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今回は無謀にも「恋愛+ユニットシミュレーションゲーム」なラノベ風ゲームブックに挑戦です。
やれそうなので何話かの連作形式で続けてみようかと目論んでおります。
一応は魔法の存在するファンタジー異世界が舞台ですが、メカメカも出てきますんでイメージはよくある中世風というよりはもう少し現代寄りなのかなと。ま、そこまで深くも考えてないんですが(苦笑
題材が題材なもんでルール説明の序文がいつもにも増して長く恐縮ですがどうかお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

 

≪序文≫

読者であるあなたには、とある魔法国の正規軍のひとつ「独立魔装兵分隊」に配属が決まった新米班長、ユーシス君となって頂きます。
ようするに中間管理職であり、大軍全体を率いるほど偉くはありませんが、一応下には3名の平隊員がいるといった、そんな程度の偉さ。
で、その3名の部下というのが汗臭い筋肉野郎なんかではなくて、もちろん女の子。
魔法少女ならぬ、魔力で戦う乙女な兵隊さん、通称、魔装兵(まそうへい)なのであります。
彼女たちとのイチャコラ楽しい軍隊ライフをどうぞお楽しみください。

舞台はここ戦乱渦巻くスマフォニア大陸にて、独自の魔法技術が発達した魔法大国グラブル。
周りはデレステ、スクスト、モンストにパズドランなどなどといった幾つもの覇国に囲まれた争いの絶えない難国でもあります。
ここでは特異なことに国民のそのほとんどが、大なり小なりの潜在的な魔力を持って生まれてきます。
ですがその中でも特に高い魔力を持ったひと握りの人材だけが、王国を守護する魔装兵となれるのです。
ホウキから進化した特殊な魔法ブーツで地面を高速ホバー走行したり(省エネとスピードに特化しているため空高くへの飛翔は出来ません)、魔力で稼働する強力な武装兵器、魔装(まそう)を操って鬼神のごとく敵兵を蹴散らしたりと、機動力、戦闘力共に私たちの世界の常識では考えられない大活躍を打ち立てる、まさに戦場の何でも屋、それが彼ら彼女ら、少数精鋭の独立魔装兵分隊なのであります。

ですがそこはゲーム、そんな無敵な魔装兵らも作戦中に魔力が尽きてしまえば行動不能となり脱落です。
で、そのリミットが体力点ならぬ魔力点。
もちろんエースから格下まで個人差はありますが、とりあえずあなたが接することになる第14班所属の主要メンバーらの持ち点はと今のところは全員一律でそれぞれ4点ずつです。
敵からの攻撃はもちろん、過剰に魔装を使用することでもこの魔力点はグイグイ減っていきます。
魔力点が尽きた班員から脱落。以後の作戦には参加不可能です。
そして主人公であるユーシスの魔力点が0点になった時点で(一部の例外を除き)GAMEOVERとさせて頂きます。

さてさて、ついダラダラと小難しい設定を並べ立ててしまいましたが、本作のシミュレーションパートで読者のあなたにやって頂くことは実は極々カンタンなことしかないので、そこはどうぞご安心下さい。
あなたはただ、出撃前に自分の班が採る陣形(フォーメーション)をひとつ選ぶだけでよいのです。
以後の魔力点などの戦況変化は、全てこちらが文章内にてオートで自動集計致します。
ですのであなたは自分の陣形に沿った選択肢を選んで、ただ読み進めていくだけでOK。
サイコロもメモも計算もいらずにサクッと遊べるカンタンお手軽シミュレーション、どうぞお気軽に読み進めてみて下さいませ。

え?たったそれだけじゃ物足りん!とかおっしゃって下さいますか?オォ、アナタイイヒト!
ハイハイそういった上級者の方向けにもマニュアルで自由に陣形をカスタマイズして遊べるモードもしっかりご用意してございますですよ。
ただしその場合の魔力点の集計は申し訳ありませんがご自身でやって頂くことになりますが、そんなお手間を掛けさせてしまう分、Sランククリアや親密度ボーナスといったそれ相応のヤリコミ要素も備えてありますのでぜひぜひそちらにもご挑戦頂ければ嬉しいです。
それでは皆さん、ご自身の趣向に合ったお好きなモードでご自由に本作をお楽しみ下さいませ。

 

 

 

 

 

≪新人班長となった貴様へ≫

ようこそ! 歓迎するぞ!
この私を筆頭とする、うら若き美女達の集いし楽園(パラダイス)、我が独立魔装兵分隊への配属が決まった幸運な豚よ!
私がこの分隊の作戦指揮を獲る貴様の飼い主、ジュディ=ファーレンハイトである!
言っておいてやるが既婚だ! 在らぬ期待は抱かぬようにな!

さて、貴様にはこれから私自ら軍の班長としてのイロハを訓示してやる。心して聞くように。
貴様は本作戦より私の指揮下に入り、第14班所属の3名を率いることとなった新人班長だ。
その3名の班員はいずれもこの私より、ほんのちょっっっぴりだけだが!
(ンンッ!)年齢の若い未だ未熟な魔装兵ばかりだ。

 

・レイラ=ノーリス 兵種:アタッカー(A) 魔装:剣
 赤髪・黄色肌のヒューマン族。確か貴様も同族だったな。
 気の強さだけが取柄でガンガン突っ込むばかりの単細胞な娘だ。
 自分の身長ほどもある大剣を、魔力を使って軽々と振り回す接近戦を得意としているぞ。

・アビーニャ=マトハマニ 兵種:ガンナー(G) 魔装:銃
 緑髪・褐色肌の南方系エルフ族。隊の中では最年長だ。
 他人に対する警戒心が異常に強く、前の班長も苦労していたと聞いている。
 魔力で周囲に浮遊展開させた計4門の狙撃銃を操っての長距離射撃が専門だ。
 
・ミルノ=チリアッティ 兵種:ブロッカー(B) 魔装:盾
 水色髪・白色肌の北方系ワーウルフ族。隊の中での最年少だな。
 一応忠告しといてやるが、背が低く獣耳といった可愛らしい外見にはダマされるなよ。
 両手に持った盾から広範囲への魔力バリアを張り巡らす、班の防御役を担っている。

 

さて、確か貴様はこいつら3人が扱う剣・銃・盾の魔装は一通りはどれも扱えるよう訓練はしてきているんだったな。
魔力の質が汎用的で訓練すればあらゆる魔装を扱えるという、貴様のその珍しい能力のおかげでこうして運よく配属初日から班長といった大役を与えてもらえたという事実を忘れるな。分かったな。

あぁそれとだ。一応浮足立たんよう釘を刺しておくが、こんな若い女どもを自分が指揮できるからといって、安易なハーレム展開などは期待するんじゃあないぞ。
生憎奴らはどいつも性格は最悪で、こないだ戦死した貴様の前任者なぞは、結局最後まで奴らに使えない無能班長よばわりのボロカスに扱われてたそうだからな。ハハッ。
おっと、余計な話が過ぎてしまったな。
これ以降は後のブリーフィングにて追って説明する。ではひとまず解散!

 

 

 

 

 

乙女魔装兵ウィッチストライカーズ

~第1話 進撃!トロント砦の魔動巨兵~

作:緒方直人

 

 

 

 

 

 

1@プロローグ1

……ザザザザザザザ……

鬱蒼と木々の茂る、薄暗い森の中。
そこを4人の人影がもの凄いスピードで入り組んだ木々の間を駆け抜けていく。
正確には駆けているのではない。わずかだが地面から浮いたままで空中を飛び抜けているのだ。
最後尾の男が、目の前の先行者らに向かってインカム通信で情けない声を上げた。

「待って~!ちょっと速過ぎるよ~! もう少しスピード落としてくれないかな~!」

その声が向けられた対象であろう、前の3人の女は誰も何も答えず、更に加速してその男を置き去りにしていく。

「わーっ?!ちょ、ほんとゴメン!待って待ブッ!?」

ゴツンと鈍い音が響き、太い枝に顔をしたたかに打ち付けた男が地面に墜落し、そのまま気を失う。
そして直後、彼の魔装に内蔵されていた緊急用の転送帰還魔法が発動し、男はそのまま瞬時に光の中に溶け込み、消えていった。
その森を抜けた荒野では、既に多くの兵士達による壮絶な合戦が始まっていた……

→ 2へ

 

 

 

 

 

 

