフタのように大きく開き、中から黒いヘッドバイザーと肩アーマーに身を包んだ新手の敵兵が続々と飛び降りてきた。

総勢20名以上はいるだろうか。彼らは砂漠に降り立つと、なんと砂煙を巻き上げてのホバー走行で一直線にこちらへと向かってくるではないか。

魔装兵?! とうとうパズドランも、独自の魔装兵技術を確立したというのか?

ホバーにより巻き上げて進む砂煙には、各々の魔装から放射される魔力エネルギーが乱反射を起こし、その周囲には後光のような光輪が揺らめいてすら見える。

闇夜からの使者か、はたまた地獄へといざなう黒き堕天使の一団か。

ユーシスは自身のバイザーの倍率を上げて敵魔装兵団の様子をつぶさに観察。。。。。って、お? おぉーーっ! おおおオオおオお!!

アレはァ!、し、白ハイレグビキニの、お姉さま方!!

 

「…ほほぅ、これまた南方エルフ美女さん達の小麦色の肌が映える、ナイスなおじさん的セクハラコーディネートですね、班長さん」

いやホント、絶景だよねっ♪、、、、っていやいや!そうじゃなくって!

心の内をミルノに代弁されているうちに、そのセクシービキニアーマーギャル軍団からは問答無用な先制攻撃が来た!

あの小さな光球は魔銃によるビームか! 先を走っていた第13班のブロッカーが素早く魔盾で防いだ! と思いきや?!

ボカァンン!!

「キャァァッ?!?」

なんと!防いだはずの魔盾が爆発し、ブロッカーの彼女が大きく吹っ飛ばされた!

故障か?! いや違う、見れば他の班でもビームを受けた魔盾は等しく爆発を起こしている!

「…参りましたね、どうやらあのビームを盾で防ぐのは無謀なようです」

あきらめ顔で魔盾を投げ捨てたミルノ。少しでも身軽になって被弾面積を減らすしかないとの判断だ。

やがて敵はかなりの距離を取って大きく魔装分隊全体を包囲した。

1つの班が突出して果敢に敵に向かっていくも、すぐにビームの集中砲火を受けてあっという間に全滅してしまった。

動けずに固まるグラブル魔装分隊に、今ゆっくりと敵の銃口が向けられた。次の砲撃が来る!

果たしてこの危機を脱する選択肢は今のユーシスらに残されているだろうか。

 

【final・fase1】

 

包囲された第14班に、敵の新兵器スプレッドビーム弾が全方位から迫り来る!

口↓↑

口↓↑

口↓↑

「中翼列に前から後ろへと、右翼列に後ろから前へ」

口口口

→→→

←←←

「中衛列に左から右へと、後衛列に右から左へ」

これら4方向からのビーム弾は今度は貫通はしない!

対象列において一番最初に命中するAかBのみを爆発に巻き込み、それぞれ魔力点≪2≫のダメージを与える!

ただしその輝線の前後いずれかにでもGがいれば、魔銃による援護射撃で撃ち落とせるのでそのビーム弾に関するダメージはゼロにできる!

※そしてもしもユーシスの魔装がGで、本来ならばレイラかミルノに当たるはずだったビーム弾を彼の魔銃が撃ち落としたのならば、ここではそのガードした班員との親密度を+1することができる!

口B口

G口口

口Ab

(中翼列・前からのビーム弾は前衛Bのみが被弾して後衛のAはダメージなし。また同じく後衛列・右からのビーム弾も被弾するのはbのみ。よって上記陣形の総ダメージは≪B-2、b-4≫となる)

口A口

口GB

a口口

(前衛のAは後ろにいるGの援護でダメージなし、右翼のBも左にいるGの援護で同じくダメージなしだが、後ろから来る別のビーム弾は避けられずに被弾する。よって総ダメージは≪B-2、a-2≫)

天国かはたまた地獄か、ビキニアーマーギャル軍団からの壮絶なビーム包囲網から一向に抜け出せない我らが第14班。

右へ左へと目の前を流れ流れていく健康的な褐色肌のボディラインがなんとも眩しい。クッ、こんな場所での出会いでなかったら、ぜひともお近づきになりたいところだったのにィ!

そんなこんなで反撃の手段も見いだせないまま防戦一方の絶体絶命かと思いきや、そこへ突如遠くから響くひと際大きな爆発音。

兄貴たちだ! あの巨大新兵器の撃破に兄貴らが成功したのだ!

旗艦のピンチにさすがに潮時と悟ったのか、敵はすぐさま包囲を解いて全員旗艦の元へと戻っていく。み、見逃してもらえた、、、、のかな?

げえッ!? ま、まだだったァ!!

敵は去り際に全員が振り返り、最後の置き土産とばかりによりにもよって我らが第14班へとビーム弾の一斉射を放っていったのだ!

 

【final・fase2】

 

班全体に残っているGの数を確認せよ!

