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初投稿です。双方向移動が可能な潜入忍者ものにしてみました。
ぜひ全てのエンディングをご堪能くださいませ。

 

 

 

 

 

出世大好き!強欲忍者くん

作:緒方直人

 

 

 

 

 

 

普段より一層闇深くなる、新月を迎えた今宵。
ようやく君は敵陣の城まで辿り着き、潜入の準備を終えたところであった。
そう、今の君は出世への野心に燃える中忍、つまりは忍者である。
今回の任務は、難攻不落を誇るこの城を詳しく調べ、情報を持ち帰ること。
敵兵の総数や、兵糧の蓄えなど、なるべく多くの情報を持ち帰ってお館様へとご報告すれば、我らが雇い主である領主殿への覚えも目出度く、憧れの上忍への出世がまた一歩近づくに違いない。
君は飢えた狼のごとくに瞳をぎらつかせ、舌なめずりをする。

さて、そんな重要な任務に当たり、君は自分のことを兄貴と慕う、心安き下忍の弟分ふたりを連れてきていた。
自分と同等に腕の立つ中忍と協力すれば、確かに仕事は容易になろうが、それではせっかく得た手柄は同僚と折半せねばならなくなる。
そんなのんびりした回り道を歩むつもりなどは更々なかった。

君が連れてきたのは、以下の下忍のふたりだ。

★下忍・厳鉄
頑強な肉体の大男。体術だけなら君と互角の力を持つので戦いでは頼りになる。
ただしそれ以外はてんで不器用な男なので隠密や変装は苦手。
連れて行くならば、行動範囲の制限や敵に発見されやすくなる覚悟をせねばならない。

☆下忍・小助
軽業が自慢の小男。隠密の業だけならばゆうに君をも上回る。
変装もそこそこできて口も達者だが、体術は大の苦手な小心者。
連れて行くならば、敵との戦いは君ひとりが一手に引き受けねばならない。

城への潜入だが、あまり大人数で乗り込むのも返って危険だ。
君はひとりを見張りとして外に残し、どちらかひとりだけを連れて行くことにする。
まだ下忍のふたりは未熟な点も多く、その能力は一長一短だ。よく考えて選ぶこと。
もし足手まといを嫌うのであれば、もちろん君単独で乗り込むのも構わない。
どちらを連れて行ったか、もしくは単独で発ったかはよく覚えておくこと。

それでは任務を遂行するとしよう。君は城への潜入経路を検討した。

→城の外壁から潜入する 2へ
→一階の正門から潜入する 3へ

 

 

 

 

 

 

君は最も定石である、外壁からの潜入を選択した。
一旦忍び装束を脱ぎ、頭の上に載せて帯で縛る。
水遁の術でお堀を横切ると、慣れた手付きで石垣を鉤手でするすると登っていった。
特に問題なく潜入に成功する。

10へ

 

 

 

 

 

 

君は堂々と正門からの潜入を選択した。
しかし当然の如く、夜中とはいえ正門には屈強な門番が構えているはずだ。
今の君に、何か策はあるだろうか。

→厳鉄を連れている 4へ
→既に門番は倒している 5へ
→いずれにも当てはまらない 26へ

 

 

 

 

 

 

君と厳鉄は示し合わせて、門の左右に構えていた門番二人へと同時に飛びかかった。
二人で掛かれば造作もない。
両方とも声をあげる間もなく一瞬で締め上げた。成功だ。

ここは城の一階、正門前の中庭である。
ところどころに松明が焚かれ、多くの足軽たちが銘々に酒を飲むなり博打を打つなり眠るなりの野営をしていた。
君と厳鉄は茂みの陰に隠れつつ、その大まかな兵力を確認していく。
君は貴重な情報のひとつ【敵兵の総数】を手に入れた。
これは最後のお館様への報告時に必要となるので、忘れずよく覚えておくこと。
さて、次はどうするか。

→城の内部へ潜入する 6へ
→一旦、城の外へと脱出する 24へ

 

 

 

 

 

 

まだ門番がいなくなったことは気付かれてはいないようだった。
君は無人の正門を再び通過していく。
相変わらず中庭は松明で明るく、人もまだまばらだが動いている。
君は見つからないよう茂みの影をうまく伝いつつ、城の入り口まで辿り着いた。

→城の内部へ潜入する 6へ
→一旦、城の外へと脱出する 24へ

 

 

 

 

 

 

