ドラゴン


まえがき
この作品は「UNDEAD CASINOⅠ ハルピュイアの羽」「UNDEAD CASINOⅡ ヒュドラ地底湖」の続編にあたります。
ふたつのゲームブックの情報を引き継いで遊んでいただくことをおすすめします。
さて、いよいよあなたは三つの目の遊技場にたどり着きました。
シリーズの完結編になります。
メモをご準備して、始めてください。
———————————————————————
 

 
「残念だが」

虎の仮面が仏頂面で受け答えた。
あなたはもう一度、自分がどういう過程でここにたどり着き、審判のメダルを失ったかを説明した。

ドラゴンライダーレースの会場へ入るには、審判のメダル一枚が必要だ。
特例は認められない」

筋骨隆々の番人は、大柄の体躯に鎧をまとい、虎の仮面をつけていた。
慣れたものなのか、あなたの必死の訴えにも、淡々と対応している。

ここは、最後の遊戯場だった。
ハルピュイアの羽、ヒュドラ地底湖という二つの遊戯場を終えて、ようやくあなたは、ここまでたどり着いた。
蜘蛛の巣迷宮から続く扉を抜けると、巨大な建造物がそびえていた。
まるで要塞のようだった。
最後の遊技場は、縦も横も果てしなく続く城砦だった。
壁の奥からは、大勢のものたちの、歓喜と落胆の入り混じったざわめきが漏れ聞こえた。

ただ、残念なことに、あなたはここへたどり着く過程で、審判のメダルをすべて失ってしまっていた。1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1
「案ずるな」

虎の番人は言った。

無明回廊を通れば、この遊技場を迂回して先へ進むことができる」

虎の番人が指し示した方向に、地面に空いた小穴があった。

「ドラゴンライダーレースの会場は広い。
勝ったものは飛竜馬車で、出口まで行くことができるが、負けてメダルを失ったものは、あの無明回廊を歩いて行かねばならない。
お前もそうするだけさ」

あきらめて、無明回廊へ161
ジョンという奴を知らないか尋ねる115
他にメダルを手に入れる方法がないか尋ねる189
骸骨にメダルを借りたいと申し出る19へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2
あなたは、誘いを断って、無明回廊へともぐった。
ごつごつとした岩場で、歩きづらい。
穴はせまく、両手が左右の壁に届き、天井も低かった。
穴の中は、くねくねと曲がりくねっており、すぐに入り口の光も届かなくなった169へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3
さて、どのようなアドバイスをおくろう?

目玉がないものをねらえ114
骨がむきだしのものをねらえ175
乱食い牙のものをねらえ70

 

 

 

 

 

 

 

 

4
やがて道は左右に分かれた。

右へ130
左へ112 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5
二階では、ゾンビフィッシュが行われていた。
浅い堀がホールをめぐっており、そこを泳ぐ小さな魚をすくう遊戯のようだ。
専用の小さな網をメダル一枚で買って、とれたゾンビフィッシュをメダルと交換する。

ゾンビフィッシュの様子をみる143
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる83へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6
「目が覚めたか」
ネズミの顔があった。
タキシードを着て、人の言葉をしゃべった。

あなたは床に横たえられていた。
厩舎だ。
傷ついたリトルドラゴンも枯れ草の上で眠っている。
命に別状はないらしい。
あなたもここでは死ぬことはない。
体をちぎられようが、身を焼かれようが。

「残念ながら、完走できなければ、報酬はない。
しかし、せめてのものお情けだ。
無明回廊に行く必要はない。
この会場の出口までは、飛竜馬車で行けるように手配しよう」

ネズミの召使いはあなたを抱え起こした。
どこも痛いわけではなかった。
この世界ではすでに死んでいるようなものだから。

「しかし、最終レースが終わるまでもう少し時間がある。
連れて行くのはそれまでだ」

最終レースが終わるのを厩舎で待つ245
ホールへ行く97 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7
あなたは指示語は使わなかった。
リトルドラゴンにまかせて走らせる。

順位をひとつ落とした207へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8
ホールは五階層になっており、中央の螺旋階段で行き来できる。

あなたは、見取り図を確認して、それぞれの階層に向かってよい。

五階:観覧席        138
四階:ギロチンウォーク   255
三階:スコーピオンハウス  60
二階:ゾンビフィッシュ   132
一階:エントランス     254

それともやはり厩舎で過ごすなら125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9
「ドラゴンライダーレースは、その名の通り、ドラゴンたちを使ったレースだ。
ドラゴンの個性やライダーの力量、コースの特徴を見て、観客たちはメダルを賭ける」

ネズミは説明した。

「ただ速ければいいというものじゃない。
凶暴なドラゴンたちが競うんだ。
予想も付かない展開も多く、波乱の連続だ。
このアンデッドカジノで、一番人気の遊戯になっている」

ネズミは、落ち着いてしゃべっているようにみせながらも、興奮を隠しきれてなかった。
ネズミ自身も、ドラゴンライダーレースの虜なのだろう。

この要塞の内側は、巨大なレース場になっているそうだ。
そのホールで、観客たちは情報を調べ、予想し、審判のメダルを賭ける。
賭け方次第では、その配当は莫大になることもあるという。

「どうだ? そのレースにライダーとして参加してみる気はないか?
もちろん、お前が我が主人の目にかなえばの話にはなるが」

騎手として雇われれば、報酬としてそれ相応の審判のメダルを与えられるという。

ネズミの主人に会うことにする59
断って無明回廊へ2へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10
漆黒の、孤独の闇が続いている……。

まっすぐ前に進んでいるのか、不安になる。

もしかしたら、迷ってしまったのかもしれない。13へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、サンダードラゴンだったようだ。

オッズは六倍だった。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを六枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12
「カッター!」

そう指示語を唱えると、リトルドラゴンは、石と石の間を低く飛び渡った。
他の石の上を渡るドラゴンより、小柄なことが有利に働く。

軽快に川を渡っていった。
前にいるのは水面を泳ぐブルードラゴンと、上空を翔けるウィングドラゴンだけだ。
そう思って、川を渡りきろうとした瞬間、サンドドラゴンがぶつかってきた。

あなたたちは川に落ちてしまう。
サンドドラゴンのライダーである豚鼻のグールは、馬鹿にするような笑みを浮かべて、追い抜いていった。

あなたたちは急いで水の中から岸に這い上がった。
身を震わして、水を切ると怒りをこめて、サンドドラゴンのあとを追った。

現在の順位は、第四番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。140へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13
やがて道は左右に分かれた。

右へ37
左へ105 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、ムーンドラゴンだったようだ。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを一二枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15
あなたの対戦相手は、疲れきったようにその場に膝をついた。

「お前がアンデッドカジノの勝者だ。
ここでの出来事はすべて忘れて、現世に帰るがいい」

骸骨がそう言うと、あなたの体はぼんやりと光はじめた。
目の前の洞窟が、その光に呑み込まれ、消えていく。
心が幸福感に包まれ、やがて眠るように意識が遠のいていく。198へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16
水滴がしたたる音がする。
急激にのどが渇く。

自分以外にもメダルを失ったものが通っているはずだが、なにものにも遭遇しなかった。

ずいぶん長い時間を歩いたような気がするが、道はまだ終わらない。112へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17
やってみたかった遊戯は…

ゾンビフィッシュ203
スコーピオンハウス92
ギロチンウォーク238 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18
ゲートが開いた。
いっせいにドラゴンたちが駆け出す。

スタートで抜けたのはロケットドラゴンだった。
鋭角な顔立ちが砂煙をあげて、先陣を切る。
観客たちの叫びが、観覧席を揺らした。
その次の集団に、ゴールドドラゴンとグレートドラゴンがいた。
混乱はなく、落ち着いたスタートだ。

スタートだけみたら、ロケットドラゴンの圧勝に違いないように見える。
最後尾のドラゴンが見えなくなると、観客たちはその後の展開を語り合いはじめた。
しかしやはり、最後はゴールドドラゴンだろうという声が多い。

しばらくすると、レース場に設置してある巨大な掲示板にランプが明滅し始めた。
観客たちは今度はそちらに見入り、一喜一憂をはじめる。
ランプの色と配置が、ドラゴンの順位を教えてくれる。

ロケットドラゴンの先頭に変りはないようだった。
しかし、ゴールドドラゴンとグレートドラゴンが徐々に差を詰めている。
ランプが消える直前では、ロケットドラゴン、ゴールドドラゴン、グレートドラゴンの順だった。

しばらくして、上空を飛竜によって引かれた幌馬車が飛んできた。
猿の仮面をつけた審判員が、幌馬車から紙を開く。

的中の番号が記載されていた。
グレートドラゴンが、一着だ。
観覧席には、大歓声が起きた。
ゴール直前でゴールドドラゴンがロケットドラゴンをつかまえたが、そのままもつれて格闘になってしまったらしい。
その横を、ぴたりとついていたグレートドラゴンが抜き去ったようだ。

もし、ネズミにこのレースの予想を頼まれており、的中したなら48
そうでなければ、あなたは、一度厩舎にもどることにする166 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19
「骸骨に会うには、この会場の先へ行かねば会えない。
審判のメダルがなければ、無明回廊を行くしかない」

虎の番人は、あごで無明回廊へとうながした。

あきらめて、無明回廊へ161
ジョンという奴を知らないかたずねる115
他にメダルを手に入れる方法がないか尋ねる189へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20
「ではひとつ、リトルドラゴンに仕込んだ言葉を教えてやる」
猫のオーナーはそういうと、意味ありげに耳打ちした。

「ボイルエッグ」

その言葉を聞いたリトルドラゴンの鱗は厚みを増し、一時的に防御力に優れるという。
ただし、使えるのはレースの序盤だけだ。
疲れが見えたときに言っても、効果は薄い。

「すまんな。
じつは他の指示語は内容をよく覚えていないんだ。
厩舎でリトルドラゴンと親睦を深めれば、きっとなにかつかめるだろう」

猫のオーナーは、ネズミにあなたを厩舎へ案内するように指示した。199 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21
あなたは厩舎でリトルドラゴンと過ごした。
少し距離を詰めて接した。

「デビル」

そう言うと、リトルドラゴンは、噛み付くことを知った。
親睦が深まったような気がした。
遠くでひときわ大きなざわめきが起きた。
ふたつめのレースが終わったようだ。123へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、ダークドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

23
前を行くサンドドラゴンは、ライダーの豚鼻のグールがトンネルの匂いを嗅いだのち、左のトンネルを選んだ。
ゾンビドラゴンは、ウィングドラゴンと同じ真ん中へ入っていくのが見えた。
残るのはあなたのリトルドラゴンとタートルドラゴンだが、あちらは巨体過ぎて、どのトンネルに入るのも苦労しそうだ。

さて、あなたは、どのトンネルに入ろう?

右のトンネル127
真ん中のトンネル190
左のトンネル209へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24
「そうか、頼んだぞ」

猫のオーナーはあなたの肩を叩いた。

「リトルドラゴンは、小さくて賢いともいえないが、素直なところは気に入ってるんだ。
ドラゴンには簡単な指示語を仕込んである」

猫のオーナーはメモを取り出して渡した。
指示語の一覧らしい。
それぞれの意味を知りたかったが、なぜか教えてくれなかった。

そうだ、といって、猫のオーナーはあなたに質問した。

「きみは目の前のことに集中してレースにのぞむのがいいと思うか?
それとも視野を広げて、柔軟に対応できるようにしていた方がいいと思うか?」

さて、なんと答えよう?

集中してレースにのぞむ50
視野を広げてのぞむ20へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25
やってみたかった遊戯は…

ゾンビフィッシュ205
スコーピオンハウス26
ギロチンウォーク11 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

26
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、サンダードラゴンだったようだ。

オッズは六倍だった。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを六枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

27
本来、死者は立ち入り禁止の区域だった。
遊技場は要塞のわずか一部で、こちらが本体なのだろう。
清潔で整然と管理され、死者はひとりも歩いていない。
代わりに、ネズミと同じくらいの背丈のタキシードたち働きまわっている。
みな、それぞれに小動物の仮面をつけている。
高級ホテルのように、頑丈そうなの扉が並んでいた。
そのうちのひとつの前で、ネズミは立ち止まる。

「ここだ」

ネズミはあなたを中へと案内した。
部屋の中央に、かれの主人は座っていた。
太目の体に、道化師の着るようなカラフルな衣服をまとっている。
やはり仮面をつけていた。
猫の仮面だ。
丸眼鏡をかけた三毛猫。

三毛猫はテーブルで本を読んでいた。

「おう、いいのをみつけたか」

あなたに気付くと、猫は眼鏡をはずし、ひょいと跳んだ。
見かけによらずかろやかだった。
すばやい動きで、あなたのことを四方からじろじろと観察する。

「うん。いいんじゃないか」

ネズミは、うやうやしく頭を下げる。
猫の主人は、あなたを奥のテーブルまで招いた。

「オレはドラゴンのオーナーだ。
よろしく。
もともとライダーとして決まっていたのが、ギロチンウォークでえらいことになってしまってな。
代わりのライダーを緊急で探していたんだ。
なあに、経験なんて必要ない。
ただドラゴンに乗って、ゴールまで走ってくれればいいんだ。
それに、ビリだったとしてもかまわない。
お前に乗ってもらうのは、今日はじめて出走する、実績もなにもないリトルドラゴンなんだから」

猫のオーナー自身も、初めて所持するドラゴンだそうだ。
オーナーとしてレースに参加するのも、今日が初めてらしい。

「もちろん順位がよければ、報酬は弾む。
ただし、最低条件として完走はしれくれ」

無事に完走で、審判のメダル一〇枚がもらえることになった。
あとは着順に応じて、報酬を決めるという。
棄権や失格、走行不能の状態になったときは、報酬はもらえない。

「まあ、無理だとは思うが、一着ならば、審判のメダル一〇〇〇枚だそう」

ドラゴンライダーを引き受けるなら24
断るなら120へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28
あなたはそのまま、リトルドラゴンを走らせた。
順位に変動はない。

前方に川が見えてくる150へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30
あなたはレース結果を待ちながら、ここまでの冒険を思い返していた。
次の質問を、記憶違いでもいいので、選ぶこと

最初にハルピュイアの羽で対戦したのは…

片目のないミイラ164
首のない騎士182
豚鼻のグール229へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

31
「では、まずオレの貸し付けた審判のメダルを清算しよう」

骸骨は帳簿を取り出し、あなたにメダルを請求した。
所持するメダルから、骸骨に借りていた分を差し引くこと

もしも返せるほど、メダルを所持していなければ171
差し引いて、メダルが残っていれば231へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