Gが2人いればそれぞれが魔力点≪1≫を消費することで、Gが1人だけでも魔力点≪3≫を消費することで、なんとかこの降り注ぐスプレッドビーム弾の猛攻をすべて破壊し、ノーダメージでこのフェーズを終える!

しかしGが1人もいない、もしくは魔力点が足りないのであれば、全員がここで魔力点≪2≫のダメージを受ける!

口B口

口A口

g口G

(Gとgが2人とも残っていれば、G-1、g-1の消費でノーダメージ)

口A口

b口B

口G口

(Gが1人いても残り魔力点が≪2≫しかなければ、消費が足りずに全員がダメージ-2)

→玄武の陣ならば 27へ

→朱雀の陣ならば 28へ

マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に

→班内全員の魔力点が0点になったのならば GAMEOVER

→誰か1人以上でも魔力点を残して生き残れたのならば 34へ

→特に班4人全員が残存のまま最後まで戦い抜けたのならば 29へ

 

 

 

 

 

27@玄武の陣~その4~

攻撃要員を失ったブロッカー2人はもはやサンドバッグ状態でしかなかった。

右翼ミルノの背後から1発! そして左翼ユーシスの左からももう1発!

そして最後は敵の一斉射を全面に受けて、あえなく2人はそろって撃沈する。

クッ、こ、ここまで来て。。。。。。

【戦況報告】

※玄武の陣 B-4、b-4

≪A0 G0 B4→0 b4→0≫

口X口

X口X

口X口

 

ジュディ分隊長

「ここまで来て諦める気ではなかろうな? 別の陣形を選び、次こそは作戦を成功に導くのだ!」

 

→残念!GAMEOVERだ!

1に戻ってやりなおすがいい!

 

 

 

 

 

28@朱雀の陣~その4~

「…だったら、当たる前に!」

ズキュゥゥン! ドカァンン!!

後ろから来る敵ビーム弾がアビーニャの魔銃によって貫かれ、空中で爆発四散した。

そうか、その手があったかっ! 凄いやアビーニャさん!

アビーニャは続けざまミルノやレイラへのビーム弾も撃ち落とそうとしたのだが、そちらはビームの射軸と自身の位置関係がわずかにズレていたせいもあってか残念ながらミスショットに終わってしまう。

魔力を消耗し過ぎていたミルノはその1発であえなく脱落。レイラも同じく1発をもらってしまったが、彼女は陣の中央で温存されていたおかげでなんとか耐えしのいだ。

「くっそぉ! 今回のボク、まるでいいトコないじゃないかぁ!」

不満を爆発させるレイラだったが、吠えたところで敵が近づいてきてくれるわけでもなく。

結局、敵の退却時一斉射をアビーニャとユーシスのダブルガンナーが撃ち落とし戦いが終わるまで、彼女の出番はとうとう回っては来なかった。

ともあれ、レイラとアビーニャの2人を残して見事最後まで全滅の危機を免れたのは、間違いなくあなたの正しい采配によるものだ。職務を全うしたユーシスも、草葉の陰でさぞや喜んでいることだろう。

「あ…あのぅ、、、、勝手に殺さないで、、、、ガックシ」

 

【戦況報告】

※朱雀の陣 B-2、A-2、G-1、g-1

≪A4→2 G2→1 B2→0 g1→0≫

口X口

口A口

X口G

 

→これにてミッションクリアだ!おめでとう! 34へ

 

 

 

 

 

29@今、大切なのは

…危機は去った。

両軍共にこれ以上の無用な戦闘は避けたいとの利害が一致し、ユーシスらグラブル魔装分隊は全員が疲れ切って砂地に腰を下ろして休戦状態、対する敵の魔装兵団も破壊された旗艦内から技術者らの救出を終え、ちょうど自国領への撤退を始めるところだった。

砂煙を巻き上げて去っていく敵団を、じっと座り込んだアビーニャは眺める。いつにも増して無表情なその顔からは何の感情も読み取れはしない。

ユーシスはどうすべきか考えあぐねていたが、彼女の近くまで行くと思い切って聞いてみた。

「…あの中にいたかもしれませんね、お父さん」

ユーシスの声にアビーニャはゆっくりと頷いたが、ふいに思い出したように首を小さく横に振った。

「いいんです。生きていればきっとまたいつか会えます。それよりも…」

彼女はすっくと立ちあがると、服についた砂を払う。

離れた場所で談笑しているレイラとミルノを見つめ、そしてくるりとユーシスに向き直り言葉をつなぐ。

「父よりもっと失いたくない人たちが、こうして今日もみんな無事でした。今はそれが何よりです」

吹っ切れた、わけではもちろんないのだろう。

それでも無理に明るく振る舞おうとする彼女の気遣いに、ユーシスは強く心を打たれた。

まだまだこうして気を使われてばかりだけど、きっといつかは僕も頼ってもらえる班長になりたい。そう願うばかりであった。

 