君は城の内部、一階へと潜入した。
さぐりを付けて内部を捜索するうちに、食料や水瓶が収められた蔵はすぐに見つかった。
その詳細な量を君は漏らさず記憶していく。
君は貴重な情報のひとつ【兵糧の備蓄量】を手に入れた。
これは最後のお館様への報告時に必要となるので、忘れずよく覚えておくこと。

一通り調べた後に、君はそのまま城の二階へも足を踏み入れる。
そこはどうやら、多くの部屋が上級幹部どもの寝室になっているようだった。
近くの襖の一つを開けて中を覗いてみれば、高いびきで眠りこけている間抜けの姿が見てとれた。
残らず暗殺して回ろうかとも考えたが、万一下手を打って騒がれてはそれまでだ。
大事の前の小事。出過ぎた仕事は控えることとする。
この静かな階を、君はもっと詳しく調べるか。
またはすぐに次の階へと移動してもよい。

→二階をもっと詳しく調べる 7へ
→すぐに三階へ登る 10へ
→一階へ戻り、一旦、城の外へと脱出する 24へ

 

 

 

 

 

 

物音ひとつしない静かな廊下を、そろりそろりと進んでいく。
さて、今の君はどちらの弟分を連れているだろうか。

→巌鉄を連れている 9へ
→小助を連れている 8へ
→どちらも連れていない 15へ

 

 

 

 

 

 

「兄貴、ここはオイラに任しといてくれよっ!」
隠密の業が得意な小助が、忍び足でするすると廊下の奥へと消えていった。
しばらくして戻ってくると、何やら興奮したようにまくしたてる。
「この階の真ん中あたりに座敷牢みたいなのを見つけたんだ。
 そこでオイラ、ものすんげぇ美人のお姫さんがいたのを見たんだよ!
 オイラ思わず声出しそうになっちまった!
 こんな戦の只中の城にいるなんてさ、きっと訳ありに違いねぇよ!」

小助に案内させて、その座敷牢へと行ってみる。
「兄貴、そこと、、、そこ、それとほら、ここも。
 あちこちうぐいす張りになってるから踏まないようにね。ほら、こっちだよ」
小助の案内で危なげなく廊下を進むと、話にあった座敷牢へと辿り着く。

暗闇ではっきりとは分からないが、中では相当に上等な着物を来たひとりの姫君が、こんな夜更けにも関わらずに眠るでもなく、ただじっと下を向いて座り込んでいた。
詳しい事情を聞くべきだろうか。
しかしもし騒がれでもすればと思うと、危険極まりない賭けでもある。

→声をかけて詳しい事情を聞く 17へ
→ここらで切り上げて三階へ登る 10へ
→一階へ戻り、一旦、城の外へと脱出する 24へ

 

 

 

 

 

 

ぎぃ!
廊下の緩い部分をうっかり踏んでしまい、音を立ててしまった。
しまった!うぐいす張りだ!
「そこにいるのは誰だっ!」
側の就寝部屋からすかさず声が飛んできた。
まずい!見つかった!

君は全力で外を目指して城内を駆け抜ける。
しかしすぐにそこかしこの襖が開き、寝間着姿の手練れどもが手に手に刀を取って君の行く手を阻んでくる。
「観念せい!」「逃げられはせぬぞ!」
今の君は、弟分の厳鉄を連れているだろうか。

→連れている 25へ
→連れていない 26へ

 

 

 

 

 

 

10

ここは城の三階である。
城の外壁には、鉄砲の筒先だけを外へと出して敵を攻撃できる小さな窓(狭間)がずらりと並んでいた。
君はその配置を詳細に記憶していく。
君は貴重な情報のひとつ【鉄砲隊の配置図】を手に入れた。
これは最後のお館様への報告時に必要となるので、忘れずよく覚えておくこと。

他にも一通り調べたが、目ぼしい物は見つからなかった。次はどこへ向かおうか。
またこの高さからならば鉤縄を使って城の城壁を伝い脱出することもできる。

→四階へ登る 11へ
→二階へ降りる 23へ
→一旦、城の外へと脱出する 24へ

 

 

 

 

 

 

11

ここは城の四階。
その上の小さな見張り櫓(やぐら)を除けば、実質は最上階となる場所である。
その襖の奥の部屋では、幹部達の重要な作戦会議が行われている最中であった。
これはまたとない好機。ぜひとも詳しい情報を得たいところだが、外からの襖越しでは、いま一つ中での会話が詳しく聞き取れない。
今の君が弟分の小助を連れていれば屋根裏へと忍び込ませられるのだが、どうするか。

→小助を連れているので屋根裏へと忍び込ませる 12へ
→諦めて四階をもっと詳しく調べる 13へ
→三階へ降りる 10へ

 