32
ゴールゲートが見えた。
こちら側にも観覧席があり、たくさんの死者がドラゴンをみつけ、歓声をあげた。
のこり、百メートルくらいだ。

リトルドラゴンは息切れを起こしている。
わずかだがサンドドラゴンが優勢だ。

「ブリリアント」246
「カッター」101
「ダンス」192
指示語は使わない228 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

33
レースは観覧席からみることになる。
観覧席は死者たちでいっぱいだった。
メダルのないあなたは、当然賭けてはいないが、まわりの興奮に煽られて気分がたかまった。

建物の戸が開き、八頭のドラゴンが現れ、ゲートまで進む。
自分の賭けたドラゴンやライダーを応援する声が、場内をざわつかせる。
そしてそれらを黙らせるように、ラッパのファンファーレが響き渡った。

レースを見届ける106
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる43へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

34
ゾンビフィッシュの遊戯は、もう終了していた。
みな、観覧席に集まっているようで、もぬけのからだ。
ここ出るできることはこれ以上なさそうだ。97へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

35
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、フレイムドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

36
トンネルの出口にはふたたび河が横たわっていた。
しかし、ふつうの河ではなかった。
水の代わりに赤い溶岩が流れている。
煙がもくもくと吹いている。
熱気が立ち込め、岸に近づくだけで、火傷しそうなほどだった。
岩石の島が点在していて、そこを跳び移りながら、進む以外なさそうだった。

先にブルードラゴンが岩石の島に飛び移っていたが、半分ほどしか進んでいなかった。
熱さに弱いのか、動きが鈍い。
しかし、ブルードラゴンでなくとも、慎重にならざるをえない。
下を流れるのは溶岩だ。
最初のふつうの河と違って、間違っても落ちるわけにはいかない。204 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

37
漆黒の、孤独の闇が続いている……。

まっすぐ前に進んでいるのかどうか、不安になる。

もしかしたら、迷ってしまったのかもしれない。4へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

38
フォラスの審判のメダル所持数は、五八枚だった。

あなたの方が多い15
フォラスの方が多い197
もしも同じ数であれば221 

 

 

 

 

 

 

 

39
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40
サンドドラゴンが長い爪を車輪のように回転させる。
豚鼻のドラゴンライダーは必死の形相で鞭を叩く。

タートルドラゴンの勢いにも、最後の最後でかげりがみえ始めた。
とはいえ、あなたのリトルドラゴンも消耗は著しい。
小さい分だけ、体力もない。

三頭の差はわずかだった。
観覧席は盛り上がる。
怒号がゴールゲートを震わせた。

ゴールまであと十数メートルだ。

あなたは、リトルドラゴンに最後の指示を与える!

「ブリリアント」158
「アタック」51
「シング」109
指示語は使わない104 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

41
緑の衣の男は、やはりゾンビフィッシュを獲得することはできなかった。
メダルをつぎ込んでしまったのか、落ち込んだ様子で階段を下りていった。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

42
「ライト!」

あなたがそう指示を出すと、リトルドラゴンは、突然、右方向へ走り出した。
あわてて手綱を引いたが、体勢を立て直すのに、時間がかかってしまった。
いつのまにか最後方だ。
仕方なく、リトルドラゴンを川の中へ進めた。
一生懸命、ライダーを水面に出しながら、泳いでくれたが、差はひらく一方だった。

最下位だと嘆きながら川をようやく渡りきると、凄惨な光景をが目の前に飛び込んできた。102 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

43
レースがはじまる中、あなたはウィル・オー・ウィスプのジョンを探す。
会場にいるほとんどのものが集まっているはずだった。

一度、それらしいものをみかけれ追いかけたが姿を見失った。
目の前に獅子の仮面の番人が立っている。
そのうしろにドアがあった。

「この中には、ロイヤル席へ続いている。
審判のメダル五枚が必要だ」

ジョンのことを獅子の番人に聞いたが、答えてはくれなかった。
メダルを持たないあなたは、ただ立ち尽くすだけである。
観覧席は大歓声に包まれた。
やがてレースは終了した。
どうやらダブルヘッドドラゴンが一着だったらしい。

もし、ネズミにこのレースの予想を聞かれ、的中したならば216へすすめ
あなたは、一度厩舎にもどることにする123 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

44
あなたはギロチンで、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
すると、口が聞ける死者の、たいていのものがジョンを見ていた。

ジョンは、ギロチンウォークに参加して見事達成したようだ。
自慢げに自分の名前を語っていたという。

しかし、それ以降は誰もみていないという。
一度達成したものは、刃の位置を変えるまで挑戦できないから、もうここへは来ないだろうとのことだった。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
一度、厩舎に戻る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

45
レースがはじまる中、あなたはウィル・オー・ウィスプのジョンを探す。
会場にいるほとんどのものが集まっているはずだった。
しかし、あまりの人数で特定することができない。
レースに熱狂して、だれもあなたの話には耳を貸さない。

やがてレースは終了した。
なんの収穫も得られなかったあなたは、一度厩舎にもどることにする96 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

46
あなたたちは再会を喜んだ。
ジョンはあのあと、ヒュドラ地底湖とここのギロチンウォーク、ドラゴンライダーレースでつきまくり、メダルを大量に増やしたそうである。
骸骨に借りていたメダルも返し、肉体も取り戻した。

話に夢中になり、いつのまにか最終レースはスタートしたようだった。
どうやら波乱のないのないスタートだったようだ。30へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

47
オッズは数分おきに、アライグマの仮面をつけたものたちが掲示し直している。
札が購入されるたびに、オッズも変化するからだろう。
オッズで見る限り、このレースは、フェザードラゴン、グリーンドラゴン、ダブルヘッドドラゴンの三つ巴戦のようだ。

「おい」

オッズを見ているとうしろから声がかけられた。
振り向くとネズミが立っている。

かれは次のレースを購入するか思案しているという。
とくに、人気の三頭のドラゴンで決めかねているらしい。

「お前は、どれがくると思う?」

ネズミはあなたにレース情報のメモを渡し、意見を求めた。

フェザードラゴンは、速攻型でスピードと跳躍力はあるが、持久力と混戦に弱い。
ダブルドラゴンは、スピードはないが、凶暴で破壊して進める障害に強い。
グリーンドラゴンはバランス型だ。
頭が良く抜け目ない。

三匹のドラゴンのうち、一着になりそうなドラゴンを選んでおくこと。
あなたの答えを聞くと、ネズミは満足そうにうなずいた。

しばらくすると鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

さて、ふたつめのレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

五階:観覧席        122
四階:ギロチンウォーク   126
三階:スコーピオンハウス  119
二階:ゾンビフィッシュ   99
それともやはり厩舎で過ごすなら21へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

48
エントランスまで階段を下りると、ネズミがうれしそうに立っていた。

「おまえの予想通りだったな」

ネズミはあなたの言葉どおりグレートドラゴンに賭けたらしい。

「これは礼だ」

そういうと、ネズミはあなたに審判のメダルを五枚渡した。

あなたは審判のメダルを手に入れた。
所持品に審判のメダルを五枚加えること

「だが、もうこれを使う時間はないぞ。
次のレースの待機時間だ。
いっしょに行こう」

あなたはネズミといっしょに厩舎へ戻った166 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

49
あなたはエントランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずね回った。
しかし、なんの収穫も得られない…。

さて、次のレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

五階:観覧席        149
四階:ギロチンウォーク   118
三階:スコーピオンハウス  107
二階:ゾンビフィッシュ   5
それともやはり厩舎で過ごすなら79へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

50
「ではひとつ、リトルドラゴンに仕込んだ言葉を教えてやる」

猫のオーナーはそういうと、意味ありげに耳打ちした。

「ブリリアント」

その言葉を聞いたリトルドラゴンは、一時的に瞬発力が高まり、勢いよく疾走するという。
ただし、使えるのはレースの序盤だけだ。
疲れが見えたときに言っても、効果は薄い。

「すまんな。
じつは他の指示語の意味はよく覚えていないんだ。
リトルドラゴンと親睦を深めれば、きっとわかってくるだろう」

猫のオーナーは、ネズミにあなたを厩舎へ案内するように指示した。199 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

51
「アタック」

最後の力を振り絞って、サンドドラゴンに体当たりを仕掛けた。
しかし、お互い疲れているとはいえ、体格的に無謀だった。
リトルドラゴンは倒れこみ、その間にタートルドラゴンとサンドドラゴンがゴールゲートに入っていった。

立ち上がり、最後まで完走はしたが、惜しくも第三着でレースを終えた。98へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

52
販売所は、アライグマの仮面をつけたディーラーたちが仕切っていた。
次のレースの当たり札を予想して、購入するもの。
前のレースの当たり札を審判のメダルと交換するもの。
それぞれがそれぞれの列に並んでいる。

一着だけ予想するものもあれば、二着、三着までの組み合わせで予想するものもある。
当然、組み合わせのパターンが多いほど高配当が期待できる。

しかし、いまのあなたは審判のメダルを持っていない。
ここでは眺めている以外にすることがなかった。

出走表を見る220
オッズを見る82

エンドランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみてもいい。49 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

53
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

54
「驚いたぞ。
まさか二着にを入るとはな。
いま、賞金をもらってきた」

猫のオーナーは大き目の皮袋を手渡した。
開いて中身を見せる。
審判のメダルが山となっている。

あなたは、ありがたく皮袋を受け取った。
所持品に審判のメダルを三〇〇枚加えること

「最終レースが終わったら、ドラゴンライダーレースの出口へ連れて行ってやろう」

ネズミがそう言った。
これまでここで待っていても、ホールへ行ってもいいという。

厩舎で待つ245
ホールへ行く97 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

55
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、サンダードラゴンだったようだ。

オッズは六倍だった。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを六枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

56
「よくやってくれた!
素晴らしい!
まさか一着を勝ち取るとは!
いま、賞金をもらってきたところだ。
約束通り、審判のメダル一〇〇〇枚だ」

猫のオーナーは銀製のケースを渡した。
開いて中身を見せる。
審判のメダルが束できれいに整列されている。

あなたは、緊張してそのケースを受け取った。
所持品に審判のメダルを一〇〇〇枚加えること

「最終レースが終わったら、ドラゴンライダーレースの出口へ連れて行ってやろう」

ネズミがそう言った。
これまでここで待っていても、ホールへ行ってもいいという。

厩舎で待つ245
ホールへ行く97 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

57
レース会場を出ると、ふたたび暗い洞窟だった。
これで三つの遊戯は終わった。

湿った空気の洞窟内をあなたは歩いていく。
岩盤がむき出しの壁に、ゆらゆらと松明が掲げられている。

途中、見知った顔があったので、道中を共にした。
豚鼻のグールだ。
大きな袋に背負いきれないほどの審判のメダルを所持している。
あなたは、自分がかれの言葉が聞き取れるようになっていることに驚いていた。
はじめてハルピュイアの羽でみたときは、豚のいななきにしか聞こえなかったのに。

そんなに稼いだのなら、生き返れるな。
あなたは、グールに言ってみた。

「バカな」

豚鼻のグールは驚いたような顔をした。

「このような醜い姿になって、生き返ってどうする?
それに、ここにおる方が、何倍も充実して過ごせるでないか?
お前は、現実の生に満足していたのか?」

やがて、見覚えのある鉄の門扉へたどりついた。
悪魔のモニュメントが施され、「アンデッドカジノ」と刻まれている。
豚鼻のグールは、じゃあなと言って、そのまま洞窟の奥に消えていった。

あなたが扉の前に立つと、あなたのことを待っていたかのように勝手に開いた。
中はU字型の机があり、骸骨が腰掛けていた。

「戻ってきたな」

骸骨はうれしそうに笑った124へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

58
ホールは五階層になっており、中央の螺旋階段で行き来できる。

あなたは、見取り図を確認して、それぞれの階層に向かってよい。

五階:観覧席        149
四階:ギロチンウォーク   118
三階:スコーピオンハウス  107
二階:ゾンビフィッシュ   5
一階:エントランス     191

それともやはり厩舎で過ごすなら79へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

59
ネズミは、あなたを遊技場の入り口まで連れて行くと、虎の番人に審判のメダルを一枚渡した。
虎の番人は城門を開いて、あなたたちをレース会場へ通した。

要塞の中は、怒号と歓声で溢れていた。
歓喜と絶望の悲鳴がいたるところから聞こえてくる。

たくさんの死者が広いホールを動き回っていた。
中央に螺旋階段があり、多くの死者たちが昇り降りしている。

「メインとなるのは、賭け金が青天井のドラゴンライダーレースだが、各階では、種銭稼ぎのためのシンプルな遊戯も行われている」

ネズミが、ホールの見取り図が書かれている大きなパネルを指差す。

ゾンビフィッシュ、スコーピオンハウス、ギロチンウォーク……。

ホールは、全部で五階層になっているようだ。
各競技名前と簡単な紹介が書いてあり、それぞれに動物の仮面をつけたタキシードたちが統括している。

「こっちだ」

ホールの喧騒などそっちのけで、ネズミは警備のいるドアを抜けて、裏口へ入った。27 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

60
三階ではスコーピオンハウスが行われている。
柵で覆われたスペースに、砂山が築かれている。
砂山には無数の小さな穴が点在しており、メダルを払って、その中に手を入れることができる。

スコーピオンハウスの様子をみる194
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる252へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

61
あなたは厩舎でリトルドラゴンと過ごした。
お互いを刺激しないように静かに接した。

「ウォーク」

そう言うと、リトルドラゴンは静かに歩いてくれることを知った。
親睦が深まったような気がした。
遠くでひときわ大きな歓声が聞こえた。
ひとつめのレースが終わったようだ。96 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

62
出走表を見ていると、となりの死者が得意げに話しかけてきた。
機嫌がいいのは、前のレースを的中させたのだろう。
レースに出るのは八頭のドラゴンだ。

「このレースは三強だね」

あなたは、どのドラゴンがおすすめか聞いてみた。

「一番早いのは、フェザードラゴン、ただし弱い。
一番強いのはダブルヘッドドラゴン、ただし遅い。
バランスがいいのがグリーンドラゴンだ」

死者は付け加えた。

「しかし、すんなりいけばやはりフェザードラゴンだろうかなあ。
前のレースが本命だったから、ここは波乱になる流れか?」

そう言いながらも、彼自身まだ迷っている様子だ。

さて、ふたつめのレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

五階:観覧席        122
四階:ギロチンウォーク   126
三階:スコーピオンハウス  119
二階:ゾンビフィッシュ   99
それともやはり厩舎で過ごすなら21へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

63
あなたはギロチンウォークで、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
すると、口が聞ける死者の、たいていのものがかれを見ていた。