※アビーニャとの親密度を+1すること。

→親密度ルートクリア達成!お疲れ様っ♪ 34へ

 

 

 

 

 

30@凍える再会

 

「?お父ちゃんっ!?」

 

見事一番槍の名誉を勝ち取り、唯一敵施設内への潜入を許された我らが第14班。

施設内部の通路を進むそんな中、ふいにアビーニャが立ち止まり踵を返して通路の脇道へと滑り込んでいった。気付いたユーシスらも慌ててその後を追う。

着いた先は地下の巨大な格納庫だった。そこにはいくつもの車輪がついた見上げる程に大きな鋼鉄の塊が鎮座しており、白衣姿の男がちょうど天辺のハッチから中へ乗り込もうとしているところだった。

 

「お父ちゃんやろ?! ウチや!アビーニャやぁ!」

 

アビーニャが男に向かって必死に叫んでいる。彼女の口から聞きなれない南方なまりが飛び出したのにも驚いたが、何より彼女の父親である噂のマッド科学者本人とこんな所で出くわすとは。

だがしかし、当の科学者は一瞬きょとんとした後にすぐに眼鏡の奥に潜む細い糸目をなおのこと細めて、大声で笑いだしたのであった。

 

「おぉーっ、誰かと思えば、我が愛しのアビーニャちゃんじゃあなーいかぁ♪ ドコへ逃げたのかとずーっとパパは心配してたんだよぉ。こうしてまた巡り合えるとは何たる奇跡! いやぁパパはねぇ、本当に本ぉん当にね、心配で心配で胸が張り裂けそうだったんだよぉ♪ あーーっ、はっ、はっ、ハァ!」

 

大げさに両手を広げて娘との再会を喜ぶ父親、、、、とはとても思えなかった。いかにも芝居がかった声、そしてその視線から突き刺さるのは、まるで虫か汚いものでも見下すようなだけの冷たさ。

 

「お父ちゃんっ! いい加減目ェ覚まして!お父ちゃんっっ!!」

 

「いやしかしよく帰ってきたねぇ。ほら、早くパパの所へ戻っておいで、、、、とか何とかここは言うところなんだろう、、、け、ど、も♪」

 

科学者は、口角が裂けんばかりに大きく口を開いて、笑った。

 

「お前はね、もういらないんだよアビーニャ」

 

科学者が右手を上げると、どこに隠れていたのか何人もの黒い魔装兵が現れ、アビーニャに向けて一斉に魔銃の筒先を向けた。

 

「既にパパの人造魔装兵計画はホラ、この通り完成したんだからねえ」

 

ユーシスの背中に冷たいものが伝わる。こいつは、、、、ヤバい!!

 

「だからパパとはここでお別れしようね。あの世で母さんと仲良く暮らすんだぞ」

 

科学者の右手が何の感情もなく振り下ろされた。

バシュバシュッ!!!

とっさにユーシスがアビーニャに飛びついていなければ、今頃彼女は確実に蜂の巣だっただろう。

 

「なんでなん!なんであんな酷い事を、お母ちゃんと私にぃ!! お父ちゃんっ!ねぇ、なんでなんっ!!」

 

ユーシスに覆い被さられながらも必死にもがき叫ぶアビーニャ。それでも父親であるはずの科学者は飄々たる態度を崩さない。

 

「いやいやそんな、どうしてって、そりゃあお前、全部科学の発展のために決まってるじゃあないか。パパの研究のためなら愛する家族は何だって協力してくれなきゃあ、そうだろう?」

 

ダメだ、まるで会話がかみ合っていない。あれは確かに洗脳されて気が狂ってるとしか考えられない。

なんとかしてあげなきゃ! そう奮い立ったのはもちろんユーシスだけではなかった。

 

「ちょっとアンタ! 本当にアビにゃんのこと忘れちゃったの!? ボクが一発ぶん殴ってあげるからそこを動かないでよ!」

「何を言っても無駄なようですね。軍の精神科医に見てもらいますから、捕虜としておとなしく投降を願いましょうか」

 

レイラとミルノが科学者を睨みつけた。

 

「おぉっと怖い怖ーい。アビーニャもずいぶんとガラの悪いお友達を持っちゃったもんだ。パパ悲しいよぉ、ウェーン♪ うーん、でもまぁせっかくいらしたんだから、お友達も含めてアビーニャとはもう少し遊んであげようかな? コイツの実戦テストがまだだったからちょうどよかったんだよねー。今度は敵兵だから、思いっきり殺しちゃってもおエラさん方も文句は言わないだろうし、さっ♪」

 