2@プロローグ2

「アッハッハハハ!
 そ、それがお前の記念すべき初陣の初戦果ってか? まぁその、なんだ、後方に伏兵の気配がしたので単独で確認に向かっておりましたっ! とかなんとか言っとけ。ぷっ、ブハハハハ!」

とっくに戦況は決し、敗走した敵軍の影も形も見えなくなり静けさを取り戻した合戦場。
そこへ今更ながらにノコノコと後衛部隊と共に合流してきた自身の弟から事情を聞いた、新進気鋭の若手勇士ダムリス班長の豪快な笑い声が磊落に響く。
その嘲笑に対して恥ずかしそうにうなだれ、頭をかくばかりのひとりの青年の姿。
そう、さきほど森の中で帰還魔法の光に消えた、あの男だ。
彼の名は、ユーシス=フランデル。
この合戦が初陣……となるはずだった新米魔装兵である。

彼は思う。
まだ士官学校生だった自分が卒業も前に急遽、こんな栄えある独立魔装兵分隊に配属されることになった背景には、かろうじて自分が同期の中では主席の成績を収めていた事実も去ることながら、何より今現在、こうして現役で第11班の班長として立派に戦役を務めあげている実兄、目の前のダムリス兄さんの功績が何より大きかったであろうことは想像に難くない。
誉れも高き、文武に長けた尊敬する兄さんとこうして肩を並べられる日が来るとは何と恐れ多いことだろうか!
しかも初陣からいきなりこんな自分にも班長という名誉の大役を頂けるとは、これぞ何物にも勝る喜び!
例えこの身が引き裂かれようとも御国のため、このユーシス=フランデルは誠心誠意努力する所存であります!

 

……と、いうのは全部真っ赤なウソである。
彼、ユーシスの行動原理は物心付いたその時から、あるひとつの強烈な欲求によるものしかない。

「オンナに、モテたい!!!!!」

コレである。
確かに自分でも些か度が過ぎるなとは思ってはいるのだが、性分なものは仕方がない。
幼少の頃より母親を始めとする身の回りのありとあらゆる目に付く女性という女性から、賞賛の言葉を常に求め続けなければ気が済まないタチだったのだ、このユーシスという軟弱者は。
別に性欲が強いとか、そういう下世話な話ではない。
なるべく多くの女にチヤホヤされて、尊敬の眼差しを四六時中浴びつつ優雅に生きていきたい。
ただそれだけがユーシスにとっての掛け替えのない至高の生きる目的であった。

かわいらしい子供のうちはそれも割と容易かった。
だがしかし、体付きが普通の男として成長していくにつれ、それも段々と難しくなってくるのをユーシスは日に日に自覚していった。
顔が良かったり、頭がキレたり腕っぷしが強かったり、はたまたユーモア溢れる話芸に秀でてたり、さりげない優しさに満ち溢れていたり、究極的には財力があったり。
結局は男として何らかの才能が優れていなければ、この世のオンナはあまりに普通の男に対して冷た過ぎる! 
思春期も半ばを過ぎたユーシスはようやく、そう悟るに至ったのであった。

それ以降、性根を入れ替えたユーシスは必死で勉学に励み、武道にも打ち込んだ。
お料理教室にも通ってみたり、話芸を磨こうとナンパ百人斬りにも挑戦した。
だが、全てがムダだった。
悲しいことにユーシスは、御面相を含めどれをとっても極凡庸の才能しか持ち合わせてはいなかったのである。
兄貴のダムリスは、あんなにも優秀でオンナにもモテまくってるというのに!くそっ!なぜなんだ?!
しかもこないだはとうとう軍のエース級としての不動の地位まで確立したぜと手紙に堂々と書いてきやがってたではないか!
打ちひしがれ、もはや生きる気力すらをも失いかけていたユーシスであったが、ある日今まで何度受けてもピクリとも反応しなかった魔装兵適正審査に滅多に出ないという高適正値を叩き出して急に一発合格したのである。
これぞ神の思し召し! 遂に僕の秘めたる才能が開花したんだ! イーヤッホゥ!!

ということで無論ユーシスはこのチャンスに一も二もなく飛びついた。
喜び勇んで魔装兵士官学校へと進学し、どんなに辛い訓練にもニヤけた笑顔で耐え抜きまくった。
これで僕も、、、、、オンナにモテる!!
既に班長として類まれなる戦役を掲げ、女にキャーキャーモテまくっていたダムリス兄貴の姿もしっかり横目に焼き付けながら、ユーシスは猛然と日々努力を重ねていった。
僕も兄貴みたいに、かわいい美少女魔装兵達に囲まれたハーレム生活を送るんだ!
……デヘ……デヘヘ……

さてさて、読んでるあなたもそろそろ呆れているようだし、駄文もこのくらいでいいだろう。
ようするにそんな栄光のモテまくりロードを彼、主人公のユーシスが歩めるかどうかは、全てが読者であるあなたの判断にかかっているのである。
今夜はここで野営となるが、明日の早朝すぐにはジュディ分隊長からの次なる侵攻作戦へのブリーフィングが始まることだろう。
一言一句聞き漏らさぬよう努め、陣形や自身の魔装選択など班長としての判断材料にすることだ。
滾れ情念! 燃やせよ青春! 以上っ、愚かな彼の人生に僅かばかりの幸運をっ!

→ 3へ

 

 

 

 

 

 

3@ブリーフィング

夜が明け始めたばかりの、まだ薄暗い早朝。
次なる侵攻作戦へのブリーフィングが開始された。
まずは隊長の脇に控えし中年男性の参謀役から、簡潔な説明がなされる。

「まずはいつも通り、班編成の確認から!
 グラブル軍独立魔装兵分隊、第11から14班による4班編成の計16名! 欠員なし!
 なお前作戦にて名誉の戦死を遂げた第14班班長ノギニー=タルファンの代わりは、本日も引き続きユーシス=フランデルが勤める!」

「本作戦における我が独立分隊の目標は、第1班から第10班までの主力本隊に先行して敵デレステ国に占領されし我が国の重要拠点、トロント砦を急襲し、これを撹乱すること!
 本隊がトロント砦に到着するまでに、敵の陣形を出来る限り斬り崩す!
 あわよくばトロント砦を守護するあの忌まわしき魔動巨兵を沈黙させられれば言うことはない!
 今回もダムリス班長率いる第11班の活躍に、大いに期待する! 以上!」

続いてジュディ分隊長から、地形図を壁に掲げての進軍ルートが指示される。

「ルートは、トロント砦の東に位置する入り組んだ渓谷を利用しての急襲ルートだ。
 全班、最大飛行箒速でここより北の森を突っ切って目標の渓谷の入り口まで飛べ。
 辿り着いた班から後続を待たず、ただちに渓谷へと侵入せよ。
 抜けたその先がトロント砦だ! 本隊到着まで各自存分に暴れてやれ!」

「ではこれより私から作戦遂行にあたり注意すべきポイントを説明する。心して聞くように。
 まず貴様らが通過する渓谷は細く切り立った崖に左右を挟まれており、敵からは格好の狙撃ポイントとなっている。
 まず間違いなく、崖上には待ち伏せの敵兵が配置されてると見ていいだろう。
 左翼と右翼、両側面からの攻撃には充分備えておくことだ。
 また、敵も当然このルートは警戒し、既に渓谷入り口前には多数の兵を集めつつあるとの情報もある。
 だがくれぐれもそいつら雑兵には構うな。余計な魔力のロスは避け、遭遇しても中央突破で突っ切るんだ。いいな!」
 
最後に各班長から、自班の陣形(フォーメーション)についてがジュディ分隊長へと申告されていく。
この独立分隊では、各班4名が組む戦場での陣形については、常に各班長の独断に任せる風潮にある。
既に各班は各々の班員の個性を生かした得意の陣形をいくつか持っているのだ。
ユーシスの知らない独特の軍規用語が続々と飛び交いつつ、各班長が次々と申告を終えていく。

だがそんな緊張の中でユーシス君、どうやら昨日徹夜で考えてきたはずの陣形をすっかり忘れてしまったようだ。
彼は今、まずは自分の班員たちの基本情報と、士官学校で習った基本的な4つの陣形を必死に思い起こそうとしていた。

 

※第14班班員情報(計4名)

A:アタッカー(レイラ) (魔装:剣)
G:ガンナー(アビーニャ)(魔装:銃)
B:ブロッカー(ミルノ) (魔装:盾) 
Y:班長(ユーシス)   (魔装:剣or銃or盾)