ジョンは、ギロチンウォークに参加して見事達成したようだ。
自慢げに自分の名前を語っていたという。

しかし、それ以降は誰もみていないという。
一度達成したものは、刃の位置を変えるまで挑戦できないから、もうここへは来ないだろうとのことだった。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく87
一度、厩舎に戻る125 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

64
「ウォーク…」

あなたは小声で指示語を出した。
前をいくサンドドラゴンに気付かれないように、こそっりあとをついていく。
小柄なリトルドラゴンでなくては、通るのは難しかっただろう。

そんなに長く掘り進める必要はなかったようだ。
すぐに泥土は向こう側へとぬけた。
あなたは、サンドドラゴンに続いて、トンネルを抜けた。
開けた先から、熱風が吹きつけてきた。36へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

65
「そんなに返せないのか」

そのとおりだった。
あなたには返すだけの審判のメダルはない。
どうすればいいかと聞くと、体で返してもらう、と骸骨は答えた。

足りないメダルはあなたの皮膚や肉、臓器で返済しろというのだ。

「気にするな、お前はもう死んでいる。
肉や臓器がなくなったかといって、どうなるものでもない。
それに、またメダルを集めたら、取り戻すこともできなくはない」

メダルの代償として、右目と右腕が奪われた。
肘から先が骨だけになってしまい、視野がせまくなる。
気付かぬうちに、顔立ちも醜く変容していたようだ。
あなたは、現世でグールと呼ばれる存在になってしまった。144へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

66
ユーグリッドの審判のメダル所持数は、六〇二枚だった。

あなたの方が多い15
ユーグリッドの方が多い243
もしも同じ数であれば239 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

67
出走する八頭が、以下の並びでゲートに集まった。
それぞれドラゴンライダーは、それぞれ色のついた衣を着ている。

ウィングドラゴン  
ブルードラゴン   
ゾンビドラゴン   白
レッドドラゴン   
リトルドラゴン   
ブラックドラゴン  
サンドドラゴン   
タートルドラゴン  

一番人気はブルードラゴン
二番人気はウイングドラゴン
その他は割れているが、あなたの乗るリトルドラゴンだけが圧倒的に人気がない。
しかしそれも仕方ない話だった。
厩舎では大きく見えたリトルドラゴンだが、他のドラゴンたちと比べると、ひとまわりもふたまわりも小さい。

前方は砂塵と薄い闇でもやがかっていた。

この約五千メートル先に、目指すべきゴールが待っている。

後方の観客席から、それぞれのドラゴンに向けた声援が飛んでいる。
むろん、リトルドラゴンへはまったくなかった。

ファンファーレが高らかに奏でられた。
あなたはリトルドラゴンに声をかけ、手綱を握り締める。

ゲートが開いた。
いま、レースがスタートした!176へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

68
観覧席は死者たちでいっぱいだった。
メダルのないあなたは、当然賭けてはいないが、かれらの興奮はひしひしと伝わってくる。

建物の戸が開き、八頭のドラゴンが現れ、ゲートまで進む。
自分の賭けたドラゴンやその騎手を応援する声が、場内をざわつかせる。
そしてそれらを黙らせるように、ラッパのファンファーレが響き渡った。

レースを見届ける131
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる45へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

69
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、サンダードラゴンだったようだ。

オッズは六倍だった。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを六枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

70
あなたのアドバイスを間に受けた男は、わかったといって、乱食い牙のゾンビフィッシュばかり狙った。
しかし、乱食い牙のゾンビフィッシュは網をエサのように食い破り、ダメにする。
それよりもなにも、緑の衣の男がいかにドン臭いかがあなたにはわかり、その場からさりげなく退いた。41へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

71
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、ダークドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

72
あなたは、柵の外から遊戯の様子をうかがった。
死者たちが恐る恐る穴に手を入れている。
何事もなく審判のメダルを手に入れるものもいれば、中にいた毒サソリに刺されて悲鳴をあげるものもいる。
メダルは一枚とは限らなかったが、そんなに多くが取れるわけではなかった。
多くても五枚といったところだろう。
対して、サソリに刺される代償は大きいように思えた。
死ぬことはありえないが、ひじから下は水を含んだように膨れあがり、紫に変色した。
腕を押さえながら、その場にうずくまり、痙攣するものさえいた。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

73
審判のメダルを五枚減らすこと
獅子の番人はあなたからメダルを受け取ると、ドアの向こうへうながした。
螺旋階段がさらに上へと続いている。
階段の終わりには、豪華なドアがあった。

ロイヤル席に入ると、そこは高級ホテルのようなきらびやかさだった。
死者たちも体を欠損したものは少なく、メダルをたくさん所持してそうなものたちばかりだ。

「よう、兄さん」

浅黒い肌の男がいた。
最初誰だがわからなかったが、声に聞き覚えがあった。
ウィル・オー・ウィプスのジョンだ。

いや、すでにかれは体を取り戻していた。
さしずめ、現在の状態は、腐乱死体のジョンといったところか。

さて、あなたはジョンとどこで別れただろうか?

ヒュドラ地底湖で別れた46
蜘蛛の巣迷路の前で別れた142へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

74
ネズミは、簡単なのレース情報を書いた紙をあなたに渡した。
以下が最終レースのドラゴンの名前と人気順、速さ、強さの評価だ。

ムーンドラゴン      六番人気  速さ○  強さ△
シャイニングドラゴン   一番人気  速さ◎  強さ◎
ラージドラゴン      七番人気  速さ×  強さ◎
フレイムドラゴン     四番人気  速さ○  強さ○
ダークドラゴン      三番人気  速さ◎  強さ△
サンダードラゴン     二番人気  速さ◎  強さ○
アイスドラゴン      八番人気  速さ○  強さ×
メタルドラゴン      五番人気  速さ△  強さ◎

一着に来ると思うドラゴンを選ぶこと。
賭けるドラゴンが決まったら、審判のメダルを一枚減らして222へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

75
「デビル!」

あなたが指示を出すと、リトルドラゴンは、ウィングドラゴンの首に噛み付いた。
ウィングドラゴンは、苦悶の声をあげる。
ウィングドラゴンはゾンビドラゴンから離れ、リトルドラゴンにからみついた。
反動であなたは大地に叩きつけられた。
ウィングドラゴンも決して大きな方ではないが、それでも体格差があり、完全にリトルドラゴンの不利だ。

二頭を見ながら、ゾンビドラゴンは尾から鋭利な棘を出した。
刃物ような危ない光を放っている。

かれにとっては、一石二鳥の仕事だっただろう。
残念ながら逃げれる状況ではなかった。
リトルドラゴンは、ウィングドラゴンとともに、刃物の餌食となった。

もがいたドラゴンから振り落とされ、あなたは後頭部を激しく打った。
リトルドラゴンの断末魔のような声を耳にしながら、あなたはしだいに意識を失った。6へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

76
あなたはゾンビフィッシュを回って、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、尋ねてみた。
しかし、なにも情報は得られなかった。
ジョンは、この階を利用していないのかもしれない。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく87
一度、厩舎に戻る125 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

77
さて、どちらのトンネルに入りなおそう?
ただし、一度入ったトンネルを選べない。
別なトンネルを選ぶこと。

右のトンネル127
真ん中のトンネル190
左のトンネル209へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

78
「まあ、そう気をおとすな」

骸骨は憐れんでいるのか、慰めの言葉をかけた。

あなたの対戦相手は勝利を確信した様子だ。

「勝負は、明らかなようだな」

骸骨が裁定をした。
対戦相手は光に包まれて、その場から消える。
あなたが競っていた相手は、現世へ戻ったのだ。
あなたは、アンデッドカジノでの勝負に負けてしまった。

残ったあなたに、骸骨は言う。

「さて、お前は、オレから審判のメダルを何枚借りていた?」

一枚も借りていない144
一~一五枚以内141
一六~二九枚以内65
三〇枚184 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

79
あなたは厩舎でリトルドラゴンと過ごした。
最初はぎこちなかったが、やがてリトルドラゴンとあなたのあいだには、ささやかながら親睦が生まれた。
その中で気付いたことがあった。
リトルドラゴンは首の下側をなでると喜ぶようだ。

しばらくドラゴンと和んでいると、ホールの方角から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
このまま厩舎に残る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

80
ホールは五階層になっており、中央の螺旋階段で行き来できる。

あなたは、見取り図を確認して、それぞれの階層に向かってよい。

五階:観覧席        122
四階:ギロチンウォーク   126
三階:スコーピオンハウス  119
二階:ゾンビフィッシュ   99
一階:エントランス     187

それともやはり厩舎で過ごすなら21
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

81
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、サンダードラゴンだったようだ。

オッズは六倍だった。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを六枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

82
オッズは数分おきに、アライグマの仮面をつけたものたちが掲示し直している。
札が購入されるたびに、オッズも変化するからだろう。

このレースは、キングドラゴンに人気が集まっている。
じっと見ていると、となりの死者が独り言をつぶやいていた。
きっと、前のレースで負けたのだろう。
イライラした様子だ。

「まさか、いきなり二頭が共謀するとはな…ちっ」

あなたは、どうしたのかと聞いてみた。

「ああ? スタート直後に二頭のドラゴンがオレの買い目のドラゴンをつぶしにかかったんだよ!
あれはきっと騎手の方がたくらんだんだろう。
赤の騎手と黒の騎手だ。
次に出るときは、気をつけないと」

あなたに話すことで、かれは少し楽になったようだった。

「まあもっとも、オレが買っていたのはそのレースで一番人気のないドラゴンだったからな。
やられなかったからといって、当ててたとは思えないが」

さて、次のレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

五階:観覧席        149
四階:ギロチンウォーク   118
三階:スコーピオンハウス  107
二階:ゾンビフィッシュ   5
それともやはり厩舎で過ごすなら79へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

83
あなたはゾンビフィッシュを回って、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずねてもみる。
しかし、なんの収穫も得られない…。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
一度、厩舎に戻る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

84
あなたはギロチンで、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
すると、口が聞ける死者の、たいていのものがかれを見ていた。

ジョンは、ギロチンウォークに参加して見事達成したようだ。
自慢げに自分の名前を語っていたという。

しかし、それ以降は誰もみていないという。
一度達成したものは、刃の位置を変えるまで挑戦できないから、もうここへは来ないだろうとのことだった。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

85
「ボイルエッグ」
そう叫んだが、リトルドラゴンの反応は弱々しかった。
防御姿勢をとっているが、足元はふらふらだ。
だいぶ疲れがみえている。

これでゾンビドラゴンから狙われたら、ひとたまりもない。
そう思ってゾンビドラゴンの方をみると、先にサンドドラゴンが仕掛けていた。159 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

86
フーパーは結果を聞いて、飛び跳ねて喜んだ

「フーパーよ、
お前がアンデッドカジノの勝者だ。
ここでの出来事はすべて忘れて、現世に帰るがいい」

小男の体が光に包まれた。
眩しさに一瞬目を閉じたそのあいだに、かれの姿は消えていた。

残念だが、あなたはアンデッドカジノの勝負に負けてしまった144 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

87
観覧席は死者たちでいっぱいになった。
まわりの興奮が、熱気となって伝わってくる。

建物の戸が開き、八頭のドラゴンが現れ、ゲートまで進んだ。
自分の賭けたドラゴンやライダーを応援する声が、場内を盛り上げる。
そしてそれらを黙らせるように、ラッパのファンファーレが響き渡った。

レースを見届ける18
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる242へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

88

「そうだ、いい判断だ。
こんな競技をして、ぶざまな姿にでもなったら大変なことだ。
それでこそ、オレの選んだドラゴンライダーだ」

猫のオーナーはあなたのことを褒めながら近づいた。
そして耳もとに口を寄せる。

「とっておきのを教えてやる。
ドラゴンをあとひとふんばりさせたいときは、ブリリアントを三度唱えるんだぞ」

そう言うと、猫のオーナーは胸元からメモ用紙を取り出した。

「それと、これはリトルドラゴンに教えた指示語の一覧だ。
思い出したのを、書いておいた
まあ、全部ではないが」

あなたは、猫のオーナーからメモを受け取った。
指示語が羅列に補足が書いてあった。

あなたは丁重に受け取って礼を言った。。
そして、オーナーがギロチンウォークを去ってから、じっくりとメモに目を落とした。183 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

89
左のトンネルは、最初は広い通路だった。
しかし、すすむにつれて、だんだんとせまくなる。
そして、すぐに行き止まりとなった。
道は、湿った泥土で塞がれている

後ろからサンドドラゴンがやってくるのがみえた。

すぐに引き返してトンネルを選びなおす77
サンドドラゴンがどうするか観察する225 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

90
遠くでぼそぼそと声がする。
どちらの方向からかはわからない。

あなた以外にも、メダルを失ったものが通っているはずだが、だれにも遭遇しなかった。

ずいぶん長い時間を歩いたような気がするが、道はまだ終わらない。13へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

91
あなたがエントランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探していると、ネズミにつかまった。

「こっちへきてくれ」

そう言って、オッズの前につれて来られる。
ネズミはこのレースに賭けるつもりらしい。
一着を三頭に絞り込んでいるようだった。

「大本命ならゴールドドラゴン。連勝中でスキは少ないが、配当はほとんどない
対抗格で唯一戦えそうなのが、グレートドラゴン。歳をとっているのが気になるが実力者だ。
穴はロケットドラゴン、当たりハズレが大きいが、突破力は随一だ」

「お前は、どれがくると思う?」
ネズミはあなたに意見を求めた。

三匹のドラゴンのうち、一着になりそうなドラゴンを選んでおくこと。
あなたの答えを聞くと、ネズミは満足そうにうなづいた。

「そいつを買ってみることにしよう」

さて、まだレース開始には時間があるようだ。
どこで過ごそう?