そう言うと科学者は、護衛の黒い魔装兵らと共に鋼鉄の塊のハッチの中へと滑り込んでいった。

ま、待てッ! だがその直後に唸りをあげて全身を震わせ始めた鉄塊。飛びついたユーシスは情けなくも簡単に振り落とされてしまう。

やがてその謎の鉄塊は付いた車輪をきしませるとひとりでに動き出し、閉まったままのシャッターをメリメリと突き破って外へ出た。

零れ落ちそうなほどに瞬く満天の星空をバックに、開いたハッチから上半身を出す科学者の無情なシルエット。

そこから響く、低く乾いた笑い声が、砂漠の冷たい風に流れて消えた。

 

「さぁ勝負だ!グラブルの若き精鋭諸君よ! この超魔改造戦車、モールシュデゼルト相手にどこまで耐えられるかをこの私にしかと見せてくれ! あーーっ、はっ、はっ、ハァ!!」

 

 

 【大型超魔改造戦車モールシュデゼルトとの決戦】

※最終戦の特別ルール(オートモードの方は読み飛ばして大丈夫です)

・モールシュデゼルトの魔力点は≪15≫である。

・ここでは第14班→モールシュデゼルトの順で交互に攻撃が行われるターン制の総力戦バトルに移行する。

・班内に残っているA・G1人につき魔力点≪1≫を合わせた合計の点数が、1ターンの攻撃でこちら側が敵に与えられるダメージの魔力点となる。

・一方、モールシュデゼルトは下記の2つの攻撃パターンを持つ。

・第1・第2ターンはガトリングビームの乱射が班員のうち2人を狙い、魔力点≪1≫のダメージをそれぞれに与える。この際の対象者2人はあなたが任意に選んでよい。(残り班員が1人ならダメージは1点で済む)

・ただしこのガトリング攻撃は、B1人が魔力点≪1≫を消費することで全体へのダメージを完全に無効化できる。

・そして第3ターンにはフルチャージされた2門の主砲大型レールガンが班員のうち2人を狙い、魔力点≪6≫の大ダメージをそれぞれに与える。こちらの対象者2人もあなたが任意に選んでよい。(残り班員が1人だけならこちらもダメージは6点で済むが、そんな状況では確実に全滅となるはず)

・こちらの大型レールガン攻撃も、Bが受ける分だけなら魔力点≪1≫の消費で完全に無効化できるが、2門のレールガン両方を1人のBがまとめて防ぐことはできない。(Bが1人だけなら必ずもう1人が直撃を食らう)

・以後の第4~第6ターンは、上記と同じ攻撃パターンが再び繰り返される。

・この間、特殊ルールとしてBは先ほどのダムリスが見せた魔盾の反射システムを試してみてもよい。Bが魔力点≪2≫を消費することで敵攻撃の威力の半分(ガトリングなら1点、大型レールガンなら3点)を、魔力点≪4≫を1度に消費できればその威力すべて(ガトリングなら2点、大型レールガンなら6点)を敵への追加ダメージとして反射することが可能となる。

・そして今回の戦闘に限り、班長であるユーシスが先に脱落してもバトルは班が全滅するまで続けることができる。ユーシス自らが率先して他の班員をかばって構わない。

・敵味方、どちらかが全滅するまでこれらのターンを繰り返す。

・第14班の与えるダメージ点は攻撃要員の減少で段々と減っていくのを忘れないこと。

 

※ダメージ処理の手順が判らなければ、先の白虎の陣で示される戦闘結果を覗いてそれを参考にして下さい。

→白虎の陣ならば 31へ

マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に

→班内全員の魔力点が0点になったのならば GAMEOVER

→誰か1人以上でも魔力点を残して勝利できたのならば 34へ

→特に3ターン以内でモールシュデゼルトを倒せたのならば 32へ

 

 

 

 

 

31@白虎の陣~その4~

 

ミルノからの短い通信がユーシスの耳に届く。

 

「考えがあります。今回は逆に私がダメージを受けないよう、班長さんが盾になってください」

 

えぇ?ブロッカーの盾で率先してビームを防いでくれるんじゃないのぉ!?

でも、、、、何だか判んないけど信じるよッ! 頼んだミルノちゃん!

 

「。。。。だからちゃん付けは止めてくださいと何度も(#」

 

 

【finalfase:tune1】

 

白虎の陣≪A4 G2 B2 a3≫

モールシュデゼルト≪15≫

 

第14班の攻撃!

レイラ、アビーニャ、ユーシスの攻撃で計魔力点≪3≫のダメージを与えた!

「クッ?! かっ……たぁい! でもでもっ、負けるもんかぁッ!!」

モールシュデゼルトのガトリングビーム攻撃!

「うわあぁっ!」「痛てて!イテイテ!」

レイラとユーシス2人が魔力点≪1≫のダメージをそれぞれ受けた!

 

 

【finalfase:tune2】

 

白虎の陣≪A3 G2 B2 a2≫

モールシュデゼルト≪12≫

 

第14班の攻撃!

「…お父ちゃんっ! お願いやからもう悪いことはせんといて!」

レイラ、アビーニャ、ユーシスの攻撃で計魔力点≪3≫のダメージを与えた!