・ユーシスは毎回どれでも好きな魔装を選んで出撃できる。
・ただし作戦中の魔装の換装は不可。

※基本となる4陣形例

       前 衛
 □□□  左 ↑ 右
 □□□   ← →
 □□□  翼 ↓ 翼 
       後 衛

・白虎の陣 ・青龍の陣

 □B□   A□A
 A□A   □G□
 □G□   □B□

・玄武の陣 ・朱雀の陣

 □A□   □B□
 B□B   □A□
 □G□   G□G

 

さて、ユーシスの申告する番はもうすぐそこだ。早く陣形を決めなければならない。
基本に忠実に、これら4つの陣形例のどれかをそのまま採用しようと考えた賢明な班長は、その名称だけを覚えて分隊長に申告すればよい。
以後の作戦中はその陣形ごとの戦況結果はオートで集計されるので、その際はメモも記憶力も全く必要なく読み進められる。
だがしかし、もしもあなたのユーシスが班員の陣形配置を初陣から勝手にイジくるような自信家の班長であったならば、その時は作戦中における班員それぞれの魔力点の変化はあなたが全てマニュアルで記録していかねばならない。
この場合、決めた陣形の配列位置も含め、常にメモを取りながら読み進める事をお勧めする。

→基本の4陣形よりひとつを選び申告する(オートモード) 5へ
→マニュアルでの陣形配列を検討してみる(マニュアルモード) 4へ

 

 

 

 

 

 

4@マニュアルモード解説

ようこそ。本作をより深く楽しもうとするあなたのその挑戦に心より感謝する。
ではここではより詳しく、マニュアル陣形の作成ルールについて解説しよう。
各位、間違いの無いよう知恵を絞った独自の陣形を構築されたし。

 

※マニュアル陣形の作成ルール

 9マスの周囲四辺、つまり前衛・後衛・右翼・左翼のいずれにも3マス全てに空白があってはならない。
 もし空白の列があれば陣形はそのまま外側に向け拡大スライドしたものと同じとみなされるからである。
 よって結果的に、マス目の四辺にはそれぞれ必ず1名は配置をしなければならない。

@合格例

 □A□   A□A
 A□A   □□□
 □A□   A□A

 A□□   □□A
 □AA   □□□
 □□A   AAA

※不合格 ⇒ 修正例

 □A□   □A□
 AAA ⇒ □□□
 □□□   AAA

 □□□   A□A
 AA□ ⇒ □□□
 AA□   A□A

 

どうだろうか。
やはり難しそうなのでオートにしようというのなら、それもまた懸命な判断だ。
その際は戻って基本の4陣形から選び直して申告すること。

→やはり基本の4陣形から選び直す 3へ
→マニュアル陣形を決定し申告する 5へ

 

 

 

 

 

 

5@ブリーフィング後

さて、何とか自班の陣形申告を終えたユーシス。
ブリーフィングも終わり、作戦開始時間までは暫しの解散となる。
この僅かな時間、ユーシスはどこへ足を運ぶのか。

→自身の魔装が気になるので整備所へ行く 6へ
→落ち着ける飲み物を求めて給仕所へ行く 7へ
→作戦ポイントの地形が一望できる高台へ行く 8へ
→このまま作戦本部テント内に留まる 9へ

 

 

 

 

 

 

6@魔装の整備所

様々な機械や工具が散乱した仮設テントへとやってきたユーシス。
自身の魔装をもう一度チェックしておこうとの事だったが、入った途端に聞き覚えのある声が。

「オッチャン! ボクのハルバルディ、ちゃーんと整備しといてよねっ! こないだだって途中で調子悪くなっちゃって…… エ? お前の扱いが雑だからだって!ムキーーーッ!!」

同班のアタッカー、ユーシスと同じヒューマン族であるレイラが、ベテラン整備兵のオヤジさんを相手に癇癪を起していた。
相手のオヤジさんはもう慣れたものよといった様子で適当に聞き流しながらずっと作業に集中していたが、レイラはレイラでその真っ赤に燃えるようなショートヘアを振り乱しながら、その勢いは増々ヒートアップするばかり。
作戦前からあんなテンションMAXで、本当に大丈夫なのかあの子は……。
若干オツムの中身が気になったものの、ユーシスは気を取り直しこれも話しかけるチャンス♪とばかり恐る恐るに近づいていく。

「あの、その……レ、レイラさん? その辺にしといたらどうかなー。次の作戦に差し障るよ……なーんて」

「あぁん!誰アンタ!どっから湧いて出たワケ!どこの馬の骨か知んないけどケンカ売るってんならボクはいつでも買ったげるよ!」

「そんなぁ!知らないって僕だよホラ、さっき同じ班で出撃したユーシスだよ!覚えてないの?」

「覚えてないッ!」

ヤバい。どうやら本当にかなり残念なオツムの子だったらしい……

「フンッ!今度ボクの前に現れたらブッタ斬って二階級特進させてあげるから!」

そう捨て台詞を残すと、彼女はブリブリ怒ってどこかへ行ってしまった。
今度会うって…… 僕この後すぐまた君と同じ班で出撃することになってるんですけど。
そんな呆然とするユーシスに向かって、整備のオヤジさんが笑って言う。

「ありゃあ、アイツのいつもの出陣前の儀式みたいなモンだからよぅ。気にすんなや新入り。大丈夫、アイツは三歩歩きゃ何でも忘れちまうって。
 まぁお前さんもこれから大変だとは思うが、根は可愛くていい子さ。せいぜいアイツの事、かわいがってやってくれよな」

そんな大先輩からの慰めの言葉を複雑に受け止める、前途多難なユーシス班長であった。。。。

レイラとの親密度を+1すること。

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

 

7@給仕所

ユーシスは作戦前に気を落ち着かせようと、暖かいコーヒーを求めて給仕所へ来た。
既にテント前には何本もの長い行列が出来ている。
えぇと最後尾はと。あッ、あのエメラルド色に淡く煌めく後髪は……♪
その女性はユーシスと同班のガンナー、エルフ族のアビーニャであった。
喜んでそのすぐ後ろに並んだユーシスの声に振り返った彼女、途端に露骨な嫌悪の表情を浮かべる。

「……失礼します」

「ちょ! ちょっと待って行かないでよ!僕だよホラ、同じ班員のユーシス……」

「知ってます。ですからその、話しかけられそうだったのですぐにこの場から離れようかと……」

逃げようとする彼女をユーシスは必死に呼び止めた。
まだ列はだいぶ長い。こんな話をするに絶好のチャンス♪を逃すユーシスではない。
観念し渋々列に戻ったアビーニャに向かって、ユーシスは猛然とアピールを始めた。
彼女の顔は横を向き俯いたままでずっとこちらを見ようとはしなかったが、それでもユーシスはめげずにあらん限りの褒め言葉を連発する。

「その肌の色、素敵だよね!そのあの……、なんていうかホラ、別に汚れてるとか汚いとかじゃなくってさ、そのあの……、そうだ!透き通った深みっていうかさ、見てて吸い込まれそうっていうか……」

「……それ」

やった! 初めて彼女の口から反応が出たぞ!
ユーシスは瞬時におしゃべりに急ブレーキをかけると、固唾を飲んで彼女の次の言葉を待つ。
え、なになに、聞こえないよーっ!?