四階:ギロチンウォーク   255へ
三階:スコーピオンハウス  60へ
二階:ゾンビフィッシュ   132へ
それともやはり厩舎で過ごすなら125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

92
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

93
残りは、平坦な直線だった。
障害はなにも残っていない。
それがレースの残り五百メールを占める。

あとは残り体力と精神力。
つまりは根性の勝負といって良かった。

リトルドラゴンとサンドドラゴンは、ほとんど差がなく競っていく。202 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

94
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、アイスドラゴンだったようだ。

オッズはなんと三〇倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三〇枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

95
「シング!」

リトルドラゴンは歌いながら走り続けた。
スピードがすこし落ちた。
順位をひとつおとすこと
ただし、八番手が最後尾であるので、それ以下はない。
前を走るサンドドラゴンが後ろを振り返っていた。
そのライダーは豚鼻のグールだった。
あなたを見て、鼻で笑っている。150へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

96
さて、ふたつめのレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

厩舎195
ホール80へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

97
ホールは五階層になっており、中央の螺旋階段で行き来できる。

あなたは、見取り図を確認して、それぞれの階層に向かってよい。

五階:観覧席        240
四階:ギロチンウォーク   152
三階:スコーピオンハウス  135
二階:ゾンビフィッシュ   34
一階:エントランス     226へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

98
レースを無事に終えたあなたとリトルドラゴンを、観客たち辛らつだった。
人気がなかったあなたが上位入賞したのだ。
大勢に損をさせているに違いない。

「ご苦労さん。いい成績だったじゃないか、初めてなのに、たいしたものだ」

ネズミが迎えに来た。
そのまま飛竜馬車で一度、厩舎へと帰る。
疲れ果てたリトルドラゴンは、厩舎で深い眠りについた。

「まずは完走手当てだ」

審判のメダルを一〇枚渡された。
所持品に審判のメダルを一〇枚加えること

厩舎に猫のオーナーが入ってきた。
さて、あなたはレースを何着でゴールしただろうか?

一着56
二着54
三着136へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

99
二階では、ゾンビフィッシュが行われていた。
浅い堀がホールをめぐっており、そこを泳ぐ小さな魚をすくう遊戯のようだ。
専用の小さな網をメダル一枚で買って、とれたゾンビフィッシュをメダルと交換する。

ゾンビフィッシュの様子をみる128
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる139へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100
販売所は、アライグマの仮面をつけたディーラーたちが仕切っていた。
次のレースの当たり札を予想して、購入するもの。
前のレースの当たり札を審判のメダルと交換するもの。
それぞれがそれぞれの列に並んでいる。

一着だけ予想するものもあれば、二着、三着までの組み合わせで予想するものもある。
当然、組み合わせのパターンが多いほど高配当が期待できる。

しかし、いまのあなたは審判のメダルを持っていない。
ここでは眺めている以外にすることがなかった。

出走表を見る6262
オッズを見る4747

エンドランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみてもいい。153 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

101
「カッター」

リトルドラゴンは、走る代わりに低く跳ぶ動きをした。
しかし、差は縮まらない。

現在、第二番手だ。215へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

102
ブラックドラゴンの首が切断され、絶命していた。
しかも、不幸に見舞われたのは、その一頭だけではなかった。
しばらく進むとレッドドラゴンも同じように倒れていた。
巨大なナイフで切断されたように、首から上が切り取られている。
他のドラゴンにやられてしまったようだ…

現在のあなたたちの順位は、第六番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。140へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

103
強敵だったドラゴンは…

サンドドラゴン247
ゾンビドラゴン193
タートルドラゴン71 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

104
あなたは指示語は使わなかった。
リトルドラゴンにまかせて走らせる。

もし一番手か二番手を走っていれば、あなたは順位をひとつ落として、ゴールゲートに入っていった。98へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

105
漆黒の、孤独の闇が続いている……。

しだいに天井が低くなる。
最初はかがむだけでよかったが、やがて、手をつき、這いつくばって進まないといけない状況になる。

這って進む134
引き返す13へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

106
ゲートが勢いよく開いた。
いっせいにドラゴンたちが駆け出す。

スタートで仕掛けたのはダブルヘッドドラゴンだった。
その名の通りのふたつの首で、両サイドのドラゴンに噛みつき、なぎ倒す。
他のドラゴンもそれを見て興奮したのか、近くのドラゴンに格闘をしかけた。

最初から乱戦だった。
半数のドラゴンが、スタート直後に走行不能となった。

観客たちの悲喜こもごもの叫びが、観覧席を揺らした。
それでも残りの半分の行く末が見えなくなると、観覧席には一度静寂が訪れた。

しばらくするレース場に設置してある巨大な掲示板にランプが明滅し始めた。
観客たちは今度はそちらに見入り、一喜一憂をはじめる。
ランプの色と配置で、ドラゴンの順位を教えているのだ。

半数はすでに消えており、残りのランプもあまり変動はなかった。
消える直前まで予想が的中していたものは勝利を確信し、予想をはずしたものは次のレースへと気持ちをうつした。

しばらくして、上空を飛竜によって引かれた幌馬車が飛んできた。
猿の仮面をつけた審判員が、幌馬車から紙を開く。

的中の番号が記載されていた。
それによると、着順はやはり変動はない。
スタートで仕掛けたダブルヘッドドラゴンが、一着だ。
観覧席には、ふたたび大歓声が起きた。

もし、ネズミにこのレースの予想を聞かれ、的中したならば216へすすめ
このレースについてはなにも話していなければ、一度厩舎にもどることにする123 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

107
三階ではスコーピオンハウスが行われている。
柵で覆われたスペースに、砂山が築かれている。
砂山には無数の小さな穴が点在しており、メダルを払って、その中に手を入れることができる。

スコーピオンハウスの様子をみる170
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる147へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

108
二頭のドラゴンが、両側から激しく体当たりをした!

衝撃で、あなたは鞍から弾き飛ばされそうになったが、かろうじて踏みとどまった。
しかし、リトルドラゴンは、一度その場に崩れ落ちる。

倒れたリトルドラゴンの顔を、レッドドラゴンは容赦なく足蹴にする。
あなたは声をかけながら、手綱を引いた。

リトルドラゴンは、かろうじて立ち上がり、自らを鼓舞するようにいなないた。
まだいけそうだ。
だいぶ遅れてしまったが、あなたたちはふたたび走り出した。

あなたの現在の順位は、第八番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。177へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

109
「シング」

リトルドラゴンは歌いながらゴールゲートに入っていった。
観客の受けは良かったが、レースには無用だった。
もし一番手か二番手を走っていれば、あなたは順位をひとつ落として、ゴールゲートに入っていった。98へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

110
続くあなたとリトルドラゴンは、どのトンネルに入ろう?

右のトンネル127
真ん中のトンネル129
左のトンネル89へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

111
「ストーン!」

あなたは叫んだ。

リトルドラゴンはその場でぴたりと止まった。
しかし、防御体勢がとれているわけではない。
むしろ、無防備といってよい状態だ。

二頭のドラゴンに、両側から激しく体当たりをされた!
衝撃で、あなたは鞍から弾き飛ばされる。
リトルドラゴンは崩れ落ちた。
ぴくりともしなくなったリトルドラゴンを、レッドドラゴンは容赦なく足蹴にした。
リトルドラゴンは、断末魔のようなか細い悲鳴をあげた。
大地に強くたたきつけられたあなたは、その悲痛な声を耳にしながら、しだいに意識を失った。6へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

112
やがて道は左右に分かれた。

右へ4
左へ10 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

113
「ボイルエッグ!」

あなたは叫んだ!

リトルドラゴンの鱗が厚みをまし、固く身構えた。
二頭のドラゴンが、両側から激しく体当たりをしてきたが、衝撃をはね返す。
そのまま三頭のドラゴンは、ゆっくりとしたペースで、最後方を走った。

ブラックドラゴンは、あきらめてすぐにスピードをあげたが、レッドドラゴンはしつこく攻撃を繰り返してきた。
しかし、リトルドラゴンはめげずに、防御体勢を保ちながら走り続ける。
やかてレッドドラゴンもあきらめて先に行ったので、あなたはこれ以上遅れないようにと手綱を引き締めた。
最下位かと思ったが、まだうしろにはタートルドラゴンがいた。
タートルドラゴンは一番の巨体だが、動きはのろかった。
背中が亀の甲羅のようになっているから、それが重いのだろう。

あなたの順位は、現在七番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。177へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

114
あなたのアドバイスを間に受けた男は、わかったといって、目玉のないゾンビフィッシュばかり狙った。
しかし、目がない分他の感覚がすぐれているのか、目玉のないゾンビフィッシュは、すいすいと網をかいくぐる。
それよりもなにも、緑の衣の男がいかにドン臭いかがあなたにはわかり、その場からさりげなく退いた。41へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

115
「さあな」
虎の番人はけだるそうに首を振った。
「ここに入るものの名前などいちいち聞いていない」
あなたは、ジョンの特徴を伝えたが、番人は興味なさそうだ。
知らん、と短く答える。

あきらめて、無明回廊へ161
他にメダルを手に入れる方法がないかたずねる189
骸骨にメダルを借りたいと申し出る19へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

116
「カッター」

リトルドラゴンは、走る代わりに低く跳ぶ動きをした。
しかし、差は縮まらない。

順位をひとつ落とした207へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

117
あなたは厩舎でリトルドラゴンと過ごした。

リトルドラゴンは脚力が発達しており、跳躍には長けているように感じられた。
そこで、部屋の中で軽く練習をしてみる。
ドラゴンは、素直にあなたの指示を聞いた。

低く長く跳ぶときは「カッター」

高く垂直に飛ぶときは「アルバ」

この二つの合図で使い分けることができそうだ。

しばらくドラゴンと練習を続けていると、ホールの方角から鐘の音がなった。
もう次のレースの時間だ。

レースを観にいく87
このまま厩舎に残る125 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

118
四階では、ギロチンウォークが行われている。
幅一メートル、長さ二〇メートルほどの台の上があり、そのあいだに一〇枚の鉄の刃が揺れている。
参加者は、無事に台を渡りきれれば、報酬をもらえる。
早ければ早く渡るほど、報酬も高く稼げる。
台から落ちたり、制限時間内に渡りきれなければ、失格だ。
参加料に、審判のメダルが一枚必要だった。

ギロチンウォークの様子をみる154
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる44へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

119
三階ではスコーピオンハウスが行われている。
柵で覆われたスペースに、砂山が築かれている。
砂山には無数の小さな穴が点在しており、メダルを払って、その中に手を入れることができる。

スコーピオンハウスの様子をみる72
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる237へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

120
「そうか」
猫のオーナーは無理に引き止めなかった。
ネズミの方を見て、お帰りになってもらえと言った。

「残念だが、やる気のないものはいらん」

考え直す機会は与えられなかった。
あなたは、ネズミに連れられて、ドラゴンレース会場の外へ出た。

「うちの主人はきまぐれだが、無駄なこともキライなんだ。
気に入ってもらえなければ、それまで」

ネズミはあなたの前から立ち去った。
もはや、あなたは無明回廊へ進むしかない2へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

121
前を行くサンドドラゴンは、ライダーである豚鼻のグールがトンネルの匂いを嗅いだのち、左のトンネルを選んだ。
さて、続くあなたとリトルドラゴンは、どのトンネルに入ろう?

右のトンネル127
真ん中のトンネル129
左のトンネル209へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

122
観覧席は、階がそのままバルコニーのように開けている。
レースのスタート地点が眼前に広がり、石造りの座席が段で連なっている。
レースまでまだ時間があるが、待ちきれない死者たちが良い席を確保している。

観客席の様子をみる244
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる173へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

123
さて、次のレースが終われば、自分たちのレースだ。
まだ時間がありそうだが、どこで時間を時間を過ごそう。

厩舎117
ホール8へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

124
さて、あなたは審判のメダルを一枚以上しているか?
持っているなら31
一枚もないのなら78へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

125
あなたはレースまでの最後の時間を、厩舎でリトルドラゴンと過ごした。
お互いを刺激しないように静かに接した。
親睦が深まるのが、実感できた。

「ストーン」

そう言うと、リトルドラゴンは石のように固まることを知った。
彫刻にでもなったかのように微動だにしない。
しかし無防備な状態になってしまうので、うかつに使うべきではないだろう。

三つ目のレースが終わった。
次は、あなたとリトルドラゴンの出番だった。166へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

126
四階では、ギロチンウォークが行われている。
幅一メートル、長さ二〇メートルほどの台の上があり、そのあいだに一〇枚の鉄の刃が揺れている。
参加者は、無事に台を渡りきれれば、報酬をもらえる。
早ければ早く渡るほど、報酬も高く稼げる。
台から落ちたり、制限時間内に渡りきれなければ、失格だ。
参加料に、審判のメダルが一枚必要だった。

ギロチンウォークの様子をみる233
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる84
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

127
右のトンネルはくねくねとうねりながら先へ続いていた。
進むにつれ、だんだんとトンネル内の温度が上がってきた。
熱さで顔を背けたいくらいだったが、リトルドラゴンは我慢して走ってくれた。

先にいるはずのブルードラゴンの背をみることもなく、トンネルの出口を迎えた。36
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

128
ゾンビフィッシュをしている様子をあなたは眺めた
網はすぐにやぶけて、使い物にならなくなるようだ。
消費するメダルは少ないが悪戦苦闘している死者たちが何度も網を買いなおしている。

緑の衣をまとった男が、泣きそうな顔で網を捨てていた。
何度やっても、一匹も連れないで困っている。
みたところ完全な死者のようにはみえない。
あなたと同じでドラゴンライダーのようだ。

かれにアドバイスをするなら3
かれには関わらないなら41
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

129
真ん中のトンネルは広い空洞で、まっすぐ続いていた。
あなたがここで差を詰めねばと、手綱を引き締めると、反対側から先に行っていたはずのウィングドラゴンが引き返してきた。
しばらく進むと、すれ違った理由がわかった。
トンネルは行き止まりだった。
あなたたちは、急いで道を引き返す。
途中まで戻ると、トンネルの広場で、二頭のドラゴンが睨み合っていた。188 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

130
漆黒の、孤独の闇が続いている……。

まっすぐ前に進んでいるのか、不安になる。

もしかしたら、同じところをぐるぐる歩いていているだけかもしれない。169へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

131
ゲートが開くことがスタートの合図だった。
いっせいにドラゴンたちが駆け出す。

スタートで巨体のマウンテンドラゴンが、キングドラゴンに体当たりをした。
二頭は格闘を開始し、その間に他のドラゴンが先へ進む。
飛び出したのは、小柄なリザードドラゴンだ。

観客たちの悲喜こもごもの叫びが集まり、巨人の咆哮のようになって、観覧席を揺らした。
しかし、次第に最後尾のドラゴンが見えなくなると、声も静まりかえっていった。

レース場にランプのついた掲示板があり、観客たちは今度はそちらに見入り、一喜一憂をはじめた。
ランプの色と配置で、ドラゴンの順位を教えてくれているらしい。

めまぐるしくランプは入れ替わったが、しばらくしてすべてが消えた。
消える直前まで予想が的中していたものは、勝利の雄たけびをあげ、予想をはずしたものは落胆のため息を吐いた。

しばらくして、上空を飛竜によって引かれた幌馬車が飛んできた。
猿の仮面をつけた審判員が、幌馬車から紙を開く。

そこに、的中の番号が記載されていた。
それによると、ランプが消えてから逆転があったらしい。
出遅れていたキングドラゴンが、一着だ。

ふたたび、観覧席は大歓声で地震が起きたようだった。
あなたは耳をおさえながら、一度厩舎にもどることにする96 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