  

モールシュデゼルトのガトリングビーム攻撃!

今度もレイラとユーシス2人が魔力点≪1≫のダメージをそれぞれ受けた!

「痛いイタイって! ミルノちゃん?!これでホントに大丈夫なのォ??」

「大丈夫です! もう少しだけ耐えて下さい、もう少し。。。。」

 

 

【finalfase:tune3】

 

白虎の陣≪A2 G2 B2 a1≫

モールシュデゼルト≪9≫

 

第14班の攻撃!

レイラ、アビーニャ、ユーシスの攻撃で計魔力点≪3≫のダメージを与えた!

「敵機の砲身が…、光りだした?! 危ないみんな離れてッ!!」

  

2ターンが経過し、敵主砲のエネルギーが溜まった! 来るッ!

モールシュデゼルトの大型レールガンビーム攻撃だ!!

2つの砲門のうち1つはユーシスを狙うが、残りの砲門の前にはミルノが出た!

 

「これを待っていました! リフレクターシステム、、、、展開っ!!」

 

ガキュガキュガキュンッ!

ミルノの両手の魔盾が合体・変形し、計6本の突起が正六角形を形作るように広がった!

それに沿って放出されるミルノの魔力がいびつながらも花弁のように反り返った形状をとり、迫るビームの直撃を待ち構える!

 

「、、、、ぶっつけでできるかどうか判りませんが、やってみます!!」

 

ビュゴオオオオオオオ!!!

 

「グッ?!グゥゥッッ、、、、、ィイやぁああ!!」

 

渾身の力で押し出されるミルノの魔盾! そこから飛び散っていくビームの拡散反射!

 

「なんとか!脚だけを狙ってっ! くっ!!」

 

絶妙なコントロールでアビーニャの父親がいるであろう敵兵器の上半分はかろうじて避け、ビームは車輪も含めた下半分だけを的確に破壊していく。

 

「やったね!すごいやミルノちゃん! 僕は、もう、ダメだけどね、、、、タハハ、、、、」

 

誇らしき仲間の勇姿を横目に見つつ、哀れ今回も誰にも心配されずに脱落していくユーシス。

ともかく今や煙を吹き上げつつ、敵兵器の動きは鈍った。さぁ戦いはあともう一息だ!

 

敵の攻撃によりユーシスが魔力点≪6≫の大ダメージを受け、脱落した!

しかしミルノは魔力点≪2≫の消費により、敵大型レールガンビームの一部反射に成功!

モールシュデゼルトへ魔力点≪3≫の追加ダメージを与えたが、力尽きたミルノもここで脱落となった!

 

【finalfase:tune4】

 

白虎の陣≪A2 G2 B0 a0≫

モールシュデゼルト≪3≫

 

第14班の攻撃!

「ミルっちの努力、無駄にしないよっ! うりゃあぁっ!」

レイラ、アビーニャの攻撃で計魔力点≪2≫のダメージを与えた!

 

モールシュデゼルトのガトリングビーム攻撃!

レイラとアビーニャ2人が魔力点≪1≫のダメージをそれぞれ受けた!

「大丈夫?アビにゃん!」「え、えぇ!まだ行けます!」

 

【finalfase:tune5】

 

白虎の陣≪A1 G1 B0 a0≫

モールシュデゼルト≪1≫

  

レイラ「これで、、、、最後だああっっ!!」

 

第14班の攻撃!

レイラ、アビーニャの攻撃で計魔力点≪2≫のダメージを与えた! 

モールシュデゼルトの魔力点を≪ゼロ≫にした!

敵は完全に動きを止めて沈黙した! 第14班の大勝利だ!!

 

 

【戦果報告】任務達成:A、Gの2名残存

※白虎の陣

≪A1 G1 B0 a0≫

口X口

X口A

口G口

→おめでとう!これにてミッションクリアだ! 33へ

 

 

 

 

 

32@栄誉のSクラス勲章

 

……今や黒煙をくすぶらせつつ完全にその動きを止めた、敵の大型戦車モールシュデゼルト。

その巨体を仰ぎ見つつ、ミルノとユーシスはかろうじて肩で息をする。

 

「ハァ、ハァ、、、、やるじゃないですか、班長さん、、、、まさかあなたにも、あそこまで出来るなんて、、、」

「い、いやぁ、ハハハ、、、、見様見真似だよ、、、兄貴やミルノちゃんに比べたら、まだまだ、、、、、」

 

この勝利の立役者、魔力を限界まで使い切った2人は転送装置の淡い光の中、満足げに消えていくのであった。

 

 

ジュディ分隊長

「うむ、貴様らよくやったぞ。おかげで他の班への被害も最小限に食い止めることができた。よってその功績を称え、今ここに我がグラブル軍の栄誉であるSクラス勲章を授けよう!」

 