 

 

 

 

 

12

小助はするすると屋根裏へと忍び込んでいった。
半刻後、戻ってきた小助は得意げな顔で会議の詳細な内容を報告する。
近々、別の城へと兵の一部を移動させなければならないこと、その補充が来るまでは城の防備に手薄な期間が出来てしまうことが判明した。
これは領主殿がこの城へ攻め入る絶好の好機。
君は貴重な情報のひとつ【城攻めの好機】を手に入れた。
これは最後のお館様への報告時に必要となるので、忘れずよく覚えておくこと。
さて、次はどこへ向かおうか。

→四階をもっと詳しく調べる 13へ
→三階へ降りる 10へ

 

 

 

 

 

 

13

他に四階を注意深く探っていくと、とある廊下の途中に下り階段があるのを見つけた。
だが、その側ではちょうど兵士がふたり、長々と立ち話をしている。
今の君に、何か策はあるだろうか。

→厳鉄を連れているので強行突破する 14へ
→兵士が立ち去るのを隠れて待つ 23へ
→諦めて戻る 11へ

 

 

 

 

 

 

14

厳鉄と息を合わせ、一気に飛び掛かる。
あっと悲鳴をあげさせる間もなく、兵士二人を締め上げた。成功だ。
君と巌鉄は階段を降りていく。

降りた先を見回すと、そこは三階は三階でも、君がさっき調べた際には判らなかった、四方を壁に囲まれた隠し部屋のような場所であった。
戦の戦利品か何かか、値打ちのありそうな壷やら茶器、名刀や豪華な鎧兜といった、いわゆるお宝がごろごろと転がっている。
どれも持っていけば一財産にもなろうが、あいにく自分は下卑た盗賊ではない。
興味があるのは上忍への出世、ただ一点のみだ。
君は貴重な情報のひとつ【隠し部屋の財宝】を手に入れた。
これは最後のお館様への報告時に必要となるので、忘れずよく覚えておくこと。

「兄貴、こっちにもまた降りられる階段があっただよ」
厳鉄がもう一階下へと降りられる、隠された梯子階段を見つけた。
階下に誰も見張りのいないことを確認し、そろそろと梯子階段を降ろして二階へと降りる。
ここはおそらく二階の中央辺りの廊下だ。周囲にはやはり見張りはいない。
だがちょうど目の前に、こじんまりとした座敷牢があるのを君は見つけた。
興味を持った君はおもむろに近づいていく。

暗闇ではっきりとは分からないが、中では相当に上等な着物を来たひとりの姫君が、こんな夜更けにも関わらずに眠るでもなく、ただじっと下を向いて座り込んでいた。
詳しい事情を聞くべきだろうか。
しかしもし騒がれでもすればと思うと、危険極まりない賭けでもある。

→声をかけて詳しい事情を聞く 17へ
→姫君は無視して他を捜索する 23へ
→梯子階段で元来た四階まで戻る 11へ

 

 

 

 

 

 

15

では、君がこの二階を詳しく調べるのはこれで何度目だろうか。

→初めて来た 9へ
→二度目以降 16へ

 

 

 

 

 

 

16

小助に案内してもらった際の、うぐいす張りの位置はしっかり覚えている。
君は音を立てることなく、無事に座敷牢のある場所へと辿り着いた。
中の姫は、相変わらずまったく変わらぬ姿勢で俯いたままであったが、どうするか。

→声をかけて詳しい事情を聞く 17へ
→やはりこのまま引き返す 23へ

 

 

 

 

 

 

17

君は只ならぬ雰囲気を感じ、危険と知りつつも中の姫へと声をかける。
「高貴な身分の方とお見受けしました。
 よろしければ何故にこのような所へおられるのか。事情をお聞かせ願えませぬか」

姫はそこで初めて君に気付いたかのように顔を上げる。
弱々しい蝋燭の火に照らされた姫の顔を、君は見た。
その後、その姫は君に向かって何者かを問うていたのだが、君の頭はその言葉の意味をまったく理解してはいなかった。
ただただ、その声、その顔、その姿、その雰囲気一つ一つを、まるで暖かな陽の光を浴びるかのように、とうとうと夢見心地で浸りきっていたのだ。
何なのだ、この胸のざわめきは。何なのだ、この気持ちの高ぶりは。
忍びの者として生を受けて幾年月。幼き頃の母の胸の中を除いて、これほどまでに緊張を忘れ、無心になった瞬間が今まであったであろうか。