132
二階では、ゾンビフィッシュが行われていた。
浅い堀がホールをめぐっており、そこを泳ぐ小さな魚をすくう遊戯のようだ。
専用の小さな網をメダル一枚で買って、とれたゾンビフィッシュをメダルと交換する。

ゾンビフィッシュの様子をみる250
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる76へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

133
「ちょっと待ってよ。一枚だけお土産と思って持ってたんだ」
フーパーはポケットからメダルを出した。
あと一枚持っていたようだ。86へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

134
せまい穴の中を、這い進んでいく。

闇の中、穴はさらにせまくなった。
固い岩盤が、あなたの動きを困難にする。

蒸すような暑さに襲われた。
地面から熱が発せられているようだ。

だいぶ這った状態で進んできたが、時間をかければ、このまま引き返せそうだ。

引き返す217
進む167 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

135
スコーピオンハウスの遊戯は、もう終了していた。
みな、観覧席に集まっているようで、もぬけのからだ。
ここ出るできることはこれ以上なさそうだ。97へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

136
「よかったな。
初レースで三着なら立派なものだ。
まあ、脱落者も多かったから、運がよかった。
賞金をもらってきた」

猫のオーナーは小さめの皮袋を手渡した。
開いて中身を見せる。
審判のメダルが入っている。

あなたは、ありがたく皮袋を受け取った。
所持品に審判のメダルを五〇枚加えること

「最終レースが終わったら、ドラゴンライダーレースの出口へ連れて行ってやろう」

ネズミがそう言った。
それまでここで待っていても、ホールへ行ってもいいという。

厩舎で待つ245
ホールへ行く97 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

137
「アルバ!」

あなたは、助走をして羽ばたいたウィングドラゴンにあわせて、指示語を唱えた。
リトルドラゴンは高く跳躍する。
すると、ウィングドラゴンの爪が掴まえた。

ウィングドラゴンはリトルドラゴンの重さなどお構いなしに高く舞い上がる。
そのままあっという間に川を横断すると、ウィングドラゴンはさっさとあなたたちを地上へ落として先へ進んだ。
うまく着地できなかった分遅れをとってしまった。

ブルードラゴンも水面からあがり、スピードを落とさずに追い抜いていく。
他のドラゴンは、まだ石を渡り終わっていないようだ。
あなたは、これ以上順位を落とさないように、手綱に力をこめる。

現在の順位は、第三番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。140 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

138
観覧席は、階がそのままバルコニーのように開けている。
レースのスタート地点が眼前に広がり、石造りの座席が段で連なっている。
レースまでまだ時間があるが、待ちきれない死者たちが良い席を確保している。

観客席の様子をみる251
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる165へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

139
あなたはゾンビフィッシュを回って、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずねてもみる。
しかし、なんの収穫も得られない…。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

140
レースはしばらく平坦な道が続いた。
その間順位に変動はなかった。
風がやみ、砂埃が静まる。

先に行くドラゴンたちも、ここはスピードをあげなかったのか、しだいに後姿をとらえることができた。
前方に巨大な石壁が見えた。
三つのトンネルがあり、先頭のウィングドラゴンが真ん中へ、ブルードラゴンが右側へ入っていく。

さて、いまのあなたの順位は、

三番手なら110
四番手なら121
五番手以下なら23へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

141
「そうか、返せないのはたったそれだったか」

たったとはいえ、あなたには返すだけの審判のメダルはない。
どうすればいいかと聞くと、体で返してもらう、と骸骨は答えた。

足りないメダルはあなたの皮膚や肉、臓器で返済しろというのだ。

「気にするな、お前はもう死んでいる。
肉や臓器がなくなったかといって、どうなるものでもない。
それに、またメダルを集めたら、取り戻すこともできなくはない」

メダルの代償として、右腕が奪われた。
肘から先が骨だけになってしまう。
それだけではない。
いつのまにか体中の皮膚が腐れていた。
あなたは、現世でゾンビと呼ばれる存在になってしまった。144へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

142
あなたは猛烈にジョンに抗議をした。
蜘蛛の巣迷宮で、ジョンはあなたの全メダルを奪って逃走したのだ!

「あのときはすまなかった…」

ジョンは神妙な顔をしてあやまった。
ジョンはあのあと、ここのギロチンウォーク、ドラゴンライダーレースでつきまくり、メダルを大量に増やしたそうである。
骸骨に借りていたメダルも返し、肉体も取り戻した。

「とくに今日は大儲けさ。
あのときのメダルは倍にして返すよ」

今日のドラゴンライダーに知っている顔があったので、不人気だったが賭けてみたら、上位に入賞したという。
それでメダルはあのときの倍以上に増えたそうだ。

ジョンと話して入るうちに、いつのまにか最終レースはスタートしたようだった。
あなたはかれからメダルを奪い返すと、距離をおいてレース結果を待った。
あなたはここで、ジョンに奪われた審判のメダルを、倍の数量にして加えることができる。
どうやら最後のレースは波乱のないスタートで始まったようだ。30へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

143
ゾンビフィッシュをしている様子をあなたは眺めた
網はすぐにやぶけて、使い物にならなくなるようだった。
消費するメダルは少ないが悪戦苦闘している死者たちが何度も網を買いなおしている。

すくった魚はいずれも気持ち悪いものばかりだった。
目玉がないもの、骨がむきだしのもの、乱食い牙のもの。

あなたは、ゾンビフィッシュの様子を眺めていて、骨がむき出しの魚はよく取れることに気がついた。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
一度、厩舎に戻る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

144
これから、どうなるのだ?

あなたは骸骨に聞いた。

「どうもしないさ。
もうお前は現世では死んだ
この世界で遊戯を続け、アンデッドとしての格をあげていくか、さまよい続けるか、だ」

もう生き返るのは不可能だった。
だだ、現世に戻ることはできるという。
審判のメダルを集めさえすれば。

生ける屍、アンデッドとして。

メダルが何枚必要かたずねたら、途方もない数だった。
あと何百、何千回ここの遊戯を繰り返さなくてはいけないだろう。

「時間は永遠にあるからな」

骸骨は鉄の門扉を指し示した。
あそこへ出て行けということか。

あなたは「アンデッドカジノ」の扉をふたたびくぐった。

そうして、死人のような足取りで、洞窟の闇に消えていく…

DEAD END 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

145
フーパーの審判のメダル所持数は、ちょうど一六〇〇枚だった。

あなたの方が多い15
フーパーの方が多い86
もしも同じ数であれば133 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

146
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

147
あなたはスコーピオンハウスを回って、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、尋ねてみた。
すると、ひとりの死者が、うろ覚えだが、そのような奴をみたと言った。

「他の遊びには興味がないようだった。
ドラゴンライダーレースをするために、観覧席とエントランスを行ったり来たりしていたぞ。
どちらかを探せばみつかるんじゃないか?」

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
一度、厩舎に戻る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

148
ブラックドラゴンの首が切断され、絶命していた。
しかも、不幸に見舞われたのは、一頭だけではなかった。

さらに先へ進むと、レッドドラゴンとゾンビドラゴンが対峙していた。

ゾンビドラゴンは冷酷なまでに強かった。
レッドドラゴンの歯牙をものともせず、強い打撃で深手を負わせる。
最期は一瞬だった。
ゾンビドラゴンの尾から刃物のような突起が飛び出し、一閃した。

首から上が切り離されてしまったレッドドラゴンは、そのまま大地に崩れ落ちた。

ゾンビドラゴンがあなたを振り向いた。
腐った皮と肉の隙間から、太い骨が垣間見える。
恐ろしくて、醜いドラゴンだ。
白い衣のドラゴンライダーは切れ長で冷たい目をしていた。
死者というより死神だ。

しばらく見つめていたが、ゾンビドラゴンはそのまま先へと急いだ。

あなたの現在の順位は、第五番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。140へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

149
観覧席は、階がそのままバルコニーのように開けている。
レースのスタート地点が眼前に広がり、石造りの座席が段で連なっている。
レースまでまだ時間があるが、待ちきれない死者たちが良い席を確保している。

観客席の様子をみる249
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる155へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

150
前方には川が見えてきた。
最初の障害だ。
川幅は一千メートルほどもあり、流れが速い。
先に行っていたドラゴンたちも立ち止まり、いったんライダーの指示を待っている。

川には無数の、石が積まれているが、飛び移るには慎重さを必要とされる配置だった。
最初に動いたのは、ブルードラゴンだった。
走ってきた勢いそのままで、水の中に飛び込む。
泳ぎが得意なのだろうか。
ライダーが水の中に沈まないように鞍を浮かせながら、流れに負けず泳いでいく。
ウィングドラゴンは一度逆方向に走り出し、助走をつけた。
ウィングドラゴンはコウモリの翼を持っている。
その翼を広げ、川を飛び越えるというのだろう。
そのほかのドラゴンは石を飛び移り、越えていくようだ。

水に飛び込む224
指示語を叫ぶ178
もう少し様子を見る253 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

151
ネズミの主人は、ドラゴンのオーナーだそうだ。
今日、かれの所持するドラゴンがレースを走る。
しかし、ドラゴンに乗るライダーが見つからずに、困っているのだという。

ドラゴンライダーレースについて聞く9
ネズミの主人に会ってみる59
断って無明回廊へ2 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

152
ギロチンウォークの遊戯は、もう終了していた。
みな、観覧席に集まっているようで、もぬけのからだ。
ここ出るできることはこれ以上なさそうだ。97へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

153
あなたはエントランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずね回った。

「そうえば、そんなやつを観覧席でみたな」

そう教えてくれる死者もいたが、収穫はそのくらいだった。

さて、ふたつめのレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

五階:観覧席        122
四階:ギロチンウォーク   126
三階:スコーピオンハス 119
二階:ゾンビフィッシュ   99
それともやはり厩舎で過ごすなら21へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

154
台の上で揺れる一〇枚の刃は、それぞれ微妙にテンポが違い、競技者の行く手をさえぎった。
制限時間もそんなにあるとはいえず、脱落者が続出した。
最悪なものは、ギロチンに体を切り刻まれる。

あなたが見ている限り、ギロチンウォークを成功させるものはいなかった。
そう思ってみていると、となりにいた死者が言った。

「そういえば、ちょっと前にすばしっこい奴がきて、記録的なスピードで達成してたぜ。
たしか自慢げにオレさまはジョンだと名乗っていたな」

あなたはとなりの死者に詳しく聞いて、それがウィル・オー・ウィスプのジョンであることを確認した。

「それ以降は見ていないな。
もうここには興味がないんだろう」

死者は、そう教えてくれた。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
一度、厩舎に戻る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

155
あなたは観覧席ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずね回った。

ひとり、それらしいものを見たという死者がいた

「そういえば、さっきのレースで、的中したって喜んでいたな」

それからどう行動したのかは、わからないそうだ。
しかし、的中したのなら、次のレースも勝負するにちがいない。

しばらくすると鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

さて、次のレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

四階:ギロチンウォーク   118
三階:スコーピオンハウス  107
二階:ゾンビフィッシュ   5
一階:エントランス     191
それともやはり厩舎で過ごすなら79へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

156
観覧席は込みすぎて、最終レースをよく見ることはできなかった。
どうやら波乱のないスタートで始まったようだ。30へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

157
ネズミがやってきて、あなたを飛竜馬車へと案内した。

「すまんな。主人は忙しいんだ。
これからオーディションの審査員をしなくてはならないと言って、正装して出かけてしまった」

猫のオーナーは見送りには来てくれなかった。

飛竜馬車でレースの出口につくのは、あっというまだった。

あなたは、ネズミに見送られ、ドラゴンライダーレースの会場をあとにした。57へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

158
「ブリリアント!」

三度、唱えたブリリアントに、リトルドラゴンは反応した!
どこから湧いてきたのか、太ももに力がみなぎり、ゴールまで疾走する!

首差でタートルドラゴンを、鼻差でサンドドラゴンを跳ね除けた!

あなたとリトルドラゴンは、第一着でゴールゲートをくぐった。98へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

159
サンドドラゴンがゾンビドラゴンに体当たりを仕掛けた。
小柄なリトルドラゴンであれば、跳ね返されたであろう。
二頭の体格は互角だった。
ゾンビドラゴンが溶岩に落下する。
サンドドラゴンも反動で落ちていくかにみえたが、長いカマのような爪が食い込んで岩石にしがみついた。
ライダーである豚鼻のグールは高らかに笑った。
しかしそれも長続きはしなかった。

ゾンビドラゴンとそのライダーは、焼かれながらも、溶岩の中を進んでいた。
白い衣の男は怒りの形相であなたたちを睨みつけている。
あなたと豚鼻のグールは、ゾンビドラゴンよりも先に溶岩の河を渡るべく先を急いだ。227 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

160
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

161
あなたは無明回廊の入り口に立った。
地面に小さな穴が開いていた。
デコボコした岩が自然の階段となって、地中へと続いている。
奥は真っ暗だ。
無明回廊はその名の通り、一切の光が灯っていないようだった。

小穴の奥から、なにものかが近づいてくる気配があった。
しばらく待っていると、痩せ細った骨と皮だけの男が這い出した。
向こう側から通り抜けてきたのだろう、その姿は疲弊しきっている。
皮膚はぼろぼろに腐りはて、四肢の関節は変形していた。
ひと目見て、現世での生命力が尽きたのがわかる。
それでもこの世界では、死霊として動き回ることができるのだ。

あなたはその男に声をかけてみたが、なにも反応がなかった。
男はぎこちなく這いながら、次の遊技場へとすすんでいく。

「おい」

あなたが、無明回廊へ入っていくことを躊躇していると、うしろから声がかけられた。
振り向くと、ネズミのかぶりものをかぶった、タキシード姿がいた。
子供のような背丈で、声も甲高い。

「お前はまだ完全に死霊となっていないように見える。
もし、メダルをすべて失っているのなら、いい話があるんだ。
わたしの主人に会って、話を聞いてみないか?」

ネズミは、あなたのことを値踏みするようにながめていた。151へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

162
強敵だったドラゴンは…

サンドドラゴン39
ゾンビドラゴン201
タートルドラゴン35 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

163
歓声がさらに強くなった。
後方に気配があった。
振り向くと、タートルドラゴンは甲羅を脱ぎ捨てていた。

蛇のような細い体のドラゴンが這うように、砂塵を突き進んでくる。
あれが、タートルドラゴンの本性らしい。
勢いはあきらかにあちらが上だった。

「ブリリアント」236
「カッター」116
「ダンス」230
指示語は使わない7 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

164
はじめて釣ろうとした蛇は…

青くて長い蛇219
白くて小さい蛇256
まだらの太い蛇214 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

165
あなたは観覧席ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずね回った。

ひとり、それらしいものを見たという死者がいた

「そういえば、ギロチンウォークでそんなやつをみかけたぞ」

それからどう行動したのかは、わからないそうだ。

さて、まだレース開始には時間があるようだ。
どこで過ごそう?