【戦果報告】任務達成:敵大型超魔改造戦車、早期撃破によるSクラス勲章獲得

※ユーシスはSクラス勲章(黒)を手に入れた。

→Sクラスルートクリア達成だ!すばらしいっ! 33へ

 

 

 

 

 

33@想い、重ねあえずに

 

「…うーむ、やはりDTコンバータの速度を犠牲にしたのはマズかったか。いやむしろもっとBPRの強度を上げてジェネレータ出力を長時間維持できるようにした方が、、、、ブツブツ、、、、、」

 

ユーシスらが見事打ち倒した超兵器のハッチが開き、ススだらけの顔でアビーニャの父親が出てきた。中で操作していたらしき数人の技術者も一緒だ。

 

「やぁ!礼を言おうグラブルの若き精鋭諸君! おかげで良い実戦データが取れたよ! これで私のモールシュデゼルトはより究極な姿に近づくことだろうね! あーーっ、はっ、はっ、ハァ!!」

 

自身の兵器が敗北を喫したにも関わらず、悔しがる様子は微塵も見せずになおも高笑いを続けている。

単なる強がりか、それとも最早まともな思考すらできなくなっているのか。

 

「お父ちゃん! もうこんなことやめて! 一緒に帰ろう、、、、なぁ、なあって!」

 

それでもアビーニャは父親へと歩み寄る。ホバーの存在も忘れ、足に絡みつく砂漠の砂を必死でかきわけて歩く。

しかしその声は吹き荒れる砂漠の突風によってかき消される。想い人へは届かない。

パシュゥンン!!

無情にも娘のわずかな望みを断ち切る、敵魔装兵からの銃声。

それ以上は近づくなとばかりに銃口を向けて、敵は冷たくアビーニャを睨みつけている。

いつもなら真っ先に飛び出していくレイラも、こうなっては彼女の身を案じて抑え役に回るしかない。

そのまま黒い魔装兵に抱えられて、技術者の一団ははるか砂漠の向こうへと消えていく。

残されたアビーニャの濡れた頬には痛々しいほどに、乾いた砂塵が延々と吹き付けられていた。。。。

→ 34へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ここはいったいドコだろう。

どうやらあなたは道を間違えてしまったようだ。

なんだか心なしか、辺りの空気がヒンヤリ冷たくなってきたような気がする。

嫌な予感しかしない。間違いなく引き返した方がいいに違いない

 

→ 引き返してあとがきに飛ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き返さなかったあなたはとうとうひとつのドアの前まで来てしまった。

見ればドアには太い黒マジックで殴り書きされたA4のコピー用紙が一枚貼ってある。さっぱり意味が分からない。何かの呪文だろうか。

 

【ネタバレ・メタ要素・楽屋オチ・悪ふざけ等を許容できぬ者は、断じて立ち入るべからず】

 

ドアは少しだけ隙間が開いており、中からは数人の話し声が聞こえてくる。

あなたは中を覗きたいという衝動に駆られ、そろそろとドアに近づく。途端にゾクゾクッ!っと背筋を走る強烈な悪寒!!

な、なんだコレは?! ドアの奥からは何とも形容しがたい凍てつく波動が止め処なく溢れ出てきている。

これは中を覗いたが最後、たちまち体の芯まで凍り付いてしまうであろう、そんな有無を言わさぬサムさだ。

さぁこれが最後の警告だ。それでもあなたはこの先を読み進めるというのか?

 

→ あとがきに飛んで読了する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたはとうとう心の警告を聞かないままに、そのドアの中をそっと覗き込んでしまった。

そこでは2人のそこまで若くはない女と男に1人の若者、そして1匹の汚いオッサンが安物のパイプ椅子に座っていた。。。。。。

 

 

 

 

 

作者  「よーし♪それじゃみんなー♪ いっくぞーっ♪ せーのぉ♪」

ユーシス「ラノベー!恒例ーー!」

ジュディ「。。。。お楽しみの」

ダムリス「キャラクター座談会ぃー」

作者  「コーナーだっよ~~ん♪ いえーぃ!いやっっほぉーう!ドンドンパフパフーー!!」

  

 

作者「さぁてよもやの三回目となりました大好評のこのコーナー! ゲストは前回に引き続き主人公のユーシス!」

ユー「どもっす!」

作者「そして初めましてでは、今回も出番薄でしょうがない年増なこの御二方に来て頂きましたっ!」

ジュ「…ほほぅ? 貴様、まさかこの私に対してもそういう口の利き方で来るとはな」

ダム「いやいや~、鬼軍曹どのが相手でも態度ブレないとはさっすが作者のダンナだよね~。そこにシビれるアコガレるぅ~♪」

作者「別にあかほりばりの低姿勢寸劇でもよかったんだがな。もどかしいんでヤメタ。さらっと行こうさらっと」

ユー「えーとすみません、改めて今回のゲストは、僕ら魔装分隊直属の上司役であられるジュディ分隊長どのと、第11班のリーダーであり僕の兄貴でもあるダムリス班長であります」