→気を取り直し、冷静に事情を聞き直す 18へ
→姫君に一目惚れをする 19へ

 

 

 

 

 

 

18

なんだかぼんやりしていた頭の霞を慌てて取り払うと、君は改めて姫の話に聞き入った。
なんでもこの地と永らく敵対する隣国の領主の元から奪われた姫君であること。
自分は人質としてここに捕えられているが、父君は自分がいるからとこの地への侵攻をそう安々と諦める性格ではとてもないこと。
明日とも知れぬ今生との別れを、ここで只々待つだけの日々であることを、姫は寂しげにとつとつと語って聞かせてくれた。
確かに可哀想な話だが、これ以上今の自分に出来ることは何もない。
姫も死ぬ前に自身の身の上を人に話せてよかったと、君に優しくほほ笑んでくれた。
君は貴重な情報のひとつ【人質の存在】を手に入れた。
これは最後のお館様への報告時に必要となるので、忘れずよく覚えておくこと。

君は捜索に戻るべく、元来た道を戻っていく。

23へ

 

 

 

 

 

 

19

「決めた、、、、、、俺は、この姫と共に生きる!俺は里を抜けるぞ!!!」

今の君は、厳鉄か小助、弟分をどちらかひとりでも連れてきているだろうか。

→連れてきた 20へ
→誰もいない 22へ

 

 

 

 

 

 

20

「いきなり何言い出すんだ?! なぁ、冗談だろ兄貴?
 里を抜けるって、抜け忍になるってことなのか?
 そんなの嫌だよ兄貴。。。。なぁ、嘘だと、嘘だと言ってくれよ兄貴ぃ!」
この危険な任務に付き合ってくれた君の掛け替えのない弟分が、信じられないといった表情で必死に今、君を説得している。
そうだ。今こいつの目の前で姫を抱えて逃げるという事は、、、、、

→やはり正気を取り戻し任務に戻る 18へ
→弟分を斬る 21へ

 

 

 

 

 

 

21

君の刀がぎらりと一閃する。迷いはまったく無かった。
掟破りを知られたからには、生きて里へ返すわけにはいかない。
いくらこれまで心安くしてきた弟分とはいえ、いざとなれば所詮は捨て駒。
君は、己の欲望のためならば、例え血を分けた親兄弟であっても笑って踏みにじれる外道が己が本性であったことを今はっきりと自覚した。

ばっと飛び散る鮮血。どさりと倒れる肢体。
辺りはたちまちむせ返るほどの死の臭いで満たされ、地獄を思わせる真っ赤な血の池の淵が、じわじわと君の足元まで這い寄ってくる。

「兄、貴、、、、どう、、、し、、、、て、、、、、、」

恨みの血涙にまみれた両の眼で、かっと君を見据えたままで弟分は事切れた。
だが君は、最後まで彼の亡骸を直視することはなかった。
まるで蟲でも踏みつぶしたかのように軽く一瞥をくれただけ。

これだ、、、!
これこそが、俺が本当に求めていた力!
何者にも縛られない、内に秘めたる欲望を全て思うがままに解き放つ、比類なき本当の強さというものを、俺様は遂に手に入れたんだ!
ハハハハハハ、、、、ウガッハハハハッッ!!!

君は、目の前の惨劇に恐怖しすでに気を失った姫を乱暴に担ぎ上げると、悪鬼のごとくに磊落な笑いを城中に響かせながら外へと飛び出したのだった。

22へ

 

 

 

 

 

 

22

外で待たせていた弟分の位置とは反対方向に、城を飛び出す。
風のようにすぐさま森の奥深くへと飛び込むと、君は高揚した心持で闇の中を風のように駆け抜けていった。
人ひとりといえど腕の中の重さなどまったく気にならない。
一時も休むことなく走り続ける。山を、谷を、やがて朝を迎えても。
このままどこまででも走り続けられそうだった。
さらば、忍びの日々よ。さらば、影の生き様よ。
誰も知らない遠くの土地で、愛する者とふたり俺は自由に暮らすのだ。
あの眩しいほどに輝く、朝日のように明るく笑い続けながら。

→愛ノ逃避行(らぶりぃえんど♪)

 

 

 

 

 

 

23

「怪しい奴!そこにいるのは誰だっ!!!」

運悪く見回りの兵士に出くわしてしまった。
たちまち城中に響き渡る笛の音。
慌てて脱出しようと、君は城内を全力で駆け抜ける。
しかし追手の数は甚大。すぐに君は包囲されてしまう。
「観念せい!」「逃げられはせぬぞ!」
今の君は、弟分の厳鉄を連れているだろうか。