「それ、今適当に思いついたんですよね。私、そういう見え透いた嘘を言う人、嫌いです……」

ガーン!浮足立った末に墓穴を掘りまくり、ユーシス撃沈!
最早オロオロするばかりとなった哀れな新人班長を尻目に、アビーニャは自分の飲み物を受け取るとさっさと行ってしまったのだった。
ひとりで飲んだコーヒーは、寂しくしょっぱい涙の味がした。。。。

アビーニャとの親密度を+1すること。

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

 

8@作戦ポイントが一望できる高台

ユーシスは風の強く吹く高台の上へとやってきた。
緊張の実戦。なるべく事前に地形を頭に叩き込んでおきたかったからだ。
他にも同じような考えを持つ魔装兵の男女もちらほら既にいる。
その中に、ユーシスは見覚えのある水色の巻き毛の女性を見つけた。
同じ班員のブロッカー、ワーウルフ族のミルノだ。
よぅし、ここは御近づきになる絶好のチャンス♪
落ち着いて……そう、班長として自然に堂々と……

「ヤ! ヤぁ!奇遇だねェこんなところで会うなんて!も、もしかしてこれも運命?なーんて……」

緊張でかなり上ずった声を発しながら、崖の上で少女に近づく不審な男。
見る人が見れば完全に変質者である。
当然のように当のミルノも、完全に怯えた目で崖の淵へ淵へと後ずさる。

「……コ、来ないで下さい! それ以上近づくと、私ここから飛び降ります!」

小柄に似合わぬ大きな叫び声で、彼女はあらぬ事を口走った。
途端にざわつき始める、周囲の兵員達。
ちょ! え、ちょっと待って! 何なのコレ! 何この展開は!?
やがてユーシスの耳に聞こえてくる、数々の屈辱的なひそひそ声。

……やだぁ痴話喧嘩?…… ……いや単なるストーカーでしょアレ……

これは作戦前からとんでもない大失態!
すかさずミルノは仲間の女性兵達によって完全ガードされ、ユーシスはユーシスで先輩男性兵達から散々説教を聞かされる羽目になってしまったのだった。

「……ふふん。先制パンチはこれで完璧っと♪ 今度のも思う存分からかって、生意気な口が聞けないようにしてやりませんとね」

ぺろっと舌を出すミルノ。
どうやらユーシスは彼女の猿ならぬ狼芝居にまんまとひっかかってしまったらしい。。。。

ミルノとの親密度を+1すること。

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

 

9@作戦本部テント

「いよう! 緊張してんのか愛しの我が弟よ! うんうん、この俺でも最初はそうだったさ。何事も慣れって奴よ。ま、気負わず頑張れよな! アーッハッハッハ!」

所在なさげに立ちすくむユーシスに向かって、彼の兄ダムリスが声をかけた。
それまでユーシスに向けられていた周囲からの蔑視の目がその途端に四散する。
さすがは毎戦、常にSクラスの戦果を叩き出す我らがエース第11班部隊を率いる誉れ高き若き班長様だ。

「ちょうどいい。お前にゃ紹介がまだだったな。ウチのエースアタッカーのオネイスに、そっちの双子がオルソとカルラだ。
 おぅお前ら、こいつが前に言った俺の弟のユーシスだ。仲良くしてやってくれよな!」

ダムリスが自身の班員らにユーシスを紹介した。
ぺこりと頭を下げつつも、上目ですかさずユーシスチェーック♪
うぅ……どの子も、可愛いなぁ……

「アタッカーを担当しております、オネイス=アーマと申します。お兄様、あ、失礼致しました。ダムリス班長からお話は度々伺っております。まだまだ若輩者ではございますが、以後よろしくお願い致します」

「姉のオルソ=マッツでーっす! ガンナー担当してまーっす!」
「妹のカルラ=マッツでーっす! ブロッカー担当してまーっす!」

「(ひそひそ)ねーねーお姉ちゃん、やっぱりダメダメ君だったね……」
「(ひそひそ)お顔も背丈も貧弱だしね……ホントにお兄様の弟さんなのかな……」
「(ひそひそ)2人とも、人様を外見や戦果だけで判断してはいけませんよ……もっと長い目で総合的に見てあげなければ、正真正銘本物のクズかどうかはまだ分からないではありませんか……」

「おいおーいお前ら、最後はダダ漏れだったぞー、気を付けろよー。
 ハハ、すまねぇな、どいつも口が達者な奴らばっかでよ。ま、お前も俺みたいに班員の子らとズッポシ親密関係になれるといいなァ!
 んじゃま、次の作戦じゃバッチリ挽回して見せるんだぜェ!」

ユーシスと別れた後も、ダムリスの後には彼女ら同班員の他にも大勢の取り巻き女性兵達がぞろぞろと付いていく。
あ、、、兄貴の奴、、、自分の班員の子達に『お兄様♪』とか呼ばせてるのかぁ……
あぁ、うらやましいうらやましい。
ようし僕もいつかはきっと、兄貴みたいなモテモテエースになってみせるぞ!
と、兄への妬み、もとい尊敬の念を更に強くしたユーシスなのであった。。。。

→作戦開始だ! 10へ

 

 

 

 

 

 

10@作戦開始!

「独立魔装兵分隊! 第11から14班! 出撃する!」

インカムから響くダムリスの掛け声を合図に、全16名の魔装兵が勢いよく目下の崖を下って行く。
崖の岩肌を、そして降り立った直後を横切るの川の水面を、魔法ブーツによるホバー走行で滑るように皆が駆け抜けていく。
川を越えればすぐ森林地帯だ。
ユーシスは先ほどの失敗を思い出し、ブルッとかぶりを振ると皆に遅れないようホバーのスピードを上げた。

「へぇ、今度はちゃんとついて来れてるじゃないの」

斜め前方からレイラがからかう。
ユーシスは目線はがっつり前方を見据えたままで精いっぱいの軽口を返す。

「は、はハ、当たり前だよ。さっきはちょっと上がってただけさっ」

「ふぅん。ならせいぜい頑張んなさいよね」

「お2人とも、そろそろ森を抜けますよ! 特にそこの班長さん! 準備はいいですか! 敵軍との衝突に備えてください!」

わ、分かってるって! 
せっかくの貴重な会話シーンに事務的な口調で水を差すミルノの声が刺々しい。
まもなくして分隊は森を抜けた。
広がる視界には目的の迂回ルートである渓谷。
そしてその入り口には確かに万全の態勢でこちらを待ち伏せていた敵軍小隊の姿があった。

「おおよそ200か! 全員俺に続け! 予定通り全速で全軍中央突破だ!」

先頭を行くダムリスが後ろの隊員らに向かって叫んだ。
ユーシスらの第14班も陣形を立て直し、その後方に回り込む。
ダムリスの第11班を先頭に、他の3班も猛然と敵軍の中央へと突っ込んで行った。
ようし……今度こそしっかりやってやる!
ユーシスの正真正銘の初陣が、今幕を開けた!

 

【fase1】

正面衝突した小隊との激しいぶつかり合い!
前列に接近戦の弱いGがいればそれぞれダメージとして魔力点を2点失う。

↓   ↓   ↓

【fase2】

敵陣を中央突破すべく、分隊はひたすら前方の敵兵を切り崩して突き進む!
前列か中列にAが2人以上いれば、中央突破は無事成功し班へのダメージはない。
しかしAが対象配列に1人しかいなければその魔力は著しく消耗しAは疲弊する。
対象となるAは魔力点を2点失う。

 

→白虎の陣ならば 11へ
→青龍の陣ならば 12へ
→玄武の陣ならば 13へ
→朱雀の陣ならば 14へ
→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に 15へ

 

 

 

 

 

 

11@白虎の陣~その1~

前衛にブロッカーを置いて強固な盾を張りつつ力強く前進!
そしてその脇を固める2名のアタッカーが確実に立ち塞ぐ敵を排除していく!
攻守のバランスに長けた白虎の陣を敷くユーシスらの第14班は危なげなく理想的な中央突破を成功させた!

 

【戦況報告】

※白虎の陣 ダメージなし 
≪A4 G4 B4 Y(A)4≫

 □B□
 A□A
 □G□

 

他の隊も負けず劣らずで次々と敵陣を突破していく。
分隊はすぐに渓谷へと突入する。

「これくらいで脱落はいねぇだろうな! このまま川沿いに突っ走るぞ!」

渓谷の底、細く僅かな水量の川の上をそのままホバーで分隊は疾走していく。

→順調順調! 15へ

 

 

 

 

 

 

12@青龍の陣~その1~

前衛にアタッカー2名、そしてそのすぐ後ろにはガンナーを置いた超攻撃型の陣形!
まさに昇り龍がごときに敵陣を一気に駆け抜ける、それがこの青龍の陣だ!
ユーシスらの第14班は危なげなく理想的な中央突破を成功させた!

 

【戦況報告】

※青龍の陣 ダメージなし 
≪A4 G4 B4 Y(A)4≫

 A□A
 □G□
 □B□

 

他の隊も負けず劣らずで次々と敵陣を突破していく。
小隊はすぐに渓谷へと突入する。

「これくらいで脱落はいねぇだろうな! このまま川沿いに突っ走るぞ!」

渓谷の底、細く僅かな水量の川の上をそのままホバーで小隊は疾走していく。

→順調順調! 15へ

 

 

 

 

 

 

13@玄武の陣~その1~

両翼にブロッカーを1名ずつ置き、左右、そして前後へも共に鉄壁の守りを築く!
突破力こそ無いものの、その亀のように強固な布陣で班は確実に歩みを進めていく!
前衛アタッカーのレイラひとりにはかなりの負担を強いらせてしまったが、ユーシスら第14班はなんとか敵陣の中央突破に成功した!