ダム「おいおい固てーなー、もっとゆるーく行こうぜユーシスくんよォ」

ジュ「しかし待たされたぞ。おい作者、いったい前回からどれだけ時間が経ったと思っとるのだ?んん?」

作者「さぁて、、、、、どれくらいでしたかねぇ。。。。」

ジュ「とぼけるな。3年だぞ3年。生まれたヒヨコもとっくに次の卵を産むわ」

作者「メンゴメンゴ。なんか色々と立て込んでてさー」

ユー「そんなに忙しかったんですか?」

作者「忙しい忙しい。アレの手伝いも始めちゃったし、アレの返事はちっとも来なかったし、作品表紙に使う絵も自分で描けるようと密かに練習してるし、読みたいゲームブックは山ほど溜まってるし、気まぐれでボードゲームを2万円分も買い込んじゃったし、3DSの世界樹やちびロボもまだ片づけてないし、Wiiのバイオハザード4は延々終わりが見えないし、レコーダーも春新番を越えて益々見てないアニメで容量パンパンだし、、、、」

ダム「遊んでばっかじゃねーのよ」

作者「もちろん仕事や家のことだって忙しいの。ホレホレ、ちゃっちゃと話を進めるぞ。んじゃユーシスよろしく」

  

 

ユー「それじゃあ無難にまずはゲストの方のキャラ設定なんかからお願いします」

作者「ジュディ分隊長の元キャラはな、Gガンダムのネオロシアコーチのあの人だよ。声もおそ松くんの母ちゃんでお馴染み、横尾まりしかないよねー」

ジュ「うーむ、私はあんな感じだったのか。もしや貴様の好きだという眼鏡もかけとるのか?」

作者「まーそーだね。かけとけばいーんじゃない?ウン」

ジュ「くっ、なんだその関心ゼロな態度は、、、、」

ユー「(ヤバい雰囲気!)じゃ、じゃあウチの兄貴はだ、誰かな~~?」

作者「ドラゴンハーフのダマラスのつもりだったんだけど」

ダム「ちょw! 俺ハゲてんのかよ!」

作者「いやいやウソウソ、ダマラスからはもう名前だけだよ。最終的に見た目も中身も全部アレとは全然違うようになったから。もうイケメン、すっげぇイケメン、イケメンビームだだ漏れな髪の毛ふっさふさの超イケメン」

ダム「ホントかよ、、、、」

作者「声もイケボの松風雅也でお願いしたいくらい。アムドライバーのラグナの。あれくらいのチャラさが欲しいよねぇ」

ユー「設定上では11班の美女3人組さんにモテモテなんですもんね。弟としては実に羨ましい限りの設定です」

作者「そんな訳でハゲで大塚明夫のおっさん声じゃさすがにダメだろーなーとか考え直してさ、俺も気ぃつかって路線変更しといたんよ。しょーがないだろ、初めはこんなの単なるお気楽極楽な萌え萌えギャグものにするつもりだったんだからさぁ」

ユー「3話目にしてすでに相当ズレてきてますよね。だいたい今回出てきたアビーニャさんのお父さん、あれナンですか? 鬼畜が過ぎますよ。横で聞いてて寒気がしたじゃないですか」

作者「いやぁ、ベースはパトレイバーの内海課長で作ってみたんだけどさ、これがまた自分でも驚くほど役にハマッちゃってねぇ。もう書いてて気持ちいいキモチイイったら」

ジュ「フン、自身の中の狂気が目覚めたというやつだな。この鬼畜犯罪者予備軍めが」

作者「だーからバランスを取ろうと、もう片方のルートは無理してVガンダムばりのハイレグビキニ軍団のお色気サービス路線にしといたんじゃないかよう」

ジュ「だからその辺のイカれたセンスが社会不適合者丸出しだというのだ!」

ダム「『容疑者は接見した弁護人に対し「ゲームブックの続きを書かせろ」などと意味不明な供述を繰り返しており……』ってかァ? HAHAHA!マジでやめてくれよな~、犯罪者スレスレの作者さまヨォ!」

作者「お前ら2人とも揃いも揃ってだなぁ、、、、実は2人とも昔付き合ってましたってベタな設定にしてやろうか?」

ジュ&ダム『それだけは勘弁!!』

 

 

作者「しかしユーシス、お前はいつまで経ってもスケベが板に付かんなぁ」

ユー「自分でも不安でしょうがないですよ。難しいですスケベって。普通にウブな少年が美少女に翻弄されてドギマギ~♪ってなラブひなみたいな王道パターンにしてくれれば良かったのに」