→連れている 25へ
→連れていない 26へ

 

 

 

 

 

 

24

君は一旦、城の外へと脱出した。
幸いにも、まだ内部の敵は気づかれてはいない。
君にその気があれば再び潜入しても構わないがどうするか。
その際には、厳鉄か、小助か、それとも単独か、
ここで改めて連れて行く弟分を選び直す事も出来る。

→城の外壁から潜入する 2へ
→城の正門から潜入する 3へ
→隠れ里へと帰還する 27へ

 

 

 

 

 

 

25

ひとりではとても逃げ切れない包囲網だったが
背中を預けられる頼もしい厳鉄がいればそれも容易かった。
君らは無事に敵陣からの脱出に成功する。
なんとか命は取り留めたものの、こうなっては城内の捜索は残念ながらここまでだ。
君は城を後にする。
里に戻り、結果をお館様にご報告せねば。

27へ

 

 

 

 

 

 

26

む、、、無念、、、、、、
無謀な作戦を強行しようとした君は、たちまち敵兵に取り囲まれて捕まってしまった。
こうなっては、、、もはやこれまで!
君は忍の掟に従い、奥歯に仕込んだ毒薬を迷うことなく噛み砕いた。。。。。。

→任務失敗(ばっどえんど)

 

 

 

 

 

 

27

「して、今回の成果、しかと申してみよ」
今、君は里のお館様の元へと赴き、事の成果を伝えている最中である。
さて君は今回の潜入で、次の内どれだけの成果を持ち帰ることができただろうか。
その数を数えて、該当する選択肢へと進むこと。

【敵兵の総数】
【兵糧の備蓄量】
【鉄砲隊の配置図】
【城攻めの好機】
【隠し部屋の財宝】
【人質の存在】

→0~2つ 28へ
→3~5つ 29へ
→6つ全て 30へ

 

 

 

 

 

 

28

「なんじゃ、その程度の成果でよくもまぁおめおめと戻ってこられたものぢゃな!」
お館様は心底呆れたという顔で、ふふんと鼻を鳴らしただけだった。
「あの、、、、それでそのぅ、、、ご褒美の方は、、、、」
「ふん!ほれこれが褒美ぢゃ!」

ぷぴぃ~~~~~~~~~~~、ぷっ!

「むぐ!クサッ!?」
君への放屁、いや褒美は、以上であった。
まさに骨折り損のくたびれ儲け。命あっただけましといったところか。
君はがっくりと肩を落とし、とぼとぼと家路に着いたのでありました、とさ。
「もう出世は諦めて、事務方にでも転職しようかな俺。。。。。。。」

→成果絶無(のーまるえんど)

 

 

 

 

 

 

29

「ほうほう。お前にしてはなかなかの成果を上げてきたもんぢゃな。
 これなら領主殿もお喜びになるだろうて。うむ、ようやったのぅ」
お館様は満足してくれたようだ。
よしよし、これで君の上忍への出世も、また一歩近づいたに違いない。
次なる任務が君を待っている。これに慢心することなく、更なる修行に励むのぢゃ!

→成果上々(ぐっどえんど)

 

 

 

 

 

 

30

全ての成果を包み隠さず伝え終えたその矢先、お館様はぐぬぬと唸ったかと思うと、泡を吹いてひっくり返ってしまった。
「どうしたジジイ。ケツでも割れたか」
「元から割れとるわい!
里一番の問題児だった貴様が、、、、貴様が、、、、、」
やれやれ。君は渋々助け起こす。
はっと正気を取り戻したお館様は、これまで見せたことのない程の笑顔で君の背中をばしばしと叩きつつ大声で騒ぎたてたのだった。
「ようやった!この里始まって以来の大手柄ぢゃ!
 やれめでたや!皆の者、宴ぢゃ!宴の準備ぢゃ~~~~~!!」

その後、今回の任務で類まれなる成果を上げた君は、満場一致で晴れて夢だった上忍への出世を勝ち取ったのでありました。
「やったね!さっすがオイラの兄貴だぜ!」
「オラも、う、嬉しいだ、、ぶぇぇ~~~ん」
君と並んで中忍への昇格が決まった小助と厳鉄も大層喜んでいる。
「泣いてんじゃねぇぞ!いいか手前ぇら!
 これからもばりばり活躍して手柄をがしがし掻き集めっからな!
 褌引き締め直して、しっかりついて来るんだぜ!」
『へい兄貴っ!!』

→出世驀進(ぱーふぇくとえんど)