 

【戦況報告】

※玄武の陣 A魔力点-2
≪A2 G4 B4 Y(B)4≫

 □A□
 B□B
 □G□

 

他の隊も負けず劣らずで次々と敵陣を突破していく。
小隊はすぐに渓谷へと突入する。

「これくらいで脱落はいねぇだろうな! このまま川沿いに突っ走るぞ!」

渓谷の底、細く僅かな水量の川の上をそのままホバーで小隊は疾走していく。

→まだまだこれから! 15へ

 

 

 

 

 

 

14@朱雀の陣~その1~

朱雀の陣は、後衛にガンナー2名を置いた遠距離戦特化型の陣形である!
主に小隊全体の後方支援を得意とする反面、今回のような敵陣との正面衝突にはどうしても不向きだ!
アビーニャとユーシスが全力で魔銃を撃ち込んで隙を作ろうとするも、敵陣は数を頼りになかなか陣形を崩さなかった!
結局ひとりアタッカーのレイラが死に物狂いで魔剣を振るい突破口を切り開いたことで、なんとか第14班も他に遅れて敵陣の突破に成功する!

 

【戦況報告】

※朱雀の陣 A魔力点-2 
≪A2 G4 B4 Y(G)4≫

 □B□
 □A□
 G□G

 

他の隊も負けず劣らずで次々と敵陣を突破していく。
小隊はすぐに渓谷へと突入する。

「これくらいで脱落はいねぇだろうな! このまま川沿いに突っ走るぞ!」

渓谷の底、細く僅かな水量の川の上をそのままホバーで小隊は疾走していく。

→まだまだこれから! 15へ

 

 

 

 

 

 

15@渓谷

順調に渓谷を進む独立魔装分隊。
だが当然そのまま何事もなく済むはずも無かった。

「全員上を見ろ! だいぶ待ちくたびれてたみたいだぜ!」

はるか前方の渓谷左右両端に、数多くの敵の弓兵が待ち伏せているのが見えてきた。
既に充分に弓を引き絞り万全の構え。もうすぐ奴らの弓の射程圏内に入りそうだ。

「班長さん!この距離ならまだ私の銃で先手を撃てますが、どうしますか!」

ガンナーであるアビーニャがユーシスに向かって叫ぶ。
そ、そうだね! よし、えぇと、どっち側を狙ってもらおうか……

 

【fase1】

左翼、右翼のどちらかにGが1人以上いれば、そちら側の弓兵を先制狙撃する!
その方向から受ける全員への弓攻撃は、以降完全に無効化される。

↓   ↓   ↓

【fase2】

左翼、右翼のどちらかにBが1人以上いれば、その方向から降り注ぐ弓矢をブロック!
その方向から受ける全員への弓攻撃は、以降完全に無効化されるがバリアによる魔力の消耗激しくBは疲弊する。
対象となるBはそれぞれ魔力点を2点失う。

↓   ↓   ↓

【fase3】

fase1、2のどちらでも無効化できなかった方向からは、弓矢の雨が降り注ぐ!
右翼方向から2点、左翼方向からも2点のダメージが班員全体を襲う。
左右共に何の無効化もなければ、合わせて4点の大ダメージだ。
ユーシスの魔力点が0点になれば残念だがここでGAMEOVERとなる。

 

→白虎の陣ならば 16へ
→青龍の陣ならば 17へ
→玄武の陣ならば 18へ
→朱雀の陣ならば 19へ
→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に 20へ

 

 

 

 

 

 

16@白虎の陣~その2~

「え……えっと……右! いや…左! かな……ってウワァッ?!」

班にガンナーはアビーニャひとりしかいない。しかも配置は中央だ。
右か左か、たったそれだけの事でユーシスはギャルゲーの主人公らしき見事なまでの優柔不断ぶりを発揮した。
結局あたふたしただけで何の指示も出せないままに、分隊は敵弓兵の射程内へと入ってしまう。
途端に両側から雨のように降り注ぐ幾多の矢、矢、矢。
その総ダメージは凄まじく、第14班の面々はとうとう何もできないまま全員がギブアップ!
仲良く転送装置のお世話になってしまうのであった。。。。。。

 

【戦況報告】任務失敗!

※白虎の陣 全員魔力点-4
≪A0 G0 B0 Y(A)0≫

 □B□
 A□A
 □G□

 

ジュディ分隊長
「まったく、、、、貴様は私の話を聞いていなかったのか?
 左右からの遠距離射撃にあれほど気を付けろと忠告したのに準備を怠るとは!」

→ 残念!GAMEOVERだ!
  1へ戻ってやりなおすがいい!

 

 

 

 

 

 

17@青龍の陣~その2~

「え……えっと……右! いや…左! かな……ってウワァッ?!」

班にガンナーはアビーニャひとりしかいない。しかも配置は中央だ。
右か左か、たったそれだけの事でユーシスはギャルゲーの主人公らしき見事なまでの優柔不断ぶりを発揮した。
結局あたふたしただけで何の指示も出せないままに、分隊は敵弓兵の射程内へと入ってしまう。
途端に両側から雨のように降り注ぐ幾多の矢、矢、矢。
その総ダメージは凄まじく、第14班の面々はとうとう何もできないまま全員がギブアップ!
仲良く転送装置のお世話になってしまうのであった。。。。。。

 

【戦況報告】任務失敗!

※青龍の陣 全員魔力点-4
≪A0 G0 B0 Y(A)0≫

 A□A
 □G□
 □B□

 

ジュディ分隊長
「まったく、、、、貴様は私の話を聞いていなかったのか?
 左右からの遠距離射撃にあれほど気を付けろと忠告したのに準備を怠るとは!」

→ 残念!GAMEOVERだ!
  1へ戻ってやりなおすがいい!

 

 

 

 

 

 

18@玄武の陣~その2~

「え……えっと……右! いや…左! かな……ってウワァッ?!」

班にガンナーはアビーニャひとりしかいない。しかも配置は中央だ。
右か左か、たったそれだけの事でユーシスはギャルゲーの主人公らしき見事なまでの優柔不断ぶりを発揮した。
結局あたふたしただけで何の指示も出せないままに、分隊は敵弓兵の射程内へと入ってしまう。

「班長さん!敵の矢が来ます!そちらもすぐにバリアを張ってください!早く!」

ユーシスの対翼に位置するミルノからすかさず指示が飛んだ。
そうだ、自分も彼女と同じブロッカーだった。
慌てて我に返ると、魔盾を発動させ上空へのバリアを張り飛来する矢に備える。

ガガガガガガガッッ!!

すぐ頭上で恐ろしいほどの轟音が響く。ユーシスは腰が抜けそうになるのを必死で堪えた。
その後班は渓谷を抜けるまでずっとバリアの傘の下で耐え続けつつも、なんとか突破に成功した!

 

【戦況報告】

※玄武の陣 B魔力点-2
≪A2 G4 B2 Y(B)2≫

 □A□
 B□B
 □G□

 

→渓谷を突破! 20へ

 

 

 

 

 

 

19@朱雀の陣~その2~

「よ、、、よし! じゃアビーニャと僕とでそれぞれ両側の敵を分担しよう!」

ユーシスは何とか状況に適した指示をアビーニャに出すことができた。
だがその返事を待たずにアビーニャは既に狙撃を始めていた。まるで(当然でしょう)と言わんばかりの無表情ぶりで。
見下す対応にがっかりするもハッと我に返るユーシス、彼女に負けじと遅れて狙撃を開始する。
敵弓兵、そして飛来する矢の一本一本にも集中し、漏らさず撃ち落していく。
結果班はほぼ無傷での渓谷突破に成功した!

 

【戦況報告】

※朱雀の陣 ダメージなし
≪A2 G4 B4 Y(G)4≫

 □B□
 □A□
 G□G

 

→渓谷を突破! 20へ

 

 

 

 

 

 

20@チェックポイント

なんとか要注意だった待ち伏せ地帯を突破した、我らがユーシスら第14班!
もうすぐ渓谷を抜ける! トロント砦はすぐそこだ!
と、その前にここで自班の陣形、または現在の班の被害状況を確認せよ!