四階:ギロチンウォーク   255
三階:スコーピオンハウス  60
二階:ゾンビフィッシュ   132
一階:エントランス     254
それともやはり厩舎で過ごすなら125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

166
厩舎に猫のオーナーが来た。
ネズミがリトルドラゴンに装具をつけ始める。
あなたには、茶色の衣が渡された。

「この部屋から直接レース場への通路が続いている。
準備がすんだら、行こう」

あなたは衣を着込んだ。
騎乗するドラゴンライダーたちは、それぞれ指定された色の衣を着て区別されるそうだ。
そういえばホールでも何人か、色のついた衣をまとったものを見かけた。

「さて、レースを始める前にひとつ言っておこう。
まあ、正直、初めてのレースだ、たいした成績は期待していない」

猫のオーナーは胸の前に腕を組んであなたに語る。

「とはいえ、レースに運や巡り合わせが関わってくる。
因果と言ってもいいだろう。
お前の自分の能力を超えたところで状況は変化する。
人生といっしょさ。
それまでのお前の行動のさざ波が、やがて別な形の波となって帰ってくる。
ドラゴンライダーレースとは、そういうレースだ。
もちろん、ドラゴンの能力やレース場での判断も大事だろう。
しかし、それ以上に、それまでの過ごし方にレースは左右される。
つまりだ。
お前が、ドラゴンライダーになることを引き受けたその時から、レースは始まっていたということだ。
もちろん、その行動の仕方によっては、先頭でゴールを切る可能性だってあるだろう」

猫のオーナーはそう言って、あなたの背中を叩いた。

あなたは、気を引き締めてリトルドラゴンに上り、鞍に跨った。

「では、行ってまいります」

ネズミが、あなたを乗せたリトルドラゴンをレース場へと導く。

レース場には風が踊り、砂埃が舞っていた。67へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

167
穴はさらにせまくなった。
もはや引き返すにも引き返せない。
窮屈な洞穴を、芋虫のように体をくねらせて、進んでいく。

地熱のはさらに高まった。
大量の汗と、ひどい渇きに襲われる。

それでも死にはしなかった。
いや、もう本当は死んでしまっているのかもしれなかった。

あなたは灼熱の暗闇の中を、耐えて進んだ。

いったいどのくらいの時間がすぎたのだろう?
無限のような果てしない時間だ。

やがて、光明が見えた。
すでに穴はもとの広さにもどっていたが、あなたは立って歩くことはできなくなっていた。

そうして、無明回廊を脱出した。210へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

168
「アタック」
あなたがそう叫ぶと、リトルドラゴンはゾンビドラゴンに向けて勢いよく跳んだ。
全身の力をこめてぶつかる!

しかし、相手のほうが地力に勝った。
跳ね返されたあなたとリトルドラゴンは、溶岩の河へと墜落した。
灼熱に身を焦がされる。
苦しみと悲しみの混じったいななきが聞こえた。
あなた自身も炎に包まれながら、意識を失った。6へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

169
無明回廊は漆黒の闇だった。

自分の足音だけが、心のよりどころのように感じる。

不意に壁にぶつかった。
手探りであたりを探ると、左右に道は分かれているようだ。

右へ90
左へ16へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

170
あなたは、柵の外から遊戯の様子をうかがった。
死者たちが恐る恐る穴に手を入れている。
何事もなく審判のメダルを手に入れるものもいれば、中にいた毒サソリに刺されて悲鳴をあげるものもいる。
メダルは一枚とは限らなかったが、そんなに多くが取れるわけではなかった。
多くても五枚といったところだろう。
対して、サソリに刺される代償は大きいように思えた。
死ぬことはありえないが、ひじから下は水を含んだように膨れあがり、紫に変色した。
腕を押さえながら、その場にうずくまり、痙攣するものさえいる。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく68
一度、厩舎に戻る61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

171

返しきれない枚数はどのくらいあるだろう?

一~一五枚以内141
一六~二九枚以内65
三〇枚184 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

172
出走表を見ていると、ネズミがあなたをみつけて近寄ってきた。
となりに並んで出走表をみる。
レースに出るのは八頭のドラゴンだった。

ネズミはレースの一着を三頭に絞り込んでいるようだった。

「大本命ならゴールドドラゴン。連勝中でスキは少ない。
対抗格で唯一戦えそうなのが、グレートドラゴン。歳をとっているのが気になるが実力者だ。
穴はロケットドラゴン、当たりハズレが大きいが、突破力は随一だ」

「お前は、どれがくると思う?」
ネズミはあなたに意見を求めた。

三匹のドラゴンのうち、一着になりそうなドラゴンを選んでおくこと。
あなたの答えを聞くと、ネズミは満足そうにうなずいた。

「そいつを買ってみることにしよう」

さて、まだレース開始には時間があるようだ。
どこで過ごそう?

五階:観覧席        138
四階:ギロチンウォーク   255
三階:スコーピオンハウス  60
二階:ゾンビフィッシュ   132
それともやはり厩舎で過ごすなら125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

173
あなたは観覧席ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、たずね回った。

ひとり、それらしいものを見たという死者がいた

「そういえば、さっきのエントランスで大勝ちしたって、自慢してたのがいたな」

それからどう行動したのかは、わからないそうだ。
しかし、的中したのなら、次のレースも勝負するにちがいない。

さて、ふたつめのレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

四階:ギロチンウォーク   126
三階:スコーピオンハウス  119
二階:ゾンビフィッシュ   99
一階:エントランス     187
それともやはり厩舎で過ごすなら21へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

174
「アタック!」

あなたが指示すると、リトルドラゴンは額を下げて、ゾンビドラゴンに突進した。
しかし、相手はものとのしなかった。
小柄なリトルドラゴンははね返され、地面に叩きつけられる。
そのあと、ゾンビドラゴンは、ウィングドラゴンの首を噛み切った。
鮮血がリトルドラゴンの体にも降り注ぐ。
ウィングドラゴンのしなやかな体が力尽き、崩れ落ちた。

あなたはおびえるリトルドラゴンに鞭を叩いて、急いでトンネルの出口へと向かわせた。77 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

175
あなたのアドバイスを素直に受け止めた男は、わかったといって、骨がむき出しのゾンビフィッシュばかり狙った。
すると、ゾンビフィッシュの骨が偶然にも網に刺さって、不恰好ながらも男は、獲物の獲得に成功した。

「ありがとう、ありがとう」

緑の衣の男は、涙を流して喜んだ。
そしてお礼というほどでもないが、といって教えてくれた。

「ウィングドラゴンは短い時間なら空を飛ぶことができる。
障害を越えたいとき、一匹くらいなら引き上げることができるだろう。
もし同じレースになることがあれば、頼ってくれたまえ。
ただし、きみのドラゴンがアルバで高く跳ねることができればだが」

男は、嬉そうにして、階段を下りていった。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

176
スタート直後に左右のドラゴンが、あなたの駆るリトルドラゴンに向かってきた!
ブラックドラゴンとレッドドラゴンだ。
二頭とも、リトルドラゴンのひとまわり以上の大きさで、挟み撃ちにされたらひとたまりもない!

あなたは、リトルドラゴンに指示語を叫んだ!

「ストーン!」111
「ブリリアント!」248
「ボイルエッグ!」 113
やはり指示語は叫ばない108へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

177
そのあとの千メートルほどは、平坦な道なりが続いた。
リトルドラゴンは、初めての出走とは思えぬように、生き生きと走った。
さて、ここで指示語を使うべきだろうか。
あなたは思案する。

指示語はやめておく28
「レフト!」179
「シング!」95
「ダンス!」186へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

178
さて、どの指示語を出そう?

「ライト!」42
「アルバ!」137
「カッター!」12へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

179
「レフト!」

リトルドラゴンは、突然左をむいて走り出した。
あなたはあわてて手綱を引いたが、時間がかかってしまった。
その間に最大三頭のドラゴンに追い抜かれてしまう。
順位を三つおとすこと
ただし、八番手が最後尾であるので、それ以下はない。
前を走るサンドドラゴンが後ろを振り返っていた。
そのライダーは豚鼻のグールだった。
あなたを見て、鼻で笑っている。150 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

180
さて、次のレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

厩舎79
ホールへ58 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

181
「ブリリアント」

しかし、最後までリトルドラゴンはスピードをあげることはなかった。

もし一番手か二番手を走っていれば、あなたは順位をひとつ落として、ゴールゲートに入っていく。98へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

182
はじめて釣ろうとした蛇は…

青くて長い蛇162
白くて小さい蛇103
まだらの太い蛇25 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

183
メモには以下の指示語が並んでいた。

ライト     …右へ方向転換
ストーン
レフト     …左へ方向転換
アタック
ダンス     …踊る
ウォーク
デビル     …噛み付く
カッター
シング
ボイルエッグ
アルバ
ブリリアント

書いていないものは、言葉の意味で、だいたいの動きを予想するしかないようだ。
しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく87
一度、厩舎に戻る125 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

184
「そんなに借りて、返せなくなったのか」

そのとおりだった。
あなたには返すだけの審判のメダルはない。
どうすればいいかと聞くと、体で返してもらう、と骸骨は答えた。

足りないメダルはあなたの皮膚や肉、臓器で返済しろというのだ。

「気にするな、お前はもう死んでいる。
肉や臓器がなくなったかといって、どうなるものでもない。
それに、またメダルを集めたら、取り戻すこともできなくはない」

メダルの代償として、すべての肉と臓器が奪われた。
目の前に座る骸骨とまったく同じ姿だ。
骨だけの存在。
あなたは、現世でスケルトンと呼ばれる存在になってしまった。144へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

185
やってみたかった遊戯は…

ゾンビフィッシュ206
スコーピオンハウス55
ギロチンウォーク160 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

186
「ダンス!」

そう叫ぶと、リトルドラゴンはその場でステップを踏み出した。
楽しそうで。軽やかだ。
しかし、スピードはあきらかに遅くなってしまった。
ダンスをやめさせるまでに、二頭のドラゴンが抜き去っていった。
順位をふたつおとすこと
ただし、八番手が最後尾であるので、それ以下はない。
前を走るサンドドラゴンが後ろを振り返っていた。
そのライダーは豚鼻のグールだった。
あなたを見て、鼻で笑っている。150へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

187
エントランスは、死者たちが蠢いていた。
ここでは、ドラゴンライダーレースの賭け札の販売所があり、また各種のレース情報が掲示されている。

販売所へ行く100
出走表を見る62
オッズを見る47

エントランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみてもいい。153 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

188
ウィングドラゴンとゾンビドラゴンだ。
細く長い、くびれた首と尾を持つウィングドラゴンは、コウモリのような黒い翼を広げ、相手を威嚇してる。
対して、ただれた皮膚の間から骨がむきだしのゾンビドラゴンは、どっしりと構えた。
ゾンビドラゴンの方がひとまわり大きい。

ウィングドラゴンが逃げようと駆け出したが、ゾンビドラゴンの爪が翼をとらえた。
ウィングドラゴンは長い首と尾で締め付けようともがくが、体格で有利なゾンビドラゴンには、効いているように見えない。

さて、あなたは、

ウィングドラゴンを助ける174
ゾンビドラゴンに加勢する75
二頭が争っている間にトンネルを出る77 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

189
「他のものから借りるか、もらうか、そんなところだろう。
そんな奇特なものがいればだがな」

あきらめて、無明回廊へ161
ジョンという奴を知らないかたずねる115
骸骨にメダルを借りたいと申し出る19へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

190
真ん中のトンネルは広い空洞が、まっすぐ続いていた。
あなたは手綱を引いて、リトルドラゴンの脚を止めた。
トンネルの突き当りが、ここからでも確認できた。
どうやら、このトンネルは行き止まりのようだ。

そして、あなたが止まったのには、もうひとつ理由があった。
トンネルの広場で二頭のドラゴンが睨み合っていた。188 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

191
エントランスは、死者たちが蠢いていた。
ここでは、ドラゴンライダーレースの賭け札の販売所があり、また各種のレース情報が掲示されている。

販売所へ行く52
出走表を見る220
オッズを見る82

エントランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみてもいい。49 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

192
「ダンス」

リトルドラゴンは疲れを忘れるように踊る仕草をしながら走った。
少しスピードは落ちたが、あっけにとられた相手のライダーの手もとまった。
あなたの方が先にでる。

現在、第一番手だ。215へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

193
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

194
あなたは、柵の外から遊戯の様子をうかがった。
死者たちが恐る恐る穴に手を入れている。
何事もなく審判のメダルを手に入れるものもいれば、中にいた毒サソリに刺されて悲鳴をあげるものもいる。
メダルは一枚とは限らなかったが、そんなに多くが取れるわけではなかった。
多くても五枚といったところだろう。
対して、サソリに刺される代償は大きいように思えた。
死ぬことはありえないが、ひじから下は水を含んだように膨れあがり、紫に変色した。
腕を押さえながら、その場にうずくまり、痙攣するものさえいる。

しかし、その中で次々とメダルを獲得するものがいた。
豚鼻のグールだ。
毒サソリは避け、審判のメダルが入った穴だけを選んで手を入れている。
なにか独特の嗅覚があるのかもしれない。
砂の匂いと形をよく吟味して選んでいるのは確かだ。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく87
一度、厩舎に戻る125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

195
あなたは厩舎でリトルドラゴンと過ごした。
リトルドラゴンは、ときどき歌うような声を出した。
ここちよい楽器のように、リラックスさせてくれる。
あなたとドラゴンは歌を通して、親睦が深まった。

「シング」

そう指示を出すと、リトルドラゴンはあなたと合図で歌いだすまでになった。
しばらくドラゴンと和んでいると、ホールの方角から鐘の音がなった。
もう次のレースの時間だ。

レースを観にいく33
このまま厩舎に残る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

196
「ブリリアント」

しかし、疲れきったリトルドラゴンはスピードをあげることはなかった。

順位は変らない207へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

197
フォラスは、大きく腕を掲げ、勝利の雄たけびをあげた。

「フォラスよ、
お前がアンデッドカジノの勝者だ。
ここでの出来事はすべて忘れて、現世に帰るがいい」

フォラスの体が光に包まれた。
眩しさに一瞬目を閉じたそのあいだに、かれの姿は消えていた。

残念だが、あなたはアンデッドカジノの勝負に負けてしまった144 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