作者「それじゃあ書いてて面白くも何ともねーやと思ったもんでねぇ。まぁ徐々にでいーからできる限り頑張ってくれや」

ユー「まぁそれなりには。ところで板に付かないっていうと僕以上の人がいるでしょう?」

作者「今回の主役を務めたアビーニャだな。確かに彼女はお前なんかよりよっぽど難しい。ひじょ~~に難しい!全っ然、頭の中で自発的にセリフをしゃべってはくれんのだ! レイラやミルノなんかは割とスラスラ出て来るのに、生みの親である俺にも彼女が何考えてんだか未だに掴めずじまいで、ほとほと困っておーる!」

ユー「え、えーっと、それでその、、、、何か突破口は見つかりました?」

作者「安直だが何か方言をしゃべらせてみるのはどうかと考えてだな、前に別作でやった山形オラっ子系とか、開き直ってうる星の仙台ラムちゃん系とか、色々セリフをはめてはみたんだがどーもどれもしっくり来なくてなー」

ユー「はぁ。で、またしても結局はチョン坊に落ち着いたと?」

作者「いやいやいや!今度のはさすがにチョン坊じゃない。ついこないだのギリギリ、たまたま古本屋で見かけた文庫本のおかげでとビビビと思い出してな。『銀河へキックオフ!!』のヒロイン、高遠エリカ嬢だ」

ユー「……へ、へぇー。有名なんですか?ソレ?」

作者「いやホントいいんだって彼女のしゃべり。つべって聞いてみ? 過去はこどちゃの松井風花、おジャ魔女の妹尾あいこと脈々と受け継がれる大阪弁系ヒロインの可愛さ。強いようでいて実は可憐で儚い、ぜひあの光る個性をパク、いや拝借したいなと。。。。。」

 

 

作者「一方でだ、今回で主要3ヒロインへの関連男性をすべてそろえたのだけは俺にもやり切った感があるぞ。うん」

ユー「関連男性? なんですかソレ」

作者「まーなんつーかそのアレだ、男の子が好きになった女の子とお付き合いを始めるにあたって、あるだろ?必ずぶち当たる壁が。乗り越えねばならぬ大いなる障害ってやつがよ」

ユー「すみません言ってることがよく判りませんが、、、、」

作者「だからアレだってそのホラ、いわゆる恋のライバルってやつだよ。うひゃぁ、恥ずかしいこと言わせんなよこの歳になって」

ダム「うひゃぁ、ホントに恥ずかしい」

ジュ「恥ずかしいを通り越してむしろキモいな」

作者「ウルせーぞソコの出番なしコンビ! あー、まぁつまりはだな、【父親】【兄】【元カレ】、これら3要素の障害モチーフを各男性キャラには隠し要素で当てはめてあったりするのだ。どうだ参ったかエヘン、俺だって少しは全体の展開を考えてたりもするんだぞぅ」

ユー「父親はまぁ今回ので判りましたけど、じゃあ残りの兄と元カレって?」

作者「2話目で出しただろー。ちらっと顔出しさせといたあの青髪のフェンリル弓手と、赤いレッドコメットの奴がそうだよ」

ユー「ええ゛ーっ!? あの人がまさかレイラの?!」

作者「元カレだよーん。ざまーみろこのケツの青い若造が、ぐへへへ♪。。。。」

ジュ「…さっきからゲストの我々を放っぽらかしてぺちゃくちゃとネタバレ重ねおってコイツら、、、、おいダムリス、そろそろ止めんでいいのか?」

ダム「いーんじゃね? 奴もしゃべりたいだけだろーし、そもそも秘密にしておくほど大層なモンでもねーしよ」

ジュ「ふう、もうこれ以上付き合ってられん。帰るぞダムリス」

ダム「あいよー。んじゃ読者の皆さんもどーもお先に♪ いつになるか判んねーけど、次も楽しみにしててくれよな~~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

34@インターミッション

 

こうしてアビーニャの故郷を舞台とした戦いはひとまずの幕を下ろした。

願い叶わず、遠く離れたままの父と娘が再び手に手を取りあえるのは果たしていつか。

その日が来るのを信じて、今はそっと見守ろう。早くその日を来るように、明日も力いっぱい生き抜こう。

行け! 僕らの魔装分隊!

ガンバレ! 我らが第14班!

明日の平和を掴むまで、彼らの戦いは終わらない!

≪続くっ!≫

 

 

 

 

 

さてさて、あなたのユーシス君の今回の活躍はいかがだったでしょうか?楽しんで頂けましたか?

こんな感じで続けて行きますので、今後の展開にもどうぞご期待ください!

さぁそれではこのままスクロールして、下のあとがきを、どうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【あとがきのようなもの】

ども、作者です。お読みくださりありがとうございます。

3話目ですね。忘れてませんでしたよ。ずっと温めてはいたんですけどね。

いろいろと目移りしてたせいでこんな間延びしちゃいましたが、今後もぽつぽつと続けていくつもりですので皆さまもそこそこにご期待くださいませ。

皆さまからの率直なご意見、ご感想、陣形への質問等々、引き続きよろしくお待ちしておりまーす。

ということでそれではまた、次回更新時にお会いしましょう。