→玄武の陣ならば 21へ
→朱雀の陣ならば 24へ
→マニュアル陣形ならば
 →班全員の魔力点の総合が10点以下、もしくは既に脱落者がひとりでもいるのどちらかなら 21へ
 →魔力点が総合で11点以上残っており、かつ全員がまだ健在なら 24へ

 

 

 

 

 

 

21@通常ルート

何とかドンケツでトロント砦へと辿り着けた我らが第14班。
見れば既にダムリスの第11班は敵砦最強の要である、巨大魔動ゴーレムと激しく交戦中であった。

「いよぅ♪ようやくご到着かい♪ ま、脱落しなかっただけ大したモンよ。ユーシス! お前らはその辺の雑兵退治、しっかり勤め上げろよォ!」

指示通りに第14班は残った周囲敵兵の殲滅へと回る。
おそらくダムリスらの第11班があの巨大ゴーレムを仕留められれば、それで本戦の勝敗は決するだろう。
それまでの間、全滅せずに持ちこたえることがユーシスら第14班の目下の目標である。

※ちなみにこの最終戦に限り、先に班長であるユーシスの魔力点が尽きても特別にそのままプレイを進められます。GAMEOVER扱いは全員の魔力が尽きた時です。

 

【final・fase1】

複数の敵兵が同時に多方向から班を急襲!
奴らは接近戦の弱いGとBを主に狙ってくる!
もしそのGやBの前後左右のどこか近接1マスにAがいれば、そのAは1人に付きいずれか1人のGかBをガードできる。
AにガードしてもらえなかったGとBはそれぞれ魔力点を2点失う。

そしてもしもユーシスの魔装がAで、GやBであるアビーニャかミルノをガードできたのならば、そのガードした班員との親密度を+1すること。

↓   ↓   ↓

【final・fase2】

戦いは長期戦となり、接近戦担当のAへの負担が重くのしかかる!
もし班内にいるAが1人だけなら、対象となるAは魔力点を2点失う。
班員全員の魔力点が0点になれば残念だがここでGAMEOVERだ。

 

→玄武の陣ならば 22へ
→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に
 →班員全員の魔力点が0点になったのならば GAMEOVER
 →誰か1人以上でも魔力点を残せたのならば 28へ
 →特に班全員が脱落せずに戦い抜けたのならば 23へ

 

 

 

 

 

 

22@玄武の陣~その3~

「きゃぁっ!」「うわぁっ!」

前衛中央のレイラは配置が離れすぎていてガードに回れない!
敵軍の集中攻撃を浴びてとうとう崩れ落ちるミルノとユーシス!

「すみません……アビーニャさん、レイラさん。後はお願いします……」
「任せて。ここまでありがとうミルノ。いつも無理させてゴメンなさい」
「先に帰って待っててよミルっち!ボクら絶対生き残ってみせるから!」

転送魔法の光に包まれ消えるミルノと、それを見送るアビーニャとレイラ。
美しき三人の戦友の友情が、つかの間戦場に可憐な一輪の華を咲かせた。
ちなみにユーシスも同じようなカッコいいセリフを吐いたつもりだったのだが、見事に全員からスルーされていた。

「さぁ、こっから踏ん張るよっアビにゃん!」「えぇ、レイラさん!」

互いに背中を預け合わせ、敵陣のど真ん中で武器を構えるレイラとアビーニャ。
レイラが薙ぎ、アビーニャが撃つ!
やがて遠くからもの凄い地響き!
遂にダムリスらの第11班があの敵の巨大ゴーレムを打ち倒したのだ!
だが、その安堵の一瞬の隙だった!

「危ないっ!」ズバァッ!!「ぐっ!」「?! レイラさんッ!?」

敵兵の槍先からアビーニャをかばって負傷したレイラ。
返す刃で敵兵を薙ぎ倒すも、そこまでが魔力の限界であった。
倒れ伏した彼女もまた、淡い光に包み込まれていく。

「あはは……持たなかったか……ボクも、最後まで、残りたかったな……」

「レイラさん……私のために……ゴメンなさい……」

「ほらぁ、またそうやってすぐ謝るクセ……直した方がいいって言ってんじゃん……
 でもよかった……これで……ウチの班も…万年脱落……卒業だよね……」

レイラもまた、転送魔法の光に消えた。
ダムリスの勝利の雄叫びが轟き、仲間の魔装兵が歓喜を上げ、残った敵兵が敗走していく。
第14班員のなかでただひとり生き残ったアビーニャ。
慣れない仕草で堅く握った拳を高々と掲げる。
それはおそらく、レイラがこの場にいたらやったであろう勝利のガッツポーズであった。

「今は私が代わりにしておくから……帰ったら……やろうね、みんなで!」

 

【戦果報告】任務達成:残存、G(アビーニャ)1名のみ

※玄武の陣 G&B魔力点-2、A魔力点-2
≪A0 G2 B0 Y(B)0≫

 □A□
 B□B
 □G□

 

→おめでとう!ミッションクリアだ! 28へ

 

 

 

 

 

 

23@レイラとの共闘!

「班長!アンタも男ならヤレるよね!ボクらでアビにゃんとミルっち、しっかり守りきるよ!」

敵陣の真っただ中。
勇猛果敢に魔剣を振るいつつ、レイラがユーシスに激を飛ばす。
う……うんもちろん! 任せときなよ!
そうだ、こういう時のために僕はここまで辛い訓練にも耐えて来たんだ!
ユーシスもレイラに負けじと武器を振るって攻め、そして守った。
やがて遠くからもの凄い地響き!
遂にダムリスらの第11班が敵の巨大ゴーレムを打ち倒したのだ!

「みんな無事かっ! 大丈夫かっ!」

膝を付き、息も絶え絶えになりながらもユーシスは、勝利の安堵よりも班長としての責任が気付けば先に口を突いて出ていた。
一瞬きょとんとして目を見合わせるレイラ、アビーニャ、ミルノ。確かにみんなそこにいた。
それが全員分かったその直後、誰からともなく全員の口からぷっ!と噴き出す笑い声。
そうだやった! 僕たちは、全員そろって無事に任務を達成できたんだ!!やったぁ良かったぁっ!!
両手を天に掲げ全身で初勝利の喜びを体現するユーシスの肩を、レイラが後ろから拳で小突いた。

「……やるじゃん。ちょっとは見直したよ。アンタのおかげでみんな無事だった。アリガト♪」

はじめてかもしれない。
彼女が自分の眼をしっかり見据えて、こんなにも屈託のない笑顔を見せてくれたのは。
ユーシスは思わず顔を赤らめ、ドギマギした。

レイラとの親密度を+1すること。

 

【戦果報告】任務達成:残存、班員4名全員

 

→おめでとう!ミッションクリアだ! 28へ

 

 

 

 

 

 

24@一番槍ルート

「おう! ここまでついて来るとはやるじゃねぇか我が弟よ!」

ユーシスの第14班は奇跡的に1人の脱落も出すことなくぴたりとダムリスの第11班の後方をついて来ていた。
班員の魔力の消耗も思った以上に少ない。出来過ぎなくらいに順調だった。

「……ん~、そうだな、よし!
 おい!オネイス!オルソカルラ! あそこで13班が遅れてる!戻ってフォローすっぞ!」

「え~? なんでですかお兄様~!」
「分隊長は他にかまわず突っ込めって言ってたじゃないですか~!」
「そうですわ!それにここで引くということは我が班名誉の一番槍が……あッまさか?!」

「ま、そういうコトよ♪ オラオラ!つべこべ言ってねぇで全員ついて来い!班長様のご命令だぞ!」

「も~、信じらんない! 絶対あとで貸しですからね~!」
「このブラコ~ン! イィ~ッだ!」
「……仕方ありませんわね。今日のところは先を譲るとしましょう。ですが今日だけです!今回は私達が恵んで差し上げた一番槍だということをお忘れなく!」

第11班は方向転換すると後方へと引き返していった。

「え……、なになに、一番槍って何のこと?」

状況が呑み込めないユーシスに、ミルノが説明する。

「一番槍というのはですね、攻撃目標に一番最初に到達出来た班が得る名誉のことです。
 一番槍を取った班は、例えば敵の大将を落とすだとか、目標物を破壊するだとかの一番の大手柄を立てるチャンスを、独占的に得られるのです。
 後から来た班は横取りせずにおとなしく下がってそのフォローに回るか、もしくは一番槍の班が失敗して自分らの番が来るのをじっと待っていなければならない、そんな規律というか暗黙のルールがこの分隊の昔からの伝統なんだそうです」

「へぇ、ふむふむなるほどそういうことだったのか……ってンン? と、いうことは? まさか今回のそのチャンスってのは……」

「決まってんじゃない! あのトロントの魔動巨兵とがっつりヤりあえるってことよっ!ボクらがねっ! むふふふふ…… 腕が鳴るっ! この愛しの魔剣ハルバルディが唸りを上げるぅっ!! うっしゃー! うっしゃーっ!!」

心底嬉しそうにガッツポーズを繰り出してはしゃぐレイラ。
どわあぁぁっ!?! やっぱりそれかああぁぁ!!!
 