198
目覚めると、ベッドの上にいた。
あなたの家族や友人が枕元に集まっている。
あなたが目を覚ますと、かれらは大いに喜んだ。

あなたは不幸な事故にめぐり合い、なかなか意識が回復しない状況が続いていたのだという。
あなたが利き手をひらくと、メダルを握り締めていた。
両面にそれぞれ、神と悪魔が刻まれている。
友人が言うには、あなたは昏睡のあいだ、ずっとそのガラクタを握り締めていたらしい。

骸骨には、忘れると言われていたが、あなたはしっかりと覚えていた。257へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

199
階段を下りて、さらに地下へ進むと厩舎があった。

厩舎には、ドラゴンの部屋が並んでいた。
レースに出るドラゴンはそれぞれレース場へ通ずる部屋が与えられ、そこで待機させられる。
あなたはリトルドラゴンの部屋に通された。

大き目の部屋の中央に羽毛や枯れ草が敷き詰められており、その上に大きな爬虫類が寝転がっていた。
リトルドラゴンと聞いてはいたが、それでも鞍は、あなたのはるか頭上にある。
ドラゴンは青い鱗で全身を覆われていた。
あなたに気付くと、太い爪のある脚で立ち上がった。
ドラゴンと目が合った。
その瞳には聡明さが漂っていた。
あなたは、一目でリトルドラゴンが凶暴な野獣ではないことを理解した。

「この人が、お前のライダーだ」

ネズミがそういうと、リトルドラゴンは、あなたに近づいてきた。
あなたが話しかけると、ドラゴンも頭を下げて、匂いを嗅ぐ仕草をする。
あいさつのつもりなのだろうか、小さく細く鳴いた。

「出走するレースまで、まだ三レースほど間がある。
それまではご自由してくれてかまわない。
厩舎にいても、ホールに行ってもいいだろう。
ただし、三レースが終わったら、ここに戻って待機するように」

ネズミが厩舎から出て行くと、あなたは、リトルドラゴンと厩舎に取り残された。180へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

200
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、フレイムドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

201
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、ラージドラゴンだったようだ。

オッズはなんと二二倍もついている。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを二二枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

202
その頃…。

溶岩の河を前にして、タートルドラゴンは甲羅の中に頭と四肢を引っ込めた。
完全防御をとり、溶岩の川を浮いて渡った。

渡り終わると、姿をもとに戻した。
かれはまだ体力を温存していた。
むしろ、ここからが本領発揮だ。
灰色のドラゴンライダーは指示語を叫ぶ。
前方に、黒くすすけたドラゴンがのんびり歩いていたが、かまわず踏みつけた。
しかし、さらに前にあと二頭いる。
とても追いつける距離ではない。

奥の手を出すしかあるまい。
ドラゴンライダーは別の指示語を与える。212へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

203
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

204
溶岩の河渡りが始まった。
ここまでたどり着いたのは半分の四頭。
スタートから優勢だったブルードラゴンもここで足踏み状態だった。
サンドドラゴン、ゾンビドラゴン、それにあなたのリトルドラゴンも、岩石の島で横並びとなる。
トンネルが壊れる音がしたので、まだ後方で奮闘しているドラゴンはいるようだ。
しかし、だいぶ差がついている。

ゾンビドラゴンのライダーが死神のように笑った。
腐ったドラゴンはブルードラゴンのいる岩石に跳ぶ。
そして、そのまま突き落とした。
ブルードラゴンは、溶岩の河に落ち、またたくまに炎に包まれ断末魔をあげる。

白い衣のドラゴンライダーは、今度はあなたの方を見て、笑った。
次ターゲットを、リトルドラゴンに決めたようだ。
あなたは、リトルドラゴンに指示を与えなくてはならない。

「カッター」241
「ボイルエッグ」85
「アタック」168 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

205
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

206
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

207
サンドドラゴンが長い爪を車輪のように回転させる。
豚鼻のドラゴンライダーは必死の形相で鞭を叩く。

タートルドラゴンの勢いにも、最後の最後でかげりがみえ始めた。
とはいえ、あなたのリトルドラゴンも消耗は著しい。
小さい分だけ、体力もない。

三頭の差はわずかだった。
観覧席は盛り上がる。
怒号がゴールゲートを震わせた。

ゴールまであと十数メートルだ。

あなたは、リトルドラゴンに最後の指示を与える!

「ブリリアント」181
「アタック」51
「シング」109
指示語は使わない104 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

208
やってみたかった遊戯は…

ゾンビフィッシュ29
スコーピオンハウス200
ギロチンウォーク81 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

209
左のトンネルは、最初は広い通路だった。
しかし、すすむにつれて、だんだんとせまくなる。
そして、すぐに行き止まりとなった。
道は、湿った泥土で塞がれている

先に入ったサンドドラゴンは、引き返す素振りは見せなかった。
泥土を念入りに調べている。

すぐに引き返してトンネルを選びなおす77
サンドドラゴンがどうするか観察する225 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

210
「まあ、そう気をおとすな」

体が変形したあなたを見て、骸骨は憐れんでいるのか、慰めの言葉をかけた。

あなたは無明回廊を進む中、数枚のメダルを拾っていたが、それらは審判のメダルなどではなかった。

「そいつは、愚者のメダルといやつだ。
審判のメダルとデザインや質感は似ているが、まったく価値のないものだ。
暗闇の中ではわからなかっただろうな」

あなたの対戦相手もすでに到着していた。
あなたと違って五体満足そうだ。

「勝負は、明らかなようだな」

骸骨が裁定をした。
対戦相手はその場から消える。
かれは現世へ戻ったのだ。
残ったあなたに、骸骨は言う。

「さて、お前は、オレから審判のメダルを何枚借りていた?」

一枚も借りていない144
一~一五枚以内141
一六~二九枚以内65
三〇枚184 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

211
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、フレイムドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

212
また別のその頃…

白い衣のドラゴンライダーは怒りに震えていた。
他のことは考えられない。
このような屈辱を与えられたのは初めてだった。
前の二頭には、必ずこの報いを受けさせなければならない。

怒りに任せて、鞭を叩くが、かれのドラゴンはのろのろとしか動かない。
さらに白い衣のライダーは癇癪を起こし、自らのドラゴンを痛めつける。
背後に大きな影があった。
振り向くとタートルドラゴンの足の裏があった。
ゾンビドラゴンとそのライダーは、逃げる間もなく踏み潰されてしまった。32 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

213
「馬鹿なことをいうな!」

猫のオーナーは自分から言っておきながら怒り出した。

「おまえは大事なレースを控えているんだ。
こんなところで、体を痛めたらどうするんだ。
ドラゴンライダーなんだぞ!
そんな判断をするとは、不安になってきたぞ」

オーナーは懐からメモ用紙を出した。

「指示語の一覧だ。
意味を思い出したのを書いておいた。
こいつをやるから、レースで活かせ」

あなたは、猫のオーナーからメモを受け取った。
いくつかの指示語にかんたんな説明があった。
書いていないものは、どんな動きをするかまったくわからない。

メモを丁重に受け取った。
オーナーが去ってから、あなたはじっくりとメモに目を落とした。183 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

214
やってみたかった遊戯は…

ゾンビフィッシュ22
スコーピオンハウス146
ギロチンウォーク69 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

215
歓声がさらに強くなった。
後方に気配があった。
振り向くと、タートルドラゴンは甲羅を脱ぎ捨てていた。

蛇のような細い体のドラゴンが這うように、砂塵を突き進んでくる。
あれが、タートルドラゴンの本性らしい。
勢いはあきらかにあちらが上だった。

「ブリリアント」196
「カッター」116
「ダンス」230
指示語は使わない7 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

216
エントランスまで階段を下りると、ネズミが残念そうに立っていた。

「いや、残念だった。おまえの予想をちゃんと聞いておくべきだった」

あなたに意見を聞いたものの、ネズミはフェザードラゴンに賭けたらいい。

「次のレースも販売所にきてくれ。
今度はお前の言った通りに買おう」

そういうと、ネズミは次のレース情報を集めに立ち去った。
あなたは、一度厩舎にもどることにする123 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

217
後ろ向きでゆっくりと後ずさる。
進んできたときの、倍以上の時間がかかった。

不意に、手の平に、岩石とは違う硬質のものが触れた。
あなたは拾い上げ、指先の感触でその形を確かめた。

裏表に神と悪魔の文様が刻まれている。
忘れがたい形だった。
あなたはあわてて、周囲を探ってみたが、落ちているのはその一枚だけだった。

審判のメダルのようなものを一枚手に入れた。

そのまま後ずさっていくと、やがて、腰を上げることができるようになった。
あなたは、分岐を引き返す112へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

218
オッズは数分おきに、アライグマの仮面をつけたものたちが掲示し直している。
札が購入されるたびに、オッズも変化するからだろう。
オッズで見る限り、このレースは、ゴールドドラゴンの大本命レースのようだ。
しかし、本命過ぎてオッズが低すぎる。

「おい」

ネズミがあなたをみつけて近寄ってきた。
となりに並んでオッズをみる。

ネズミはレースの一着を三頭に絞り込んでいるようだった。

「大本命ならゴールドドラゴン。連勝中でスキは少ないが、配当はほとんどない
対抗格で唯一戦えそうなのが、グレートドラゴン。歳をとっているのが気になるが実力者だ。
穴はロケットドラゴン、当たりハズレが大きいが、突破力は随一だ」

「お前は、どれがくると思う?」
ネズミはあなたに意見を求めた。

三匹のドラゴンのうち、一着になりそうなドラゴンを選んでおくこと。
あなたの答えを聞くと、ネズミは満足そうにうなずいた。

「そいつを買ってみることにしよう」

さて、まだレース開始には時間があるようだ。
どこで過ごそう?

五階:観覧席        138
四階:ギロチンウォーク   255
三階:スコーピオンハウス  60
二階:ゾンビフィッシュ   132
それともやはり厩舎で過ごすなら125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

219
強敵だったドラゴンは…

サンドドラゴン211
ゾンビドラゴン94
タートルドラゴン53 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

220
出走表を見ていると、となりの死者が得意げに話しかけてきた。
機嫌がいいのは、前のレースを的中させたのだろう。
レースには八頭のドラゴンが出走する。

「キングドラゴンってのは名前だけさ。
力が強いわけでもないし、すばやいわけでもない。
といって、特別な技があるわけでもない。
初心者は名前と人気だけで予想して、はずしてしまうのがオチさ」

あなたは、どのドラゴンがおすすめか聞いてみた。

「それもちろん、そのコースとの相性が一番大事さ。
コースに仕掛けられている障害をいかに苦にしないかどうかだ」

あなたは自分の出る予定のレースの障害を聞いてみた。

「ああ、そのレースか。
今日一番の難レースだな。
どのドラゴンにも、得意な障害、苦手な障害がある」

死者は最後に付け加えるのを忘れなかった。

「ただ、初出走のドラゴンだけは論外だろう。
どんなにオッズがついても賭けるに値しないね」

さて、次のレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

五階:観覧席        149
四階:ギロチンウォーク   118
三階:スコーピオンハウス  107
二階:ゾンビフィッシュ   5
それともやはり厩舎で過ごすなら79へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

221
「ちょっと、待ってくれ」
フォラスはポケットをさぐっていた。

もう一枚出てきたようだ。197へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

222
しばらくすると鐘の音がなった。
いよいよ最終レースの合図だ。

あなたは観覧席まで最終レースを観にいくことにする240へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

223
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、フレイムドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

224
あなたは川の中にリトルドラゴンを入らせた。
小柄なリトルドラゴンに、川は深かった。
ライダーが沈まないように泳いでくれているが、急流になかなか進まない。

気が付けば大きく遅れていた。
泳ぎが得意だったタートルドラゴンにも抜かれてしまった。
現在第八番手だ。
最下位かと思い川をようやく渡りきると、目の前に凄惨な光景が飛び込んできた。102へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

225
サンドドラゴンのライダーである豚鼻のグールは、行き止まりの土の匂いを嗅いだ。
そして、なにやら聞き取れない指示語をドラゴンに与えた。
すると、サンドドラゴンの両手から、十本の爪が伸びた。
長く湾曲し、まるで十本のカマのようだ。

勢いよく、その十本の爪で、行き止まりの壁を掘り始める。
巨大なモグラを思い起こさせた。
みるみる穴が掘られ、サンドドラゴンはその中にもぐっていく。

あとをついていく64
すぐに引き返してトンネルを選びなおす77 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

226
エンドランスに人はまばらだった。
残念ながら、もう最終レースの賭け札の販売は締め切られたらしい。
アライグマの販売員たちは会場を片付け始めている。

そこへネズミがやってきた。

「間に合わなかったか?
そうだなよな。
さっきまでレースに出てたんだから、買うヒマなかっただろう」

そう言って、ネズミは八枚の賭け札を取り出した。

「一着を当てる単勝の賭け札を一枚ずつ買っておいた。
せっかくきたのに、レースに賭けれないのも面白くないだろう。
審判のメダル一枚と交換してやろう」

審判のメダルを所持していて、賭けてみるなら74
審判のメダルがない、賭ける気がなければ222へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

227
ようやく溶岩の川を渡りきったとき、背後で壁の崩れる音がした。
タートルドラゴンがトンネルを破壊して現れた。

しかし、まだ溶岩の河が隔てている。
かれに逆転のチャンスは難しいだろうと思えた。

ゾンビドラゴンはまだ溶岩の中だ。
ダメージは大きく、動きは緩慢だった。
もはやふつうに走っていれば、追いつかれることはなさそうだ。

あなたの敵はサンドドラゴン一頭に絞られた。
相手も同じことを思ったようだ。

こちらを見て、手綱を引き締めた。93 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

228
あなたは指示語は使わなかった。
リトルドラゴンにまかせて走らせる。

現在、第二番手だ。215へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

229
はじめて釣ろうとした蛇は…

青くて長い蛇208
白くて小さい蛇17
まだらの太い蛇185 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

230
「ダンス」

リトルドラゴンは疲れを忘れるように踊る仕草をしながら走った。
相手のライダーはゴールの見ている。
踊ることでスピードが落ちた。
ずるずるとあなたはずり下がる。

うしろから、甲羅を脱いだタートルドラゴンも抜き去されてしまった。

現在、第三番手だ207へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

231
「では、お前たちの審判のメダルを数えさせてもらおう」

骸骨は秤を取り出した。
両側にそれぞれ、神と悪魔の彫刻がしてある。
審判の天秤。
それぞれの審判のメダルをその左右のさらに積み上げていく。

あなたの対戦相手は、

鎖帷子の巨漢フォラス38
ダークエルフの娘ユーグリッド66
軽装の小男フーパー145へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