→いざトロント砦へ! 25へ

 

 

 

 

 

 

25@決戦!バルバトス

第14班が一番槍でトロント砦を急襲した!
街道側正面から迫る本隊に備えていた敵軍の陣形はやはりこの横からの攻撃には弱かった!
アビーニャが砲撃し、レイラが切り裂き、ミルノが防ぐ!
顔には出さない者、あからさまにテンションMAXな者、三者三様だったがみんな戦意は高揚しているようだった。
あっという間に陣形を崩し、敵の魔動巨兵の足元まで斬り込む!斬り込む!

デ……デカイ!
軍部の見学で見たことがないわけじゃなかったが、こうしていざ戦わんと向かい合うと感覚が全然違う!

 

【魔動巨兵ゴーレム・バルバトスとの決戦】

※最終戦の特別ルール

・バルバトスの魔力点は13点である。
・ここでは第14班→バルバトスの順で交互に攻撃が行われるターン制の総力戦バトルに移行する。
・班内に残っているA1人につき2点、G1人につき1点を合わせた合計点数が、1ターンの攻撃でこちら側がバルバトスに与えられるダメージの魔力点となる。
・一方、バルバトスは1ターンの攻撃でこちらの1人に対し魔力点5点のダメージを与える。ちなみに必中、ミスはない。
 つまり敵の攻撃時には必ず班員の誰か1人が攻撃を受け一撃で戦闘不能にされてしまうことを意味する。
・しかしその攻撃を受ける囮役の順番は、毎ターンあなたが自由に決めてよい。
 そして今回の戦闘に限り、班長であるユーシスが先に脱落してもバトルは班が全滅するまで続けることが出来る。ユーシス自らが率先して他の班員をかばって構わない。
・敵味方、どちらかが全滅するまでこれらのターンを繰り返す。
 第14班の与えるダメージ点は攻撃要員の減少で段々と減っていくのを忘れないこと。

※ダメージ処理の手順が分からなければ、先の朱雀の陣での戦闘結果を覗いてそれを参考にして下さい。

 

→朱雀の陣ならば 26へ
→マニュアル陣形ならば各位ダメージ計算を行った後に
 →班員全員の魔力点が0点になったのならば GAMEOVER
 →誰か1人以上でも魔力点を残してバルバトスを倒せたのならば 28へ
 →特に3ターン以内でバルバトスを倒せたのならば 27へ

 

 

 

 

 

 

26@朱雀の陣~その3~

 

【final・fase:tune1】

朱雀の陣≪A2 G4 B4 Y(G)4≫
魔動巨兵バルバトス≪13≫

第14班の攻撃!
レイラ、アビーニャ、ユーシスの攻撃で計4点のダメージを与えた!

バルバトスの攻撃!
Bのミルノが率先して班をかばう!
「きゃあっ!」ミルノは5点のダメージを受けた!
ミルノは脱落した!

↓   ↓   ↓

【final・fase:tune2】

朱雀の陣≪A2 G4 B0 Y(G)4≫
魔動巨兵バルバトス≪9≫

第14班の攻撃!
レイラ、アビーニャ、ユーシスの攻撃で計4点のダメージを与えた!

バルバトスの攻撃!
今度は男らしくユーシスが班をかばった!
「うわあっ!」ユーシスは5点のダメージを受けた!
ユーシスは脱落した!

消える瞬間ユーシスは皆をチラと見た!
だが彼を気にかけるのは誰もいなかった!
ユーシスは、顔で笑って心で泣き、消えていった……

↓   ↓   ↓

【final・fase:tune3】

朱雀の陣≪A2 G4 B0 Y(G)0≫
魔動巨兵バルバトス≪5≫

第14班の攻撃!
レイラ、アビーニャの攻撃で計3点のダメージを与えた!

バルバトスの攻撃!
攻撃力の高いAを最後まで温存すべく、今度はアビーニャがレイラをかばう!
「きゃぁっ!」アビーニャは5点のダメージを受けた!
アビーニャは脱落した!

「ゴメンみんな…… ボク、やるよっ!!見ててっ!!」
レイラは最後の一太刀を浴びせるべくバルバトスへと飛びかかっていく!

↓   ↓   ↓

【final・fase:tune4】

朱雀の陣≪A2 G0 B0 Y(G)0≫
魔動巨兵バルバトス≪2≫

第14班の攻撃!
レイラの攻撃が2点のダメージを与えた!

…… オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ン゛! ! !

遂にバルバトスはその魔力尽き、巨体を大地に横たえ動かなくなった!
第14班は敵の守りの要である魔動巨兵相手に、見事勝利した!!

「ハァ、ハァ、、、や、やった、、、! やったよ! みんなぁっ!!」

レイラは夢にまで見た栄光のガッツポーズを高々と掲げたのだった!

 

【戦果報告】任務達成:残存、A(レイラ)1名のみ

※朱雀の陣 G&B&Y魔力点-5
≪A2 G0 B0 Y(G)0≫

 □B□
 □A□
 G□G

 

→おめでとう!ミッションクリアだ! 28へ

 

 

 

 

 

 

27@Sランククリア達成♪

…… オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ン゛! ! !

魔動巨兵バルバトスはその魔力尽き、ゆっくりと巨体を大地に横たえていく。
その光景に驚いたのは、敵軍よりもむしろ味方の魔装兵らの方だった。
まさか『あの』落ちこぼれの第14班が勝つとは。
しかもこれ程までの短時間であの魔動巨兵をあっと言う間に沈黙させてしまうとは誰も予想だにしていなかったからだ。
実際けしかけたダムリス班長ですら、唖然として言葉を失うほどであった。

「あ…… あいつら…… まいったねココまでやるとは…… ハ、ハハ……」

その頃、遠く本陣から戦況を眺めていたジュディ分隊長はまるで事の顛末を見越していたかのように満足げにつぶやくのだった。

「ふふん、やはり私の眼に狂いはなかったな…… よし! 本作戦での多大なる功績を称え、第14班班長、ユーシス=フランデルにSクラス勲章を授けよ!!」

ユーシスはSクラス勲章(白)をひとつ手に入れた。

 

【戦果報告】任務達成:一番槍Sクラス勲章獲得

 

→おめでとう!ミッションクリアだ! 28へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ここはいったいドコだろう。
どうやらあなたは道を間違えてしまったようだ。
なんだか心なしか、辺りの空気がヒンヤリ冷たくなってきたような気がする。
嫌な予感しかしない。引き返した方がいいかもしれない

→ あとがきに飛んで読了する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き返さなかったあなたはとうとうひとつのドアの前まで来てしまった。
見ればドアには太い黒マジックで殴り書きされたA4のコピー用紙が一枚貼ってある。
さっぱり意味が分からない。何かの呪文だろうか。

【メタ要素・楽屋オチ・悪ふざけ等を許容できぬ者は、断じて立ち入るべからず】

ドアは少しだけ隙間が開いており、中からは数人の話し声が聞こえてくる。
あなたは中を覗きたいという衝動に駆られ、そろそろとドアに近づく。
途端にゾクゾクッ!っと背筋を走る強烈な悪寒!!
な、なんだコレは?! 
ドアの奥からは何とも形容しがたい凍てつく波動が止め処なく溢れ出てきている。
これは中を覗いたが最後、たちまち体の芯まで凍り付いてしまうに違いない、そんな有無を言わさぬサムさだ。
これが最後の警告だ。それでもあなたはこの先を読み進めるというのか?

→ あとがきに飛んで読了する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは、ドアの中をそっと覗き込んだ。
そこでは3人のうら若き女性と1人の若者、そして1匹の汚いオッサンが安物のパイプ椅子に座っていた。。。。。。

 

 

 

 

 

作者   「よーし♪それじゃみんなー♪ いっくぞーっ♪ せーのぉ♪」
ユーシス 「ラ、、ラノベ、恒例~~、、、、」
レイラ  「お、お楽しみ、、、の~~、、、、」
アビーニャ「キャラクター座談会…………」
ミルノ  「コーナーぁぁぁぁ、、、、、、、、」
作者   「いえーぃ!いやっっほぉーう!ドンドンパフパフーー!!」

作「あれぇ?どーしたみんな元気ないぞぉ!記念すべき第1話の締めなんだからさ、もっと景気よくスタートを祝おうよ~、ねぇねぇってばぁ♪」
ユ「あの、、、やっぱりやんなきゃダメですか?これ?」
レ「そうだよボクこんなのバカらしくてやってらんないよぉ!」
ア「完全に作者の自己満足でしかありません……くだらないです……」
作「何を言う!ラノベの締めといえば座談会!昔から決まっとろうが!そんで最後は作者がキャラクターに『えーかげんにせーっ!』っとか盛大にシバかれて終わるんだ!さぁシバけ!思いっきり俺をシバき倒せ!」
ミ「あなた今ドキのラノベ読んだことあるんですか?そんな古臭いのもうドコもやってませんよ」
作「ウソっ?!やってないの?マジでっ?!」
ミ「はぁ。。。この人のアタマの中、いったいいつで止まってるんですかね」
作「あかほりさとるだッ!文句あるかッ!!」

作「……というわけでさぁ。せっかくラノベ風で行こうと決めたんだからさぁ。こういうお約束もぜひともやってみたかったわけさぁ。お願いだから一緒に盛り上げてよぉ~、頼むよ~」
ミ「しょうがないですね、、、皆さん、ここは適当に付き合ってさっさと終わらせるとしましょう」
ユ「ミルノちゃん割り切り早いなぁ。僕なんてハーレムものの主役っていうから喜んで来てみればこれだもん。ぜんっぜん割り切れないよトホホ。。。」
ミ「ちゃん付け止めて下さい。それと一体何を期待してたんですか。この脳みそ昭和なボケ作者にそんな今ドキ流行りのイケてる萌え展開など書けるわけがないでしょう」
ユ「言われてみれば、、、そうだった、ガックシ」
作「こらこら、あっさり納得すんなソコ」
レ「にしてもさ。そもそもどーしてこんならしくないの書こうと思ったわけ?」
作「オッいい質問!そうそうそういうの欲しかったのよ。ん~~、何かこうねぇ、自分の中でも新しいことに挑戦してみたくなったっていうか?重苦しいのばかりじゃなくて軽いタッチの今ドキ風ゲームブックっちゅうのもあっていいんじゃないかとかね、俺なりに模索してみたかったわけよ~、ミタイナ?」
ミ「ありますよ」つ≪デストラップダンジョン≫
作「ぐっ? 余計なツッコミを、、、、いーんだよ俺が読んだことないのは無視!却下!この世に存在しませーん!」
レ「子供かっ!」
ア「勉強ギライの天の邪鬼ですからこの人…… よくもまぁ火吹き山もろくに読まずにゲームブック書きを名乗れるものです……」
作「いやぁ♪それほどでも」
レ「褒めてないッ!!」

ユ「それじゃ僕からも座談会っぽいネタを振らせてもらっていいですか。あの、、、彼女らヒロイン3人の性格付けってその、、、ホ、ホントにこんなんで良かったんでしょうかね?」
レ「あ゛ぁん?!」
ア「それって……」
ミ「どういう意味でしょうかね(ニッコリ)」
ユ「ほらぁ!コレですよコレ!普通ハーレムものってったら初対面は計らずもヒロインの着替えを覗いちゃってキャー!とか『べ、別にあなたのことなんて……』とかのツンデレ鉄板要素とかが不可欠でしょう!なんで最初っからヒロインが全員こんなにも主役に冷たいんですか!ありえませんよ!読者が付いてきませんよ~!」
作「まぁまぁそういきり立たんでも、若いなぁキミも、ズズズ、、、」
ユ「急に年寄りぶって誤魔化さないでください!僕このままずっとこんな扱いなんですか~ヤですよ~(泣」
作「そうかもしれんし、そうではないのかもしれん、ズズズ、、、、」
ユ「答えになってませんっ!」
作「わかったわかった教えてやる。あのな、この作品はゲームブックだろ?」
ユ「そうですけど?」
作「ゲームブックの醍醐味とは何だ?読者が自分の知恵と力で主役を成功に導くことじゃないのか?」
ユ「まぁ、、、そういう面もありますけど、、、」
作「今ドキの風潮に流され、主役を最初っからモテモテにしたところでどうする!そこから先、読者に何の成功体験が待っているというのだ!最初は主役をドン底に叩き落としといて、そこから読者が自分の力で主役を這い上がらせる!作者に一方的に快楽を与えて貰うでなく、読者自身が自分の選択如何で最終的なモテ、つまりは勝利のハッピーエンドをもぎ取ってこそのゲームブック! そうは思わんか、、、、のう、若者よ」
ユ「ガガーン!! そ、そんな深いお考えがあったとは、、、、不肖このユーシス!間違っておりました!僕が必ずやこのシリーズを成功させてみせます!うぉぉ!ハーレム王に!俺はなるぅっ!!」
作「そうだ!その意気だ!わかってくれたか若者よ!」
ユ「はい師匠!ヒシィッ!!」

レ「……マッタク、なーに戯言こいてんだかあのおバカたれコンビは」
ミ「私たちがそんな非現実的な妄想展開に安易に乗ってくるとか本気で思ってるんでしょうかね」
ア「私、あぁいう頭の悪い方たちは本当に嫌いです……お二人とも、帰りましょう……」
レ「そーだね、ボクもいい加減付き合ってらんないよ。帰ろ帰ろ、ホイ撤収~~」
ミ「それでは読者の皆さん、また次回もどうぞ私たち3人の活躍をご期待くださいね♪」
レ「おぉ、さすがミルっち優等生。締めたね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28@インターミッション

かくして、紆余曲折あったユーシスら第14班は本作戦において奇跡的にも残存兵を残しての勝利を飾った。
そんな彼ら独立魔装兵分隊の活躍もあり、グラブル軍は見事トロント砦の奪還に成功したのだ。
あとは越境守備隊がこの砦に到着してその任に着くまでしっかり陣を張って守るまでだ。
傷ついた者も遅れて到着した回復魔法部隊の看護を受けつつ、皆がこの勝利を喜び合うのだった。

行け行け!僕らの魔装分隊!
ガンバレ!我らが第14班!
明日の平和を掴むまで、彼らの戦いは終わらない!

≪続くっ!≫

 

さてさて、あなたのユーシス君の初陣の結果はいかがだったでしょうか。楽しんで頂けましたか?
こんな感じで続けていきますので、今後の展開にご期待ください!
さぁそれではこのままスクロールして下のあとがきを、どうぞ!

 

 

 

 

 

 

【あとがきのようなもの】
ども、作者です。お読みくださりありがとうございます。
まぁ、シミュレーションとか大げさなことを言いましたがオートモードは単なるフロー処理、マニュアルに至っても所詮は単なるひとつの『配置パズル』に過ぎなかったりするわけですが(苦笑
もしマニュアルモードでのご自身の陣形の処理結果が判らなければ判定致しますのでコメント欄にてお気軽にご質問くださいね。(正解の場合はご確認後、陣形部分の記載はバレ防止のため削除させて頂きますがご了承ください)
さてさて、今回制作のきっかけとなったのはとあるスマホゲームのCMで耳にした“陣形ディフェンスRPG”なる謎の単語でした。
ネットで公式を見てもルール説明など細かい事は「とにかく無料登録してからネ♪」だったので(ケチ!)、未だにガラケー使いの私はしょーがなく諦めていったいどんなゲームなんだろかと勝手に思案を巡らせた結果は、きっと“キングスナイト”や“天神怪戦”みたいなヤツに違いなかろうと。
ということでそんな勝手な勘違いを発展させつつ、複数のキャラクターで陣形を組み前から右から左からと迫ってくるトラブルを回避しつつ突き進んでいくという感じの本作の基本構造が出来上がったという次第、であります。
私もいまいちどうなるか仕上がりが予想できなかったので、初回はまず自分でもゲーム構造が俯瞰で見えるよう本来のGB要素である選択肢等は今回極力削ぎ落してシンプルになるよう心掛けてみました。うーむ、それでもどうだったでしょうかね。
今後は作るのに慣れてきたらば作戦中でも右へ行くか左へ行くかなど読者が介入できる選択肢要素も徐々に加えてデコレーションしていく、かもしれません。
なのでプレイ後の皆様の率直な感想・ご意見をばどしどしお寄せくださいませ。お待ちしておりまーす。
ということでそれではまた、次回更新時にお会いしましょう。