232
台の上で揺れる一〇枚の刃は、それぞれ微妙にテンポが違い、競技者の行く手をさえぎった。
制限時間もそんなにあるとはいえず、脱落者が続出した。
最悪なものは、ギロチンに体を切り刻まれる。
ギロチンウォークを成功させるものはなかなか現れなかった。

そこへ、猫のオーナーが現れた。

「おお、こんなところで何をしている?」

猫のオーナーは気まぐれで遊技場内を散策するらしい。

「このギロチンウォークなぞ、オレだったら、楽勝なんだけどな」

あなたたちの目の前に、競技を失敗した死者の首が飛んできた。
その表情は、苦しみ青ざめ、歪んでいた。
ぱくぱくと、釣られたばかりの魚のように口を上下に動かしている。

「まあ、しかし今日はやめておこう」

猫のオーナーはその首から目をそむけながら、あなたに言った。

「メダルはオレが払っておくから、お前、ギロチンレースに参加するか?」

参加する213
やめておく88へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

233
台の上で揺れる一〇枚の刃は、それぞれ微妙にテンポが違い、競技者の行く手をさえぎった。
制限時間もそんなにあるとはいえず、脱落者が続出した。
最悪なものは、ギロチンに体を切り刻まれる。

失敗した死者が、胴体から切断されて、あなたの目の前に転がった。
痛い痛いと苦悶の叫びをあげている。
上半身と下半身が別々の方向に動いた。
仮面の男たちがあわてて回収して、連れて行く。

他にも、腕がなくなったもの、首がはねられたもの。
ギロチンウォークを成功させるものはなかなか現れなかった。
そして、そんな悲惨な状態になってさえ、競技に参加するものはあとをたたない。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

234
販売所は、アライグマの仮面をつけたディーラーたちが仕切っていた。
次のレースの当たり札を予想して、購入するもの。
前のレースの当たり札を審判のメダルと交換するもの。
それぞれがそれぞれの列に並んでいる。

一着だけ予想するものもあれば、二着、三着までの組み合わせで予想するものもある。
当然、組み合わせのパターンが多いほど高配当が期待できる。

しかし、いまのあなたは審判のメダルをもっていない。
ここでは眺めている以外にすることがなかった。

出走表を見る172
オッズを見る218

エンドランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみてもいい。91 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

235
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、シャイニングドラゴンだったようだ。

オッズはわずか三倍だ。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを三枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

236
「ブリリアント」

しかし、疲れきったリトルドラゴンはスピードをあげることはなかった。

順位は変らない40へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

237
あなたはスコーピオンハウスを回って、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、尋ねてみた。
しかし、なにも情報は得られなかった。
ジョンは、この階を利用していないのかもしれない。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく33
一度、厩舎に戻る21 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

238
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、ダークドラゴンだったようだ。

オッズは八倍だった。

的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを八枚加えること157
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

239
「ちょっと、待って」
ユーグリッドはあと一枚だけ、メダルを持っていたようだ。243へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

240
最終レースということもあり、観覧席は死者でいっぱいだった。
後ろの座席しかなく、スタートもよく見ることができない。
獅子の仮面の門番にメダルを払えば、ロイヤル席へいくこともできる。

このままここでレースをみるなら156
審判のメダルが五枚以上あり、ロイヤル席にいくなら73へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

241
「カッター」

そう叫んだが、リトルドラゴンの反応は弱々しかった。
ひとつの先の岩に飛び移るのが、やっとだ。
だいぶ疲れがみえている。

ゾンビドラゴンからまだ充分狙われる距離だ。
そう思ってゾンビドラゴンの方をみると、先にサンドドラゴンが仕掛けていた。159 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

242
レースがはじまる中、あなたはウィル・オー・ウィスプのジョンを探す。
会場にいるほとんどのものが集まっているはずだった。

一度、ジョンらしい姿を見かけた。
すぐに追いかけたが、観覧席の人込みに見失った。
周辺を見回すと獅子の仮面の番人が立っている。
そのうしろにドアがあった。

「この中には、ロイヤル席へ続いている。
審判のメダル五枚が必要だ」

ジョンのことを獅子の番人に聞いたが、答えてはくれなかった。
メダルをもたないあなたは、ただ立ち尽くすだけである。
観覧席は大歓声に包まれた。
やがてレースは終了した。
グレートドラゴンが逆転したようだ。

もし、ネズミにこのレースの予想を頼まれており、的中したなら48
このレースについてはなにも話していなければ、一度厩舎にもどることにする166 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

243
ユーグリッドはすました顔で結果を聞いていた。
勝利を当然のように確信していたようだ。

「ユーグリッドよ、
お前がアンデッドカジノの勝者だ。
ここでの出来事はすべて忘れて、現世に帰るがいい」

ダークエルフの体が光に包まれた。
眩しさに一瞬目を閉じたそのあいだに、かれの姿は消えていた。

残念だが、あなたはアンデッドカジノの勝負に負けてしまった144 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

244
観客席からレース場を見下ろすと、八頭建てのゲートがあり、そこがスタートのようだ。
ただし肝心のコースは薄闇でよく見えない。
実際、ここで見ることができるのは、スタート直後だけのようだ。
ゴールは遠く逆方向にあり、飛竜馬車に乗った審判が知らせに来るという。
上を見ると、さらに高いところにも部屋があるようだった。

座席に死者にはみえない男が二人座って、小声で話をしてた。
それぞれ、黄色と赤の衣をまとっている。
ドラゴンライダーのようだ。

となりの死者が小声で教えてくれた。

「あいつらは、よくグルになるのさ。
今度のレースではレッドドラゴンと、ブラックドラゴンに乗る予定のはず。
でも、パターンは決まっている。
速攻で逃げれるドラゴンなら大丈夫さ。
逆に対抗して防御しようとすると、二対一でやられてしまう」

さて、ふたつめのレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

四階:ギロチンウォーク   126
三階:スコーピオンハウス  119
二階:ゾンビフィッシュ   99
一階:エントランス     187
それともやはり厩舎で過ごすなら21へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

245
あなたは厩舎でともに戦ったリトルドラゴンともに過ごした。
しかしあなたがいる間、ドラゴンは目覚めることはなかった。

最終レースが終わるとネズミがやってきて、飛竜馬車へと案内した。

「すまんな。主人は忙しいんだ。
別れの挨拶など特にない。
これからオーディションの審査員をしなくてはならないと言って、正装して出かけてしまったんでな」

飛竜馬車でレースの出口につくのは、あっというまに思えた。
あなたは、ネズミに見送られ、ドラゴンライダーレースの会場をあとにした。57へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

246
「ブリリアント」

しかし、疲れきったリトルドラゴンはスピードをあげることはなかった。

現在、第二番手だ。163へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

247
ふと、想いから我に返ると、最終レースは結果が出ていた。

一着は、サンダードラゴンだったようだ。

オッズは六倍だった。
的中の賭け札を持っていれば、
エントランスに降りて、賭け札を審判のメダルに交換できる。

その場合は審判のメダルを六枚加えること157へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

248
「ブリリアント!」

あなたは叫んだ。

リトルドラゴンの太ももが強靭に盛り上がり、大地を強く蹴った。
閃光のようなすばやさで、一気に前方へ駆け抜けた!

両側の二頭のドラゴンは、お互いでぶつかり合い、もんどりうつ。
あなたはリトルドラゴンに負担がかかり過ぎないよう、適度に手綱を弛めた。

振り向くと、協力していたはずのレッドドラゴンとブラックドラゴンは、ライダーを無視してその場で争いを始めた。
前方には、ウイングドラゴンとブルードラゴンの背中が見えた。
スタートダッシュはかれらに分があるようようだ。

あなたたちより少し遅れて、サンドドラゴン、ゾンビドラゴン。
そのうしろにはタートルドラゴンだ。
タートルドラゴンは一番の巨体だが、動きはのろかった。
背中が亀の甲羅のようになっているから、それが重いのだろうか。

あなたの現在の順位は、第三番手だ。
今後、順位の変動があった場合、ここから増減させること。177へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

249
観客席からレース場を見下ろすと、八頭建てのゲートがあり、そこがスタートのようだ。
ただし肝心のコースは薄闇でよく見えない。
実際、ここで見ることができるのは、スタート直後だけのようだ。
ゴールは遠く逆方向にあり、飛竜馬車に乗った審判が結果を知らせに来るという。

上を見ると、さらに高い位置にも部屋があるようだった。
となりの死者が教えてくれる。

「あそこはロイヤル席だ。
メダル五枚を払ったものが、もっと遠くまで見下ろすことができる席らしい」

死者が指差す方に、獅子の仮面をつけた番人がいた。
虎の門番と同じくらいの巨体で、いかめしい面構えだ。
獅子の番人にメダルを渡せば、ロイヤル席へ通してくれるようだ。

さて、次のレースまでまだまだ時間がありそうだ。
どこで時間を時間を過ごそう。

四階:ギロチンウォーク   118
三階:スコーピオンハウス  107
二階:ゾンビフィッシュ   5
一階:エントランス     191
それともやはり厩舎で過ごすなら79へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

250
ゾンビフィッシュをしている様子をあなたは眺めた
網はすぐにやぶけて、使い物にならなくなるようだった。
消費するメダルは少ないが悪戦苦闘している死者たちが何度も網を買いなおしている。

すくった魚はいずれも気持ち悪いものばかりだった。
目玉がないもの、骨がむきだしのもの、乱食い牙のもの。

あなたは、ゾンビフィッシュの様子を眺めていて、目玉のないものはすばやく、乱食い牙は凶暴なのに気がついた。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく87
一度、厩舎に戻る125 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

251
観客席からレース場を見下ろすと、八頭建てのゲートがあり、そこがスタートのようだ。
ただし肝心のコースは薄闇でよく見えない。
実際、ここで見ることができるのは、スタート直後だけのようだ。
ゴールは遠く逆方向にあり、飛竜馬車に乗った審判が知らせに来るという。
上を見ると、さらに高い位置にも部屋があるようだ。

レースコースに目を凝らしていると、白い衣を着た男がとなりに立っていた。
いつのまにいたのだろう?

「先になにがあるのか、知りたいか?」

男は細身で切れ長の眼をしていた。
死者というよりは死神のようだ。

「レースは水や火を超えなくてはならない。
それに分岐も待ち受けている」

あなたの答えを聞く前に、男は説明を始めた。

「だから、早くいったから一着になるとは限らない。
あとから進むほうが、障害の影響を受けないことだってある」

白い衣男の声は低く、寒気を感じさせた。

「そのそも、障害で脱落してしまば、ゴールできない。
速さよりも大事なのは勝利への執念さ」

一度コースの先の闇をみつめてから、となりを振り返ると、もう男はいなくなっていた。

さて、まだレース開始には時間があるようだ。
どこで過ごそう?

四階:ギロチンウォーク   255
三階:スコーピオンハウス  60
二階:ゾンビフィッシュ   132
一階:エントランス     254
それともやはり厩舎で過ごすなら125へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

252
あなたはスコーピオンハウスを回って、ウィル・オー・ウィスプのジョンを探した。
口のきける死者にはジョンの特徴を話し、尋ねてみた。
しかし、なにも情報は得られなかった。
ジョンは、この階を利用していないのかもしれない。

しばらくすると階下から鐘の音がなった。
次のレースの合図だ。

レースを観にいく87
一度、厩舎に戻る125 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

253
次々とドラゴンたちが川を渡っていく中、最後のタートルドラゴンが水面に入っていった。
タートルドラゴンは、巨体のため、川の流れもものともしないようだ。
あなたは、タートルドラゴンの甲羅部分は、リトルドラゴンが乗っても充分なスペースがあることに気がついた。
チャンスとばかりに、リトルドラゴンをタートルドラゴンの背中に飛び移らせる。
相手のドラゴンライダーが驚いていて、文句を言ってきた。
しかし、鈍い性質なのか、当のタートルドラゴンはなにごともなくマイペースで進んでいく。

川を渡り終えると、すぐに甲羅から下りて、タートルドラゴンより先へ進んだ。

現在、第七番手だ。
なんとか最下位だけはまぬがれたと思って先へ進むと、凄惨な光景に出くわした。148へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

254
エントランスは、死者たちが蠢いていた。
ここでは、ドラゴンライダーレースの賭け札の販売所があり、また各種のレース情報が掲示されている。

販売所へ行く234
出走表を見る172
オッズを見る218

エントランスでウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみてもいい。91 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

255
四階では、ギロチンウォークが行われている。
幅一メートル、長さ二〇メートルほどの台の上があり、そのあいだに一〇枚の鉄の刃が揺れている。
参加者は、無事に台を渡りきれれば、報酬をもらえる。
早ければ早く渡るほど、報酬も高く稼げる。
台から落ちたり、制限時間内に渡りきれなければ、失格だ。
参加料に、審判のメダルが一枚必要だった。

ギロチンウォークの様子をみる232
ウィル・オー・ウィスプのジョンを探してみる63へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

256
強敵だったドラゴンは…

サンドドラゴン14
ゾンビドラゴン235
タートルドラゴン223 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

257
時が経った。
その後、あなたは、平凡な日々を送った。
妻を娶り、子をなし、孫を慈しんだ。

やがて老齢になり、夕日を見ながら、ため息をついた。
懐から巾着を取り出す。
一枚のメダルが入っている。
若い頃に死地をさまよってから、肌身はなさぬようにしていた。

神と悪魔の印が刻まれたメダル。
審判のメダル。

本当に自分が生きていたと実感できたのは、どちらだったのだろう?
この平凡な人生か。
それとも、現世に戻るためにもがいた、あの異世界での時間か。
あなたは、巾着を大事に懐にしまった。

底冷えのする風が吹いた。
激しい咳が出た。
手のひらに血が混じっている。
もう、自分の寿命は短いのだろう。
不思議と怖くなかった。
むしろ、自然と笑みがこぼれた。
あなたは夢想せずにはいられない。

ふたたび、死者たちと肩を並べて遊戯に興じるときを。
三色の羽を選び、蛇の湖を渡り、ドラゴンで翔けるそのときを。

HAPPY END 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
=========================================================

あとがき
疾走感をだしたかったので、前二作よりも作業を減らしたつもりですが、いかがだったでしょうか?
「海賊船バンシー号」のオマージュとして、三つのゲームを通して所持金を競い合う……そんなゲームブックを構想していたのですが、かなり長くなってしまい、三部作の形をとることになりました。
三作の総パラグラフは536になります。
しばらくしたら、まとめて電子書籍にしてみようかと考えております。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

                        火呂居 美智